兵庫北地区(PDF:597KB)

【整理番号36】
事後評価書(完了後の評価)
都道府県名
事業名
兵庫県
関係市町村
水産物供給基盤整備事業
ヒョウゴ キタ
地区名
豊岡市、香美町、新温泉町
( 広域水産物供給基盤整備事業(漁場) )
事業主体
兵庫北
兵庫県
Ⅰ 基本事項
1.地区概要
漁港名(種別)
-
陸揚金額
7,919
漁場名
百万円
登録漁船隻数
-
隻
沖合底びき網、ベニカゴ、い
主な漁業種類
か釣り、一本釣り、定置網
375
経営体
漁業経営体数
地区の特徴
陸揚量
利用漁船隻数
主な魚種
組合員数
豊岡漁場 他
13,512
トン
隻
4,142
ズワイガニ、ホタルイカ、ハ
タハタ、カレイ類等
1,969
人
当地区は日本海西部に位置し、海岸部は典型的なリアス式海岸のため限
られた平地に人口が集中しており、1次産業と海水浴、温泉を中心とした観
光業が基幹産業となっている。
水産業は、浅海域が狭く地先の漁場に恵まれないことから沖合底びき網漁
業など沖合漁業を中心に発展し、冬季に水揚げされるズワイガニは「松葉ガ
ニ」として重要な観光資源にもなっている。
2.事業概要
事業目的
主要工事計画
当地区は、浅海域が狭く天然礁にも恵まれていないことから、沖合底びき
網漁業を基幹漁業として発展してきたが、日韓暫定水域の設定やTAC制度の導
入等により厳しい制約を受け漁業経営は極めて厳しい状況にある。
このため、重要性が増す沿岸漁業を対象にした魚礁漁場並びに増殖場の整
備を実施し、限られた沿岸域の生産性を高めることで漁獲量の増大及び水産
物の安定供給を図ったものである。
豊岡漁場:魚礁2箇所、竹野漁場:魚礁1箇所 増殖場1箇所、
香住漁場:魚礁2箇所 増殖場1箇所、浜坂漁場:魚礁3箇所 増殖場1箇所
事業費
1,900百万円
事業期間
平成13年度~平成21年度
Ⅱ 点検項目
1.費用対効果分析の算定基礎となった要因の変化
本事業では平成15年度の計画変更時に費用対効果分析を実施し、経済効果の妥当性につ
いて評価を行った。その際、分析の算定基礎とした対象漁業種類の平均単価が需要の低迷等
のため1,146円/㎏から558円/㎏に低下したことなどから、費用便益費も平成15年度の1.65
から平成27年度の1.10に減少している。
2.事業効果の発現状況
漁業者数の減少や高齢化、燃油高騰による出漁日数の減少など、漁獲努力量の減少もあり
総生産量は減少しているが、増殖場の対象種であるヒラメやタイ類の1経営体当たりの漁獲
量は約50%増加しており、魚礁漁場の利用も高い。これらに基づく費用対効果分析の結果も
1.0を上回っていることから一定の効果発現が見られる。
3.事業により整備された施設の管理状況
本事業により整備した施設については、地元漁協、漁業者団体に管理委託している。
4.事業実施による環境の変化
増殖場整備により設置した餌料培養礁により、マダイやヒラメの幼稚魚や未成魚の生息域の
餌料環境が向上した。
【整理番号36】
5.社会経済情勢の変化
本事業の計画策定時における経営体数は591体(H10年統計値)であったが、高齢化等により
現在は375体(H25年統計値)に減少している。
6.今後の課題
PDCAサイクルに基づき、本事業の整備施設の効果調査結果を次の整備地区の計画に反映す
るための継続的にモニタリングを行う必要がある。
7.事業の投資効果が十分見込まれたか
平成15年評価時の
費用便益比B/C
1.65
現時点の
B/C
1.10
※別紙「費用対効果分析
集計表」のとおり
Ⅲ 総合評価
本事業では、沿岸域における水産物の生産性を高めるために、魚礁漁場と増殖場の整備を
行った。また、貨幣化が可能な効果において、費用対効果分析を行ったところ、1.0を超えてお
り、経済効果についても確認されている。
以上の結果から、本事業は当該地区において漁業経営の安定及び地域経済の振興へ寄与した
ものとなっており、想定した事業効果の発現が認められた。
【整理番号36】
費用対効果分析集計表
1 基本情報
都道府県名
事業名
兵庫県
地区名
広域水産物供給基盤整備事業(漁場)
兵庫北
施設の耐用年数
30年
2 評価項目
評価項目
便益額(現在価値化)
①水産物生産コストの削減効果
千円
②漁獲機会の増大効果
千円
水産物の生産性向上
③漁獲可能資源の維持・培養効果
便
益
の
評
価
項
目
及
び
便
益
額
1,583,665
千円
④漁獲物付加価値化の効果
千円
漁業就労環境の向上
⑤漁業就労環境の労働環境改善効果
千円
生活環境の向上
⑥生活環境の改善効果
千円
地域産業の活性化
⑦漁業外産業への効果
1,690,566
千円
⑧生命・財産保全・防御効果
千円
⑨避難・救助・災害対策効果
千円
⑩自然環境保全・修復効果
千円
非常時・緊急時の対処
自然保全・文化の継承 ⑪景観改善効果
千円
⑫地域文化保全・継承効果
千円
⑬漁港利用者の利便性向上効果
千円
⑭その他
千円
その他
B
3,274,231
千円
総費用額(現在価値化) C
2,970,168
千円
計(総便益額)
費用便益比
B/C
1.10
3 事業効果のうち貨幣化が困難な効果
根拠港の近接海域に優良漁場が形成されることによる水産物生産コストの削減効果
【整理番号36】
広域水産物供給基盤整備事業(漁場) 兵庫北地区 事業概要図
竹野(魚礁)
4,856空m3
竹野漁場
香住漁場
香住(魚礁)
4,616空m3
豊岡(魚礁)
4,464空m3
豊岡漁場
豊岡第2(魚礁)
4,952空m3
香住第2(魚礁)
4,640空m3
柴山(増殖場)
34.04ha
事業主体:兵庫県
事業内容
・魚礁 (8箇所) 71,984.19空m3
・増殖場 (3箇所) 113.64ha
事業費:1,900百万円
事業期間:平成13年度~21年度
竹野第2(増殖場)
39.5ha 17,043.6空m3
香住漁場
浜坂漁場
浜坂第4(魚礁)
4,640空m3
浜坂第3(魚礁)
4,904空m3
浜坂第2(増殖場)
40.1ha 17,548.59空m3
浜坂(魚礁)
4,320空m3
香住漁場
兵庫北地区広域水産物供給基盤整備事業(漁場)の効用に関する説明資料
1 事業概要
(1) 事
業
目
的 : 当地区は水産業と観光業が基幹産業となってるが、浅海域が狭く天然礁にも恵まれてい
ないことから、沖合底びき網漁業を基幹漁業として発展してきたが、日韓暫定水域の設定
やTAC制度の導入等により厳しい制約を受け漁業経営は極めて厳しい状況にある。
このため、重要性が増す沿岸漁業を対象にした魚礁漁場並びに増殖場の整備を実施し、
限られた沿岸域の生産性を高めることで漁獲量の増大及び水産物の安定供給を図る。
(2) 主 要 工 事 計 画 :
(3) 事
業
(4) 工
魚礁施設
71,984.19空m3
増殖場
113.64ha
1,900
費 :
期 :
百万円
平成13年度 ~ 平成21年度
2 総費用便益比の算定
(1) 総費用総便益比の総括
算定式
区分
数値
総費用(現在価値化)
①
2,970,168
(千円)
総便益額(現在価値化)
②
3,274,231
(千円)
総費用総便益比
1.10
②÷①
(2) 総費用の総括
施設名
施設規模
魚礁
事業費(千円)
71,984.19空m3
増殖場
635,100
1,264,500
113.6ha
1,899,600
計
維持管理費等
0
総費用
1,899,600
現在価値化後の総費用
2,970,168
(3) 年間標準便益
区 分
効果項目
年間標準便益額
(千円)
効果の要因
漁獲可能資源の維持・培養効果
60,049 ・生産量の増加効果
漁業外産業への効果
64,046
計
124,095
・出荷過程における流通業に対する生産量
の増加効果
(4) 総便益算出表
評
価 年 割引率
期 度
間
①
費用(千円)
デフ
レータ
事業費
(維持管理費含む)
②
③
便益(千円)
現在価値
漁獲可能資
漁業外産業
(維持管理費含む) 源の維持・
への効果
①×②×③ 培養効果
計
割引後
効果額合計
(千円)
②
①×②
-14 13
1.732
1.026
192,000
341,126
0
0
0
0
-13 14
1.665
1.036
395,000
681,381
3,033
3,442
6,475
10,781
-12 15
1.601
1.026
360,000
591,357
14,167
15,333
29,500
47,230
-11 16
1.539
1.010
280,000
435,358
25,777
27,765
53,542
82,401
-10 17
1.480
1.000
196,760
291,253
34,065
36,514
70,579
104,457
-9 18
1.423
0.985
211,000
295,814
41,578
44,479
86,057
122,459
-8 19
1.369
0.962
120,000
157,988
49,870
53,427
103,297
141,414
-7 20
1.316
0.925
79,550
96,831
54,483
58,239
112,722
148,342
-6 21
1.265
0.957
65,290
79,060
57,541
61,429
118,970
150,497
-5 22
1.217
0.951
60,049
64,046
124,095
151,024
-4 23
1.170
0.936
60,049
64,046
124,095
145,191
-3 24
1.125
0.950
60,049
64,046
124,095
139,607
-2 25
1.082
0.928
60,049
64,046
124,095
134,271
-1 26
1.040
0.903
60,049
64,046
124,095
129,059
0 27
1.000
1.000
60,049
64,046
124,095
124,095
1 28
0.962
60,049
64,046
124,095
119,379
2 29
0.925
60,049
64,046
124,095
114,788
3 30
0.889
60,049
64,046
124,095
110,320
4 31
0.855
60,049
64,046
124,095
106,101
5 32
0.822
60,049
64,046
124,095
102,006
6 33
0.790
60,049
64,046
124,095
98,035
7 34
0.760
60,049
64,046
124,095
94,312
8 35
0.731
60,049
64,046
124,095
90,713
9 36
0.703
60,049
64,046
124,095
87,239
10 37
0.676
60,049
64,046
124,095
83,888
11 38
0.650
60,049
64,046
124,095
80,662
12 39
0.625
60,049
64,046
124,095
77,559
13 40
0.601
60,049
64,046
124,095
74,581
14 41
0.577
60,049
64,046
124,095
71,603
15 42
0.555
60,049
64,046
124,095
68,873
16 43
0.534
60,049
64,046
124,095
66,267
17 44
0.513
57,016
60,604
117,620
60,339
18 45
0.494
45,882
48,713
94,595
46,730
19 46
0.475
34,272
36,281
70,553
33,513
20 47
0.456
25,984
27,532
53,516
24,403
21 48
0.439
18,471
19,567
38,038
16,699
22 49
0.422
10,179
10,619
20,798
8,777
23 50
0.406
5,566
5,807
11,373
4,617
24 51
0.390
2,508
2,617
5,125
1,999
25 52
0.375
0
0
0
0
26 53
0.361
計
1,899,600
2,970,168
0
0
0
0
1,801,470
1,921,380
3,722,850
3,274,231
3 効果額の算定方法
(1) 漁獲可能資源の維持・培養効果
(ⅰ)沈設魚礁整備に伴う生産量増大効果
区分
備考
値
H25年度人工魚礁利用実態調査結果より算定
※別紙1参照
魚礁1空m3当たりの年間生産量
(㎏/空m3)
①
2.70
事業量(空m3)
②
71,984.19
年間期待生産量(㎏)
③
194,357.31 ①×②
単価(円/㎏)
④
558
漁獲経費率
⑤
0.534
年間便益額(千円/年)
但馬、浜坂漁協平均単価(H22-26)
※別紙2表1参照
農林水産省漁業経営調査の経費率(H20-24平均)
※別紙2表2参照
50,539 ③×④×(1-⑤)/1,000
(ⅱ)増殖場整備に伴う生産効率の向上効果
a 柴山工区(整備年度:H13-16)
区分
値
備考
効果発現前のヒラメ漁獲量(㎏/体)
①
54.00 (H10-14平均) ※別紙2表3-3参照
直近5カ年のヒラメ漁獲量(㎏/体)
②
83.97 (H22-26平均) ※別紙2表3-3参照
直近5カ年の経営体数(体)
③
118 (H22-26平均) ※別紙2表3-2参照
沈設魚礁によるヒラメ漁獲量(㎏)
④
生産効率の向上による生産量(㎏)
⑤
3,380 (②-①)×③-④
ヒラメ単価(円/㎏)
⑥
1,667
但馬、浜坂漁協平均単価(H22-26)
※別紙2表3-4参照
漁獲経費率
⑦
0.534
農林水産省漁業経営調査の経費率(H20-24平均)
※別紙2表2参照
156.00 (H22-26平均) ※別紙3表5参照
年間便益額(千円/年)
2,626 ⑤×⑥×(1-⑦)/1,000
b 浜坂第2工区(整備年度:H14-17)
値
区分
備考
効果発現前のタイ類漁獲量(㎏/体)
①
385.03 (H10-14平均) ※別紙2表4-3参照
直近5カ年のタイ類漁獲量(㎏/体)
②
578.61 (H22-26平均) ※別紙2表4-3参照
直近5カ年の経営体数(体)
③
118 (H22-26平均) ※別紙2表4-2参照
浜坂第2工区の造成面積比率
④
0.50 ※別紙2表4-4参照
沈設魚礁によるタイ類漁獲量(㎏)
⑤
986.50 (H22-26平均) ※別紙3表5参照
生産効率の向上による生産量(㎏)
⑥
10,435 (②-①)×③×④-⑤
タイ類単価(円/㎏)
⑦
748
漁獲経費率
⑧
0.534
年間便益額(千円/年)
但馬、浜坂漁協平均単価(H22-26)
※別紙2表4-5参照
農林水産省漁業経営調査の経費率(H20-24平均)
※別紙2表2参照
3,637 ⑥×⑦×(1-⑧)/1,000
c 竹野第2工区(整備年度:H18-21)
区分
値
備考
効果発現前のタイ類漁獲量(㎏/体)
①
403.99 (H14-18平均) ※別紙2表4-3参照
直近5カ年のタイ類漁獲量(㎏/体)
②
578.61 (H22-26平均) ※別紙2表4-3参照
直近5カ年の経営体数(体)
③
118 (H22-26平均) ※別紙2表4-2参照
竹野第2工区の造成面積比率
④
0.50 ※別紙2表4-4参照
沈設魚礁によるタイ類漁獲量(㎏)
⑤
生産効率の向上による生産量(㎏)
⑥
タイ類単価(円/㎏)
⑦
748
漁獲経費率
⑧
0.534
986.50 (H22-26平均) ※別紙3表5参照
9,317 (②-①)×③×④-⑤
年間便益額(千円/年)
但馬、浜坂漁協平均単価(H22-26)
※別紙2表4-5参照
農林水産省漁業経営調査の経費率(H20-24平均)
※別紙2表2参照
3,247 ⑥×⑦×(1-⑧)/1,000
(2) 漁業外産業への効果
(ⅰ)出荷過程における流通業に対する生産量の増加効果
a 沈設魚礁による漁獲物
区分
値
備考
増加出荷量(㎏)
①
194,357.31 (1)・(ⅰ)・③
単価(円/㎏)
②
558 (1)・(ⅰ)・④
出荷市場と産地市場の価格比
③
神戸市中央卸売市場平均値/但馬、浜坂漁協におけ
1.93 る平均単価 (H21~H25)
(ブリ・ハマチ、スルメイカ)※別紙4表1参照
所得率
④
0.274
年間便益額(千円)
総務省企業経済調査報告 産業特殊中分類別営業状
況(卸売業) (H21-25平均)※別紙4表2参照
57,352 ①×②×③×④/1000
b 増殖場(柴山工区)による漁獲物
区分
値
備考
生産効率の向上によるヒラメ出荷量(㎏)
①
3,380 (1)・(ⅱ)・a・⑤
ヒラメ単価(円/㎏)
②
1,667 (1)・(ⅱ)・a・⑥
出荷市場と産地市場の価格比
③
所得率
④
神戸市中央卸売市場平均値/但馬、浜坂漁協におけ
1.19 る平均単価 (H21~H25)
(ヒラメ)※別紙4表1参照
0.274
年間便益額(千円)
総務省企業経済調査報告 産業特殊中分類別営業状
況(卸売業) (H21-25平均)※別紙4表2参照
1,837 ①×②×③×④/1000
c 増殖場(浜坂第2工区・竹野第2工区)による漁獲物
区分
値
生産効率の向上によるタイ類出荷量(㎏) ①
備考
19,752 (1)・(ⅱ)・b・⑥+(1)・(ⅱ)・c・⑥
タイ類単価(円/㎏)
②
748 (1)・(ⅱ)・b・⑦
出荷市場と産地市場の価格比
③
神戸市中央卸売市場平均値/但馬、浜坂漁協におけ
1.20 る平均単価 (H21~H25)
(マダイ)※別紙4表1参照
所得率
④
年間便益額(千円)
0.274
総務省企業経済調査報告 産業特殊中分類別営業状
況(卸売業) (H21-25平均)※別紙4表2参照
4,857 ①×②×③×④/1000
別 紙 1
【日本海】
1 日本海で魚礁を利用して操業する主な漁業種類ごとに、当該漁種を営む漁業者に魚礁利用に関する調査を実施し、漁業種類ごとの「単位事業量当たり生産量(㎏/空m3)」を
漁業種類
対象地区
(調査対象漁協)
沿岸いか釣り
但馬(津居山)
浜坂
一本釣り・立縄
但馬(津居山)
浜坂
対象地区漁獲量
対象地区漁獲量
(㎏/年)
出典
区分
※注1
A
124,450
1
542,250
1
666,700
27,400
1
56,000
1
83,400
人工漁場漁獲率 人工漁場漁獲量 人工漁場事業量 単位事業量当たり
(㎏/年)
(空m3)
生産量(㎏/空m3)
B
C=A×B
D
E=C/D
0.630004018
78,404
42,795
1.832083187
0.515625634
279,598
110,379
2.533072414
0.536976151
358,002
153,174
2.337224333
0.735985401
20,166
42,795
0.471223274
0.702035714
39,314
110,379
0.356172823
0.713189448
59,480
153,174
0.388316555
漁業種類計
(㎏/空m3)
2.337224333
0.388316555
注1 対象地区漁獲量 出典
1:兵庫県水産業の動き
2:県農林調査漁獲統計
3:市町調査漁獲統計
4:漁協統計(業務報告書等)
2 調査対象漁協は、地理的偏りがなく、本県日本海域を代表する規模の漁協を対象に実施していることから、①で算出した各漁業種類ごとの「単位事業量当たり生産量」は、
調査区域外の兵庫県日本海域においても同様であるとみなす。
兵庫県瀬戸内海域の漁業種類別単位事業量当たり生産量
単位事業量当たり
漁業種類
生産量(㎏/空m3)
沿岸いか釣り
2.337224333
・・・①
一本釣り・立縄
0.388316555
・・・②
浜坂
但馬
(津居山)
調査対象漁
3 人工漁場では複数の漁業種類が操業することから、本県日本海域全体の単位事業量当たり生産量は、各漁業種類別の単位事業量当たり生産量の総和で算出する。
兵庫県日本海域の単位事業量当たり生産量
①+②=
2.725540888
≒
2.7㎏/空m3
別 紙 2
○表1 沈設魚礁の対象漁業種類の漁獲量と漁獲金額
H22
漁獲量(㎏)
漁獲金額(円)
H23
○表2 漁業所得率の算出 (日本海西区(兵庫) )
H24
H25
H26
生産物
収入(A)
5カ年平均
745,456
645,614
569,312
715,131
491,480
633,398
405,990,532
412,579,134
297,624,222
358,108,286
291,302,629
353,120,961
H21
545
639
523
501
593
558
H22
平均単価(円/㎏)
H20
対象漁業種類:沿岸いか釣り、一本釣り、立縄 数値:兵庫県但馬水産事務所調べ
H23
H24
平均
10,308千円
10,235千円
8,528千円
9,071千円
8,538千円
9,336千円
漁業支出
(B)
6,626千円
7,021千円
5,738千円
5,774千円
5,544千円
6,141千円
固定経費
(C) ※
正味漁業支出
(D):(B)-(C)
経費率(%)
(E):(D)/(A)
利益率(%)
100-(E)
1,260千円
5366
0.521
0.479
1,305千円
5716
0.558
0.442
1,097千円
4641
0.544
0.456
1,039千円
4735
0.522
0.478
1,074千円
4470
0.524
0.476
1,155千円
4986
0.534
0.466
出典:兵庫県水産業の動き(兵庫農林統計協会) 漁業経営調査(3t未満及び3-5tの階層計) ※固定経費:減価償却費
○増殖場の対象魚種の漁獲量等
香住漁場(柴山工区) 対象魚種:ヒラメ 整備年度H13~H16
表3-1 【漁獲量】
H10
H11
H12
H13
H14
H15
H16
H17
H18
H19
H20
H21
H22
H23
H24
H25
H26
ヒラメ
12t
11t
7t
10t
9t
9t
13t
9t
9t
9t
9t
6t
8t
10t
10t
11t
10t ・・・①
平均値
9,800㎏
出典 H10~H24:兵庫県水産業の動き(兵庫農林統計協会) H25~H26:兵庫県但馬水産事務所調べ
表3-2 【経営体数】
H10
H11
H12
H13
H14
H15
H16
H17
H18
H19
H20
H21
H22
H23
H24
小底
2
2
2
2
2
1
1
0
0
0
0
0
0
0
0
その他刺網
26
13
16
22
20
14
19
13
14
13
11
9
8
6
5
その他釣り
123
152
138
155
148
156
157
131
96
108
119
115
112
108
105
その他延縄
27
3
3
13
12
9
11
10
9
9
8
7
7
6
6
大型定置
3
3
3
3
3
3
3
3
3
3
3
3
3
3
3
小型定置
2
2
2
2
2
2
1
1
1
1
1
1
1
0
0
計
183
175
164
197
187
185
192
158
123
134
142
135
131
123
119
平均値
181
118
出典 H10~H18:兵庫県水産業の動き(兵庫農林統計協会) H20・25:漁業センサス ※H19年値:H18年値とH20年値の中間値。 H21年~H24年値及びH26年値:H20年値からH25年値の変動係数により算定。
(単位:体)
H25
H26
0
0
3
1
101
97
5
4
3
3
0
0
112
105 ・・・②
(単位:㎏/体)
表3-3 【1経営体当たりヒラメ漁獲量】
効果発現前
効果発現後
整備期間
H10
H11
H12
H13
H14
H15
H16
H17
H18
H19
H20
H21
H22
H23
H24
H25
H26
漁獲量
65.57 62.86 42.68 50.76 48.13 48.65 67.71 56.96 73.17 67.16 63.38 44.44 61.07 81.30 84.03 98.21 95.24 ・・・①×1,000÷②
平均値
54.00
83.97
※ヒラメは満2歳で漁獲サイズとなることから、施設の効果はH15年以降発現
表3-4 【平均単価】
H22
H23
H24
H25
H26
ヒラメ
1,686 1,579 1,614 1,624 1,833
兵庫県但馬水産事務所調べ
(単位:円/㎏)
5カ年平均
1,667
整備年度 浜坂第2工区 H14
竹野第2工区 H18
浜坂漁場(浜坂第2工区)及び竹野漁場(竹野第2工区) 対象魚種:タイ類
~
~
H17
H21
表4-1 【漁獲量】
H10
H11
H12
H13
H14
H15
H16
H17
H18
H19
H20
H21
H22
H23
H24
H25
H26
タイ類
85t
78t
62t
57t
65t
72t
89t
55t
58t
74t
63t
53t
50t
91t
61t
77t
60t ・・・①
平均値
67,800㎏
出典 H8~H24:兵庫県水産業の動き(兵庫農林統計協会) H25~H26:兵庫県但馬水産事務所調べ
表4-2 【経営体数】
H10
H11
H12
H13
H14
H15
H16
H17
H18
H19
H20
H21
H22
H23
H24
小底
2
2
2
2
2
1
1
0
0
0
0
0
0
0
0
その他刺網
26
13
16
22
20
14
19
13
14
13
11
9
8
6
5
その他釣り
123
152
138
155
148
156
157
131
96
108
119
115
112
108
105
その他延縄
27
3
3
13
12
9
11
10
9
9
8
7
7
6
6
大型定置
3
3
3
3
3
3
3
3
3
3
3
3
3
3
3
小型定置
2
2
2
2
2
2
1
1
1
1
1
1
1
0
0
計
183
175
164
197
187
185
192
158
123
134
142
135
131
123
119
平均値
181
118
出典 H10~H18:兵庫県水産業の動き(兵庫農林統計協会) H20・25:漁業センサス ※H19年値:H18年値とH20年値の中間値。 H21年~H24年値及びH26年値:H20年値からH25年値の変動係数により算定。
(単位:体)
H25
H26
0
0
3
1
101
97
5
4
3
3
0
0
112
105 ・・・②
(単位:㎏/体)
浜坂第2 効果発現期
浜坂第2+竹野第2 効果発現期
浜坂第2整備期間
竹野第2整備期間
H10
H11
H12
H13
H14
H15
H16
H17
H18
H19
H20
H21
H22
H23
H24
H25
H26
漁獲量
464.48 445.71 378.05 289.34 347.59 389.19 463.54 348.10 471.54 552.24 443.66 392.59 381.68 739.84 512.61 687.50 571.43 ・・・①×1,000÷②
※タイ類は満1歳で漁獲サイズとなることから、浜坂第2工区の効果はH15年以降、竹野第2工区の効果はH19年以降発現
表4-3 【1経営体当たりタイ類漁獲量】
浜坂第2工区 効果発現前(H10~H14)5カ年の漁獲量平均
竹野第2工区 効果発現前(H14~H18)5カ年の漁獲量平均
効果発現後 直近5カ年(H22~H26)の漁獲量平均
385.03
403.99
578.61
表4-4 【浜坂第2工区と竹野第2工区の造成面積比】
造成面積(ha)
造成面積比
浜坂第2工区
40.1
0.50
表4-5 【平均単価】
H22
H23
H24
H25
H26
マダイ
977
880 1,089 1,007 1,013
チダイ
741
585
741
605
689
キダイ
598
533
510
600
517
クロダイ
692
662
807
885
826
兵庫県但馬水産事務所調べ
竹野第2工区
39.5
0.50
(単位:円/㎏)
5カ年平均
748
計
79.6
1
別 紙 3
表1 増殖場対象種の漁業種類別漁獲率
漁業種類
H14
ヒラメ
H16
H17
H18
漁獲率 A
平均
沿岸いか釣り
0t
0t
0t
0t
0t
0t
一本釣り・立縄
1t
2t
4t
2t
2t
2.20t
0.2245
上記以外
8t
7t
9t
7t
7t
7.60t
0.7755
9t
9t
13t
9t
9t
9.80t
1
沿岸いか釣り
0t
0t
0t
0t
0t
0t
0
一本釣り・立縄
32t
31t
33t
19t
24t
27.80t
0.41
上記以外
33t
41t
56t
36t
34t
40.00t
0.59
65t
72t
89t
55t
58t
67.80t
1
計
タイ類
H15
計
0
表2 漁業種類別人工漁場漁獲率 (別紙1より)
沿岸いか釣り
0.536976151
一本釣り・立縄
0.713189448
人工漁場漁獲率
⑥=③×④
人工漁場
漁獲率 計
⑦=③+⑥
出典 兵庫県水産業の動き(兵庫農林統計協会)
表3 増殖場対象種の人工漁場漁獲率の算定
沿岸いかつり
漁業種類別漁獲率
①
(表1 A欄より)
漁業種類別
人工漁場漁獲率
②
(表2より)
ヒラメ
0
タイ類
0
一本釣り・立縄
漁業種類別
人工漁場漁獲率
⑤
(表2より)
人工漁場漁獲率
③=①×②
漁業種類別漁獲率
④
(表1 A欄より)
0.536976151
0
0.2245
0.713189448
0.1601
0.1601
0.536976151
0
0.41
0.713189448
0.2924
0.2924
表4 兵庫北地区で整備した沈設魚礁の整備率の算定
日本海域沈設魚礁事業量計
(H26末現在) ①
375,835.00空m3
兵庫北地区沈設魚礁事業量
②
豊岡
豊岡第2
竹野
香住
香住第2
浜坂
浜坂第3
浜坂第4
計
4,464.00空m3
4,952.00空m3
4,856.00空m3
4,616.00空m3
4,640.00空m3
4,320.00空m3
4,904.00空m3
4,640.00空m3
37,392.00空m3
当該事業整備率
③=②/①
0.0995
表5 兵庫北地区で整備した沈設魚礁における増殖場対象種の漁獲量の算定
人工漁場漁獲率
①
(表3 ⑦欄より)
ヒラメ
0.1601
タイ類
0.2924
当該事業整備率
②
(表4 ③欄より)
0.0995
当該事業で整備した
沈設魚礁における漁獲率
③=①×②
直近5カ年(H22~H26)の
漁獲量平均値 ④
(別紙2 表3-1,4-1より)
兵庫北地区の沈設魚礁
漁獲量
⑤=③×④
0.0159
9,800㎏
156㎏
0.0291
67,800㎏
1,973㎏
備考
増殖場2箇所のため、増殖場1箇所当たりの補正値は⑤×1/2
別 紙 4
(単位:円/kg)
表1 出荷市場と産地市場の価格比
年
平成21年 平成22年 平成23年 平成24年 平成25年
備考
5カ年平均
961
977
880
1,089
1,007
983
産地市場 ヒラメ
①
ぶり・はまち
1,953
1,686
1,579
1,614
1,624
1,691
288
242
482
438
473
するめいか
402
350
390
367
401
マダイ
神戸市中
ヒラメ
央
卸売市場 ぶり・はまち
②
するめいか
1,125
1,176
1,079
1,260
1,267
1,181
2,039
1,986
1,867
2,001
2,135
2,006
998
999
1,051
895
963
498
456
573
436
531
マダイ
価格増加 ヒラメ
率
②/① ぶり・はまち
するめいか
1.17
1.20
1.23
1.16
1.26
1.20 浜坂第2、竹野第2工区
1.04
1.18
1.18
1.24
1.31
1.19 柴山工区
3.47
4.13
2.18
2.04
2.04
1.24
1.30
1.47
1.19
1.32
マダイ
※産地市場価格:但馬水産事務所調べ 神戸市中央卸売市場価格:神戸市中央卸売市場年報
表2 流通関連付加価値効果(卸売業の利益率)の算出
(単位:千円)
年
平成21年 平成22年 平成23年 平成24年 平成25年 5カ年平均
売上高
24,543
26,575
35,668
28,368
28,434
28,718
売上総利益
7,373
8,007
9,366
7,140
7,491
7,875
所得率
0.300
0.301
0.263
0.252
0.264
0.274
(総務省企業経済調査報告「個人企業経済調査動向編 産業特殊中分類別営業状況 卸売業」より)
383
740
1.93 沈設魚礁