多核種除去設備(既設ALPS) 配管フランジ部からの滴下の

多核種除去設備(既設ALPS)
配管フランジ部からの滴下の調査結果
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参
考
資
料
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2 0 1 6 年 4 月 1 3 日
東京電力ホールディングス株式会社
概要
2016年3月25日に多核種除去設備A系の配管フランジ部から滴下が発生
当該フランジ部について、3月28日にフランジ部の開放点検を実施し、ガスケット
の犠牲陽極部分に溶出を確認。犠牲陽極部分の溶出に伴い滴下が発生したもの
当該フランジ部は、塩酸注入点の近傍であること、系統停止時に長期間(約1ヶ月)
水抜きされた状態であったことから、塩酸(原液)が系統保有水で希釈されず長期間
接液することによりガスケットの犠牲陽極部分の溶出が加速したと推定
フランジ部には有意な腐食等なし
(H27.8点検時と同等)
北
吸着塔スキッド2
吸着塔 吸着塔 吸着塔
4A
3A
5A
漏えい
検知器用
の升
吸着塔
2A
吸着塔スキッド3
吸着塔 吸着塔 吸着塔
7A
8A
6A
滴下発生箇所
pH計スキッド
吸着塔
9A
受けパン
滴下した水
溶出が大きく当該箇所から
滴下が発生したと推定