業務委託仕様書(PDF:106KB)

「みやざき成長産業人材育成事業(フードビジネスアカデミー部門)」に関する業務委託仕様書
1
委託業務名
みやざき成長産業人材育成事業(フードビジネスアカデミー部門)
2
委託業務の目的
中小企業が多くを占める県内のフードビジネス産業では、規模や人員上の問題から社員の研修
体制が不十分である場合が多く、人材育成に苦慮している事例が多く見受けられることから、フ
ードビジネスの振興を担う食関連製造企業の発展のため、経営後継者や幹部社員・若手社員など
の各階層レベルや担当職務等に応じた育成研修プログラムを企画・運営する。
3
委託業務の範囲
第2の目的を達成するため、次の業務を行うこととする。
(1) 当該プログラムの広報宣伝業務
当該事業の内容を周知するため、広報宣伝及び成果報告等を実施する。
(2) 人材育成プログラムの実施
次に掲げる分野のプログラムに係る企画案の作成及びその実施。但し、委託者が指定するプロ
グラムの企画案の作成及びその実施については、委託者が指定する事業者と共同で実施する。
なお、次の内容を標準とするが、これを踏まえた上で、取組内容に多少の変更・追加・修正
を加えても差し支えないものとする。
○
販路の開拓及び拡大に資するための分野
①
主に県外(大消費地)への販路拡大等を主眼に、自社製品の
・
購買層の設定、新開発やブラッシュアップを図り、
・
パッケージデザイン等を含めた訴求方法の再考・見直し、
・
卸・小売等の販売先との結びつきを実現する
ための実践的なカリキュラムを実施し、物流事業者や販売先に対する戦略的な取組を行う事業
者を育成するプログラム。
②
ア
講座形式
最大10講座程度
イ
実施回数
委託期間内に2回程度
ウ
参加人数
最少10名最大20名程度
県内事業者が、県内外で開催される食に関する商談会における成果を高めるために必要な
・
事前準備や心構え、商談の進め方(折衝、提案手法)
・
商談後のフォローアップ活動など
についてカリキュラムを実施し、営業力、商談力の高い県内事業者を育成するプログラム。
○
ア
講座形式
最大8講座程度
イ
実施回数
委託期間内に2回実施
ウ
参加人数
最少10名最大20名程度
商品力並びに情報発信力の向上等に資するための分野
①
商品の新開発、磨き上げ及び魅力向上のために必要な発想力、企画・実践、改善手法を学ぶ
ほか、最終的に実店舗等での展示・販売等に至る、実践的なカリキュラムを実施し、継続的に
商品開発が可能な事業者を育成するプログラム。
②
ア
講座形式
最大8講座程度
イ
実施回数
委託期間内に2回実施
ウ
参加人数
最少5名最大10名程度
商品や企業の情報発信力向上のための実践的なカリキュラムを実施するプログラムとし、
提案者の企画・設計によるものとする。
ア
講座形式
最大8講座程度
イ
実施回数
委託期間内に2回実施
ウ
参加人数
最少10名最大20名程度
(3) 運営マネジメント
(1)及び(2)の内容を運営するために必要な次に掲げる共通業務を実施する。
①
事業開催日程調整及び事業実施会場確保、設営、撤収
②
受講者(企業等)募集、受講申込受付、管理、連絡調整
③
講師確保、日程調整
④
テキスト等の事前作成・購入、配布
⑤
事業進行及び事業終了後の受講者へのアンケート作成、配布、回収、分析
⑥
委託者の指定する事業者等との共同実施や再委託契約等事務
⑦
その他プログラムを運営する上で必要な業務
(4) 受講に係る成果測定・分析調査の実施
受講者を対象に、各プログラムの実施効果を測るため、
・
就業希望者については、その後の就業状況
・
既就業者(経営者を含む)については、その後の状況(経営状況)
等の追跡調査を行い、各プログラムの成果測定及びその分析を実施する。
4
その他の要件
(1) 企画提案書作成上の留意事項
①
事業費の積算は、3の各事項毎に要する経費に分けて行い、各々の経費を明示すること。
②
3の(2)に掲げる各プログラムの企画案においては、想定する講師の専門分野や経歴等を明
示すること。
(2) 委託業務実施上の留意事項
①
受託者は、各プログラムの内容について広報その他の方法により受講者を募集し、実施する
が、3の(2)の各プログラム毎に設定している最少参加者数に満たないものについては実施し
ないものとする。
なお、募集の結果、最大参加者数を超える場合は委託者及び委託者が指定する事業者と協議
するものとする。
②
受託者は、経理処理について、3の各事項毎に要する経費を区分して経理し、各々の帳票を
作成すること。
(3) その他
①
受託者は、業務を企画・運営するに当たり、委託者と十分な調整を行うこと。
②
各プログラムを実施する中で、カリキュラムの追加や変更の必要が生じた場合は委託者、委
託者が指定する事業者及び受託者が協議の上、仕様書等の内容を変更することができる。
③
この仕様書に定める事項について疑義が生じた場合又はこの仕様書に定めのない事項につ
いては、必要に応じて、委託者と受託者が協議のうえ定めるものとする。
5
委託業務に係る支払方法及び経費について
(1) 委託料は、3の各事項毎の経費について概算払により支払い、各事項の進捗及び実績に基づ
き精算する。
その結果、委託業務の実施に要する経費に変更が生じる場合は、委託契約の額を変更するもの
とする。
(2) 次の各号に係る経費は、支出対象外経費とする。
(ア) 設備等の設置又は改修に要する費用
(イ) 会議等での食糧費(茶菓代を除く)
(ウ) 租税公課(消費税及び地方消費税は除く)
6
委託業務終了後の報告について
委託契約書第10条に規定する業務の成果に関する報告書は、業務終了後、委託者に6部及び電子
データで提出すること。