広報千代田 区役所の代表電話 ☎ 3264 ー 2111 平成28年度予算特集号 28.4.5(3) 待機児童(保育所・学童クラブ) *1 ゼロの継続へ 女性の社会進出が進み、ライフスタイルが多様化する中で、安心して子育てができる地域にするため、子育て環境の向上をめざします。 今後の人口の推移や子育て支援に関する区民ニーズも見据えて、さまざまな子育て支援事業を着実に実施します。また、家庭・学校・園・ 地域等が共に一体となって子どもを育て、自らも育っていく 「共育」の理念の下、思いやりの心を持ってこれからの時代を生き抜く子どもた ちを、共に育む教育を進めます。 * 1 特定の保育所のみを希望し、定員に空きがないなどの理由で待機している場合は、待機児童には含まれません。 次世代育成に関する取り組み[保育所・学童クラブ] 拡充 私立保育所等への補助 新規 拡充 地域型保育事業運営補助 26 億 2,935 万円 子ども支援課/子育て推進課 待機児童ゼロの継続のため、保育園を新規に開設する際に必要な経費 の一部を助成します。 また、保育の質の確保に向け、一般的な運営経費のほか、保育士の住 宅家賃 (一部) や要支援児童受け入れのための保育士の追加配置に要する 経費なども補助します。さらに、区独自に保育士1人あたり2万円を限 度に処遇改善を支援し、人材の確保と定着率の向上を支援します。 なお、認証保育所を利用する保護者には、保育料が認可保育所より 2 割程度安くなるように補助します。 私立学童クラブ運営補助 子ども支援課 補助の対象は、家庭的保育事業・小規模保育事業・居宅訪問型保育事業・ 事業所内保育事業の、区が認可をする4つの保育事業です。 今年度は、居宅訪問型保育事業(*2)の受け入れ枠を大幅に拡大するほ か、新たに事業者からの提案により麴町保育園仮園舎を活用して、少人 数を対象にしたきめ細かな保育を行う保育事業を開始します。 *2居宅訪問型保育事業…区内全園の保育所へ入所を希望し、どこの保 育所にも入れなかった時、認可保育所と同じ保育料でベビーシッター を利用することができます。 2 億 3,372 万円 保育所・学童クラブ定員数の推移 児童・家庭支援センター (各年度4月1日現在) 年々増加する学童クラブの入所希望に応え、待機児童ゼロの継続を めざすとともに、小学 6 年生までの希望する児童を受け入れています。 民設民営学童クラブへの支援を引き続き行います。 拡充 放課後子どもプラン 4 億 7,758 万円 保育所定員数 (人) 2,500 学童クラブ定員数 1,953 2,000 2 億 6,995 万円 1,814 1,500 児童・家庭支援センター 1,000 すべての区立小学校で、放課後の子どもの安全や健やかな活動の場所 を確保するなど、総合的な放課後対策を行います。 ・放 課後子ども教室 (17 時まで)…授業が終わった後、引き続き子ども が在籍する学校で 「学び」 「遊び」 「体験活動」ができます。 ・学校内学童クラブ(最大 19 時まで)…就労等で保護者が日中家にいな い子どもを預かり、生活の場を提供して子どもたちの成長を促します。 500 0 1,310 1,391 1,138 1,517 700 590 590 600 23 24 25 26 773 873 27 28 (年度) 次世代育成に関する取り組み[その他] 拡充 独自 子どもの遊び場確保の取組み 子ども総務課 子どもたちが自由にボール遊び等がで きるよう 「子どもの遊び場事業」を実施し ています。子どもたちの見守りや道具の 貸し出し等を行うプレーリーダーを配置 しています。また、衆議院九段議員宿舎 跡地を一時借用し、今年 2 月に子どもが 遊べる広場を開設しました。一部は近隣 の保育園等の代替園庭として利用しています。 拡充 個に応じた指導の充実関連事業 拡充 独自 乳幼児健康診査 8,949 万円 2,463 万円 健康推進課 対象年齢 3 ~ 4 か月・1 歳 6 か月・3 歳・5 歳児健診を保健所で、6 ~ 7 か月・9 ~ 10 か月児健診を都内医療機関に委託し実施します。5 歳児 健診では、発達障害の早期発見にも取り組んでいます。 拡充 独自 子どもの予防接種 1 億 3,799 万円 指導課/学務課 発達支援・特別支援教育の充実が求められる中、特別に教育的な配慮 が必要な児童生徒を支援する体制の充実を図ります。 平成 28 年度から、区立学校に新たに情緒障害の特別支援教室を設置 します。また、区立学校に在籍する日本語指導が必要な外国人児童等に 対して、日本語指導教室を開設し、巡回による指導を開始します。 2 億 6,623 万円 健康推進課 従来の定期接種の全額助成、任意接種の一部助成に加えて、風しん予防 接種助成を受けていない 19 歳から 49 歳までの検査を希望する女性に対 し、区指定医療機関が実施する風しん抗体価検査(EIA 法)費用を全額助成 します。 さらに、抗体価検査で基準値を下回った方を対象に、風しんワクチン接 種の費用を全額助成します。 また、里帰り出産や長期入院などの事情で定期予防接種を自費で受けざ るを得ない方を対象に、一定額を上限に助成します。 スマートフォンや携帯電話などで予防接種のスケジュールを確認でき る Web アプリサービスを本格実施します。 災害から身を守るために~危機管理に関する取り組み~ 拡充 災害医療連携の推進 2,350 万円 地域保健課 東日本大震災の教訓から、災害が発生した際には、重症・軽症に関わ らず傷病者が病院に集中することが想定されます。そのため、発災後お おむね 72 時間までは、災害拠点病院等の近接地等に緊急医療救護所を 新規 設置し、傷病者を重症度別に振り分け て治療を行い、病院が重症・中等症患 者の診療機能を維持できる体制を支援 します。各災害拠点病院等と緊急医療 救護所の設置場所の検討や、医薬品・ 医療資器材の備蓄を行います。 拡充 独自 =平成 28 年度予算で新たに取り組む事業 =平成 27 年度予算と比較して、事業のレベルアップを行う事業 =区が独自に取り組む事業
© Copyright 2025 ExpyDoc