2016前期_伝音セミナー _last

京都市立芸術大学日本伝統音楽研究センター
子 どものためのレコード
大西 秀紀
日本伝統音楽研究センター客 員 研 究 員
昭和の
関西歌舞伎 の音楽 を聴く
日本学術振興会特別研究員 前島 美保
竹内 有一
日本伝統音楽研究センター准教授
昭 和 の 関 西 歌 舞 伎 を 支 え た 杵 屋 富 造︵1 9 0 2 ∼ 1 9
77︶と杵屋胡金吾︵1921∼2009︶。この二人
に 関 す る 知 ら れ ざ る 録 音 が、こ の 度 発 見 さ れ ま し た。
そ の 貴 重 な 音 源 と 関 連 資 料 を た よ り に、か つ て の 上 方
歌舞伎の黒御簾音楽に迫ります。
﹃ 玉 堂 琴 譜 ﹄の 再 現 主催●京都市立芸術大学
日 本 の 子 ど も の た め に 作 ら れ た レ コ ー ド の 歴 史 は 古 く、明
治の出張録音期からすでに唱歌が三味線音楽や謡曲とカタ
ロ グ 上 で 肩 を 並 べ て い ま し た。大 正 に 入 る と お 伽 劇、お 伽
歌 劇 と い っ た 新 し い ジ ャ ン ル が 生 ま れ、大 人 達 は 子 ど も の
た め に 手 の 込 ん だ レ コ ー ド 作 り に 心 血 を 注 ぎ ま す。今 回 は
北村季晴作﹁ドンブラコ﹂︵大正2年発売、5枚 面︶を中
心 に、巌 谷 小 波・佐 々 紅 華 作﹁ウ サ ウ サ 兎﹂、﹁ウ ン ト コ 爺
さん﹂、小波自身の朗読による﹁正直正吉﹂などをお聴きい
ただきます。
雅楽 ﹁
の 面白さ﹂
武内 恵美子
日本伝統音楽研究センター准教授 京都市立芸術大学 事務局 連携推進課
当日会場にて
問合せ先
午後2時より開始
事業推進担当 TEL 075-334-2204
受付
現 代 日 本に お け る
アンドレア ジョライ
国際交流基金フェロー 琴︵七絃琴/古琴︶は﹁減字譜﹂という専用の楽譜を用います。
この楽譜は他の楽譜と同様、記譜の限界と問題を抱えており、
新林池公園
﹁日本の雅楽をどう思いますか?﹂この問いに、日本の若
残念ながらリズムが記載されないため、伝承が途絶えてしま
阪急桂駅から
者 の 多 く は 困 惑 す る で し ょ う。彼 ら に と っ て 雅 楽 は エ キ
い、楽譜だけ残っている曲の再現には再現する人の解釈が入
至五条
ゾ チ ッ ク な の で す。一 方 で 私 の よ う な 海 外 の 若 手 研 究 者
る余地があります。今回は江戸時代の日本人で琴を演奏した
=バス停
に と っ て、日 雅 楽 が 有 す る 長 い 歴 史 や ス テ ー タ ス は 大 い
南門
各回につき
先着50名
※ 時刻表、その他交通機関についての詳細情報は、各社のホーム
ページをご確認ください。
浦上玉堂の記した楽譜﹃玉堂琴譜﹄の再現例を聴き比べるこ
正門
な る 魅 力 で す 。奈 良 、南 都 楽 所 で の 体 験・交 流 を ふ ま え て 、
京都市立芸術大学
とで、打譜と呼ばれる琴曲の再現について考えます。
至亀岡
雅 楽 の 音 楽、ま た そ の 伝 承 を 支 え る 人 々 の 魅 力 に つ い て
新 研 究 棟 7 階・合 同 研 究 室 1
語ります。
( 京 都 市 西 京 区 大 枝 沓 掛 町 1 3 - 6 )
回
1
﹁ 松 坂 ﹂を た ど る
梶丸 岳
日本伝統音楽研究センター非 常 勤 講 師
国道
沓掛口
9
﹁松坂﹂という名の付いた民謡や、これを起源とされる
民謡は日本各地で広く歌われています。
今 回 は﹃日 本 民 謡 大 観﹄な ど に 収 め ら れ た 論 考 な ど を
頼りに、
﹁松坂﹂の聞き比べをすることで、民謡が伝承・
JR京都駅から
14:40∼16:10
5
14:40∼16:10
日本伝統音楽研究センター
定員
【C2のりば】京 阪 京都 交 通 バ ス 2・1 4・2 8系 統 乗 車 約
45分、
「 芸大前」下車、徒歩すぐ
【C5のりば】市バス73系統 乗車約45分、
「 国道沓掛口」
バス停下車、徒歩約10分、または「新林池公
園」バス停下車、徒歩約20分
回
4
第
8月4日(木)
回
第
京都市立芸術大学
9月1日(木)
会 場
にふれる
第
14:40∼16:10
14:40∼16:10
3
14:40∼16:10
10
伝播していくなかでどのように変化していくのかを考
えます。
京阪京都交通バス1・2・13・14・25・28系統 乗
車約20分、
「芸大前」下車、徒歩すぐ
市バス西1・西5・西8 乗車約20分、
「新林池公園」
下車、徒歩約20分
桂駅東口
桂駅西口
芸大前
国道沓掛
伝音セミナー
日本 希少音楽資源
の
5月12日(木)
回
2
第
6月2日(木)
回
第
7月7日(木)
参加
無料
申込
不要
KYOTO CITY UNIVERSITY OF ARTS
RESEARCH CENTRE FOR
TRADITIONAL JAPANESE MUSIC
4月∼9月期
平成28年度
日本伝統音楽の講座に参加するのは初めてという方にも気軽に受講いただけるセミナーです。是非ご参加ください!