Monthly - くらしHOW研究所

4月号
Monthly
2016.04.08
女ゴコロと消費がわかる
Woman’s Real Voice
3月中にUPした最新データ
「食用油・料理についてのアンケート」ほか
株式会社
TEL03-5216-9420
くらしHOW
http://www.kurashihow.co.jp
01
検索
Woman’s Trend
2年に一度の定期検診という国の指針は65%が知っているが・・・
乳がん検診45.7%、婦人科検診52.8%が定期的に受診※
※見出しの数字は合計の比率
Q.乳がん検診、婦人科検診の受診状況は?
2年に一度以上定期的に受診
57.8
55.9
47.0
63.8
62.5
Q.乳がん検診を定期的に受けない理由
不定期に受診
2.3
64.3
53.4
23.2
乳がん検診
23.8
時間が取れない
21.0
37.9
37.5
48.3
27.1
31.0
25.7
25.0
婦人科検診
(%)
7.8
いと感じている。そして、やはり乳がん検診
は痛そうだという理由を3割が挙げた。費用
が高いという理由は、ほかの検診受診率の
調査でも必ず2番目に上がってくるが、いま
多くの自治体で無料券やクーポンを発行して
いるので、やはり面倒だというのが最大理由
なんだと思う。
自治体から検診の案内が届くと受診しよう
と思う人は6割に上るし、2年に一度受診しよ
うという指針も6割は知っている。残りの4割
にどう重要性を理解してもらうかが、啓発の
ポイントになるだろう。
国の指針を知らないと答えた人は30代以
下に多く、定期的な受診率も実際低い。この
世代は、芸能人が婦人科の病気になったと
きや婦人科の病気を扱った番組や記事を見
たときが大きなきっかけになるようなので、タ
イミングを計って記事で啓発することが効果
的なのだろう。
(所長/植田奈保子)
9.1
Woman’s Data
WEBへの誘導に効果的なメディアは?
近年確実に増えているワーキングマ
マ。仕事と育児の両立で忙しい彼女た
ちの情報・メディア接触について調査
した。情報接触後、ネットで見る・調
べる頻度を聞いたところ、”すぐにま
たは後で見ることがある”が8割を超
えるメディアが右表。いつでもどこで
も検索可能なスマホが主流になったこ
とで、フリーペーパー、交通広告が検
索されやすいメディアになっている。
【情報源別ネットで見る・調べる頻度
上位項目】
すぐに見る・調べる 後で見る・調べる
ことが
ことが
よくある
よくある
+
+
時々ある
時々ある
インターネット
サイト
64.1
27.7
テレビ
49.3
32.8
人との会話
44.6
48.2
フリーペーパー
44.1
46.6
交通広告
37.3
46.3
(%)
2015.12 リビ
ングくらしHOW
研究所調べ。
未就学児を持
つワーキング
ママメール会
員へのWEB調査
(n=195)
【子育てママのキモチ】
園児ママの3分の2が学資保険に加入
園児ママが準備している子どもの教
育資金の種類は、「学資保険」が1位
で65.4%、2位は「普通預金」(57.8
%)、3位は「定期預金」(26.6%)。
将来教育費がかかることを見越して、
早くから準備している。また、約6割
が子どもの教育資金について祖父母と
話したことがあると回答。祖父母の教
育資金への関与がうかがえる。
くらしHOW
【子どもの教育資金用に準備しているもの】(n=552)
学資保険
65.4
普通預金
57.8
定期預金
26.6
その他
6.3
0%
20%
40%
60%
80%
2015.8 「あんふぁん」調べ
全国の読者、 WEB会員にWEBアンケート
検索
100%
46.4
7.0
近くに受診できる機関がない
7.0
50代(n=152)
31.6
75.7
60代以上(n=58)
24.3
67.2
(%)
知っている
32.8
知らない
Q.婦人科の診察を受けたことはある?
受診した
ことはない
定期的な検診
10.9%
以外にも時々ある
検診はないが受診
7.0
n=342
Q.忙しくても婦人科検診に行かなくちゃ、
と思うのはどんなとき?
66.1
67.7
59.0
59.9
60.3
自治体から検診の案内が
41.4
68.4
(%)
13.7
その他
9.6
53.6
58.6
40代(n=256)
29.6%
届いた時
芸能人が婦人科の病気なった
ニュースを⾒た時
25.0%
33.9
31.9
37.9
38.2
29.3
になった時
テレビで、婦人科の病気を
24.2
22.4
24.1
扱った健康番組を⾒た時
雑誌や新聞で、婦人科の病気
に関する記事を読んだ時
ピンクリボンのようなNPO法
自分の誕生日
定期的な
33.9
37.5
27.7
22.4
17.2
同世代の友人が婦人科の病気
人の啓発活動を通して
したことはある
03
【ワーキングママのキモチ】
受診方法が分からない
Q.20歳以上の女性は2年に一度受診
しようという国の指針を知っている?
30代(n=251)
8.8
病気が発見されたら怖い
12.7
20代以下(n=56)
23.4
必要性を感じない
8.8
n=386
15.2
恥ずかしい
14.2
2016.3.10~3.13
女性を対象にWEB調査 (n=773)
がんは、もはや国民的疾病と言われている
が、日本のがん検診受診率は諸外国の中で
も最低水準。平成25年の国民生活基礎調査
によると、女性のがん検診受診率は胃、肺、
大腸に加えて乳がんと子宮頸がんの5つの受
診率がいずれも3~4割。厚生労働省が受診
率50%達成に向けて集中キャンペーンを毎
年行っているが、なかなか上がらないようだ。
リビング読者の受診率は平均よりかなり高
いと言える。不定期での受診も含めると、乳
がん検診は7割近く、子宮頸がんは8割以上
が受診していると回答した。特に40~50代は
50%以上が両方とも定期的に受診していて、
予防意識も高いようだ。
受診したことがないのが、20代以下を筆頭
に各年代で乳がん検診のほうが多い。マンモ
が痛いという情報が流布しているのだろう。
定期的な検診を受けない理由を聞くと、4割
以上がなんとなく面倒、3割前後が費用が高
26.0
検査が痛そう
30.1
20.3
15.5
15.5 12.912.5
13.8
10.5
12.5
45.6
費用が高い
36.0
42.2
22.5
なんとなく面倒
42.0
25.0
02
年齢的に関係ない
8.3
44.6
29.3
30.4 30.7
Q.婦人科検診を定期的に受けない理由
受診したことがない
検診のみ
その他
34.5%
(%)
33.9
36.7
17.9
26.3
22.7
21.7
19.0
10.7
10.8
7.0
7.2
12.1
0.0
3.6
3.5
5.9
10.3
14.3
9.2
12.9
14.5
12.1
20代以下(n=56)
30代(n=251)
40代(n=256)
50代(n=152)
60代以上(n=58)
Group Eyes
“リビング保育士紹介サービス”
懇切丁寧に潜在保育士の就業を支援
2014年8月のオープン以来順調な求
人情報の増加を続ける「リビングおし
ごとnet」では、今春新たに保育士を
対象とした有料職業紹介事業を立ち上
げる。
現在、深刻な状況が続く保育士不足
を受け、全国で推定70万人と言われる
潜在保育士の復職を支援し、保育士不
足の解消を目指す。リビング新聞の読
者、リビングWebのユーザーで保育士
の有資格者は9%を超えているが、紹
介事業者の中には求職者にも会わず、
紹介先の保育園のことをよく知らない
まま仕事を紹介するケースも多く、保
育士が定着しない状況を招いている。
結局のところ保育士不足の解消につな
がっていないのが実情だ。
「リビング保育士おしごと紹介サー
ビス」は、現役、非現役を問わず、子
供と地域に対する慈愛と貢献意識に富
んだリビング保育士(仮称)を、一定
の基準を満たした保育園(LS保育園、
仮称)へ紹介する職業紹介事業だ。復
職支援の講座や知識やスキル取得のた
めのセミナー等も提供し、懇切丁寧な
サービスの実現を目指す。あわせて年
齢を問わず保育士は必要とされている
こと、40歳でも50歳でも社会で活躍で
きるチャンスは十分にあることを幅広
く訴え、保育士不足の解消と一億総活
躍社会実現に貢献。常に女性の活躍を
応援してきたリビング新聞の新事業に
注目してほしい。
(サンケイリビング新聞社CC室)
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