3 事業別決算状況(法非適用企業) (1)簡易水道事業 ① 事業数及び

3
事業別決算状況(法非適用企業)
(1)簡易水道事業
① 事業数及び利用状況
平成 26 年度末の事業数は、18 事業となっている。
現在給水人口は 6 万 7,933 人で、前年度(6 万 7,724 人)に比べ 209 人、0.3%増加し、普及率
(行政区域内人口に対する現在給水人口の割合)は 13.8%と前年度(13.6%)を 0.2 ポイント上
回った。
年間総配水量は 968 万m3で、前年度(996 万m3)に比べて 28 万m3、2.8%の減少となり、
このうち料金対象となる年間総有収水量(給水量)は 774 万m3で前年度(799 万m3)に比べて
25 万m3、3.1%の減少となった。この結果有収率は 80.0%となり、前年度(80.2%)を 0.2 ポ
イント下回った。
② 収益的収支の状況
総収益は 13 億 6,429 万円で、前年度(13 億 1,937 万円)に比べて 4,492 万円、3.4%増加した。
また、総費用は 10 億 9,217 万円で、前年度(10 億 3,675 万円)に比べて 5,542 万円、5.3%増加
した(第 32 表)。
③ 資本的収支の状況
資本的支出は 29 億 5,192 万円で、前年度(30 億 3,580 万円)に比べて 8,388 万円、2.8%減少
した。これに対する資本的収入は 27 億 439 万円で、前年度(27 億 8,297 万円)に比べて 7,858
万円、2.8%減少した。
④ 給水原価と料金の状況
平成 26 年度の給水原価は1m3当たり 204 円 67 銭で、前年度(190 円 77 銭)に比べて 13 円
90 銭、7.3%高くなっている。供給単価は1m3当たり 136 円 2 銭で、前年度(130 円 12 銭)に
比べて 5 円 90 銭、4.5%高くなっている。
給水原価に対する供給単価の比率は 66.5%となり、前年度(68.2%)を 1.7 ポイント下回って
いる。
また、家庭用 10m3当たりの使用料平均は 1,444 円で、消費税率が 8%になったことにより、
前年度(1,403 円)に比べて 41 円、2.9%高くなっている。
⑤ 他会計繰入金の状況
収益的収入への 2 億 3,137 万円、資本的収入への 6 億 5,927 万円の合計 8 億 9,064 万円で、前
年度(7 億 5,905 万円)に比べて 1 億 3,159 万円、17.3%の増加となっている。
実質収支を見ると 1 億 1,611 万円の黒字となっているが、繰入金総額のうち基準外繰入金が
5 億 876 万円(繰入金全体の 57.1%)あり、基準外繰入金を控除すると、18 事業中 13 事業(全
体の 72.2%)が赤字となる。
第32表 簡易水道事業の経営状況の推移
(単位:千円、%)
年 度 22
23
24
25
対前年度増減率
26
項 目
23
24
25
26
総
収
益
収
料
金
収
入
益 う
的 ち 他会計繰入金
収
総
費
用
支
うち職員給与費
1,320,137
1,351,416
1,320,586
1,319,370
1,364,287
2.4
△ 2.3
△ 0.1
3.4
1,059,579
1,067,681
1,060,172
1,039,484
1,053,290
0.8
△ 0.7
△ 2.0
1.3
232,679
244,296
217,980
215,657
231,374
5.0
△ 10.8
△ 1.1
7.3
1,053,803
1,067,682
1,041,009
1,036,746
1,092,174
1.3
△ 2.5
△ 0.4
5.3
214,181
208,499
217,605
223,848
234,292
△ 2.7
4.4
2.9
4.7
資 本 的 収 入
934,885
1,203,718
1,790,727
2,782,973
2,704,392
28.8
48.8
55.4
△ 2.8
方
債
資 う 地
本 ち 他会計繰入金
的
収 資 本 的 支 出
支 う 建 設 改 良 費
ち 地方債償還金
399,300
589,200
796,200
1,581,400
1,576,100
47.6
35.1
98.6
△ 0.3
実 質 収 支
367,176
392,644
446,982
543,393
659,269
6.9
13.8
21.6
21.3
1,235,104
1,434,084
2,060,318
3,035,803
2,951,923
16.1
43.7
47.3
△ 2.8
658,053
785,467
1,469,914
2,526,780
2,425,576
19.4
87.1
71.9
△ 4.0
568,817
629,307
560,511
501,094
502,183
10.6
△ 10.9
△ 10.6
0.2
84,974
89,709
94,805
85,051
116,106
5.6
5.7
△ 10.3
36.5
(2)下水道事業
平成 26 年度末の事業数は、31 事業となっている。内訳は公共下水道事業が 10 事業、特定環境保
全公共下水道事業が 4 事業、農業集落排水事業が 11 事業、漁業集落排水事業が 3 事業、特定地域
生活排水処理事業が 3 事業となっている。
① 公共下水道事業
ア
事業数及び利用状況
平成 26 年度末の事業数は、10 事業となっている。
処理区域内人口は 134,445 人であり、普及率(行政区域内人口に対する処理区域内人口の割
合)は 36.1%となっている。また、水洗便所設置済人口は 104,127 人で、水洗化率は 77.4%
である。
イ
収益的収支の状況
総収益は 39 億 3,077 万円で、前年度(46 億 8,068 万円)に比べて 7 億 4,991 万円、16.0%減
少した。また、総費用は 21 億 8,843 万円で、前年度(26 億 7,317 万円)に比べて 4 億 8,474 万
円、18.1%減少した(第 33 表)。
ウ
資本的収支の状況
資本的支出は 43 億 7,835 万円で、前年度(55 億 354 万円)に比べて 11 億 2,519 万円、20.4%
減少した。このうち、建設改良費は 19 億 3,920 万円で、前年度(22 億 8,631 万円)に比べて 3
億 4,711 万円、15.2%減少した。これに対する資本的収入は 26 億 9,096 万円で、前年度(35
億 3,591 万円)に比べて 8 億 4,495 万円、23.9%減少した。
エ
経費と財源
管理運営費(維持管理費と資本費を合算した額)は、43 億 8,890 万円で、内訳は汚水処理費
23 億 3,306 万円(全体の 53.2%)、雨水処理費 3 億 257 万円(同 6.9%)、その他 17 億 5,327
万円(同 39.9%)となっている。
汚水処理費を年間有収水量で除して算出した汚水処理原価は、178 円 92 銭(維持管理費 82 円 47
銭、資本費 96 円 44 銭)となっており、使用料単価(使用料収入を年間総有収水量で除して算出
した額)154 円 41 銭はその 86.3%となっている。これは使用料で回収すべき処理原価の 13.7%
が一般会計からの繰入金等によって補填されていることを示している。
第33表 公共下水道事業(法非適)の経営状況の推移
(単位:千円、%)
年 度 22
23
24
25
項 目
23
総
収
収
益 う 料 金 収
的 ち 他会計繰入
収
総
費
支
う ち 職 員 給 与
資
対前年度増減率
26
本
的
収
方
資 う 地
本 ち 他会計繰入
的
収 資 本 的 支
支 う 建 設 改 良
ち 地方債償還
実 質 収 支
益
4,585,039
4,627,332
4,759,135
4,680,682
3,930,767
入
2,118,122
2,283,769
2,384,295
2,367,176
金
2,435,447
2,307,288
2,340,123
2,290,594
用
2,806,043
2,768,612
2,732,875
2,673,167
費
220,997
196,145
195,120
190,760
入
4,152,163
5,044,327
3,731,200
債
2,000,840
2,893,405
金
790,671
715,179
出
5,949,510
費
2,866,781
金
24
25
26
0.9
2.8
△ 1.6
△ 16.0
2,013,567
7.8
4.4
△ 0.7
△ 14.9
1,895,961
△ 5.3
1.4
△ 2.1
△ 17.2
2,188,425
△ 1.3
△ 1.3
△ 2.2
△ 18.1
138,649
△ 11.2
△ 0.5
△ 2.2
△ 27.3
3,535,907
2,690,962
21.5
△ 26.0
△ 5.2
△ 23.9
1,884,914
1,700,746
1,280,300
44.6
△ 34.9
△ 9.8
△ 24.7
732,129
711,646
559,991
△ 9.5
2.4
△ 2.8
△ 21.3
6,926,999
5,695,016
5,503,539
4,378,353
16.4
△ 17.8
△ 3.4
△ 20.4
2,940,453
2,351,840
2,286,311
1,939,197
2.6
△ 20.0
△ 2.8
△ 15.2
3,077,409
3,981,789
3,339,780
3,211,567
2,429,374
29.4
△ 16.1
△ 3.8
△ 24.4
79,444
77,045
79,878
109,579
90,849
△ 3.0
3.7
37.2
△ 17.1
オ
使用料の状況
家庭用 20m3当たりの使用料平均は平成 26 年度末で 2,822 円である。
カ
他会計繰入金の状況
収益的収入への繰入金 18 億 9,596 万円、資本的収入への繰入金 5 億 5,999 万円の合計 24 億
5,595 万円となっている。実質収支は 9,085 万円の黒字であるが、繰入金総額のうち基準外繰
入金が 4 億 1,739 万円(繰入金全体の 17.0%)あり、基準外繰入金を控除すると、全事業が赤
字となる。
② 特定環境保全公共下水道事業
ア
事業数
平成 26 年度末現在で小林市、西米良村、木城町、諸塚村の 4 事業となっている。
イ
収益的収支の状況
総収益は 1 億 7,430 万円で、前年度(2 億 730 万円)に比べて 3,300 万円、15.9%減少した。
また、総費用は 1 億 5,774 万円で、前年度(1 億 6,866 万円)に比べて 1,092 万円、6.5%減少
した(第 34 表)。
ウ
資本的収支の状況
資本的支出は 1 億 3,823 万円で、前年度(1 億 2,261 万円)に比べて 1,562 万円、12.7%増加
した。これに対する資本的収入は 1 億 829 万円で、前年度(1 億 1,013 万円)に比べて 184 万円、
1.7%減少した。
エ
他会計繰入金の状況
収益的収入への繰入金 1 億 1,868 万円、資本的収入への繰入金 9,542 万円の合計 2 億 1,410
万円となっている。実質収支は 4,102 万円の黒字であるが、繰入金総額のうち基準外繰入金が
1 億 3,057 万円(繰入金全体の 61.0%)あり、基準外繰入金を控除すると、4 事業中 3 事業(全
体の 75.0%)が赤字となる。
第34表 特定環境保全公共下水道事業の経営状況の推移
(単位:千円、%)
年 度 22
23
24
25
対前年度増減率
26
項 目
23
24
25
26
総
収
益
収
益 う 料 金 収 入
的 ち 他会計繰入金
収
総
費
用
支
うち職 員給 与費
192,847
185,724
180,805
207,299
174,296
△ 3.7
△ 2.6
14.7
△ 15.9
41,639
44,091
49,520
52,430
53,770
5.9
12.3
5.9
2.6
144,735
129,664
119,564
135,246
118,683
△ 10.4
△ 7.8
13.1
△ 12.2
121,720
137,198
152,592
168,664
157,743
12.7
11.2
10.5
△ 6.5
11,983
13,100
12,048
14,378
15,052
9.3
△ 8.0
19.3
4.7
資 本 的 収 入
224,684
165,596
107,659
110,129
108,290
△ 26.3
△ 35.0
2.3
△ 1.7
方
債
う 地
ち 他会計繰入金
57,900
34,200
0
0
5,700
△ 40.9
皆減
-
皆増
99,140
95,329
104,145
107,832
95,424
△ 3.8
9.2
3.5
△ 11.5
資 本 的 支 出
297,151
215,507
135,698
122,613
138,227
△ 27.5
△ 37.0
△ 9.6
12.7
う 建 設 改 良 費
ち 地方債償還金
179,370
101,698
24,226
12,006
25,829
△ 43.3
△ 76.2
△ 50.4
115.1
117,781
113,809
111,472
110,607
112,398
△ 3.4
△ 2.1
△ 0.8
1.6
14,483
12,881
13,012
26,059
41,016
△ 11.1
1.0
100.3
57.4
資
本
的
収
支
実 質 収 支
③ 農業集落排水事業
ア
事業数及び利用状況
平成 26 年度末の事業数は、11 事業となっている。
処理区域内人口は 29,146 人であり、普及率(行政区域内人口に対する処理区域内人口の割
合)は 6.6%となっている。また、水洗便所設置済人口は 22,891 人で、水洗化率は 78.5%で
ある。
イ
収益的収支の状況
総収益は 11 億 5,560 万円で、
前年度(10 億 9,713 万円)に比べて 5,847 万円、5.3%増加した。
また、総費用は 6 億 4,980 万円で、前年度(6 億 2,037 万円)に比べて 2,943 万円、4.7%増加
した(第 35 表)。
ウ
資本的収支の状況
資本的支出は 6 億 9,408 万円で、
前年度(6 億 9,807 万円)に比べて 399 万円、0.6%減少した。
これに対する資本的収入は 2 億 469 万円で、
前年度(2 億 2,123 万円)に比べて 1,654 万円、7.5%
減少した。
エ
他会計繰入金の状況
収益的収入への繰入金 8 億 2,320 万円、資本的収入への繰入金 1 億 8,249 万円の合計 10 億
569 万円となっている。実質収支は 2,710 万円の黒字であるが、繰入金総額のうち基準外繰入
金が 2 億 5,446 万円(繰入金全体の 25.3%)あり、基準外繰入金を控除すると 11 事業中 9 事
業(全体の 81.8%)が赤字となる。
第35表 農業集落排水事業の経営状況の推移
(単位:千円、%)
年 度 22
23
24
25
対前年度増減率
26
項 目
23
24
25
26
総
収
益
収
益 う 料 金 収 入
的 ち 他会計繰入金
収
総
費
用
支
うち職 員給 与費
1,093,330
1,088,224
1,104,292
1,097,130
1,155,602
△ 0.5
1.5
△ 0.6
5.3
275,276
324,429
326,396
327,941
332,352
17.9
0.6
0.5
1.3
814,269
757,675
771,779
766,421
823,204
△ 7.0
1.9
△ 0.7
7.4
646,947
637,343
635,984
620,365
649,797
△ 1.5
△ 0.2
△ 2.5
4.7
55,622
57,137
57,839
59,614
65,501
2.7
1.2
3.1
9.9
資 本 的 収 入
242,208
212,184
253,539
221,225
204,694
△ 12.4
19.5
△ 12.7
△ 7.5
方
債
う 地
ち 他会計繰入金
28,800
27,400
43,200
23,200
17,000
△ 4.9
57.7
△ 46.3
△ 26.7
182,624
170,803
176,380
182,162
182,489
△ 6.5
3.3
3.3
0.2
資 本 的 支 出
690,399
665,198
713,983
698,065
694,076
△ 3.7
7.3
△ 2.2
△ 0.6
う 建 設 改 良 費
ち 地方債償還金
78,647
56,336
86,368
59,170
43,963
△ 28.4
53.3
△ 31.5
△ 25.7
611,752
608,861
623,415
636,604
646,461
△ 0.5
2.4
2.1
1.5
28,920
21,763
25,453
24,777
27,100
△ 24.7
17.0
△ 2.7
9.4
資
本
的
収
支
実 質 収 支
④ 漁業集落排水事業
ア
事業数
平成 26 年度現在で日南市、串間市、川南町の 3 事業となっている。
イ
収益的収支の状況
総収益は 4,019 万円であり、前年度(4,058 万円)に比べて 39 万円、1.0%減少した。また、
総費用は 2,424 万円であり、前年度(2,449 万円)に比べ 25 万円、1.0%減少した(第 36 表)。
ウ
資本的収支の状況
資本的支出は 2,469 万円であり、前年度(2,491 万円)に比べて 22 万円、0.9%減少した。こ
れに対する資本的収入は 778 万円であり、
前年度(868 万円)に比べて 90 万円、
10.4%減少した。
エ
他会計繰入金の状況
収益的収入への繰入金 2,612 万円、資本的収入への繰入金 770 万円と合わせて 3,382 万円と
なっている。実質収支は 215 万円の黒字であるが、繰入金総額のうち基準外繰入金が 1,066 万
円(繰入金全体の 31.5%)あり、基準外繰入金を控除すると全事業が赤字となる。
第36表 漁業集落排水事業の経営状況の推移
(単位:千円、%)
年 度 22
23
24
25
対前年度増減率
26
項 目
23
24
25
26
総
収
益
収
益 う 料 金 収 入
的 ち 他会計繰入金
収
総
費
用
支
うち職員給与費
42,215
42,317
44,748
40,579
40,190
0.2
5.7
△ 9.3
△ 1.0
13,420
13,242
12,979
13,117
13,737
△ 1.3
△ 2.0
1.1
4.7
28,459
28,580
31,445
27,094
26,118
0.4
10.0
△ 13.8
△ 3.6
28,215
25,553
28,552
24,491
24,240
△ 9.4
11.7
△ 14.2
△ 1.0
4,405
2,880
6,234
0
0
△ 34.6
116.5
皆減
-
資 本 的 収 入
9,652
7,641
7,805
8,684
7,782
△ 20.8
2.1
11.3
△ 10.4
方
債
う 地
ち 他会計繰入金
0
0
0
0
0
-
-
-
-
9,612
7,631
7,805
8,684
7,701
△ 20.6
2.3
11.3
△ 11.3
資 本 的 支 出
27,234
23,911
24,789
24,905
24,689
△ 12.2
3.7
0.5
△ 0.9
う 建 設 改 良 費
ち 地方債償還金
3,664
977
2,052
1,880
1,366
△ 73.3
110.0
△ 8.4
△ 27.3
20,570
19,934
19,737
20,025
20,323
△ 3.1
△ 1.0
1.5
1.5
3,531
4,025
3,237
3,104
2,147
14.0
△ 19.6
△ 4.1
△ 30.8
資
本
的
収
支
実 質 収 支
⑤ 特定地域生活排水処理事業
ア
事業数
平成 26 年度末現在で宮崎市、日南市、綾町の 3 事業となっている。
イ 収益的収支の状況
総収益は 7,911 万円であり、前年度(6,880 万円)に比べて 1,031 万円、15.0%増加した。ま
た、総費用は 7,212 万円であり、前年度(6,006 万円)に比べて 1,206 万円、20.1%増加した(第
37 表)。
ウ
資本的収支の状況
資本的支出は 2 億 5,579 万円であり、前年度(2 億 6,542 万円)に比べて 963 万円、3.6%減少
した。
これに対する資本的収入は 2 億 8,327 万円であり、前年度(2 億 9,690 万円)に比べて 1,363
万円、4.6%減少した。
エ
他会計繰入金の状況
収益的収入への繰入金 2,205 万円、資本的収入への繰入金 2,177 万円と合わせて 4,382 万円
となっている。実質収支は 4,315 万円となっているが、繰入金総額のうち基準外繰入金が 2,546
万円(繰入金全体の 58.1%)あり、基準外繰入金を控除すると、3 事業中 2 事業(全体の 66.7%)
が赤字となる。
第37表 特定地域生活排水処理事業の経営状況の推移
(単位:千円、%)
年 度 22
23
24
25
対前年度増減率
26
項 目
23
24
25
26
総
収
益
収
益 う 料 金 収 入
的 ち 他会計繰入金
収
総
費
用
支
う ち職員給与費
22,144
27,130
44,794
68,800
79,113
22.5
65.1
53.6
15.0
16,218
22,231
31,760
39,297
51,827
37.1
42.9
23.7
31.9
5,782
4,767
6,166
25,374
22,053
△ 17.6
29.3
311.5
△ 13.1
18,473
26,095
35,081
60,062
72,117
41.3
34.4
71.2
20.1
0
0
0
14,662
15,372
-
-
皆増
4.8
資 本 的 収 入
156,849
202,471
171,588
296,898
283,271
29.1
△ 15.3
73.0
△ 4.6
方
債
う 地
ち 他会計繰入金
23,000
139,900
99,600
152,100
130,300
508.3
△ 28.8
52.7
△ 14.3
2,668
14,044
6,962
9,038
21,769
426.4
△ 50.4
29.8
140.9
資 本 的 支 出
145,742
213,579
171,588
265,415
255,785
46.5
△ 19.7
54.7
△ 3.6
う 建 設 改 良 費
ち 地方債償還金
144,111
203,123
167,395
259,279
241,352
40.9
△ 17.6
54.9
△ 6.9
0
1,173
2,259
3,342
12,372
皆増
92.6
47.9
270.2
11,118
1
0
28,666
43,149 △ 100.0
皆減
皆増
50.5
資
本
的
収
支
実 質 収 支
(3)市場事業
① 事業数
平成 26 年度末現在で宮崎市、都城市の 2 事業となっている。
② 収益的収支の状況
総収益は 4 億 5,743 万円で、前年度(4 億 3,973 万円)に比べて 1,770 万円、4.0%増加した。
また、総費用は 3 億 7,408 万円で、前年度(3 億 5,209 万円)に比べて 2,199 万円、6.2%増加
した(第 38 表)。
③ 資本的収支の状況
資本的支出は 3 億 5,415 万円で、前年度(3 億 5,344 万円)に比べて 71 万円、0.2%増加した。
これに対する資本的収入は 2 億 7,080 万円であり、前年度(2 億 6,581 万円)に比べ 499 万円、
1.9%増加した。
④ 他会計繰入金の状況
収益的収入への繰入金 973 万円、資本的収入への繰入金 7,130 万円と合わせて 8,103 万円とな
っている。実質収支は 0 であるが、繰入金総額のうち基準外繰入金が 3,537 万円(繰入金全体の
43.7%)あり、基準外繰入金を控除すると、2 事業中1事業が赤字となる。
第38表 市場事業の経営状況の推移
(単位:千円、%)
年 度 22
23
24
25
対前年度増減率
26
項 目
総
収
益
収
益 う 料 金 収 入
的 ち 他会計繰入金
収
総
費
用
支
うち職員給与費
資
本
的
収
支
23
24
25
26
503,123
463,029
450,840
439,725
457,426
△ 8.0
△ 2.6
△ 2.5
4.0
366,115
364,381
353,506
339,332
351,436
△ 0.5
△ 3.0
△ 4.0
3.6
20,115
17,961
10,416
9,341
9,729
△ 10.7
△ 42.0
△ 10.3
4.2
429,925
395,707
363,804
352,094
374,077
△ 8.0
△ 8.1
△ 3.2
6.2
121,060
130,185
105,834
103,435
114,559
7.5
△ 18.7
△ 2.3
10.8
資 本 的 収 入
124,617
256,858
256,773
265,810
270,798
106.1
0.0
3.5
1.9
方
債
う 地
ち 他会計繰入金
0
148,900
196,200
202,800
199,500
皆増
31.8
3.4
△ 1.6
124,617
107,958
60,573
63,010
71,298
△ 13.4
△ 43.9
4.0
13.2
資 本 的 支 出
197,815
324,180
343,809
353,441
354,147
63.9
6.1
2.8
0.2
う 建 設 改 良 費
ち 地方債償還金
58,879
178,225
220,018
234,153
222,723
202.7
23.4
6.4
△ 4.9
138,936
145,955
123,791
119,288
131,424
5.1
△ 15.2
△ 3.6
10.2
0
0
0
0
0
-
-
-
-
実 質 収 支
(4)と畜場事業
① 事業数と利用状況
平成 26 年度末現在で都城市、延岡市、小林市の 3 事業となっている。
年間処理頭数は 46 万 964 頭で、前年度(49 万 3,791 頭)に比べ 3 万 2,827 頭、6.6%減少して
おり、1 日平均処理数は、3 事業併せて 1,825 頭となっている。
② 収益的収支の状況
総収益は 3,450 万円で、前年度(3,971 万円)に比べて 521 万円、13.1%減少した。また、総
費用は 2,242 万円で、前年度(3,156 万円)に比べて 914 万円、29.0%減少した(第 39 表)。
③ 資本的収支の状況
資本的支出は 1 億 5,543 万円で、前年度(1 億 5,283 万円)に比べて 260 万円、1.7%増加した。
これに対する資本的収入は 1 億 4,334 万円で、前年度(1 億 4,480 万円)に比べて 146 万円、1.0%
減少した。
④ 他会計繰入金の状況
収益的収入への繰入金 1,130 万円、資本的収入への繰入金 1 億 4,275 万円と合わせて 1 億 5,405
万円となっている。実質収支は 1 千円の黒字であるが、繰入金は全て基準外繰入金であり、基準
外繰入金を控除すると、3 事業中 2 事業が赤字となる。
第39表 と畜場事業の経営状況の推移
(単位:千円、%)
年 度 24
25
対前年度増減率
22
23
26
180,891
153,783
153,909
132,050
57
50
44
0
19,064
13,570
16,554
11,295
112,718
125,224
28,179
31,558
308
143
0
0
資 本 的 収 入
174,310
123,580
149,302
144,803
方
債
う 地
ち 他会計繰入金
0
0
0
0
0
-
-
-
-
162,645
111,719
143,314
144,803
142,752
△ 31.3
28.3
1.0
△ 1.4
資 本 的 支 出
233,858
174,442
153,863
152,826
155,428
△ 25.4
△ 11.8
△ 0.7
1.7
う 建 設 改 良 費
ち 地方債償還金
106,175
44,604
21,000
17,718
25,261
△ 58.0
△ 52.9
△ 15.6
42.6
127,683
129,838
132,863
135,108
130,167
1.7
2.3
1.7
△ 3.7
12,609
4,104
△ 13,064
67
1
△ 67.5 △ 418.3 △ 100.5
△ 98.5
項 目
総
23
収
益
収
益 う 料 金 収 入
的 ち 他会計繰入金
収
総
費
用
支
うち職員給与費
資
本
的
収
支
実 質 収 支
52,364
39,709
34,501
24
△ 15.0
25
26
△ 65.9
△ 24.2
△ 13.1
△ 14.2 △ 100.0
△ 12.3
△ 12.0
皆増
△ 28.8
22.0
△ 31.8
22,420
11.1
△ 77.5
12.0
△ 29.0
0
△ 53.6
皆減
-
-
143,341
△ 29.1
20.8
△ 3.0
△ 1.0
(5)観光施設事業
① 事業数
平成 26 年度末現在、どちらも都城市で休養宿泊施設事業が 1 事業、その他観光施設事業が 1
事業となっている。
② 収益的収支の状況
総収益は 1 億 1,883 万円で、前年度(1 億 1,988 万円)に比べて 105 万円、0.9%減少した。ま
た、総費用は 1 億 1,882 万円で、前年度(1 億 2,006 万円)に比べ 124 万円、1.0%減少した(第
40 表)。
③ 資本的収支の状況
資本的支出は 6,989 万円で、前年度(9,122 万円)に比べて 2,133 万円、23.4%減少した。こ
れに対する資本的収入も 6,989 万円で、前年度(9,122 万円)に比べて 2,133 万円、23.4%減少
した。
④ 他会計繰入金の状況
収益的収入への繰入金 1 億 1,882 万円、
資本的収入への繰入金 6,989 万円と合わせて 1 億 8,871
万円となっている。実質収支は 0 であるが、繰入金は全て基準外繰入金であり、基準外繰入金を
控除すると、全事業が赤字となる。
第40表 観光施設事業の経営状況の推移(合計)
(単位:千円、%)
年 度 対前年度増減率
22
23
24
25
26
116,222
115,376
124,064
119,877
118,829
△ 0.7
7.5
27,099
21,436
23,293
26,602
0
△ 20.9
86,208
92,000
98,233
91,369
118,820
6.7
116,094
115,318
124,015
120,057
118,819
7,972
7,710
7,709
7,657
8,515
資 本 的 収 入
193,790
168,250
154,424
91,217
方
債
う 地
ち 他会計繰入金
0
0
0
0
178,690
160,250
154,424
資 本 的 支 出
179,467
182,283
155,003
う 建 設 改 良 費
ち 地方債償還金
15,509
22,033
2,100
0
163,958
160,250
152,903
91,217
284
390
724
0
0
項 目
総
23
収
益
収
益 う 料 金 収 入
的 ち 他会計繰入金
収
総
費
用
支
うち職員給与費
資
本
的
収
支
実 質 収 支
24
25
26
△ 3.4
△ 0.9
8.7
14.2
皆減
6.8
△ 7.0
30.0
△ 0.7
7.5
△ 3.2
△ 1.0
△ 3.3
0.0
△ 0.7
11.2
69,891
△ 13.2
△ 8.2
△ 40.9
△ 23.4
0
-
-
-
-
91,217
69,891
△ 10.3
△ 3.6
△ 40.9
△ 23.4
91,217
69,891
1.6
△ 15.0
△ 41.2
△ 23.4
0
42.1
△ 90.5
皆減
-
69,891
△ 2.3
△ 4.6
△ 40.3
△ 23.4
37.3
85.6
皆減
-
(6)宅地造成事業
① 事業数
平成 26 年度末現在で宮崎市、都城市、小林市、日向市の 4 事業となっている。
② 収益的収支の状況
総収益は 4 億 3,938 万円で、前年度(1 億 8,220 万円)に比べて 2 億 5,718 万円、141.1%増加
した。また、総費用は 2,575 万円で、前年度(1,264 万円)に比べて 1,311 万円、103.7%増加し
た(第 41 表)。
③ 資本的収支の状況
資本的支出は 9 億 3,983 万円で、前年度(3 億 8,746 万円)に比べて 5 億 5,237 万円、142.6%
増加した。これに対する資本的収入は 5 億 7,331 万円で、前年度(3 億 3,935 万円)に比べて 2
億 3,396 万円、68.9%増加した。
④ 他会計繰入金の状況
収益的収入への繰入金 2,623 万円、資本的収入への繰入金 2 億 7,573 万円と合わせて 3 億 196
万円となっている。実質収支は 1,087 万円であるが、繰入金は全て基準外繰入金であり、基準外
繰入金を控除すると、全事業が赤字となる。
第41表 宅地造成事業の経営状況の推移
(単位:千円、%)
年 度 22
23
24
25
対前年度増減率
26
項 目
総
23
収
益
収
益 う 料 金 収 入
的 ち 他会計繰入金
収
総
費
用
支
うち職員給与費
資
本
的
収
支
24
25
26
119,363
82,720
79,245
182,203
439,381
△ 30.7
△ 4.2
129.9
141.1
82,429
34,768
42,414
135,198
395,712
△ 57.8
22.0
218.8
192.7
31,911
37,234
29,557
26,657
26,231
16.7
△ 20.6
△ 9.8
△ 1.6
26,713
31,802
21,418
12,637
25,745
19.1
△ 32.7
△ 41.0
103.7
0
0
0
0
0
-
-
-
-
資 本 的 収 入
530,844
177,109
313,578
339,347
573,311
△ 66.6
77.1
8.2
68.9
方
債
う 地
ち 他会計繰入金
358,800
31,700
98,100
165,600
275,900
△ 91.2
209.5
68.8
66.6
115,837
32,669
46,644
52,603
275,731
△ 71.8
42.8
12.8
424.2
資 本 的 支 出
607,935
167,740
332,817
387,464
939,825
△ 72.4
98.4
16.4
142.6
う 建 設 改 良 費
ち 地方債償還金
398,432
52,899
197,203
241,655
320,431
△ 86.7
272.8
22.5
32.6
136,402
46,152
66,449
69,973
533,998
△ 66.2
44.0
5.3
663.1
0
0
0
37,712
10,870
-
-
皆増
△ 71.2
実 質 収 支
(7)電気事業
① 事業数
平成 26 年度末現在で都城市、椎葉村の 2 事業となっている。
② 収益的収支の状況
総収益は 3,943 万円で、前年度(5,215 万円)に比べて 1,272 万円、24.4%減少した。また、
総費用は 3,895 万円で、前年度(5,264 万円)に比べて 1,369 万円、26.0%減少した(第 42 表)。
③ 資本的収支の状況
資本的支出は 5 億 3,090 万円で、前年度に比べて皆増した。これに対する資本的収入は 5 億
4,810 万円で、資本的支出と同様前年度に比べて皆増した。
④ 他会計繰入金の状況
収益的収入への繰入金はなく、資本的収入への繰入金は 5 億 3,000 万円となっている。実質収
支は 7,007 万円であるが、繰入金は全て基準外繰入金であり、基準外繰入金を控除すると、1 事
業赤字となる。
第42表 電気事業の経営状況の推移
(単位:千円、%)
年 度 22
23
24
25
対前年度増減率
26
項 目
23
24
25
26
総
収
益
収
料
金
収
入
益 う
ち
的
他会計繰入金
収
総
費
用
支
うち職員給与費
55,449
71,353
69,621
52,146
39,430
28.7
△ 2.4
△ 25.1
△ 24.4
55,292
50,679
68,553
52,088
39,130
△ 8.3
35.3
△ 24.0
△ 24.9
0
0
0
0
0
-
-
-
-
50,536
70,492
57,535
52,635
38,946
39.5
△ 18.4
△ 8.5
△ 26.0
31,054
34,310
35,531
34,790
27,363
10.5
3.6
△ 2.1
△ 21.3
資 本 的 収 入
8,388
5,828
0
0
548,100
△ 30.5
皆減
-
皆増
方
債
う 地
ち 他会計繰入金
0
0
0
0
18,100
-
-
-
皆増
0
0
0
0
530,000
-
-
-
皆増
資 本 的 支 出
12,695
13,954
10,393
0
530,903
9.9
△ 25.5
皆減
皆増
う 建 設 改 良 費
ち 地方債償還金
8,388
9,328
5,425
0
530,903
11.2
△ 41.8
皆減
皆増
0
0
0
0
0
-
-
-
-
38,003
28,325
29,043
1,719
70,069
△ 25.5
2.5
△ 94.1
3,976.1
資
本
的
収
支
実 質 収 支
(8)介護サービス事業
① 事業数
平成 26 年度末現在で高千穂町の 1 事業となっている。
② 収益的収支の状況
総収益は 3,934 万円で、前年度(3,754 万円)に比べて 180 万円、4.8%増加した。また、総費
用は 4,009 万円で、前年度(3,895 万円)に比べ 114 万円、2.9%増加した(第 43 表)。
③ 資本的収支の状況
平成 26 年度は 0 となっている。
④ 他会計繰入金の状況
収益的収入への繰入金 2,929 万円となっている。実質収支は 52 万円の黒字である。
第43表 介護サービス事業の経営状況の推移
(単位:千円、%)
年 度 22
23
24
25
対前年度増減率
26
項 目
23
24
25
26
総
収
益
収
益 う 料 金 収 入
的 ち 他 会 計 繰 入金
収
総
費
用
支
う ち職 員給 与費
45,144
35,122
38,835
37,536
39,339
△ 22.2
10.6
△ 3.3
4.8
13,516
10,636
10,597
9,110
7,346
△ 21.3
△ 0.4
△ 14.0
△ 19.4
29,495
22,561
26,187
26,719
29,293
△ 23.5
16.1
2.0
9.6
43,756
34,343
38,587
38,948
40,085
△ 21.5
12.4
0.9
2.9
41,924
31,204
34,863
34,583
36,846
△ 25.6
11.7
△ 0.8
6.5
資 本 的 収 入
0
0
0
0
0
-
-
-
-
方
債
う 地
ち 他 会 計 繰 入金
0
0
0
0
0
-
-
-
-
0
0
0
0
0
-
-
-
-
資 本 的 支 出
0
0
0
0
0
-
-
-
-
う 建 設 改 良 費
ち 地 方 債 償 還金
0
0
0
0
0
-
-
-
-
0
0
0
0
0
-
-
-
-
1,627
2,406
2,669
1,263
518
47.9
10.9
△ 52.7
△ 59.0
資
本
的
収
支
実 質 収 支