第163回水道技術管理者協議会(2月9日) はじめに、議題として「①事業体独自の設計指針、工事共通仕様書等の作成」、「②廃止・ 休止施設の取扱い」 、 「③給水装置工事基準の統一」、「④残留塩素濃度の低減化及び平準化の 取組」 、 「⑤ RC 池状構造物の防食対策」について意見交換を行った。 また、事務局より「JWWA 規格改正」 、 「水道施設事故事例検討専門委員会」、「配水管工 技能講習会の実施予定」について報告を行った。 水道施設耐震技術研修会(大阪会場:2月9日~10日) 水道事業において重要な課題となっている水道施設の耐震化について、実務に活用できる 体系的知識の習得を目指し、本年度より、本協会大阪支所においても標記研修会を行うこと とした。 水道施設の耐震設計業務等に携わる方々74名の参加を得て「水道施設の耐震化の概要」、 「水道施設の耐震設計の基本事項」 、 「水道施設の耐震設計法」、「施設別の耐震設計」、「水道 施設の耐震設計実務」について研修を実施した。 第701回抄録委員会(2月10日) 本誌5月号に掲載する外国文献の抄録内容について審議した。 水道技術者専門別研修会(給水装置部門) (2月15日~19日) 水道業務に従事する実務経験概ね3年以上の技術系職員の方々96名の参加を得て、「水道 事業の現状と課題」 、 「給水装置概論」 、 「給水装置の構造及び材質の基準」、「給水管及び給水 用具」 、 「指定給水装置工事事業者制度」 、 「給水装置の設計・水理計算演習」、「給水装置工事 の施工等」 、 「給水装置の維持管理」 、 「給水装置の事故事例とその対応」について研修を実施 した。 第18回水道用塗料等に関する規格専門委員会(2月16日) はじめに、委員長の互選を行い、尾原大阪市水道局工務部工務課長が選任された。また、 副委員長には、尾原委員長から宗友岡山市水道局配水課長が指名され、了承された。 続いて、水道用ねじ切り油剤(JWWA K 137)の規格改正案、及び水道用液状シール剤 (JWWA K 146〔水道用液状シール剤〕及び JWWA K 142〔水道用耐熱性液状シール剤〕の統 合による新規制定規格)の規格制定案について審議を行った。 なお、本案件については、来年度以降も引き続き審議を行うこととなった。 浄水場等設備技術実務研修会(東京会場第8回:2月16日~19日) 浄水場・給水所等の運転管理に携わる技術系職員の方々15名の参加を得て、東京都水道局 研修・開発センターの訓練用設備を利用して、実際にポンプの分解組立等、機器類の運転・ 操作及び浄水処理について実習するとともに、設備機器の保守・管理の実務について研修を 実施した。 第36回府県営水道連絡協議会(2月17日) 本協議会のメンバー都市から提案された情 報交換事項、「①充水洗管の業務委託につい て」、「②浄水場運転操作等業務委託につい て」 、 「③浄水場の運転管理業務委託にかかる 入札参加者の確保等について」 、 「④基本水 量・責任水量の減量方法について」 、 「⑤市町 村水道との広域連携の推進について」 、 「⑥広 報事業における受水市町村等との連携につい て」 、「⑦水道 PR 活動の実施状況について」 、 「⑧特別会計廃止に伴う国交省管轄ダムに対する負担金の消費税の取扱いについて」 、 「⑨再 エネ・省エネ対策等の導入促進について」 、 「⑩浄水場液状化対策について」、「⑪粉末活性炭 注入時の急速沪過処理の管理について」 、 「⑫凝集沈澱処理改善のための取組について」、「⑬ 用水供給受水地点における送水圧力の有効利用について」、「⑭水道配水管用ポリエチレン管 の使用状況について」 、それぞれ情報・意見交換を行った。 平成27年度第2回水道施設地震リスク管理検討委員会(2月22日) はじめに、報告事項として、第9回日米台 水道地震対策ワークショップの概要及び収支 決算報告について、事務局より報告を行った。 また、審議事項として、 「ワークショップ のプログラム」 、 「発表論文」 、 「会議運営」等 について審議を行った。 第106回水道 GLP 認定委員会(2月24日) 水道 GLP 認定について、認定更新検査機関として甲府市上下水道局(認定番号:JWWAGLP079) 、内藤環境管理(株) (認定番号:JWWA-GLP080)、(公社)大分県薬剤師会(認定 番号:JWWA-GLP081)が、認定維持検査機関として北九州市上下水道局(認定番号: JWWA-GLP002) 、横須賀市上下水道局(認定番号:JWWA-GLP004) 、 (株)環境科学研究所 ( 認 定 番 号:JWWA-GLP005)、 ( 株 ) 山 梨 県 環 境 科 学 検 査 セ ン タ ー( 認 定 番 号:JWWAGLP105)が、それぞれ審議され決定された。 水道 GLP 認定証授与式 水道 GLP 認定委員会で認定の更新が決定した下記の水質検査機関の認定証授与式を日本 水道協会理事長室において行った。 2月29日 岡山市水道局 (認定番号:JWWA-GLP035) 第702回抄録委員会(3月4日) 東京大学駒場キャンパスにおいて開催し、 本誌6月号に掲載する外国文献の抄録内容に ついて審議した。 水道 GLP マネジメント・レビュー(3月2日) 日本水道協会は、尾 理事長及び関係者出 席のもと、水道 GLP マネジメント・レビュー を実施した。プログラムに沿って事務局か ら、水道 GLP 事務局に対する内部監査及び 前年度のマネジメント・レビュー結果表に対 する対応状況、並びに平成27年度の水道 GLP の審査・認定状況等について報告した。 水道 GLP はシステムの運用開始から10年 が経過し、水道水質検査機関に広く普及した ことにより、水道水質検査の品質保証に大きく貢献している。今後、3回目の更新審査を迎 えるにあたって、更に審査体制及び水道 GLP 事務局の業務体制の強化を図り、被審査機関 の水質検査技術の向上と認定維持に対するモチベーションの向上に取り組むよう、尾 長から指示があった。 理事
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