(仮称)大津カレーマルシェ開催支援業務委託公募型プロポーザル実施要領 1.目的 本要領は、 『 (仮称)大津カレーマルシェ開催支援委託業務』に係る契約の相手方となる事業者の 選定にあたり、公募型プロポーザルの実施方法等、必要な事項を定める。 2.業務概要 (1)業務名 (仮称)大津カレーマルシェ開催支援業務 (2)業務目的 都市近郊型農業の本市では、小松菜や青ネギなど集約型の施設野菜が栽培の中心となっている が、重量野菜についてはこれまで大規模な産地がほとんど無かったため、平成 25 年度から「野 菜産地強化支援事業」により野菜の試験栽培と産地化への取り組みを推進している。 中でも、日常的に使用する頻度の高い 5 品目(ジャガイモ、ニンジン、タマネギ、キャベツ、 ブロッコリー)については、重点的に生産拡大を推進すべき野菜(以下重点野菜という。)として 定めているが、農業者に重点野菜の生産拡大を推進していくためにはどのような方法が最も効果 的であるかを検討する必要があった。 一方、本市では観光事業の一環として平成 27 年度にご当地カレーの開発に取り組み、市内ホ テルや飲食店等が「おおつ近江米カレー」として現在各店舗で提供しているところである。 そこで、重点野菜の生産拡大を推進する手法としてカレーに着目し、本市におけるカレーの消 費量や消費頻度が増えればカレーに使用する農産物の需要も増加すると考え、本市がカレーのま ちであることを打ち出すために「大津カレープロジェクト」と称した一連の事業に取り組んでい るところである。 今回の業務は、その事業の 1 つとして農業と観光が連携して取り組む(仮称)大津カレーマル シェ(以下マルシェという。 )の開催支援業務であり、このマルシェを通じて、観光面では「おお カ レ ー つ近江米カレー」の市内外への PR 促進、生産面では秋以降に重点野菜を「華麗なる大津野菜」 として作付拡大し、カレーによる地域活性化を目指す。 (3)業務内容 ア マルシェの開催準備 (ア ) 開催日時および開催場所の調整と決定 開催日時を調整し、当課の担当者と相談して決定すること。ただし、開催日は平成28年8 月中とし、開催時間は集客の見込める時間帯で設定すること。 開催場所を調整し、当課の担当者と相談して決定すること。屋内での開催とし、会場使用 料も委託料に含めることとする。また、駐車場代が必要な場合は、出店者の負担が少なくな るよう配慮すること。 (イ ) 出店者の調整 出店者は「おおつ近江米カレー」を提供するホテルや飲食店等に加え、夏野菜や加工品を 出品する市内生産者等を想定しているが、マルシェ開催までの案内や必要な許可の申請など について出店者と調整すること。 また、出店者は「おおつ近江米カレー」の協力店と市内生産者で同程度の数になるよう本 市で調整および決定し、その数は合計で30店舗程度とする。 (ウ) 会場設営 出店者ブースおよび飲食スペースを設営し、「おおつ近江米カレー」の協力店が出店する 15店舗分のブースは電気が使用できるよう配慮すること。また、カレー容器や会場案内板な ど必要な備品も用意すること。なお、出店者ブースの装飾は各出店者が行うので不要である。 (エ) 広告宣伝 効率的かつ効果的な手法により広告宣伝を行うこと。対象は、市内の消費者と生産者、お よび市外からの観光客とする。なお、手法に関しては「おおつ近江米カレー」のPRもできる ように工夫すること。 イ マルシェ当日の運営 (ア ) 当日の運営 会場案内やトラブル時の対応、および出店者の補助を行うこと。また、事前に安全確保に 必要な対策措置を講じ、万一、事故やトラブルが発生したときは受託者の責任によって対応 すること。 (イ) アンケート調査および検証 来場者に対し、本市におけるカレーの消費量・消費頻度の増加、および重点野菜の生産拡 大に向けたアンケート調査を実施し、その結果について十分な検証を行うこと。 (ウ) その他 出店者同士の交流促進も図れるように工夫すること。また、来場者がSNSなどで発信した くなるような工夫も行うこと。 (4)業務期間 契約締結の日から平成28年10月31日まで 3.予算額 委託料の上限は2,000,000円(消費税額及び地方消費税額を含む。)とする。 4.実施形式 公募型 5.スケジュール 平成28年 4月 6日(水)募集開始 平成28年 4月 8日(金)質疑受付締切 平成28年 4月13日(水)質疑に対する回答(ホームページ) 平成28年 4月22日(金)企画提案書等の提出締切(17 時 25 分まで) 平成28年 4月27日(水)プレゼンテーション審査 ※なお、応募者が多数の場合は、別途審査日を設ける場合がある。 6.参加資格 1の業務に係る公募型プロポーザル(以下「プロポーザル」という。) に参加することができる者 (提案者となろうとする者)は、次に掲げる要件の全てに該当する者とする。 ⑴ 過去5年以内に地方公共団体から農林漁業振興または地域振興に関するイベント開催支援業務 を受託した実績を有すること。または、過去5年以内に自社で農林漁業振興または地域振興に関 するイベントを開催した実績を有すること。 ⑵ 地方自治法施行令(昭和22年政令第16号)第167条の4に規定する者に該当しない者で あること。 ⑶ 大津市から指名停止を現に受けていないこと。 ⑷ 市町村税、法人税(所得税) 、消費税及び地方消費税その他税の滞納のない者であること。 ⑸ 会社更生法(平成14年法律第154号)に基づく更生手続開始の申立てをしている者(更生 手続開始の決定を受けている者を除く。)又は民事再生法(平成11年法律第225号)に基づく 再生手続開始の申立てをしている者(再生手続開始の決定を受けている者を除く。)でないこと。 ⑹ 次のアからカまでのいずれの場合にも該当しないこと。 ア 役員等(個人である場合にはその者を、法人である場合にはその全ての役員をいう。以下同 じ。 )が暴力団員(暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成3年法律第77号。 以下「法」という。 )第2条第6号に規定する暴力団員をいう。以下同じ。)であると認められ るとき。 イ 暴力団(法第2条第2号に規定する暴力団をいう。以下同じ。)又は暴力団員が経営に実質的 に関与していると認められるとき。 ウ 役員等が自己、自社若しくは第三者の不正の利益を図る目的又は第三者に損害を与える目的 をもって、暴力団又は暴力団員を利用するなどしたと認められるとき。 エ 役員等が、暴力団又は暴力団員に対して資金等を供給し、又は便宜を供与するなど、直接的 又は積極的に、暴力団の維持又は運営に協力し、又は関与していると認められるとき。 オ 役員等が暴力団又は暴力団員と社会的に非難されるべき関係を有していると認められるとき。 カ 営業活動に係る必要な契約の締結に当たり、その相手方がアからオまでのいずれかに該当す ることを知りながら、当該相手方と契約を締結したと認められるとき。 7.質疑・応答 (1)提出方法 別添の質問書により電子メールにて提出すること。 (郵送、ファクシミリ可) ※ただし、ファクシミリまたは電子メールの場合は、必ず電話等で送信した旨 伝え、担当課で着信したことを確認してください。 ※電子メールの場合は、メール件名に「プロポーザル質問.送信年月日(西暦 8 桁) .会社名」を入力し、添付の1ファイルにまとめて送信してください。 受信後、着信した旨の確認メールを返信します。 ※郵送の場合は、受け取り日時及び配達されたことが証明できる方法によるこ ととし、郵便事故等については提出者のリスク負担とします。 ※電話又は口頭による質問は受け付けません。 (2)期限 平成28年 (3)提出先 大津市 (4)回答方法 平成28年 4月 8日(金)17時25分まで(必着) 産業観光部 農林水産課 4月13日(水)に大津市ホームページにて掲載予定 ※ジャンル(「事業者向け」⇒「入札・契約」⇒「プロポーザル」⇒「募集中のプロポーザル」 ⇒「質問に対する回答」)にて掲載予定 8.参加申込の手続き (1)提出書類 プロポーザルに参加しようとする者は、実施要領、仕様書及び大津市契約規則等の各規定を理 解した上で、次の書類を提出してください。 ア 参加申込書 1部 イ プレゼンテーション方法報告書 1部 ウ 企画提案書(様式は問わない。 ) エ 誓約書 1部 オ 会社概要及び役員名簿 1部 カ 業務実績がわかるもの 10部 (事業所・担当者ともに記載すること。様式は問わない。 ) 10部 キ 見積書(様式は問わない。) 正1部、副10部 ※大津市競争入札参加資格者名簿に登録がない場合は、次の書類も併せて提出すること。 (法人の場合) ク 履歴事項全部証明書(法人登記簿謄本)(写し可) ケ 直近年度の国税(法人税及び消費税)、市町村税の納税証明書(写し可)(滞納がないことが 確認できるもの) 1部 1部 (個人の場合) コ 身分証明書の写し サ 直近年度の国税(所得税及び消費税)、市町村税の納税証明書(写し可)(滞納がないことが 確認できるもの) 1部 1部 (2)提出期間及び時間 平成28年 4月 6日(水)~平成28年 4月22日(金)17時25分必着 (3)提出方法 持参又は郵送に限ります。なお、郵送の場合は、受け取り日時及び配達されたことが証明でき る方法によることとし、平成28年 4月22日(金)17時25分までに到着したものに限り受 け付けます。郵便事故等については提出者のリスク負担とします。 (4)提出先 〒520-8575 大津市御陵町3番1号 大津市産業観光部農林水産課 電 話 ファクシミリ (担当 谷口・大畑) 077-528-2757 077-523-4053 電子メールアドレス otsu1605@city.otsu.lg.jp 9.企画提案書作成方法 様式は問いません。 10.審査方法 本要領及び仕様書等に基づき提出された企画提案書等について、プロポーザル審査委員会が審査 します。 (1)実施日 平成28年 4月27日(水) なお、応募者が多数の場合は、別途審査日を設けるものとする。 (2)審査員 市職員9名程度を予定。 (3)実施場所等 日時・会場等は、企画提案書を提出したものに対して別途通知する。 (4)審査基準 下記の項目を基本に審査を実施する。 ①組織評価 ・業務遂行体制や業務に関する知識、業務経験は十分か。 ・担当者の業務経験や実績、知識は十分か。 ・マルシェの開催に必要な物品や電気等の確保ができるか。 ②開催準備 ・来場者の想定人数や客層を設定しているか。 ・想定している来場者を集客できる開催日や開催場所を提供できるか。 ・アレルギー対策や食中毒対策等は十分であるか。 ③当日の運営 ・マルシェ当日の進行をスムーズに行える体制であるか。 ・来場者へのアンケート調査は効果的に実施できるか。 ・幅広い客層に周知できる手法であるか。 ④広告宣伝 ・「おおつ近江米カレー」のPRも促進できる手法であるか。 ・想定している来場者数を確保できる手法であるか。 ・来場者がSNS等で情報発信したくなるような工夫がされているか。 ・出店者同士の交流を促進する工夫がされているか。 ⑤独創性・企画力 ・来場者へのアンケート調査は効果的に実施されるか。 ・マルシェやアンケート結果の検証を通じて今後カレーの消費量及び消 費頻度の増大が期待できるか。 ⑥スケジュール管理及 び実現性 ・業務全体のスケジュールは妥当か。 ・市の担当者と連絡を密に取れるスケジュールであるか。 ・提案内容の実現性は十分か。 ⑦費用対効果 ・見積費用と提案内容に十分な費用対効果が期待できるか。 ⑧プレゼンテーション ・説明の説得力はあるか。 (5)プレゼンテーション・ヒアリング審査の実施 ※審査時間は1事業者につき30分間(プレゼンテーション20分間、ヒアリング審査10分間) とする。 ① プレゼンテーション及びヒアリング審査の順番は受付順とし、辞退等が出た場合は、順次繰り 上げる。 ② 出席者は1事業者3名までとする。業務責任者となる予定の者は、できる限り出席すること。 ③ プレゼンテーションは、提出した審査資料等を基に行うものとし、追加提案や追加資料の配布 は認めない。ただし、これらを踏まえた上でパソコン・プロジェクターによる説明は許可する。 この場合、プロジェクター及びスクリーンは大津市が用意するが、パソコン、その他機器等は 参加者側で持参すること。なお、使用する電子データは、企画提案書と同一内容とし、追加等 は一切認めない。ただし、内容の省略による頁数の変更及び構成の変更は妨げない。 11.審査結果 (1)通知方法 プレゼンテーション審査を受けた全ての申請者に文書にて通知します。 (2)通知時期 平成28年 5月 2日(月)予定 12.提出書類の取扱い (1)提出されたすべての書類は、返却しません。 (2)提出期限以降における差し替え及び追加・再提出は認めません (3)提出された書類は、提出者に無断でこのプロポーザルに係る審査以外には利用しません。 (4)市が必要と認める場合には追加資料の提出を求めることがあります。 (5)企画提案書の提出は1者につき1案とします。 13.情報公開及び提供 市は企画提案者から提出された企画提案書等について、大津市情報公開条例(平成 14 年 3 月 25 日条例第 4 号)の規定による請求に基づき、第三者に開示することができるものとします。た だし、事業を営むうえで、競争上又は事業運営上の地位その他正当な利益を害すると認められる情 報は非開示となる場合があります。 なお、本プロポーザルの受託候補者特定前において、決定に影響がでる恐れがある情報について は決定後の開示とします。 14.その他 (1)言語及び通貨単位 手続において使用する言語及び通貨単位は、日本語及び日本国通貨に限ります。 (2)費用負担 書類作成及び提出に係る費用など、必要な経費は全て提出者の負担とします。 緊急やむを得ない理由等により、本公募型プロポーザルを実施することができないと認めると きは、停止、中止又は取り消すことがあります。なお、この場合において本公募型プロポーザル 方式に要した費用を大津市に請求することはできません。 (3)参加辞退の場合 企画提案書の提出後、都合により参加を辞退することになった場合は、速やかに書面(様式は 任意)により、担当課あてに提出してください。 (4)失格事項 次のいずれかに該当する場合は、失格となる場合があります。なお、失格となった場合は、別 途通知します。 ア 参加資格要件を満たしていない場合 イ 提出期限、提出場所、提出方法に適合しない書類の提出があった場合 ウ 指定する様式及び記載上の留意事項に示された条件に適合しない書類の提出があった場 合 エ 記載すべき事項の全部又は一部が記載されていない書類の提出があった場合 オ 提出書類に虚偽の内容が記載されていた場合 カ 選定結果に影響を与えるような不誠実な行為を行った場合 キ プレゼンテーションを正当な理由なく欠席した場合 ク 見積書の金額が予算額を超過する場合 (5)著作権等の権利 企画提案書等の著作権は、当該企画提案書等を作成した者に帰属するものとします。 ただし、受託先に選定された者が作成した企画提案書等の書類については、市が必要と認める 場合には、市は、受託先にあらかじめ通知することによりその一部又は全部を無償で使用(複製、 転記又は転写をいう。)することができるものとします。 (6)申請者は、公募型プロポーザル方式の実施後、不知又は内容の不明を理由として、異議を申 し立てることはできません。 15.問い合わせ先 〒520-8575 電 大津市御陵町3番1号 話 大津市産業観光部農林水産課(担当 077-528-2757 ファクシミリ 077-523-4053 電子メールアドレス otsu1605@city.otsu.lg.jp 谷口・大畑)
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