28朝倉001「実りつくし」を本格導入 [PDFファイル/287KB]

朝倉普及指導センター
活動情報
平成 28 年 4 月 6 日
NO.1
問合せ先
TEL(0946)22-2551
FAX(0946)23-1452
地域振興課
http://www.pref.fukuoka.lg.jp/soshiki/4705004/index.html
水田農業係
e-mail:[email protected]
水稲新品種「実りつくし」を本格導入
~県下最大の 60 ヘクタールを作付予定~
朝倉カントリー管内では平成 28 年産から本格的に「実りつくし」の栽培を開始し、県
下最大となる 60 ヘクタールの作付を予定しています。そこで、朝倉普及指導センターは、
JA 筑前あさくら東部営農センターと共に 3 月 23 日に「実りつくし」講習会を開催しまし
た。講習会にはおよそ 40 名の生産者が出席し、「実りつくし」の品種特性や栽培方法に
ついて理解を深めました。今回の講習会では、①朝倉カントリー運営員会から「実りつ
くし」導入の経過説明、②福岡県農林業総合試験場の研究員による品種特性の説明、③
朝倉普及指導センターによる「実りつくし」栽培暦の説明を行いました。
「実りつくし」は福岡県農林業総合試験場で育成された水稲の新品種です。この品種
の特徴は「ヒノヒカリ」に比較して、①収量が 1 割程度多い、②夏季の高温に強いため
玄米の中心部分が白く濁りにくい、③良食味などが挙げられます。
講習会に出席した生産者からは、『いもち病の対策はどうすればいいか?』、『「実
りつくし」を導入することで、「元気つくし」の作付面積を拡大できると期待している』、
『試験場には「夢つくし」や「ヒノヒカリ」に代わる高温耐性品種をつくってほしい』
などの質問や要望が出されました。
当普及指導センターは「実りつくし」の安定栽培技術を確立するために、今後は肥料
試験やほ場巡回を予定しています。
栽培暦について説明する普及指導員
講習会の様子