平成２７年度 岩手県警察次世代育成支援行動計画実施状況報告 岩手県警察本部 Ⅰ 目的 平成２６年４月の次世代育成支援対策推進法の改正により、法律の有効期限が平成３７ 年３月３１日まで１０年延長されたことから、平成２７年３月に新たに策定した岩手県次 世代育成支援行動計画（前期計画）について、計画に定めた取組みの着実な実施を推進し ていくため、同計画の平成２７年度の実施状況を次のとおり報告します。 Ⅱ 実施状況 １ 職員の勤務環境 〇 妊娠・出産・育児に関して設けられている特別休暇等の制度や子どもの出生時にお ける男性職員の休暇取得、出産費用の給付等の経済的支援措置について、幹部職員を はじめ全職員に周知しました。 〇 育児休業や部分休業制度について、利用の必要な職員が取得しやすいよう、育児支 援制度の概要や制度利用者の体験談を職員に周知しました。 〇 子どもを預けて働く職員のため、早出遅出勤務、深夜勤務・時間外勤務の制限等の 勤務制度について周知しました。 〇 定時退庁日の確実な実施による超過勤務の縮減や、年次休暇の取得目標日数の設定 等による休暇の取得促進に取り組みました。 〇 職員宿舎の入居承認に当たっては、世帯の状況等を勘案しながら、入居者を決定し ました。 〇 仕事優先の環境や固定的な性別役割分担意識等の是正のため、教養資料を配付する など、ハラスメントの防止を図りました。 ２ その他の次世代育成支援対策に関する事項 〇 交通安全教室等の実施や職場見学への積極的な対応により、次代を担う子どもたち の育成に努めました。 Ⅲ 目標値に対する実績（平成２７年中） １ ２ ※ 男性職員の育児休業等取得状況（出産前後の５日以上の育児休業的休暇取得を含む） 目標 １０％ 実績 ２５．６％ 職員１人当たりの平成年次休暇取得日数 目標 １０日以上 実績 ７．３日 なお、上記行動計画については、平成２７年９月に施行された「女性の職業生活 における活躍の推進に関する法律」に基づき策定となった行動計画と一本化し、「岩 手県警察における次世代育成支援及び女性職員の活躍のための行動計画」とし、今 後取組んでいくことになります。 -1-
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