障害者就労支援事業(就労支援者養成・派遣事業)実施団体募集要領 1 目的 福祉施設の職員を対象に、障害者就労支援者として養成するため、就労支援 に必要な知識を習得するための研修を開催するとともに、障害者が職場に適応 して働き続けられるよう、支援要請がある障害者や事業所へ就労支援者を派遣 する事務を行う事業実施団体を公募する。 2 実施団体 この事業は、社会福祉法人、特定非営利活動法人(NPO法人)、株式会社 等であって、適切な事業運営ができると認められるものに委託し実施する。 3 事業内容 実施団体が行う事業内容は、次のとおりとする。 (1)就労支援者の養成研修 障害者が職場の習慣や人間関係、作業内容に適応して働いていけるよう 支援する専門家として養成するため、就労支援者としての知識を習得する研 修を開催する。 ア 研修場所 受託団体が指定する場所とする。 イ 研修期間 6日間以上 ウ 養成研修カリキュラム 就労支援に必要な知識を習得するための内容とし、別紙のカリキュラ ムを参考とすること。 エ 受講定員及び資格 ・30人以上 ・福祉施設を運営する法人の長からの推薦がある者。 ・所属する法人に1年以上勤務していること。 ・同一施設からは、原則として2名以内とする。 ・研修終了後、県の就労支援者として継続的に派遣が行える者。 オ 講師 講師は、学識経験者、障害者多数雇用企業の経営者、医師など障害の 特性を熟知している者や就労支援関係機関の職員などとする。 (2)就労支援事業 支援要請のある障害者や事業所等に研修修了者(平成 28 年度研修修了者 及び 19・20・21・27 年度研修修了者等、県が指定する者。)を就労支援者 として派遣する。 ア 派遣 事業実施団体は、就労支援計画を作成のうえ、研修修了者を障害者や 事業所への助言・相談するために派遣する。 イ 派遣要請申し込み 事業実施団体を通じて、派遣要請する。 ウ 派遣回数 350回以上 ただし障害者 1 人あたり、15回を限度とする。 なお、就労支援者等の派遣回数に応じ、所属する法人(福祉施設)に 対し受託事業者が謝礼及び交通費を支払うこととする。謝礼の1日分 の支給額は4,100円とする。交通費については、実費支給とし、 自家用車の場合は 1km あたり25円とする。 4 委託期間 委託契約の日から平成29年3月17日までとする。 5 委託金額 委託金額は、2,888千円(消費税等含む)を上限とする。 6 応募資格 応募の資格者は、次の全ての要件を満たす者とする。 (1)地方自治法施行令(昭和 22 年政令第 16 号)第 167 条の 4 の規定に該当 しないものであること。 (2)平成 28.29 年度入札参加資格者名簿の「大分類 3.役務の提供等」に登録 され、取扱業務内容が「中分類 16.その他の業務委託等」の愛知県に事業所を 有するもの。 (3)障害者雇用促進の観点から、障害者雇用率 2.0%(平成 27 年 6 月 1 日現 在)を達成していること。 (4)財政的基礎が健全に確立されていること。 (5)代表者が成年被後見人、被保佐人又は破産者でないこと。 (6)国税及び地方税を滞納していないこと。 (7)宗教活動や政治活動を主たる目的とする団体でないこと。 (8)暴力団もしくは暴力団員の統制の下にある団体でないこと。 (9)総勘定元帳及び現金出納簿等の会計関係書類及び、労働者名簿、出勤簿、 賃金台帳等の書類を整備していること。 (10)愛知県から、製造の請負、物件の買い入れその他の契約にかかる資格停 止措置を提案書受付期間に受けていないこと。 7 応募期間 平成 28 年 4 月 8 日(金)から平成 28 年 4 月 22 日(金)午後 5 時まで 8 応募方法等 (1)説明会の開催 ア 開催日時 平成 28 年 4 月 13 日(水)午後 1 時 30 分から午後 2 時 30 分まで イ 開催場所 愛知県西庁舎 第 12 会議室(⒉階) 名古屋市中区三の丸3−1−2 ウ 参加申込 下記により電子メール又はFAXにて平成 28 年 4 月 12 日(火)午後 5 時までに申込むこと。参加人数については、1事業所2名までとする。 ※ 本説明会への参加は、応募の必須条件ではないが、応募希望予定者は できる限り出席すること。 (ア)電子メール タイトルは「障害者就労支援事業(就労支援者養成・派遣事業)」と し、本文中に以下の情報を記載して、≪[email protected]≫宛に 電子メールを送ること。 ・貴社名、所属 ・参加人数、参加者氏名 ・連絡先(電話番号、メールアドレス) (イ)FAX 様式2に記載の上、愛知県産業労働部労政局就業促進課 高齢者・ 障害者雇用対策グループに送付すること。 FAX番号 052−954−6927 (2)企画提案書の提出 当事業の受託を希望される方は、下記により企画提案書を提出すること。 ア 提出書類 ・障害者就労支援事業企画書 (別添様式1) ・障害者雇用状況報告書の写し ・「公正採用選考人権啓発推進員設置確認書」(該当有のみ) ・添付資料 (事業者の概要が分かる資料:パンフレット、決算報告書<直近 2 年分>) イ 提出部数 各8部 ウ 提出期限 平成 28 年 4 月 22 日(金)午後5時(必着) ※提案書に不備等があり、提出期限までに整備できない場合は、当該企 画提案書は無効とし、書類は返却しない。なお、郵送の場合は、提出 期限の午前中に愛知県庁に必着のこと。 エ 提出方法 持参又は郵送にて提出。 (3)提出書類の取り扱い ア 企画提案に係る費用は、応募者の負担とする。 イ 提出書類は返却しない。 ウ 企画提案は 1 事業者 1 提案とする。 エ 提出された書類の内容については、提案者の承諾なしに他に利用する ことはない。 (4)問い合わせ及び提出先 〒460−8501 名古屋市中区三の丸三丁目1番2号 愛知県産業労働部労政局就業促進課 担 当 吉田 電 話 052−954−6367(ダイヤルイン) FAX 10 高齢者・障害者雇用対策グループ 052−954−6927 選定事業者数 1者 11 提案の審査・選定等 (1)審査方法 提出された企画提案書について、形式審査を行った後、別途設置する選 定委員会において審査を行い選定する。 ただし、提案書が 3 件を超える場合は、選定委員会での審査に先立ち、 書面による予備審査を行う。(選定委員会と同様の基準にて審査)。 審査委員会は非公開とし、審査の経過等に関する問い合わせには応じな い。 ア 選定委員会における審査 ・提案書に基づく書面審査及び、提案者によるプレゼンテーションによ り行う。 ・プレゼンテーションは、提案書で行う。1者 15 分。パソコン及びプロ ジェクター等の使用不可。 ・説明終了後に質疑応答を 10 分程度行う。 ※ プレゼンテーションの日時は、別途連絡する。 (2)選定基準 選定委員会においては、以下の項目について評価し、総合的な審査を行 う。 ア 事業の基本方針、目標、スケジュール ・事業の趣旨を理解しているか。 ・実現性はあるのか。 ・全体スケジュールは適切か。 イ 事業の実施体制 ・実施に係る従事者数、役割分担は適切か。 ウ 事業実施内容 ・具体的な実施内容であるか。 ・実現可能か。 ・効果は優れているか。 エ 見積経費について ・見積経費項目、金額は適切か。 オ その他(加算) ・愛知県ファミリー・フレンドリー企業への登録の有無 ・公正採用選考人権啓発推進員設置の有無 それぞれ有の場合は加算各 2 点とする。 (3)審査結果の通知 審査結果については、全提案者に対して文書で通知する。なお、審査結 果は愛知県情報公開条例に基づく開示請求があった場合には、開示の対象 となるが、選定委員会は非公開のため、審査の経過等に関する問い合わせ には応じられない。 (4)契約 選定された者と県は、企画提案の内容を基にして、業務に履行に必要な 協議、調整を行い、協議が整ったうえで契約を締結する。ただし、協議等 が整わない場合は、次点者が改めて県と協議等を行うこととする。 12 スケジュール(予定) 平成 28 年 4 月 13 日 説明会の開催 平成 28 年 4 月 22 日 企画提案書の提出期限 平成 28 年 5 月上旬 プレゼンテーションによる審査 平成 28 年 5 月下旬 委託先の決定、契約、業務開始 平成 29 年 3 月 17 日 事業完了 13 その他 (1)企画提案書提出後に辞退する場合は、辞退理由等を記載した辞退届(様 式自由)を提出すること。 (2)次の各号に該当した場合、企画提案者は失格となる場合がある。 ア 提出書類に明らかな不備があった場合、虚偽の内容が含まれていた場 合、若しくは指示内容に違反があった場合。 イ 県職員又は当該企画競争関係者に対して、当該企画競争に関わる不正 な接触の事実が認められた場合。 ウ この応募に参加した者が業務委託に係る競争入札等参加停止を受ける こととなった場合。 (3)委託事業の開始から終了までの間、事業実施方法や進捗状況の確認等、 事業の円滑な実施のために、定期的に県と連絡調整を行うこと。
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