(子どもの貧困支援員)業務委託仕様書[PDF:195KB]

浦添市てだこ未来応援員(子どもの貧困対策支援員)
事業に係る業務委託仕様書
1.事業の目的
子どもの貧困対策事業を推進するにあたり、浦添市てだこ未来応援員(以下「応
援員」という。
)は子どもの貧困に関する各地域の現状を把握し、より良い支援に繋
げるための調整を行うとともに、居場所の担い手の確保、新たな居場所づくりの準
備等、その役割は極めて重要である。本事業は、応援員を配置するとともに、浦添
市てだこ未来統括応援員(以下「統括応援員」という。)は、専門的な立場でサポー
ト・コーディネートをし、応援員の育成強化を図ることにより、本市における貧困
の状態で暮らす子どもが安心・安全な場所を確保しながら日常生活の習慣形成や
様々な課題を解決し、明るい将来に向け自立できる手助けを目的とする。
本仕様書において、浦添市(以下「甲」という。)と受託者(以下「乙」とい
う。)とする。
2.期 間
契約締結日から平成 29 年3月 31 日まで
3.業務実施体制
乙は、本事業を指導・管理を行う統括応援員1名、応援員 11 名、計 12 名を常勤
として配置する。ただし、本市と契約後速やかに乙の両者で選任し、応援員を配置
する。
(応援員報酬・費用弁償については、浦添市生活保護子ども健全育成支援嘱託
員の月額 200,000 円、一日当たり 700 円に準ずる。
)
※統括応援員は、福祉分野・児童健全育成分野に精通しており、専門的な立場で支
援員をサポート・コーディネートができる者とする。
4.業務の実施場所及び時間
統括応援員は主に事務所内で勤務、応援員は主に配置された担当地域で勤務する
ものとし、勤務時間は平日 8:30~17:15 とする。その他必要事項については甲と
乙が協議して定める。
※事務所については市役所内とする。
5.業務内容
「沖縄子供の貧困緊急対策事業補助金実施要領」(別紙)3.事業の内容(1)①
を効果的・能率的に実施できるよう、サポート・コーディネート及び研修等を実
施する。
(1)統括応援員の役割
・応援員を統括する。
・統括応援員は、応援員に専門的な助言・アドバイスを行い、「沖縄子供の貧困
緊急対策事業」推進のためのコーディネートを行う。
・学校や地域等、関係機関との情報交換の場の運営を図る。
・地域の実情に応じて、応援員の養成・技術向上のための研修を行う。
(2)上記に掲げるもののほか、業務に必要な事項を行う。
※応援員とは、児童福祉司、社会福祉士、社会福祉主事等のいずれか、又は児
童福祉、児童健全育成に関する現場で1年以上の経験等がある者で以下の業
務を行う。
・担当地域の対象者の掘り起しを行い、支援に繋げるための調整を行う。
・子どもの居場所づくり(地域の実情に応じて、学習支援型、子ども食堂型、
キャリア形成型)の準備等や居場所の担い手を確保し、居場所の設置を行
う。
・学校や地域等、関係機関との情報交換等を行う。
6.予算限度額
47,677,000 円以内(消費税及び地方消費税相当額を含む)
「沖縄子供の貧困緊急対策事業補助金実施要領」(別紙)5.費用(1)を参照
の上、必要経費を計上すること。(見積額は 11 か月分で、計上すること。
)
7.実施状況の報告等
(1)乙は、当月に係る事業の活動状況等を翌月 10 日までに甲に報告すること。ま
た、応援員の報酬等の支払い状況の報告も行うこと。
(2)本事業完了後、30 日以内に下記の書類を浦添市長あてに提出すること。
・業務完了報告書
・収支精算報告書
・実績報告書
8.業務の再委託の禁止
乙は、業務の全部または一部を、第三者に再委託することができないものとす
る。ただし、必要があると認められた場合、予め甲に承認を受けた時はその限りで
はない。
9.個人情報の取り扱い
乙が業務を行うにあたり個人情報を取り扱う場合は、浦添市個人情報保護法条例
(平成 11 年 9 月 28 日条例第 15 号)を遵守し、その取り扱いに十分に留意し、漏
えい、滅失及び棄損の防止、その他個人情報の保護に関し、必要な措置を講じなけ
ればならない。
10.守秘義務
乙は、業務を行うにあたり、業務上知り得た情報を他に漏らし、または自己の利
益のために利用してはならない。また、業務終了後も同様とする。
11.事故の取り扱い
乙は、本業務中における事故の予防及び発生した事故について必要な措置を講じ
なければならない。(保険等に加入し対策をとること。)ただし、甲の責に帰すべき
事由により生じたものについては、甲が必要な措置を講じなければならない。
12. その他
(1)苦情対応
事業実施に係る苦情等は、原則として乙で対応すること。ただし、甲に引き継
ぐ必要があるものは、速やかに引き継ぐこと。
(2)定めのない事項
本仕様書内容に定めるもののほか、業務の実施に関して必要な事項は、甲と乙
双方が協議の上、決定するのもとする。