No.28 一般知識 問題 次の各文章を読んで、妥当なものには○を、妥当でないものには×をつけてください。 (制限時間:1分) 1 行政機関の長は、開示請求に係る保有個人情報に不開示情報が含まれている場合で あっても、個人の権利利益を保護するため特に必要があると認めるときは、 開示請求者に対し、当該保有個人情報を開示することができる。 2 開示請求に対し、当該開示請求に係る保有個人情報が存在しているか否かを 答えるだけで、不開示情報を開示することとなるときは、行政機関の長は、 当該保有個人情報の存否を明らかにしないで、当該開示請求を拒否することが できる。 3 未成年者又は成年被後見人が行政機関個人情報保護法に基づく開示請求を するときは、その法定代理人が本人に代わってしなければならない。 ~ 55 ~ No.28 一般知識 解答 1【○】 選択肢の通り。 不開示情報でも、行政機関の長が「開示したほうがいい」と判断したら、開示できます。 これを「裁量的開示」といいます。 【参考】行政機関個人情報保護法16条 行政機関の長は、開示請求に係る保有個人情報に不開示情報が含まれている場合で あっても、個人の権利利益を保護するため特に必要があると認めるときは、開示請求者に 対し、当該保有個人情報を開示することができる。 2【○】 選択肢の通り。 その情報があるかないかを答えるだけで、開示することになるときは、 「その情報があるかないかは答えられません」と拒否できます。 【参考】行政機関個人情報保護法17条 開示請求に対し、当該開示請求に係る保有個人情報が存在しているか否かを 答えるだけで、不開示情報を開示することとなるときは、行政機関の長は、 当該保有個人情報の存否を明らかにしないで、当該開示請求を拒否することができる。 3【×】 「本人に代わってしなければならない」が×。 「本人に代わってすることができる」にすると○。 未成年者や成年被後見人も、自分で開示請求できますし、代わりに法定代理人がすることも できます。 【参考】行政機関個人情報保護法12条2項 2 未成年者又は成年被後見人の法定代理人は、本人に代わって前項の規定による開示の 請求(以下「開示請求」という。)をすることができる。 ~ 56 ~
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