平成28年度第1回相談支援部会ver 3

平成 28 年度 第 1 回淀川区地域自立支援協議会 相談支援部会
日 時:平成 28 年 4 月 5 日(金)10:00~12:20
場 所:淀川区役所 6 階 602 会議室
出席者:楠・元橋(あい・すまいる淀川)早田・明智(淀川区障がい者相談支
援センター)泉谷(はるかぜ)神原(ゆめ本舗)岩部(あじさい)萱
野・園部(ナービス)出水(うぃずサポートセンター)萩原(COC
OLO)※順不同
1.新規事業所及び相談支援マップの確認
1.新規事業所及び相談支援マップの確認
・今年度より新たに数ヶ所立ち上がる予定。それに伴いマップの修正が必要。
また、修正にあたって区役所とやや齟齬が生じているため、調整を予定
・新規事業所にはマップへの掲載に了解を得ておくこと。相談支援部会への参
加は任意なので強制はできないが、今後相談支援部会で新規利用者の受け入
れに関する選定を行うのであれば、参加してもらう必要がある
2.今年度の運営事項の確認
2.今年度の運営事項の確認
①新規利用者の選定について
■淀川区障がい者相談支援センターより
・選定は委託の業務なのでえんじょい内で行ってきた(保健福祉センターから
依頼→利用者・家族等へ連絡→相談支援事業所を紹介)。電話による連絡調整
だけでなく、訪問する場合もあり
・相談支援部会で選定が必要なケースは今のところない。あったとしても稀。
昨年 4~5 月頃はいくつかあった
■意見交換
・手に余るケースが回ってくる場合がある。また、諸事情によりどうしても受
け入れ出来ない場合もある。結果的に保健福祉センターへ差し戻した。こう
いう場合、選定までいかなくても協議・検討できる機会があれば助かる
・ケースバイケースだが、困難と思われるケースや時間に余裕があるケースは
選定をしたほうが望ましい。ペーパーの情報ではびっくりしても、会ってみ
ると大したことではない場合も多い
■当面の決定…「選定」実施の基準
■当面の決定…「選定」実施の基準
・受け入れてよいか判断に迷うケース
・困難さを伴い、緊急を要するケース→臨時で部会を開催して選定
②各事業所の状況について
■ゆめ本舗
・成人 35 名 児童 35 名
・新規の依頼は止まっているが、学校、病院、スクールソーシャルワーカー等
からサービスや制度の問い合わせが増えている。忙しい
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・先々月、実地指導があった。モニタリングやアセスメントが不十分なため、
個別でノートを作成して記録の補強を心掛けているが、
「支援経過が時系列で
分かるもの」を作るように言われた。書式は問わないとのこと
・また、ホームページを立ち上げて周知を図るようにも言われた。ただし、事
業所のパンフレットなどを区役所に常設していればOKとのこと
・他の事業所との連携体制についても指摘された。自立支援協議会の部会に参
加していること、それぞれの記録を残していることで問題なし
■淀川区障がい者相談支援センターえんじょい
・110 名ぐらい?新規の依頼は止まっている
■あじさい
・延べ 117 名。うち 20 名は終了
・把握しきれないぐらい常時動いている。昨年 4 月は更新ケースが集中したた
め大変だった
・新規はかなり減ったが、記録の作成が追い付かないため、とりあえずメモだ
けは残すようにしている。最低限、何を残せばいいのか、揃えればいいのか
教えてほしい
→週間計画表の特記事項にトピックスを書き留めている。関係機関へ状況を
伝えることも出来る。手間だが、情報伝達の効率化は図れる
■COCOLO
・107 名(28.3.31 現在)。契約終了を含めるともう少し多い
・新規の受け入れは止めているが、事情によっては受け入れている
・新規、更新も含めて毎月 20 ケース程度、手を着けられない状況が慢性化し
ている。また依頼順に対応しているが、緊急を要するケースは優先せざるを
得ないため、急がないケースは後回しになってしまっている
・とにかく忙しい
■はるかぜ
・60 名ぐらい。契約終了を除くと実質約 50 名。さらに連絡が取れなくなって
いる人、計画相談支援の必要性が低い人を除くと約 40 名
・新規の依頼は落ち着いている。受け入れに余裕はあるが、一人で毎月 20~
30 名ほど対応しているため、忙しさは変わらない
■うぃずサポートセンター
・53 名ぐらい。東淀川区がメインだが、他区からの依頼も多い
■あい・すまいる淀川
・160 名ぐらい(児童も含む)だが、実質は 120~130 名ぐらい
・新規の依頼は、成人は落ち着いているが、児童は多い。緊急性のあるケース
や飛び込みの依頼、きょうだい揃っての依頼など。医療的ケアが必要なケー
スも 2~3 件対応している。余裕は無い
・3~4 ヶ月待ってもらっている人もいる。介護力の低いケース、緊急対応など
を優先しているため
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③サービス等利用計画案の作成依頼までの流れについて
・関係機関、利用者だけでなく、スクールソーシャルワーカー、保育士、ママ
友などからの問い合わせが年々増えている。概要を説明したうえで、まずは
保健福祉センターで手続きをするよう説明している
・病院、地域包括、訪問看護などからの依頼も多い。社協から全くサービスに
繋がっていない人への介入を依頼されることもある
・気軽に計画を作成できると思われている場合もある。無理な場合は無理と断
っている
・保健福祉センターでの窓口対応が原因で、話がこじれることも少なくない。
それぞれの事情もあるとは思うが、マップ作成の件も含めて整理が必要
3.地域移行支援について
3.地域移行支援について
■意見交換
・段階に応じて支援に強弱をつけていくものだと理解しているが、明確なイメ
ージは無い。体制に余裕があるので機会があれば受け入れても良い
・一般相談支援で対応するのは体制的に難しい。委託で対応することになる
・制度の概要など漠然としたことは Web 上でも分かる。研修を受講しても「あ
あ、そうなのかあ」ぐらいのイメージ
・2 ケース受け入れたが、病院側が本当に退院させるつもりがあるのか、本人
自身も退院に一歩踏み込めず、こちらの力不足もあって難しかった
・余裕が出てくれば再度受け入れたい。計画相談支援よりも「丁寧な計画相談
支援」というイメージ。きちんと関わっていけば難しくない。バックアップ
体制も整っている。計画相談支援のような孤独感も無い。利用者との距離も
良い意味で近くなれる
■COCOLOより
・昨年度 3 ケース担当。うち 1 ケースが先月退院
・制度化に至った背景や理念の共有が難しい。実際にケースを担当しないと浸
透していかないが、ケースがあがってこない制度上の問題もある
・これまでは受け入れの下地が整っていなかったこともあって保健福祉センタ
ーからの一本釣り、あるいは水面下で調整をしてきたが、今後は相談支援部
会で選定するようにしたい。保健福祉センターとも確認しておく
4.その他
①情報提供
・移動支援の見直し…7月末日更新から移動支援事業所による計画作成が必須
・同行援護の一部見直し…51 時間→今年度より盲ろう者は 100 時間
・生保受給者…大病院を受診する場合は、まずかかりつけの近医の受診を優先
②「淀川 3 区相談支援ネットワーク」に対する意見
区相談支援ネットワーク」に対する意見
・自立支援協議会の相談支援部会と役割が重複しているが、事例検討は有意義
だった。遠方の研修を受講するよりも役立った。鍛えられた
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・会場が遠い。事例検討に興味はあるが、移動時間を考えると午後を全部空け
ざるを得ない
・優先順位は高くない。時間、曜日など変更してもらえれば
・以前は参加していたが、業務を優先するようになり足が遠退いてしまった。
内容が難しくてついていけなかった。なじめなかった。自分の考えをあの場
では言えない。楽しくなかった
・たまたま突発的な対応と重なってしまった。会場は問題ではない。
「区障がい
者相談支援センターが来ていない」と思われているとは、思っても見なかっ
た。立場上、出席すべきだったと思う
・会議ごとに機能の棲み分けは必要。相談支援部会で事例検討をする余裕があ
るなら、それで構わない。似たような会議は一つでも減らしたほうが良い。
原則、業務最優先
③「はたらく・くらしフェスタ」ふり返り
・就労系のイベントを 1 月にも実施したことが影響しているのでは?声掛けさ
せてもらった人の 9 割が来場していたので関心はあると思う
・台風が来た時のほうが来場者は多かったのでは?あまりの少なさにびっくり
した。何もすることが無かった。その間、他のスタッフとずっと喋っていた。
それはそれで有意義だった
・内容は悪くなかった。周知不足。全体的に「様子見」だったのかも
・居宅介護事業所部会で案内したが「ヘルパーを利用している人は就労系サー
ビスの利用には至りにくいので周知が難しい」という意見はあった
・作業の体験利用の受け入れが十分ではなかった。まだやっているのか、片づ
けているのか、よく分からないブースもあった
④その他
・障がい児の通学に係る移動支援…3 ヶ月の利用×3 回の協議で認められたが、
それ以降の利用は認められなかった。今後、通学に支障が生じるが「学校側
の検討課題」とのこと。重症心身障がい児の利用は可能
・更新時の計画作成の時期は?
→サービスが変わらなければ、更新時期より早く作成しても問題なし
・淀川区全体の数(支給決定・計画相談支援の利用・セルフプランなど)が知
りたい
次回
5 月 11 日(水)10:00~淀川区役所 5 階 502 会議室
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