情報提供資料 リート・ウィークリーレポート(2016/4/5) マーケットデータ(2016/4/1) ※リート平均配当利回りは2016年2月末時点 リート指数 終値 為替(対円) 騰落率 金利 終値 (%) 騰落率 リート平均 配当利回り (%) 先進国(含日本) 902.93 +2.3% 4.11 先進国(除日本) 899.39 +2.7% 4.22 日本 391.60 -1.4% 米国 1160.27 +3.4% 米ドル 111.69 858.55 +2.2% カナダドル 1112.91 +0.6% 英国 81.59 豪州 -0.06 2.96 -1.2% 1.77 4.02 85.81 +0.7% 1.24 6.53 ユーロ 127.21 +0.7% 0.13 4.15 +1.8% 英ポンド 158.90 -0.5% 1.41 3.46 618.26 -0.9% 豪ドル 85.69 +0.9% 2.53 5.00 シンガポール 477.58 -0.7% 82.67 +0.3% 1.84 6.60 香港 500.11 +1.4% 14.40 -1.5% 1.26 4.83 カナダ 欧州(除英国) シンガポール ドル 香港ドル (出所:S&P、BloombergのデータをもとにDIAM作成) ※騰落率については、原則先々週末(営業日ベース)の値を基に算出し小数点第2位を四捨五入して表示。 ※【リート指数】・【リート平均配当利回り】先進国(含日本)・先進国(除日本)、日本・米国・カナダ・欧州(除英国)・英国・豪州・シンガ ポール・香港:S&P 先進国 REITインデックス(円換算ベース、配当込み、為替ヘッジなし)、S&P 各国・地域 REIT インデックス(現地通貨 ベース、配当込み、為替ヘッジなし)の値および平均配当利回り。 ※【為替】NY市場終値。※【金利】各国・地域の10年国債利回り。ただし欧州(除英国)はドイツ10年国債利回りを使用。 リート市場の動き 【直近3カ月間:2016/1/1~2016/4/1】 (ポイント) 【2004/3/31~2016/4/1】 (ポイント) 950 1,200 890 800 830 400 0 770 1/1 2/1 3/1 4/1 (月/日) 04/3 06/3 08/3 10/3 12/3 14/3 16/3 (年/月) (出所:S&PのデータをもとにDIAM作成) ※先進国(含日本)のREITインデックスのグラフデータ:S&P先進国REITインデックス(円換算ベース、配当込み、為替ヘッジなし) ※巻末のご注意事項等を必ずご確認ください。※上記は過去の実績であり、将来の市場動向を保証するものではありません。 商 号 等 / DIAMアセットマネジメント株式会社 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第324号 加入協会/ 一般社団法人投資信託協会 一般社団法人日本投資顧問業協会 1/5 リート・ウィークリーレポート マーケット動向(2016/3/28~2016/4/1) 【日本】 J-REIT市場は下落しました。FRB(米連邦準備制度理事会)による追加利上げ観測の後退により週後半 まで堅調に推移していたものの、3月の日銀短観が市場予想を下回ったことなどを嫌気し金曜日に株式市 場が急落すると、これに追随し下落に転じました。ただし、公募投信を通じ旺盛な資金流入があったこ とが支えとなり、株式市場に比べ下落幅は限定的でした。政府は訪日外客数の目標を大幅に上積みし、 2030年には従来目標の2倍となる6,000万人を目指すことを決めています。なお、日銀は4月1日にJREITを12億円、買い入れています。 【米国】 米国リート市場は上昇しました。FRBのイエレン議長が講演で、追加利上げのペースに関し、国内外の 景気に配慮しながら慎重に進めると発言するとともに、景気が弱い場合は金利を再度引き下げる可能性 にも触れたことを好感しました。金曜日に発表された雇用統計は市場予想をやや上回りましたが、リー ト市場への影響は限定的でした。1月のケース・シラー住宅価格指数は前月比+0.52%と、上昇基調を維 持しています。 【欧州】 欧州リート市場は上昇しました。イエレン議長の発言が予想以上にハト派寄りだったことを受けて米 国の追加利上げ観測が後退し、リートを含む利回り資産に資金が流入しました。英国の10-12月期GDP (国内総生産)は市場予想をやや上回る前期比+0.6%と堅調でした。なお、28日の欧州主要市場は休場 となっています。 【豪州】 豪州リート市場は下落しました。米国の追加利上げ観測の後退は支援材料でしたが、年初来堅調に上 昇してきたこと、特に米ドルベースでの上昇が顕著なことから、短期的には利益確定が優勢となりまし た。なお、28日の豪州市場は休場となっています。 【アジア】 アジアリート市場はまちまちの動きとなりました。香港ではマクロ指標は、冴えない数値が散見され るものの、イエレン議長の発言を受け米国の追加利上げ観測が後退したことが好感されました。シンガ ポールでは1月半ばから戻り相場が続きましたが、今週は週後半にかけ短期的な利益確定の売りがみられ ました。なお、28日の香港市場は休場となっています。 トピックス ■ 底堅く推移するシンガポールの小売セクター(シンガポール) シンガポールの景気は低迷しており、不動産市場も住宅等は軟調に推移していますが、小売リートの 業況は比較的底堅い動きとなっています。国内消費の不振と供給の増加により、小売向け物件の空室率 は全体としては上昇しているものの、オーチャードロード周辺など中心部における小売売上の動向や物 件の需給環境は郊外に比べれば堅調で、大手リートはそうした地域の物件を中心に保有していることが 背景にあります。また、長期契約が中心であるため賃料下落圧力が軽減されていることや、中国本土な ど海外物件の好調が下支えになっていることも要因として挙げられます。シンガポールの自動車を除く 小売売上高は昨年9月から12月にかけて4カ月連続の前年同月比マイナスを記録しましたが、1月には僅 かながらプラスに転じるなど減少傾向に一巡感も出てきており、今後本格的な回復に繋がっていくかが 注目されます。 ※巻末のご注意事項等を必ずご確認ください。※上記は過去の実績であり、将来の市場動向を保証するものではありません。 2/5 リート・ウィークリーレポート 各国・地域別グラフ(2016/1/1~2016/4/1) 《日本》 (ポイント) 410 ※各国および地域のリート指数、為替の使用 データについては、P.1「マーケットデータ」の 注記をご参照ください。 日本リート指数 380 350 320 1/1 《米国》 (ポイント) 1,200 2/1 3/1 4/1 (月/日) (円) 米国リート指数 1,100 120 1,000 115 900 1/1 2/1 3/1 4/1 1,280 110 1/1 (月/日) 《欧州(除く英国)》 (ポイント) 1,060 130 950 120 3/1 《英国》 (ポイント) 95 1/1 4/1 195 180 81 165 74 150 3/1 4/1 (月/日) 4/1 (月/日) 3/1 4/1 (月/日) (円) 英国リート指数 2/1 2/1 (月/日) 88 1/1 3/1 ユーロ/円 150 140 2/1 2/1 (円) 欧州リート指数 1,170 1/1 米ドル/円 125 1/1 英ポンド/円 2/1 3/1 4/1 (月/日) (出所:S&P、BloombergのデータをもとにDIAM作成) ※巻末のご注意事項等を必ずご確認ください。※上記は過去の実績であり、将来の市場動向を保証するものではありません。 3/5 リート・ウィークリーレポート 《豪州》 (ポイント) 640 (円) 豪州リート指数 93 600 88 560 83 520 豪ドル/円 78 1/1 2/1 3/1 4/1 《シンガポール》 (ポイント) 520 1/1 (月/日) (円) シンガポールリート指数 93 480 88 440 83 400 78 1/1 2/1 3/1 4/1 《香港》 (ポイント) 530 1/1 (月/日) (円) 香港リート指数 16.4 490 15.6 450 14.8 410 14.0 1/1 2/1 3/1 4/1 (月/日) 1/1 2/1 3/1 4/1 (月/日) シンガポールドル/円 2/1 3/1 4/1 (月/日) 香港ドル/円 2/1 3/1 4/1 (月/日) (出所:S&P、BloombergのデータをもとにDIAM作成) 【各指数の著作権等】 ■Standard & Poor’s®並びに S&P®は、スタンダード&プアーズ・ファイナンシャル・サービシーズLLC(以下「S&P」)の登 録商標です。Dow Jones®は、ダウ・ジョーンズ・トレードマーク・ホールディングズLLC(以下「ダウ・ジョーンズ」)の登 録商標です。これらはS&P ダウ・ジョーンズ・インデックスLLCに対して使用許諾が与えられており、DIAMアセットマネジメ ント株式会社に対しては特定の目的のために使用するサブライセンスが与えられています。S&P 先進国 REITインデックス(円 換算ベース、配当込み、為替ヘッジなし)、S&P 各国・地域 REIT インデックス(現地通貨ベース、配当込み、為替ヘッジな し)はS&P ダウ・ジョーンズ・インデックスLLCが所有しており、DIAMアセットマネジメント株式会社に対して使用許諾が与 えられています。S&P ダウ・ジョーンズ・インデックスLLC、ダウ・ジョーンズ、S&Pおよびその関連会社は、DIAMアセット マネジメント株式会社の商品を支持、推奨、販売、販売促進するものではなく、また投資適合性についていかなる表明をするも のではありません。 ※巻末のご注意事項等を必ずご確認ください。※上記は過去の実績であり、将来の市場動向を保証するものではありません。 4/5 リート・ウィークリーレポート 160405情報リートW-1 5/5
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