学校の教育目標◎よく考えて行動する子 ○礼儀正しく思いやりのある子 ○健やかでたくましい子 平成28年4月6日発行 学校だより4月号 東久留米市立第十小学校 校長 誠実に、ていねいに プラス 篠 原 千 秋 組織的に 校長 篠 原 千 秋 「天下の大祭」と呼ばれる長野県諏訪地方の御柱祭が盛大に始まりました。真田丸ブームの追い風を 受けて、今年の長野県は注目度も高く多くの観光客が訪れています。まだ梅が十分見頃で吹く風が肌身 にしみる空気感の中、巨木を急坂からすべり落とす勇壮な木落としや、冷水に浸かりながら対岸に渡す 川越しに諏訪の人々の熱い心意気が感じられ、見ているこちらの気持ちがほかほかと温められます。私 の体に信州人としての血が流れているせいか、28年度への意欲を十分に補填することができました。 お子様が入学された皆様、転入し進級された皆様、在校生として進級された皆様、おめでとうござい ます。楽しい学校生活に期待を膨らませていることでしょう。私たちはその期待に応えていく大きな使 命を担っています。教育のプロとしての自覚をもち、誠実にていねいに対応していくことでしっかり責 任を果たしていきます。今まで同様に保護者や学校関係者の皆様の深いご理解をいただくとともに、さ らなる充実した年度になりますようにお力添えをお願いいたします。 さて、入学される1年生は35名(1学級)です。この35名という数字、28年度の学校経営を進 める上で大きなポイントとなりました。というのも、学校行事への取り組み方、PTA 役員の選出、縦割 り遊びなど、今まで当然のように思われていたことが、大きな見直しを迫られることになったからです。 でも考えてみれば、組織運営を進める上で職員がどこまでこのことを意識できるのか、どんな形で起案 していけばみんなが納得のいくものになるのか、従来色の見直しとともに学年を支えながら全体をみて いく意識が育つよい機会だと考えています。最終的に風通しのよい組織や支えあう組織がより強固に確 立されていけば、これは35人効果と言えそうです。ここは校長の腕のみせどころです。 28年度の経営についてはあらためて保護者会でお話をしますが、以下に概要を示しました。 【学校経営の概要】 ●教室配置の見直しをしました(見開きページ参照) 経営を支える高学年が、他学年に対しても機能的に動けるように配置しました。 ●国語を中心に指導内容の定着と実践化を目指します 国語で学んだ力が他教科や生活の中で広く使われていくことが求める姿です。 ●地域や関連機関と協力した健全育成を進めます 生活指導上の問題は多くの大人の目があってこそ予防ができ、解決できることです。 ●将来を見据えた教育相談体制を組みました 校内に特別支援教室ができますので、適正な就学についての理解と促進を図ります。
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