平成 28 年度被災地口腔ケア推進事業業務委託仕様書１目的東日本大震災津波による被災者を対象として、応急仮設住宅集会所等を定期的に巡回し、歯科健診、歯科相談及び口腔ケア等の歯科保健活動を実施することにより、被災住民の歯及び口腔の健康の維持増進を図ることを目的とする。２実施期間契約締結日から平成 29 年３月 31 日まで３委託業務内容応急仮設住宅等の住民等を対象とした歯科健診、歯科相談及び口腔ケア等の歯科保健活動の実施 (1) 対象地域沿岸３市町（大船渡市、陸前高田市、大槌町）及びその他要望のある応急仮設住宅設置市町村 (2) 実施場所及び実施箇所数対象地域の応急仮設住宅集会所等年間 110 箇所程度 (3) 対象者応急仮設住宅入居者等 (4) 実施内容歯科医師１名、歯科衛生士等２名程度を１チームとして応急仮設住宅集会所、談話室等を巡回し、被災住民を対象に下記の歯科保健活動を実施する。 ① 歯科健診被災住民のむし歯、歯周病等の歯科疾患を早期に発見し、早期に治療すること等を目的として、歯科健診を実施する。 ② 歯科相談被災住民の歯及び口腔の痛み、悩み等の解消を目的として、歯科相談を実施する。 ③ 歯口清掃指導被災住民の口腔衛生の向上を目的として、歯ブラシ、歯間ブラシ等による歯口清掃指導を実施する。 ④ 乳幼児及び児童に対する間食指導乳幼児及び児童のむし歯予防を目的として、間食指導を実施する。 ⑤ 高齢者に対する口腔ケア高齢者の誤嚥性肺炎等の予防を目的として、口腔ケアを実施するとともに、介護者に対する口腔ケアの実技指導を行う。 ⑥ 普及啓発口腔ケアの重要性等の周知を目的として、リーフレットの配布等による普及啓発を行う。 ⑦ その他被災住民の口腔衛生の向上を目的として、①～⑥以外の歯科保健活動を実施する。 (5) その他 ① 委託業者は、巡回計画、実施内容等について関係市町村、関係機関等と協議したうえで本事業を実施する。 ② 委託業者は、定期的に実施結果を当該市町、当該市町村を管轄する保健所及び岩手県保健福祉部健康国保課に報告する。４事業完了報告この事業が完了した場合は、平成 29 年 3 月 31 日までに事業実績報告書を作成し、提出すること。