福井県情報セキュリティクラウド導入に係る情報提供依頼 (RFI)実施要領 1.実施趣旨 本情報提供依頼は、福井県および県内市町が共同で構築し利用するための「福井県 情報セキュリティクラウド」について、広く関連情報や資料の収集を行うために実施 するものです。 2.概要 総務省では、昨今のセキュリティ事案などを受け、「自治体情報セキュリティ対策 検討チーム」を設置し、平成27年11月に「新たな自治体情報セキュリティの抜本 的強化に向けて」を取りまとめ、 『組織体制の強化』 『インシデント連絡ルートの多重 化および即応体制の整備』『インターネットリスクへの対応』などの緊急対策を打ち 出してきたところです。 特に、『インターネットリスクへの対応』については、県および市区町村が共同で インターネット接続ポイントを集約し高度な情報セキュリティ対策を講じる『自治体 情報セキュリティクラウド』を構築することとされています。 本県としても、福井県電子自治体推進協議会内にセキュリティクラウド部会を設置 し、「福井県情報セキュリティクラウド」の導入に向けて検討を行っているところで す。 このため、「福井県情報セキュリティクラウド」の検討にあたり、別紙「福井県情 報セキュリティクラウド要求仕様書(案)」(以下、「仕様書(案)」という。)に提示 する要件を踏まえた機能の仕様、主な機器構成、運用案、構築・整備費および運用経 費(概算)などの提案、仕様書(案)への意見、資料提供等を依頼するものです。 3.依頼内容 3.1.提案書 様式は自由とします。 提案書は、仕様書(案)が要求する機能および内容を網羅した内容としてください。 提案する内容は、仕様書(案)に比べて同等以上としますが、セキュリティレベル の向上や可用性向上、運用経費の削減となるような機能構成や運用方法等についても 提案をお願いします。 提案には必ず次の項目を含めてください。 ① システム構成 ② ネットワーク構成 ③ 機能にかかる提案 ④ 運用にかかる提案 ⑤ 非機能要件(可用性、拡張性、信頼性、運用性、セキュリティ等の概要) 3.2.概算費用 上記提案書にかかる整備・構築費および運用経費について、詳細な内訳を記載した 見積書(様式1)を提出してください。 3.3.前提条件 提案書にかかる前提条件、参加団体側での制限事項や前提条件がある場合は、提案 書とは別葉にして提出してください。 3.4.検討事項にかかる提案書 次に掲げる事項は、福井県情報セキュリティクラウドを検討しているセキュリティ クラウド部会において検討事項となっているものです。 これらの項目に対する貴社の考えおよび提案について、3.1.提案書とは別葉に して、それぞれの項目について提案書を提出してください。 3.4.1.LGWAN接続ファイアウォールのログ監視 LGWAN接続ファイアウォールのログ監視に関し、行った場合のメリット・デ メリット、導入に関する貴社の提案および、提案にかかる3.2.概算費用で示し た金額の増減を記載してください。 3.4.2.振る舞い検知機器(Web) (mail) 二重投資などを防止する観点から、振る舞い検知機器(Web)(mail)を 参加団体で独自に導入した場合とセキュリティクラウド側で導入した場合のメリ ット・デメリットおよび、これを踏まえた貴社の提案および3.2.概算費用で示 した金額の増減を記載してください。 3.4.3.URLフィルタ機器 二重投資の防止および運用のしやすさなどの観点から、 『セキュリティクラウド側でのURLフィルタはブラックリストによるフィル タリングだけに限定し、参加団体がそれぞれ設置するURLフィルタ機器で参 加団体ごとの詳細設定を行う』パターン 『セキュリティクラウド側で参加団体ごとに詳細設定を行う』パターン の2つのパターンについてメリット・デメリットを比較したうえで貴社の提案およ び3.2.概算費用で示した金額の増減を記載してください。 3.4.4.SOCサービス 福井県情報セキュリティクラウドの要はSOCサービスによる高度な監視によ る早期検知および早期対処にあると考えています。 SOCサービスが提供するサービス内容について、提供される機能の概要および 費用について記載してください。 例えば、提供されるサービスが松コース・竹コース・梅コースとレベルが3種類 ある場合には、それぞれのコースのサービス内容をおよび費用を記載してください。 3.4.5.メール無害化サービス 情報システム強靭化対策で各自治体に導入が要請されているメール無害化サー ビスについて、貴社が考えるメール無害化の内容、参加団体が独自に導入した場合 とセキュリティクラウドで導入した場合のメリット・デメリット、これを踏まえた 貴社の提案および3.2.概算費用で示した金額の増減を記載してください。 4.実施期間 平成28年4月13日(水)~平成28年5月9日(月) 5.説明会の開催 本RFIに関する説明会は開催しない。 問合せ等は、12.1.連絡先まで行うこと。 6.RFI回答の可否および連絡担当者の通知 本RFIにご回答いただける場合は、平成28年4月28日(木)17時までに、 12.1.連絡先まで次の事項をお知らせください。 件名:福井県情報セキュリティクラウドRFI連絡担当届 記載内容:貴社名、連絡担当者(部署名、役職、氏名、電話番号、メールアドレス) 7.資料について 本実施要領および仕様書(案)等については、適切に取扱い、本RFIに基づく情 報提供完了後は、速やかに適切な方法により廃棄し、他の目的には使用しないでくだ さい。 8.質問 本RFIについて質問がある場合は、質問票(様式2)により、12.1.連絡先 まで電子メールにて提出してください。 受付期間:平成28年4月28日(木)17時まで 件名は、 「福井県情報セキュリティクラウドRFIに関する質問」としてください。 9.提案資料の提出 本RFIに対する提案資料の提出は、12.1.連絡先まで電子メールにて提出し てください。 提出期限:平成28年5月9日(月)17時まで 件名は、「福井県情報セキュリティクラウドRFIに関する提案書」としてくださ い。 10.プレゼンテーションの実施 本RFIへの提案に関し、プレゼンテーションを実施する場合がありますので、そ の際はご協力をお願いします。 日時:平成28年5月中旬を予定 場所:福井県庁舎内を予定 11.提案資料の取扱い 提出された提案資料は返却しません。 本RFIに関する提案書は、当該目的以外には使用しません。また、今後の調達の 選考等についても一切関係ありませんので、ご了承ください。 12.その他 12.1.連絡先 〒910-8580 福井県 福井県福井市大手3丁目17-1 総合政策部 政策統計・情報課 情報システムグループ 担当:角、門前、伊原 電話番号:0776-20-0267 メールアドレス:[email protected] 12.2.注意事項 本RFIに要する費用は、事業者の負担とします。 提出いただいた提案内容について、後日、質問等を行う場合がありますので、ご協 力をお願いします。
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