平成23年度決算による市の健全化判断比率等 平成 23年度

2,752百万円
公共資産整備収支
△551百万円
物にかかるコスト
3,177百万円
投資・財務的収支
△1,843百万円
期首歳計現金残高
772百万円
期末歳計現金残高
960百万円
移転収支的なコスト
その他のコスト
経常収益
地方税などの収入による経常的収
支額は2,582百万円となっており、公共
資産整備収支、投資・財務的収支の不
足額2,394百万円を補てんしています。
純経常行政コスト
5,631百万円
269百万円
595百万円
11,234百万円
経常行政コストの合計額は11,234
百万円となっています。内訳をみると移
転収支的なコストが最も大きく社会保
障給付費や特別会計への繰出金など
への負担が大きいことがわかります。
純資産変動計算書
貸借対照表とは、年度末時点において、市の資産とその資産を
どのような財源(負債・純資産)
で賄ってきたかを表したものです。
市の純資産がどのように増減したか
を表したものです。 負債
(将来世代の負担する金額)
公共資産
47,096百万円
固定負債
16,265百万円
投資等
3,192百万円
流動負債
1,581百万円
流動資産
2,270百万円
負債合計
17,846百万円
財政調整基金
1,116百万円
歳計現金
960百万円
その他
194百万円
資産合計
純資産
(現世代がすでに負担した金額)
純資産合計
34,712百万円
52,558百万円 負債・純資産合計 52,558百万円
市民1人あたりの貸借対照表では、資産の合計は1,405千円と
なります。一方で、将来世代の負担する負債額は477千円。
また、
現世代が既に負担した純資産額は928千円となっています。
❼ 2012. 12. 1
期首純資産残高
当初変動高
臨時財政対策債等
51億4,623万9千円
(33.9%)
その他
期末純資産残高
151億5,365万
2千円
農林水産業債
11億1,062万7千円
(7.3%)
土木債
50億4,337万6千円
(33.3%)
34,420百万円
292百万円
11,595百万円
△69百万円
34,712百万円
期末純資産残高が、期首純資産残
高から292百万円増加しています。本年
度は、純経常行政コストを市税などの
一般財源および国県補助金で賄うこと
ができた状態であったことがわかりま
す。
23
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教育債
衛生債 15億7,000万円
(10.4%)
民生債
2億8,418万9千円
(1.9%) 11億1,922万6千円(7.4%)
※各事業の区分は次のとおりです。
◉総務債 ……………… 公有財産など
◉土木債 ……………… 住宅、道路、公園など
◉教育債 ……………… 学校、文化施設など
◉衛生債 ……………… 保健センターなど
◉民生債 ……………… 保育園、老人福祉施設など
◉農林水産業債 ……… 漁港、
クリークなど
◉臨時財政対策債等 … 地方交付税の振替制度として財源不足を補うための特例債など
23
平成23年度決算による市の健全化判断比率等
平成19年6月に公布された
「地方公共団体の財政の健全化に関する法律」
の規定により、地方公共団
体は毎年度、決算に基づいて健全化判断比率などを算定し、監査委員の審査に付したうえで、
その意見
を付けて議会に報告するとともに、市民のみなさんに公表することになりました。
大川市は国が示している早期健全化の基準を下回っており、
また、地方公営企業の資金不足も生じて
いません。
【用語解説】
健全化判断比率
実質赤字
比率
連結実質
赤字比率
実質公債費
比率
将来負担
比率
大川市
−
−
10.7%
114.0%
早期健全化基準
13.74%
18.74%
25.0%
350.0%
財政再生基準
20.00%
30.00%
35.0%
純経常行政コスト △11,234百万円
財源調達
市債
現在高
◉その 他 ……………… 消防施設、災害復旧など
貸借対照表
資産
(市が保有する資産)
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23
長期借入金の状況︵市債の現在高︶
人にかかるコスト
総務債
4億9,420万円(3.3%)
平成 年度末市債の現在高は、
151億5365万2千円で、
これを平成
年度末人口で割ると、住民1人当り 万6千円程の借金となります。市債には、
投資的経費の世代間負担の公平という役割がありますが、
一方でその返済が将来
の世代の大きな負担にならないよう適正に運用を行う必要があります。
市債の現在高を目的別に見ると土木債が最も多く、次に教育債で、
これらが
全体の ・7%を占めています。
2,582百万円
その他
3億8,579万5千円(2.5%)
目的別内訳
経常的収支
平成 年度決算による大川市の財務4表
11,829百万円
市では、現行の会計制度に基づく決算の公表に加えて、企業会計的手法の導入
経常行政コスト
により、
資産や負債等のストック情報や行政サービスの提供により発生したコスト
市の経常的な活動に伴うコストと行
政サービスの利用による使用料や手数
料などの収益を表したものです。
情報などを表した普通会計分の財務4表を総務省の基準により作成しました。
現金の流れを示すものです。市がど
のような活動に資金を必要としている
かを表したものです。
188百万円
当期収支
特 別 会 計︵ 上 水 道 事 業 会 計を 含む︶、
一部 事 務 組 合および地 方 公 社・第3セク
行政コスト計算書
ターを含めた大川市の連結財務4表は、
後日ホームページに掲載します。
資金収支計算書
※実質赤字額および連結実質赤字額がないため
「−」
で表示していま
す。
資金不足比率
特別会計の名称
資金不足比率
上水道事業会計
−
下水道事業会計
−
経営健全化基準
20.0%
※資金不足比率がないため
「−」
で表示しています。
実質赤字比率……一般会計等を対象と
した実質赤字の標準財政規模に対す
る比率
連結実質赤字比率……全会計を対象と
した実質赤字の標準財政規模に対す
る比率
実質公債費比率……一般会計等が負
担する元利償還金等の借金の返済額
の標準財政規模に対する比率
将来負担比率……一般会計等が将来
負担すべき実質的な負債の標準財政
規模に対する比率
標準財政規模……地方公共団体の標
準的な状態で通常収入されると見込
まれる経常的一般財源の規模
2012. 12. 1 ❻