企画提案競技(コンペ)実施要領

「医工連携伴走コンサルティング支援業務委託」
企画提案競技(コンペ)実施要領
1 業務の趣旨(概要)
・青森県では、ライフ(医療・健康・福祉(介護))関連産業を次世代における本県の経済成長を牽引する
産業の重要な柱と位置付け、平成23年11月に「青森ライフイノベーション戦略」を策定し、平成32年
度を目標年次とした前半5年間(平成23年度-平成27年度)のファーストステージについて、アクショ
ンプランを定め、ライフ分野の振興を図ってきた。
・ファーストステージの成果と課題、さらにライフ分野の最新の潮流を踏まえ、後半5年間(平成28年度
-平成32年度)を実施期間とする「青森ライフイノベーション戦略セカンドステージ」を平成28年3月に
策定し、4月に公表したところである。
・本戦略の早期実現に向けて、地域リソース(資源)を最大限に生かした、産学官連携による地域ライフ
イノベーション促進により、成長分野として期待の大きいライフ関連産業の創出と集積により、競争力の
高い独自の地域産業クラスター創造を加速させ、県内企業による外貨獲得の一層の強化を図るための
総合対策を実施する。
・本戦略のさらなる具体化とクラスター基盤の構築・強化を図るため、大学・企業のシーズ等をもとに、中
央大手医療機器メーカー等との共同開発・発掘や、コンソーシアム組成による国の大型研究開発系競
争資金の獲得に向けた専門的コーディネート、コンサルティングサポート業務を委託する。
<「青森ライフイノベーション戦略セカンドステージ」の概要>
【総合的目標】
ライフイノベーションで健康で豊かな生活の実現
【基本的目標】
□県民の生活の質・幸福度の向上
□基幹産業化
□新規ビジネス創出
□ブランド確立
【戦略方針】
(基本方針)
県内企業の外貨獲得の一層の強化
(重点分野別方針)
①医工連携分野 ~「コメディカル」視点の医工連携の推進~
②サービス分野 ~地域資源や強みを活かした新たなヘルスケアサービスの創出~
③プロダクト分野 ~PG等の機能性素材を核とした研究開発の一層の推進・関連商品の販路拡大~
(分野横断的な共通基盤)
①産学官金連携による戦略推進体制の整備
②ライフ産業の基盤産業化を見据えた人材育成
1
③青森県のライフ分野におけるブランドイメージの確立
(平成32年を越えて追及する取組(将来ビジョン)
①「スマート医療・福祉機器」研究開発
②弘前大学の強みを活かした研究開発等
③「予防・予測型ヘルスケア」関連産業の拠点化
④機能性素材を核とした出口志向の「イノベーション・ハブ」の整備
⑤PGの創薬事業化
2 業務内容
(1) 調査研究内容
以下の内容(事項)に関する専門コンサルティング活動を実施し、その成果を実績報告の形で取りまと
める。
【医工連携伴走コンサルティング支援業務委託】
・首都圏の医療機器メーカー等と地元企業、大学等との共同開発案件、同医療機器メーカー等からの
受託案件の発掘を含め、本県の医工連携促進に向けた専門的かつ高度なコーディネートやビジネス
プロデュース活動(国の関連競争資金獲得等)などを幅広くかつ濃密に行う。
(基本項目)
○共同開発案件・受託開発(OEM製造)案件等の発掘
○自社固有技術等を応用した医療機器分野への参入戦略検討(サポート)
○医療機器分野への本格参入に向けた医療機器製造業等許可等取得に向けた支援
○その他(県内の医工連携加速化に向けたあらゆる面での専門的支援活動など)
(2) 委託期間
・委託契約締結の日~平成29年3月10日
※9月末までに中間活動実績報告とりまとめ
(3) 成果品
・成果報告書 詳細版及び概要版(A4版:各100部)
・そのデータを収納したCD-ROM(ホームページ等への2次使用を予定)
(4) 予 算
・金7,255,000円(消費税及び地方消費税込) ※支払時期は成果品の内容確認後(精算払)
3 企画提案競技(コンペ)の内容
(1) 選定方法等
企画提案競技に参加しようとする者は、下記(3)に掲げる書類を県に提出するとともに、別途開催する
審査会において、プレゼンテーションを行う。審査は、提出された書類及びプレゼンテーションの内容に
2
基づいて行い、審査会が最も優れた提案を行ったと認める者を委託先候補として選定する。
(2) 公募条件(参加資格)
国内に本社事務所を有する事業者であり、かつ以下のいずれにも該当しない者であること。
・地方自治法施行令(昭和22年政令第16号)第167条の4第1項及び第2項の規定に該当する者
・会社更生法(平成14年法律第154号)に基づく更正手続開始の申立がなされている者
・民事再生法(平成11年法律第225号)に基づく再生手続開始の申立がなされている者
(3) 提出書類
①参加表明書(別紙様式1)
②会社概要(関連業務実績、組織体制、経営状況等)
③企画提案書(A4版:概ね20ページ以内(表紙は含まない))
戦略コンセプト、実施方針、実施手法、実施計画、業務推進体制(担当スタッフ略歴)、関連業務実績、
経費見積書、その他提案事項等
(4) 提出方法
上記(3)に掲げる提出書類のうち、参加表明書は原本1部、それ以外は電子データ等で提出(郵送の
場合は12部)すること。 なお、提案書類は返却しない。
(5) 提出期限
・参加表明書
平成28年4月15日(金) 17:00必着
・その他の書類
平成28年4月28日(木) 17:00必着
(6) 提出先(問い合わせ先)
青森県商工労働部 新産業創造課 医療・健康福祉産業創出グループ 中館、蛯名
〒030-8570 青森県青森市長島 1-1-1
TEL 017-734-9420
FAX 017-734-8115
E-mail:[email protected]
※本件に関する問い合わせ対応時間:(平日)8:30~12:00/13:00~17:15
4 企画案のプレゼンテーション
以下によりプレゼンテーションを行うので、提案者は必ず出席すること。
プレゼンテーションは、提出書類を使用し、記載した内容の範囲で行うこと。
(1) 日 時
平成28年5月9日(月)10:00~12:00(予定)
(2) 場 所
青森県庁・南棟4階B会議室
(3) 進 行
1団体15分以内のプレゼンテーション及び5分程度の質疑応答。(計20分程度)
※開始時間等については、提案者毎に別途連絡する。
3
5 企画案の審査内容
審査会では、次の観点から総合的に評価し、委託先候補1者を選定する。
①遂行能力
・実績、ノウハウ、ネットワーク、コンサルティング能力等の保有(特にライフ系分野)
・青森県の経済産業事情・地域特性等に対する理解(特にライフ系分野)
・実施方法に応じた人員、体制の整備(ライフ全般に関する専門的・総合的体制)
・経営基盤、管理体制 等
②実施内容
・コンセプト、実施方針、実施方法の先進性、的確性、具体性
・実施計画の妥当性、実現性 等
③経費の見積内容
・経費、積算の妥当性 等
④その他
・積極性、独自の創意工夫 等
6 審査結果の通知
審査結果は、速やかに提案団体に通知する。
なお、審査結果についての異議申し立ては受け付けない。
7 企画提案に関する質問
(1) 質問受付期間
平成28年4月11日(月)から平成28年4月28日(木)までの間、企画提案募集に関する質問を受
け付ける。(審査に関する質問を除く。)
(2) 質問方法
質問に当たっては、原則として、質問書(別紙様式2)により、質問の趣旨を明確にした上で、3(6)提
出先(問い合わせ先)にファックス又は電子メールにて問い合わせるものとする。
(3) 回答方法
質問に対する回答は、質問書を提出した者あてにファックス又は電子メールで回答する。
8 その他
本企画提案競技への参加に要する経費については、提案者が負担する。
また、本企画提案競技への参加料は支出しない。
4