国際シンポジウムチラシ

副東
都京
心メ
線ト
ロ
都電荒川線
都電
早稲田駅
新目白通り
国際会議場
中央図書館
高田馬場駅
都バス
高田馬場駅ー
早大正門
J
R
山
手
線
西
武
新
宿
線
西
早
稲
田
駅
理工学部他
東京メトロ東西線
明
治
通
り
早稲田通り
早稲田
キャンパス
シンポジウム会場
大隈講堂
大隈記念
タワー
(26号館)
早稲田駅
文学部他
■会場へのアクセス
東京メトロ東西線早稲田駅 3a 出口より徒歩 5 分
都電早稲田駅より徒歩 5 分
都バス ( 高田馬場→早大正門行き ) 早大正門前下車 0 分
東京メトロ副都心線西早稲田駅 1 出口より徒歩 20 分
シンポジウムプログラム
❶基調講演 I
アジア総合研究の可能性
兆光
◆登壇者
❷基調講演 II
史学部教授などを経て、復旦大学文史研究
院教授、院長。京都大学、東京大学、プリ
ンストン大学、シカゴ大学、ハーバード大学、
パリ高等師範大学、ベルギー Leuven 大学
客員教授、訪問学者も務める。研究分野は
東アジアと中国の宗教史、思想文化史。主
国史学か歴史学か ― 日本・韓国のジレンマ
(Mark E. Caprio)
「アジア研究」の構築を急いでいる中国の研究者たちは、
グローバル化が進み、各国共通の課題が拡大する一方で、
強く影響される中国にとって、
「アジア」を一つの区域と
をめぐる国家間の対立も顕在化している。対立は領土問題や
かつ ちょうこう
ても、この地域における和解が依然として成立していない。
復旦大学 教授
文史研究院 前院長
して捉える必要があるのか。この地域の研究で、新思想、
新問題を発見する手だてがあるのだろうか。また、アジア
コンセンサスを成立させる可能性はあるのだろうか。復旦
大学では「芸術、宗教および歴史」を手がかりにアジア総
合研究の可能性を探ってきた。本報告は復旦大学の試みを
紹介しつつ、アジア内部の言語、宗教及び政治社会制度の
多様性に注目し、国境を越えた問題発見と問題提起の重要
性を指摘する。その上で、
「周辺からみた日本」
、
「周辺か
らみた中国」の問題意識を一つの視座に、違う研究領域の
対話の意義を考えてみたい。
東アジア地域においては、ナショナリズムが強くなり、
「国益」
歴史認識問題の形をとり、太平洋戦争の終戦から 70 年が経っ
各国は歴史教科書や歴史博物館などを利用して、自国中心の
本でも第 26 回「アジア・太平洋賞大賞」を
獲得した。また、2009 年には Princeton
Global Scholar にも選ばれた。
形成されない現状の下では、国史間の齟齬が国民感情の対立
1957 年生まれ。アリゾナ大学卒業。2001
年にワシントン大学(University of
Washington)で博士号を取得。1996 年か
ら立教大学で教 をとり、現在は同大学異
文化コミュニケーション学部・研究科教授。
2002-03 年にはハーバード大学客員研究員、
2012-13 年には UCLA 客員研究員を務める。
研究分野は、北東アジアの国際関係、平和学、
日本の植民地政策、南北朝鮮の統一問題、
北朝鮮の核問題など。主な著作に、
を引き起こしている。相互依存が深まる今日、
東アジアの国々
が歴史対立を乗り越えて真の和解を実現する道筋を見つける
ことができるのだろうか。東アジアの苦悩と努力はグローバ
ル時代の世界に何を貢献するのだろうか。
「国史学」と「歴
史学」をキーワードに考える。
日本語による講演
マーク・カプリオ
❸パネルディスカッション ∼社会科学部教員を交えて
兆光
「国史」を描き、伝承してきた。対話の不足と知の共同体が
中国語による講演(日本語字幕付き)
地域研究と
グローバル問題
解決への貢献
な著作に、
『宅茲中国―重建有関 中国 的
歴史論述』
(中華書局,2011 年)
、
『道教與
中国文化』
(上海人民出版社 1987 年、台北
東華書局 1988 年、日本東方書店 1993 年)
、
『中国禅思想史―従 6 世紀到 9 世紀』
(北京
大学出版社、1995 年)
、
『中国再考』
(岩波
書店、2014 年)などがある。中国では第一
回「中国図書賞」
「長江読書賞」のほか、日
マーク・カプリオ
(かつ・ちょうこう)
多くの課題に直面している。そもそも、伝統的な世界観に
1950 年生まれ。北京大学卒業。清華大学歴
Mark E. Caprio
パネリスト
奥迫 元
マーク・カプリオ
共編著に『近代東アジアとグローバリゼー
ション』( 明石書店 , 2006 年 )、Japan as the
Occupier and the Occupied (Palgrave
Macmillan, 2015 年 ) 等がある。
立教大学 教授
兆光 Japanese Assimilation Policies in Colonial
Korea ( ワシントン大学出版会、2009 年 )、
<社会科学部教員>
黒川 哲志
古賀 勝次郎 劉 傑
日本語によるディスカッション(日中通訳付)
奥迫 元
国際政治学
黒川 哲志
環境法
古賀 勝次郎
社会思想史
劉 傑
近代日本政治外交史・
日中関係史