PH3060 音楽科教育法2 担当教員 阪井 恵 受講方法 使用テキスト RT/SR 配本年度 『最新 中等科音楽教育法〔改訂版〕 中学校・高等学校教員養成課程用』中等科音楽教育研究会(音楽之友社) 2012 年度~ 科目概要 中学校音楽科、高等学校芸術科音楽の授業を担当するために必要な、知識と指導技術の基礎を学ぶ。中学校、 高等学校の学習指導要領における当該教科の内容をよく理解する。日本の伝統的な音楽(特に歌唱法)を教材とし て扱うために必要な基礎技能と知識を学ぶ。 学習上の目標 ■ 科目の到達目標 1.学習指導要領が示している中学校音楽科、高等学校芸術科音楽の内容を、全体的な流れとしてつかむ。 2.7 曲の歌唱共通教材曲を歌いこみ、歌詞・音楽ともに研究して、それらを指導する場面のイメージを持つ。 3.日本の伝統的な音楽(特に歌唱)を、中学校・高等学校における授業で、如何に扱うかを知る。 ■ 科目の学習要点事項 1.中学校音楽科、高等学校芸術科音楽の内容の理解 2.音楽的な知識と技能の、指導場面への応用 3.日本の伝統的な音楽(特に歌唱法) 参考文献 ①『中学校学習指導要領解説 音楽編』文部科学省 ②『高等学校学習指導要領解説 芸術編 音楽編 美術編』文部科学省 ③『よくわかる日本音楽基礎講座』福井昭史(音楽之友社) 検定教科書購入のお勧め 中学校・高等学校一種(音楽)免許状の取得を目指すための学習なので、「音楽科教育法2~4」に進むに当たり、 中学校の検定教科書(音楽)を1セット購入し、一覧しながら授業のイメージをつくってみることを勧めます。平成 28 年度から教科書が変わるので、28 年度 5 月以降、教科書販売店(各都道府県にあります。調べてください。)で購入 をお願いします。音楽は2つの会社が検定教科書を作成していますが、教育芸術社の『中学生の音楽1』『中学生 の音楽2・3上』『中学生の音楽2・3下』『中学生の楽器』を勧めます。4 冊で 1 セットと考えてください。価格は 4 冊で 1000 円程度です。(若干値上がりするかもしれません。)不明点は質問用紙にてお問い合わせください。 1 評価基準 ■レポート評価 中・高の音楽指導の内容と系統性を、鳥瞰的に理解していれば合格。2つの領域のもとに、4つの活動分野があるこ とを、はじめにきちんと押さえること。 ■科目終了試験評価 7つの歌唱共通教材曲を良く学び、特に「赤とんぼ」「浜辺の歌」「夏の思い出」について、指導案(略案)を書けるよ うにしておくこと。教科書 p192~p195 をよく見ておくこと。 1.題材名 2.指導内容 3.題材の目標 4.教材 6.題材の評価基準 7.指導と評価の計画(2 時間扱いとする) (注:5の題材設定の理由は省略してよい) 以上の内容を、書かせる問題を出題する。この書式にのっとって、授業の実際が考えられていれば合格。 2
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