東京本社 倉敷事業所 〒100-8115 東京都千代田区大手町 1-1-3 大手センタービル 〒713-8550 岡山県倉敷市玉島乙島 7471 TEL 03-6701-1000 TEL 086-526-5111 FAX 03-6701-1005 FAX 086-525-2222 大阪本社 西条事業所 〒530-8611 大阪市北区角田町 8-1 梅田阪急ビル オフィスタワー 〒793-8585 愛媛県西条市朔日市 892 TEL 06-7635-1000 FAX 06-7635-1005 TEL 0897-56-1150 くらしき研究センター FAX 0897-56-9522 岡山事業所 〒710-0801 岡山県倉敷市酒津 2045-1 〒702-8601 岡山県岡山市南区海岸通 1-2-1 TEL 086-423-2271 TEL 086-262-0111 FAX 086-422-4851 FAX 086-264-1021 つくば研究センター 新潟事業所 〒305-0841 茨城県つくば市御幸が丘 41 〒959-2691 新潟県胎内市倉敷町 2-28 TEL 029-853-1500 TEL 0254-43-2521 FAX 029-853-1543 FAX 0254-43-2864 鹿島事業所 〒314-0197 茨城県神栖市東和田 36 TEL 0299-96-1011 FAX 0299-96-3932 関係会社(国内 25 社、国外 46 社) 【 国内 】 【 海外 】 クラレトレーディング株式会社 クラレアメリカ(米国現地法人) 〒530-8611 大阪市北区角田町 8-1 梅田阪急ビル オフィスタワー 2625 Bay Area Boulevard, Suite 600 Houston, Texas 77058, U.S.A. TEL +1-281-283-1711 FAX +1-281-283-1722 TEL 06-7635-1600 FAX 06-7635-1971 クラレケミカル株式会社 クラレヨーロッパ(ドイツ現地法人) 〒530-8611 大阪市北区角田町 8-1 梅田阪急ビル オフィスタワー Philipp-Reis-Straße 4 D-65795 Hattersheim am Main Germany TEL +49-69-305-85300 FAX +49-69-305-85399 TEL 06-7635-1900 FAX 06-7635-1901 クラレノリタケデンタル株式会社 クラレアジアパシフィック(シンガポール現地法人) 〒100-0004 東京都千代田区大手町 1-1-3 大手センタービル 10 Sakra Ave., Singapore 627887 TEL +65-6867-7088 FAX +65-6867-7103 TEL 03-6701-1700 FAX 03-6701-1805 クラレプラスチックス株式会社 クラレ管理上海(中国現地法人) 〒530-8611 大阪市北区角田町 8-1 梅田阪急ビル オフィスタワー Unit 2207, 2 Grand Gateway, 3 Hongqiao Road, Xuhui District, Shanghai 200030, China TEL +86-21-6119-8111 FAX +86-21-6119-8585 TEL 06-7635-1500 FAX 06-7635-1528 クラレエンジニアリング株式会社 クラレインディア(インド現地法人) 〒530-8611 大阪市北区角田町 8-1 梅田阪急ビル オフィスタワー Unit No.16,17&18,Southern Park, D-2, District Centre, Saket, New Delhi-110017, India TEL +91-11-4610-2900 FAX +91-11-4610-2911 TEL 06-7635-1890 FAX 06-7635-1898 クラレリビング株式会社 クラレサウスアメリカ(ブラジル現地法人) 〒530-8611 大阪市北区角田町 8-1 梅田阪急ビル オフィスタワー Av. Paulista,1636 - Condominio Paulista Corporate, Sala 405 - Bela vista – São Paulo – SP – Brasil TEL +55-11-2615-3531 FAX +55-11-2615-3529 TEL 06-7635-1530 FAX 06-7635-1559 クラレテクノ株式会社 〒530-8611 大阪市北区角田町 8-1 梅田阪急ビル オフィスタワー TEL 06-7635-1400 FAX 06-7635-1430 クラレクラフレックス株式会社 〒530-8611 大阪市北区角田町 8-1 梅田阪急ビル オフィスタワー TEL 06-7635-1560 FAX 06-7635-1561 クラレファスニング株式会社 〒530-8611 大阪市北区角田町 8-1 梅田阪急ビル オフィスタワー TEL 06-7635-1870 FAX 06-7635-1860 様々な情報を盛り込んだ当 社 公 式ホームページもどうぞご覧ください 。 http://www.kuraray.co.j p/ 2016.03 【 私 た ち の 使 命 】 私たちは、独創性の高い技術で産業の新領域を開拓し、 き のうよりもきょう、きょうよりもあしたの 世 の 中 が 良 い 方 向に 変 化して いくように、 自然環境と生活環境の向上に寄与します。 現 在 では 、世 界 中 の 多くの 産 業 や人々の 生 活 の 中 で、 クラレ は化 学 の 力 で、いままでにな い も の、人 に 真 似 で きな い も の を 創 出してきました 。 クラレ の 技 術 や 製 品・サービ スを 選 んで い た だ いて います。 ひ と 私 たちはこの 事 実 を 誇りに、全 世 界 の お 客 様 に 心 から 感 謝 の 意 を 表します。 ―世のため人のため、他人のやれないことをやる― クラレ が 創 業 当 時 から大 切にしてきたこと、 それ はや が て 来る世 の 中と、そこに 生きる人のために、 常に 私 たちにで きることを 考えるという「 独 創 」の 精 神 。 ひ と 「世 のため人のため、他 人の やれ な いことをやる」という使 命 は 、 絶 えることなく引き 継 が れてきた 私 たちの原 動 力 で す。 さらなる 独 自 性 を 追 求し、社 会と 環 境 に 貢 献 する企 業 へ 。 そして、さらに 成 長し 続 ける企 業 をめざして。 クラレ はす でに 次の 一 歩 を 踏 み 出して います。 会社概要 社 名 株式会社クラレ 代表者 代表取締役社長 伊藤 正明 設 立 1926(大正15)年6月24日 資本金 890億円(2015年12月末現在) 従業員(連結) 8,405名(2015年12月末現在) 売上高(連結 決算期12月) 5,217億円(2015年度) 主要海外拠点 米国、 ドイツ、ベルギー、 中国、シンガポール 売上高推移 その他 5,500 4,850 トレーディング 1928(昭和3年) 19 % 4,135 4,000 繊維 2013 2014 ※ 2015 (2013年4月~ (2014年1月~ (2015年1月~ 2014年3月) 12月) 12月) (年度) 営業利益推移 ・倉敷工場でレーヨン糸生産開始(~2001年 生産終了) 44 % 9% 9% 機能材料 イソプレン 4% 495 35 % 欧州 日本 20 % 25 % 0 (年度) 2013 2014 ※ 2015 (2013年4月~ (2014年1月~ (2015年1月~ 2014年3月) 12月) 12月) ・ビニロン事業化:富山工場でポバール生産開始/ 岡山工場でビニロン生産開始 ※ 2014 年度より決算日を3 月31 日から12 月31 日に変更しています。2014 年度の連結対象期間は国内が 2014 年 4 月から12 月までの 9ヶ月、海外が 2014 年 1 月から12 月までの 12ヶ月となります。本数値は国内・海外ともに2014年1月~12月の実績に補正したものです。 ・メタクリル樹脂事業を行う協和ガス化学工業(株) を合併 1990(平成2年) ・西条工場で高強力ポリアリレート繊維<ベクトラン>生産開始 ・<セプトン>事業化:鹿島工場で熱可塑性エラストマー<セプトン>生産開始 1999(平成11年) 1963(昭和38年) 2001(平成13年) 1964(昭和39年) 2004(平成16年) ・西条工場でポバールフィルム生産開始 ・ポリエステル事業化:玉島工場でポリエステル短繊維<クラレエステル>生産開始 ・面ファスナー事業を開始 ・<クラリーノ>事業化:倉敷工場で人工皮革<クラリーノ>生産開始 ・西条工場で耐熱性ポリアミド樹脂<ジェネスタ>を生産開始 ・クラリアント社のPVA・PVB事業を買収 ・HTトロプラスト社のPVBフィルム事業を買収 2011(平成23年) ・新潟事業所でアクリル系熱可塑性エラストマー<クラリティ>生産開始 1969(昭和44年) 2012(平成24年) 1970(昭和45年) 2014(平成26年) ・西条工場でポリエステル長繊維<クラベラ>生産開始 アジア ・歯科材料事業を開始:歯科用充てん材<クリアフィル>発売 1962(昭和37年) ・ 中国とポバール-ビニロンの一貫製造プラントの輸出契約締結 16 % 600 514 1950(昭和25年) 1989(平成元年) ・ポバール事業化:市販用ポバール生産開始 その他 661 ・<エバール>事業化:岡山工場<エバール>樹脂生産開始 ・不織布事業を開始:岡山工場で乾式不織布<クラフレックス>生産開始 ・イソプレンケミカル事業を開始:鹿島工場でポリイソプレンゴム生産開始 1978(昭和53年) 1958(昭和33年) 北米 700 1972(昭和47年) 1949(昭和24年) ・ 社名を倉敷レイヨン(株)に変更 8% 2015年度の市場別売上構成比 (億円) 1926(大正15年) ・ 倉敷絹織(株)創立 11% 4,500 500 ビニルアセテート 5,217 5,000 0 沿革 2015年度の事業別売上構成比 (億円) ・ 社名を現在の(株)クラレに変更(英文名 KURARAY CO., LTD.) ・産業用ポバールフィルム事業を行うモノソル社を買収 ・デュポン社の酢ビ関連事業を買収 2015(平成27年) ・バイオマス由来のバリアフィルム事業を行うプランティック社を買収 このパンフレット中、<>表記はクラレグループ製品の商標です。金額表示は、億円未満を四捨五入しています。 KURARAY GROUP CORPORATE SKETCH 02 ポバールフィルム PVAフィルム 酢ビ・ポバール系事業 世界初の工業化製品 世界 No.1 機能材料 薄型大画面テレビ・タブレット端末などの液晶ディスプレ <クラレポバール> <エルバノール>ポバール樹脂 Kurarayʼs Value 世界初の工業化製品 世界ナンバーワン、オンリーワンへのこだわり イに欠かせない偏光フィルムや、洗剤・農薬などの個包装 メタクリル樹脂 用フィルムなど、幅広い分野で使用されています。 メタクリル樹脂は、透明性、耐候性、光沢性、耐擦傷性 世界 No.1 <エバール>EVOH 樹脂 世界初の工業化製品 合成繊維ビニロンの原料樹脂とし プラスチックの中で最高レベルのガスバリア性(気体を通 て工業化されたポバール樹脂は、 さない性質)を持つ樹脂です。酸素を遮断し内容物の劣 水溶性・造膜性・接着性・乳化性・耐 化を防ぐため、食品包装材として普及しています。また、 油性・耐薬品性などの特性を持ち、 ガソリンの揮発を防ぐため、自動車のガソリンタンクにも 紙加工剤、接着剤や塩化ビニル樹 使用されています。さらに、大型冷蔵庫の真空断熱板にも 脂の重合安定剤などのさまざま 採用され、省エネに貢献するなど、用途を拡大しています。 世界 No.1 などの特長を有し、自動車部品、家電部品、雑貨など に幅広く採用されています。また液晶ディスプレイ向 け導光体などの光学部品用途で高いシェアを持って います。 な用途で使用されています。 バイオマス由来の <プランティック>ガスバリア材 <モビタール><ピオロフォーム>PVB 樹脂 <トロシフォル><ブタサイト>PVBフィルム 製品紹介 オーストラリアの産学連携研究から生まれた、バイオマス 原料由来のガスバリア材です。2003年の商業化以後 ※ 、 豪州・欧米の大手リテイラー、食品メーカーで環境対応素 ポバール樹脂を原料とするPVB 材として採用が進んでいます。 樹 脂<モビター ル>、<ピオロ フォーム>は、接着力と透明性に 独創への挑戦が生み出した製品の数々。 ひ と 「他人のやれないこと」で 優れ、インクやファインセラミッ ています。また、 PVB樹脂をシー フォル>、<ブタサイト>は、その 優れた透明性、 ガラスとの接着性 ました。国産技術による初の合成繊維ビニロンを世界に先 駆 天然皮革に学んだ精緻な構造と高い機能性を兼ね備 デュポン社が開発したアイオノマー樹脂をシート化した、 えた人工皮革。ランドセルなどのかばん・各種シューズ、 合わせガラス用中間膜です。2014年のデュポン社酢ビ またボール・手袋・衣料・インテリアなどに採用されて 関連事業の買収に伴い、当社が専売権を得ています。セ います。 ントリグラス®は、PVBフィルムに比べ100倍の強度と5 を生かし、建築用の合わせガラス クラレは独自の技術力で、世の中になかった製品を生み出してき 世界初の工業化製品 セントリグラス®※/アイオノマーシート クスのバインダーなどに活躍し ト化したPVBフィルム<トロシ 社会に貢献しています。 <クラリーノ>人工皮革 ※2015年に当社がプランティック社を買収 世界 倍の硬度があり、合わせガラスをより強く、より軽く、より や自動車のフロントガラスの中 No.1 安全に出来ます。よりデザイン性の高いガラス構造形成 間膜に使用されています。 を可能にするため、主に建築用に使用されています。 け て 企 業 化した の をはじめ 、ビ ニロン の 原 料 樹 脂 で あるポ ※セントリグラスは米国デュポン社の登録商標です。 バール樹脂、液晶ディスプレイに欠かせないポバールフィルム、 高いガスバリア性を誇る<エバール>、世界唯一の合成法イソ プレンから生まれるケミカル製品群などを事業化。また天然 皮革の構造を再現した人工皮革<クラリーノ>、面ファスナー <クラプレン>液状ゴム イソプレン系事業 イソプレン・ブタジエン等を原料とした低分子量の液状ゴ <マジックテープ>など、皆さまにおなじみの製品も展開してい ムで、その特長を生かした自動車用タイヤの加工助剤、高 ます。独創的な技術から生まれた世界No.1事業 の売上高 は、 <セプトン> グループ全体の約半分にも達しています。 熱可塑性エラストマー ※ 機能粘接着剤やシーリング材などの用途を中心に、グ ローバルな展開を行っています。 ス チレン 系 熱 可 塑 性 エ ラ スト <ジェネスタ>耐熱性ポリアミド樹脂 マー<セプトン>は、成形性、 リサ その他 ■世界 No.1事業 ※の拡大 世界 ※ No.1 (億円) 独自の技術から生まれた新しい耐熱性ポリアミド樹脂。 部材の高機能化ニーズとともに、 携帯電話やパソコンなどの電子部品はもちろん、 LED液 幅広い分野での採用が拡大して 晶テレビのバックライト用途や、自動車分野にもその用 います。 途は拡大しています。 安全性が高く、取扱い性に優れた 2,000 洗浄剤<ソルフィット>をはじめ、 1,000 2005 (2005年4月~ 2006年3月) ※ 世界トップシェア事業およびオンリーワン事業(当社調べ) KURARAY GROUP CORPORATE SKETCH 2010 (2010年4月~ 2011年3月) 2015 世界 No.1 ※ クラレノリタケデンタルは、高分子化学技術による有機 系・セラミック技術による無機系の各種歯科材料を開 発。天然歯に近い歯科修復を可能にしました。国内だけ でなく、世界各地で高い評価を得ています。 国内 No.1 世界 No.1 ※ <クラリティ>アクリル系熱可塑性エラストマー 世界初の工業化製品 独 自 の 合 成 技 術 を 生 かしたジ 透明性、柔軟性などの特長を有し、当社が独自技術によっ オール、香粧品、医薬・農薬中間 て世界で初めて工業化に成功したオンリーワン素材です。 体などを展開しています。 その特長を生かした粘接着および成形材料分野での市場 ※合成法イソプレンから派生したオンリーワン 製品群(<ソルフィット>、MPD 他) 0 03 家電・雑貨などに用いられる各種 イソプレンケミカル 2000 世界初の工業化製品 イクル性に優れており、自動車・ ※世界で唯一工業化したPA9T樹脂 3,000 (2000年4月~ 2001年3月) 歯科材料 展開が有望視されています。 (年度) (2015年1月~ 12月) 詳しくはクラレのホームページ「製品情報」をご覧ください http://www.kuraray.co.jp/products/ KURARAY GROUP CORPORATE SKETCH 04 製品紹介 高強力 <ベクトラン> ポリアリレート繊維 繊維事業 世界初の工業化製品 世界 ビニロン /<クラロン K-Ⅱ> PVA 繊維 No.1 (中国を除く) 世界 No.1 度に加え、耐摩耗性、耐屈曲疲労性、耐薬 品性などの物性を備えており、航空宇宙・複 の用途で採用されています。 高強力・低伸度・親水性などのユニークな機 能を持つ合成繊維ビニロンは、アスベスト <マジックテープ>面ファスナー (石綿)代替のセメント補強材・乾電池のセ パレーターなど産業資材分野に展開。また ワンタッチでしっかり留めることができるの 新たな生産技術から生まれた<クラロン で、 衣料や靴、 かばん、 メディカル製品から自 K-Ⅱ>は、水溶性や高強力の機能を持つ新 動車部材などの工業資材までさまざまな分 しい繊維です。 野で活躍しています。 <クラフレックス>/<フレクスター>不織布 ポリエステル 吸水性・吸塵性・通気性・柔軟性に優れた< 独自ポリマーの応用などにより特徴ある素 クラフレックス>は各種ワイパーやマスク、 材を開発し、衣料分野や産業資材分野、不 救急絆創膏などに、また伸縮性・断熱性・吸 織布の原料などに展開しています。 音性に優れた<フレクスター>は包帯・障 研究開発・生産技術開発 独創的技術の発現~クラレグループの研究開発 同一重量のスチールの約7倍の引張り強 合材・電子部品・ロープ・スポーツ用品など 世界初の工業化製品 Kurarayʼs Creation 国内 No.1 クラレグループは高分子化学・合成化学や炭素材料化学技術をベースに、成形 今日、私たちはさまざまな全地球規模の課題(地球温暖化、有限な天然資源、 加工技術等の関連する周辺技術・ノウハウを融合することで、独創的で高度な 水・食糧不足、環境汚染など) に直面しています。クラレグループは、独創的な技 技術体系を作り上げています。グループの知恵と人材を結集し、外部機関とも 術でこれらの課題に効果的な解決策を提供し、世界に存在感を示すスペシャリ 強く連携しながら、素材領域にとどまることなく、市場が求める独創性の高い製 ティ化学企業の実現を目指しています。 品の提供に取り組んでいます。 研究開発体制 ■くらしき研究センター 酢ビ系高分子研究所 化学プロセス開発グループ 構造・物性研究所 成形技術開発グループ 電池材料研究所 環境技術開発グループ 知的 財産部 高分子材料研究所 ています。 新事業開発体制 ■技術開発センター 合成研究所 ■つくば研究センター 子・畳・遮音床・吸音パネルなどに使用され 生産技術開発体制 成形・加工研究所 ■新事業開発本部 電材事業推進部 設備技術グループ 成形部材事業推進部 エンジニアリンググループ ■技術統括部 エネルギー材料事業 推進部 ユーティリティ・環境グループ プロジェクト推進グループ <ゼクルス>排水処理システム 新事業 その他 世界初の工業化製品 ■各事業部・関係会社 研究・開発部 ■クラレリサーチ&テクニカルセンターU.S.A. <ゼクルス>は、生物処理槽に自社開発の 汚泥法に比べ、廃棄処理が必要な余剰汚泥 当社が独自の製膜技術により開発した液 をほとんど発生させないという画期的なシ 晶ポリマーフィルム。高速伝送回路に適し ステムです。 た高周波特性を持っており、電子回路基板 用の絶縁材料として優れた性能が認めら 高性能膜モジュール れています。現在、高速伝送フレキシブル 回路基板や多層回路基板向けを中心に展 当社の高性能膜モジュールは、産業・水道・ 開しています。 医療の各分野での水処理に採用されてい ます。超純水、飲料水、無菌水の製造など 国内 No.1 幅広い領域でのろ過が可能であることと、 Kurarayʼs Globalization グローバリゼーション グローバルネットワークの構築 クラレは1986年、米国合弁会社での<エバール>の現地生産開始で足がか 連結売上高に占める海外の比率 りを築いた後、世界的な市場の広がりに応える形で生産・販売の現地化を果た してきました。2014年のデュポン社の酢ビ関連事業買収等により、そのネット 効率的なろ過性能により省スペース化を ワークは海外27の国・地域、75拠点へと拡大し、 「適地生産・適地販売」の方針 実現できることが特長です。 のもと、独創的な技術を駆使した海外事業を展開しています。販売面でも独自 タの電極材など環境・エネルギー分野で市 達しています。 け、様々な機能を付加することで、多様化 するニーズに対応します。 三次元培養 <エルプラシア> プレート <マイクロフェード>バラスト水管理システム 三次元培養のための細胞培養容器。微細 海の生態系を守るため、船舶のバラスト水 間の中で自発的に細胞が立体化します。 空間が培養底面に配置されており、その空 ステム。省電力で、様々な海域での性能安 定性に優れ、幅広い船種への搭載に適合し ます。 <レジェンダ>賦形フィルム クラレ独自の精密成形技術で作製したスタンパーを駆使し、透明プラスチックフィルム上に紫外線硬化性樹脂で、複雑で精密な微細パ ターンを形成した賦形フィルム。フィルムの背面にLEDを配置すると、微細パターンの形状に応じて光が「屈折」 「反射」 「散乱」 「回折」 2015年度 2000年度 クラレグループは、技術革新を通じた新たな製品・用途開発を加速させるとと もに、成長市場・分野で事業を拡大させることにより、持続的な成長の実現を目 指します。 主要海外現地法人 米州 アジア他 ★■● クラレアメリカ (米国/米国内6工場) ■ モノソル (米国) ● クラレサウスアメリカ (ブラジル) ● クラレメキシコ (メキシコ) ● クラレアルゼンチン (アルゼンチン) ● クラレチリ (チリ) ● クラレコロンビア (コロンビア) 欧州 ★■ クラレヨーロッパ (ドイツ/ドイツ国内2工場) ■ エバールヨーロッパ (ベルギー) ■ モノソル (英国) ■ OOOトロシフォル (ロシア) ■ クラレヨーロッパモラヴィア (チェコ) ● クラレヨーロッパノルディック (フィンランド) ● クラレヨーロッパフランス (フランス) ● クラレヨーロッパイタリア (イタリア) ● クラレデンタル ベネルクス (オランダ) ★ 地域統括機能を持つ現地法人 KURARAY GROUP CORPORATE SKETCH % 世界戦略を加速 をフィルターと活性物質により処理するシ 05 65 28 % のグローバルネットワークを構築し、連結売上高に占める海外比率は65%に 場を拡大する活性炭。微細な孔を自在に開 します。その結果として、 さまざまな光の模様を表現することができます。 ■各事業所 設備技術部 ペース型の排水処理システム。従来の活性 世界初の工業化製品 蒸散ガソリンの吸着、水処理用途、キャパシ ■各事業所 生産技術開発部 PVAゲル<クラゲール>を採用した、省ス <ベクスター>液晶ポリマーフィルム <クラレコール>活性炭 ■各カンパニー 生産技術統括本部 ● ● ■ ■ ■ 可楽麗管理 (上海) 有限公司 (中国) 可楽麗国際貿易 (上海) 有限公司 (中国) 可楽麗魔術粘扣帯 (上海) 有限公司 (中国) 可楽亜克力 (張家港) 有限公司(中国) 可楽麗化学(寧夏)環境化工有限公司(中国) ■ 禾欣可楽麗超繊皮 (嘉興) 有限公司 (中国) ■ 嘉興斯威徳絨面超繊有限公司 (中国) ● 可楽麗貿易 (上海) 有限公司 (中国) ● 可楽麗香港有限公司 (中国) ● 可楽麗禾欣環保科技(嘉興)有限公司(中国) ★■ クラレアジアパシフィック (シンガポール/シンガポール国内1工場) ■ クラレコリア (韓国) ● クラレインディア (インド) ● クラレタイランド (タイ) ● クラレトレーディングベトナム (ベトナム) ● クラレマレーシア (マレーシア) ● クラレトルコ (トルコ) ● クラレミドルイースト (UAE) ■ プランティック (オーストラリア) ■ 生産機能を持つ現地法人 ● 販売機能を持つ現地法人 KURARAY GROUP CORPORATE SKETCH 06
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