板橋区シニア活動推進計画(仮)策定支援業務委託募集要領 1 目的 高齢化の進展に伴い、何らかの支援や介護を必要とする高齢者が増加する一方で、そうした支援 を必要としない元気な高齢者(以下「元気高齢者」という。)も増加している。豊富な知識や経験を 有しているこうした人たちは、今後の超高齢社会において、さまざまな分野で活躍することが期待 されている。 そこで、板橋区における元気高齢者の生活実態や健康状態、また、就労の状況や生きがいなどに ついて現状を把握するための調査を行い、元気高齢者に対して取り組むべき施策の方向性を示し、 事業を体系的に取りまとめた「板橋区シニア活動推進計画(仮)」を策定するため、板橋区シニア活 動推進計画(仮)策定支援業務を受託する委託事業者の募集を行う。 この募集要領は、業務を委託する事業者を募集し、公募型プロポーザル方式(以下「プロポーザ ル」という。)により、公正かつ公平な方法で選定するために必要な事項を定める。 応募者は、この募集要領の内容を踏まえ、企画提案書及び関連書類(以下「提出書類」という。 ) を提出するものとする。 なお、この要領と併せて配布する書類等を一体のものとし、これらすべてを併せて、以下、 「募集 要領等」という。 2 委託する業務の概要 本委託業務はシニア活動推進計画(仮)を策定するにあたり、 「シニア活動推進計画高齢者ニーズ 調査(仮)」の設計・集計・分析等を行うとともに、計画の骨子・原案の作成やシニア活動推進計画 策定協議会の運営に関し、総合的な支援を受けることを目的とする。 (1)業務名称 板橋区シニア活動推進計画(仮)計画策定支援業務委託 (2)業務委託内容 (Ⅰ)平成28年度 (ⅰ)シニア活動推進計画高齢者ニーズ調査(仮) ① クロス集計を基本とした設問とし、調査票を作成する。 ※設問内容については担当者及び関係者と協議を行うこと。 ② 区で回収した調査票を定期的に引き取る。 ③ 引き取った調査票等を整理・集計・分析し(自由回答・意見欄を含む)、中間報告 を行う。 ④ 調査結果をまとめ、報告書を作成する。 ⑤ 必要に応じて調査結果を事業計画委員会で報告する。 ⑥ 調査票は、入力作業終了後、適宜廃棄すること。 (ⅱ)計画及び骨子の策定 ① 会議等の運営補助 シニア活動推進計画協議会(仮)にオブザーバーとして出席、資料作成及び助言、提案、 議事録作成の支援を行う。 (ア) シニア活動推進計画策定協議会(仮)開催回数 3回程度 (イ) 作業部会 開催回数 3回程度 ② シニア活動推進計画(仮)骨子の原案作成 (ⅲ)成果品 ① 「シニア活動推進計画高齢者ニーズ調査(仮)」調査票 ② 「シニア活動推進計画高齢者ニーズ調査(仮)」報告書 ③ シニア活動推進計画(仮)骨子の原案 (Ⅱ)平成29年度 (ⅰ)事業計画策定支援、委員会運営補助等 ① 統計資料分析調査 ② 関連事業調査の実施 ③ 会議等の運営補助 ④ シニア活動推進計画(仮)の素案(中間のまとめ)及びシニア活動推進計画(仮)の 原案作成 ⑤ パブリックコメント実施支援 (ⅱ)成果品 ① シニア活動推進計画(仮)の素案(中間のまとめ) ② シニア活動推進計画(仮)の原案 (3)委託期間 平成28年度 契約締結日の翌日から平成29年3月31日 (平成29年度については履行状況を確認のうえ、あらためて契約締結の予定である。) (4)予定価格 平成28年度 4,684,000円(消費税相当分を含む) 平成29年度 3,510,000円(消費税相当分を含む) ※上記価格は上限予定価格である。 3 参加資格 次に掲げる条件をすべて満たしている者とする。なお、参加者が契約締結日までの間においてい ずれかの要件を欠くこととなった場合は、プロポーザルの参加資格を取消し、又は契約を締結しな いものとする。 (1) 板橋区競争入札参加資格を有すること。 (2) 地方自治法施行令(昭和22年政令第16号)第167条の4第 1 項(同第167条の 11第1項において準用する場合を含む。 )の規定に該当しないこと。 (3) 東京都板橋区競争入札参加有資格者指名停止要綱(平成17年3月31日区長決定)に よる指名停止を受けていないこと。 (4) 参加者及びその役員等が以下の項目に該当しないこと。 ア 暴力団員等である、又は暴力団員等が経営に事実上参加している。 イ 暴力団員等を雇用している。 ウ 暴力団又は暴力団員等と社会的に非難される関係を有している。 (5) 提出された書類の記載事項に虚偽がないこと。 (6) 法人税、法人事業税及び消費税の滞納がないこと。 (7) 国又は地方公共団体において、高齢者福祉(介護保険制度を含む)に関する計画の策定支 援業務実績があること。 4 提出書類等 (1)提出書類及び提出部数 ① 参加申込書(様式1)・・・・・・・・・ 1部 ② 企画提案書・・・・・・・・・・・・・12部 ③ 法人住民税及び法人事業税納税証明書、又は領収書のコピー(直近1年分) A4サイズにしたもの・・・・・・・1部 ④ 見積書・・・・・・・・・・・・・・各12部(平成28年度及び29年度) ※正本(参加事業者名記載のもの)2部及び副本(参加事業者名の記載を消したもの) 10部とすること。(様式は任意) ⑤ 事業者概要(パンフレット等) ・・・・12部 (2)提出期間及び受付時間 ① 提出期間 平成28年4月11日(月)~平成28年5月6日(金)(土・日・祝日を除く。) ② 受付時間 午前9時から午後5時まで(午後0時から午後1時までを除く。) (3)提出先 東京都板橋区役所 健康生きがい部 長寿社会推進課 計画調整係(本庁舎北館2階16番 窓口) (4)提出方法 提出書類を上記窓口まで持参すること。(郵送、電子メールでの提出は認めない。 ) (5)その他 ① プロポーザルへの参加は、参加申込書(様式1)及び4(1)①~⑤の提出をもって参加表 明があったものとみなす。 ② 参加申込後に参加を辞退する場合は、参加辞退届出書(別紙様式2)を上記提出期限まで に持参又は郵送すること。郵送の場合は、書留郵便とすること。 5 企画提案書 (1)企画提案書 以下の項目について提案を求め、委託事業者を選定する。 ① 高齢者福祉施策に対する基本的な考え 板橋区が定める板橋区基本計画、地域保健福祉の総合計画である板橋区地域保健福祉計画等 との整合を踏まえた上で、高齢者福祉施策について基本的な考えを記載する。 ② 板橋区シニア活動推進計画(仮)に対する基本的な考え 板橋区シニア活動推進計画(仮)に対する元気な高齢者施策の基本的な考えを記載する。 ③ シニア活動推進計画高齢者ニーズ調査(仮)を実施する際の基本的な考え シニア活動推進計画高齢者ニーズ調査(仮)の調査票の設計、集計、分析方法及び報告書の まとめ方について、その基本的な考えを提案する。 ④ 高齢者人口・就労者数等、各数値の推計方法 高齢者人口の推移、就労者数等の推計方法について提案する。 ⑤ 高齢者福祉(介護保険制度を含む)に関する計画の策定支援業務及び板橋区関連の業務実績 平成16~27年度において、貴社で実施した高齢者福祉(介護保険制度を含む)に関する 計画の策定支援業務及び板橋区関連の業務実績をすべて記載する。記載内容は、実施年度、事 業名称、発注者(市町村名等)のみとすること。 (提案者を識別できる情報が含まれないように すること。 ) ⑥ 担当組織と作業スケジュール 本業務を行う担当組織と、作業スケジュールを提案する。 ⑦ 委託項目の追加提案等 2(2)に示した委託項目について、 「追加項目」又は「実施が困難な項目、変更が必要な項 目」がある場合は提案する。なお、これらを提案する場合は、その理由を明記すること。 また「追加項目」を提案する場合であっても、それを含む業務全体の経費は上限予定価格を 超えないよう留意すること。 また、これまでの企画提案以外で、提案事業者としてアピールすることがある場合は提案す る。 (2)留意事項 ① 企画提案書には、提案者を識別でき得る情報(社名、ロゴ、製品名等)を含んではならない。 ② 企画提案書は、1社につき1提案とする。 ③ 経費見積が上限予定価格を超えたものは失格とする。 ④ A4版縦、20ページ以内(表紙除く、様式は任意)、横左綴じとすること。 ⑤ 本提案において使用する言語は日本語、通貨は日本円、単位は日本の標準時及び計量法によ るものとする。文字ポイントは11ポイント以上とすること。図表等の文字の大きさは11 ポイント以上でなくてもよいが、見やすいように工夫すること。また、各ページ下部にペー ジ数を記載すること。 ⑥ 「板橋区シニア活動推進計画(仮)策定支援業務 企画提案書」と記載した表紙をつけるこ と。なお、提案者を識別でき得る情報(社名、ロゴ、製品名等)を含んではならない。 た だし、12部のうち2部については表紙に会社名等を記入すること。 ⑦ CD-Rに保存したPDFデータも1部提出すること ⑧ 平成29年度については、予定事業のため変更する可能性がある。 6 提出書類の取扱い ① 提出書類の提出期間の終了後は、提出書類に記載された内容の変更は認めない。 ② 提出されたすべての提出書類は返却しない。 ③ 提出された提出書類は、作業等に必要な範囲において申請者に断りなく複製を作成すること がある。また、無償で使用できるものとする。 ④ 提出されたすべての提出書類(③の複製を含む。 )は、区内部での検討を目的とする以外には 使用しない。 ⑤ 提出された提出書類は、東京都板橋区情報公開条例(平成12年3月10日条例第1号)に 基づく情報公開請求により公開する場合がある。 7 質問及び回答 本件プロポーザルに関して、以下のとおり質問を行うことができる。なお、下記のとおり質問 及び回答を希望する場合は、先行して参加申込書を提出する必要があるため、特に注意すること。 (1)質問方法 別添の質問書により電子メールにより提出すること。 電子メールアドレス:[email protected] 質問書の電子メールに使用する、件名・添付ファイル名は次の標記とする。 件名: 「シニア活動推進計画(仮)策定支援業務委託質問書」 添付ファイル名: 「平成 28 年○月○日_事業者名.docx」 ※質問書の記入欄が不足した場合は、適宜加工してもよい。 (2)提出期限 平成28年4月11日(月)午前9時~平成28年4月18日(月)午後5時 (3)質問の回答方法 質問受付期間中に参加申込書の提出があった事業者からの質問について、質問受付期間終了後、 質問の回答日までに電子メールで参加申込書の提出があった事業者全員に対し、質問をした事業 者名を伏せた形で質問及び回答一覧を作成し回答する。プロポーザルとは無関係の質問、回答す ることにより公正かつ公平な委託候補事業者の選定に支障をきたすおそれがある質問について は、回答しないことがある。なお、質問に対する回答は募集要領等の追加又は修正とみなす。 ※平成28年4月19日(火)~平成28年4月22日(金)の間に参加申込書の提出があった 場合は質問の回答日までに質問及び回答一覧を電子メールで送付する。 ※平成28年4月25日(月)~平成28年5月6日(金) (土・日・祝祭日を除く)の間に参加 申込書の提出があった場合は、参加申込書の提出後に、質問及び回答一覧を電子メールで送付 する。 (4)質問の回答日 平成28年4月22日(金) 8 選定方法 板橋区が設置する板橋区シニア活動推進計画(仮)策定支援業務委託事業者選定委員会で、次 項「審査基準」に基づき提出書類の内容を審査し、委託事業者候補を選定する。 選定にあたっては、第一次審査(書類選考)及び第二次審査(プレゼンテーション選考)の二 段階で実施する。 【第一次審査(書類選考) 】 ア 資格審査 全ての応募者に対し、本募集要領で規定された参加資格について審査する。なお、資格審 査を通過した応募者が5事業者を超える場合は、選定委員会の委員による書類審査を実施し、 第二次審査に参加することができる5事業者を選定する。 また、参加資格要件を満たしていない者、提案金額が区の予定価格を上回る者は、第二次審査 に進めないものとする。 イ 書類審査 参加事業者が提出した提出書類を基に、業務実績、提案内容、提案金額等を審査する。 【第二次審査(プレゼンテーション選考) 】 参加事業者が提出した提出書類及びプレゼンテーションの内容を基に、提案内容及び本業務 への意欲、実現性等を審査する。 プレゼンテーションは、提出書類に対する確認や補足説明を受けることを主として実施する もので、追加資料の配布及び機材等は使用できない。また、説明は企画提案書の内容を逸脱し ないこととする。 なお、プレゼンテーションの説明者は2名以内とし、説明時間は質疑応答を含めて20分程 度とする。 9 審査基準 (1)評価点の種類 評価点は、業績点、内容点、価格点、姿勢点の四種類とする。 このうち、業績点、内容点、価格点は「第一次審査」で用い、姿勢点は「第二次審査」で用い る。 【業績点】 参加事業者が提出した企画提案書により、業務実績等を評価する。 【内容点】 参加事業者が提出した企画提案書により、提案内容(課題の抽出や調査方法の妥当性など)を 評価する。 【価格点】 参加事業者が提出した提案見積書により、見積価格について評価する。 【姿勢点】 参加事業者のプレゼンテーションにより、事業者がどの程度本業務に取り組みたいという意欲 を示しているか、また、適切かつ円滑に業務を進めることが見込めるか、などを評価する。 (2)評価点の算出方法 板橋区シニア活動推進計画(仮)策定支援業務に係る評価項目一覧表に基づき、評価項目ごと の評価点を算出する。 【板橋区シニア活動推進計画(仮)策定支援業務に係る評価項目一覧表】 [第一次審査(書類選考) ] 分類 業 績 点 内 容 点 評価項目 同種・類似事業の実績 審査基準 過去、同種の業務委託について、どのような実績があるか。 高齢者福祉施策に対す 高齢者福祉施策について、現状や課題をよく理解している る理解度 か。 板橋区シニア活動推進 板橋区の特性、課題、計画策定の目的等をよく理解している 計画(仮)の理解度 か。 利用意向調査に関する 提案した調査内容は、合理的で実現性が高いか。 企画・内容 調査方法、分析方法等の視点、期間等は適切か。 各数値の推計方法 作業スケジュール 追加提案 価 格 点 提案金額 各数値の推計方法は、合理的で的確か。 作業スケジュールは、合理的で実現性が高いか、期間は適切 か。 当該業務の実施に際して新たな提案があり、また実現性の観 点からもその内容に妥当性が高いか。 提案金額が妥当であるか。 [第二次審査(プレゼンテーション選考) ] 分類 姿 勢 点 評価項目 提案内容・実施方針 理解度・知識 取組み意欲・熱意 審査基準 当該業務にかかる課題認識が適切であり、課題に対する取組 方針や実施方針の妥当性が高いか。 板橋区のシニア活動推進計画(仮)について理解があるか。 高齢者福祉施策についての知識は十分か。 本委託業務に対する取組み意欲や熱意が強く感じられるか。 コミュニケーション能 企画案に関する補足説明が明確で、質問に対する応答が明快 10 力 かつ迅速かどうか。 その他 プレゼンテーションにより特に加点したい項目があるか。 審査結果の通知 審査結果は、第一次審査、第二次審査を実施後、速やかに参加者全員に文書で通知する。 11 事業者選定に係る日程[予定] (1)公告 平成28年4月9日(土) (2)質問受付 平成28年4月11日(月)午前9時~平成28年4月18日(月)午後5時 (3)質問回答 平成28年4月22日(金) (4)必要書類の提出期限 平成28年5月6日(金)午後5時 (5)第一次審査(書類選考)結果 平成28年6月上旬 (6)第二次審査(プレゼンテーション選考)平成28年6月下旬 (7)最終結果通知 平成28年7月上旬 ※スケジュールについては、板橋区の都合で変更する場合がある。 12 その他 (1)プロポーザルに要する費用は、すべて各提案者の負担とする。 (2)失格について 次のいずれかに該当した事業者は失格し、審査の対象としない。 ① 審査委員会委員と本業務に関する接触を求めた者 ② 提出書類に虚偽の記載をした者 (3)プロポーザル結果の公表について 第一次審査後に区は、結果、順位、評価点を公表できるものとする。第二次審査後も区は、 結果、順位、評価点を公表できるものとする。なお、区が採用した事業者については、事業者 名、提案価格も公表できるものとする。提案概要や提案内容については、公表しない。 13 問い合わせ 〒173-8501 東京都板橋区板橋二丁目66番1号 東京都板橋区役所 健康生きがい部 長寿社会推進課 計画調整係 電話 03-3579-2371 FAX 03-3579-4153 E-mail [email protected]
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