JRC蘇生ガイドライン2015オンライン版に以下の誤りがございましたので、お詫びして訂正いたします。 本文・図表修正 章 訂正箇所 正 10頁、9行目 1)以下の文章を削除 「心肺蘇生講習を受けた市民では 59%が心停止を認識できたが、 講習を受けていない市民では22.3% しか心停止を認識できなかったと 報告されている(EITで引用追加)」 18頁、1行目 重要なアウトカムとしての生存退院に 重大なアウトカムとしての生存退院に ついて、 ついて、 第1章 第2章 6頁、3行目 第4章 誤 筋弛緩訳の効果が残存し 筋弛緩薬の効果が残存し 15頁、3行目 蘇生を必要とする早期産時の臍帯遅 蘇生を必要とする早産児の臍帯遅延 延結紮 結紮 17頁、下から5行目 20頁、7行目 臍帯後期結紮 臍帯遅延結紮 18頁、16行目 19頁、23行目 臍帯結紮遅延を 臍帯遅延結紮は 18頁、16行目 19頁、23行目 臍帯血ミルキング 臍帯ミルキング 24頁、18行目 慢性肺疾患 気管支肺異形成 28頁、9行目 気管支肺異形 気管支肺異形成 59頁、7行目 月齢22 か月以での 月齢22 か月以上での 4頁、5行目 心原性心停止が疑われる院外心停 止ROSC後の患者では、 心原性心停止が疑われる院外心停止 ROSC後の昏睡患者では、 16頁、表1-2 2箇所 胸部圧迫間 胸部圧迫感 主要心事故を除外するための高感度 主要心事故を除外するための心筋トロ 18頁、表1-3 タイトル 心筋トロポニンI とT(cTnI, cTnT)と重 第5章 ポニンI とT(cTnI, cTnT)と重症度分類 症度分類 23頁、27-28行目 このCoSTR 2015の作成時に、これら 3件の研究論文は入手できなかった CoSTR 2015発表時に、これら3件のう (最初の研究は学会抄録として発表 ち1件しか研究論文は入手できなかっ されたが、論文は報告されていな た。 い)。 重大なアウトカムとしての死亡率につ いて、4件のRCTがあり、871名におい て酸素をルーチン投与する群と比較し て酸素を投与しない群に改善がみられ なかったことを示している(OR 0.91, 95%CI 0.25~3.34)(非常に低いエビデ ンス:非直接性、異質性、バイアスのリ スクによりグレードダウン)。 重要なアウトカムとしての梗塞サイズ については、3件のRCTがあり、713名 において酸素をルーチン投与する群と 比較して酸素を投与しない群で梗塞サ イズはわずかに減少したことを示して いる(非常に低いエビデンス:バイアス のリスク、非一貫性、非直接性、不精 確さによりグレードダウン)。4件目の RCTにおける梗塞サイズの増大を示唆 するデータは、不完全な報告および確 立していない方法のため公式には活 用されない。 24頁、8行目から 重大なアウトカムとしての死亡率につ いて、3件のRCTがあり、430名におい て酸素をルーチン投与する群と比較 して酸素を投与しない群に改善がみ られなかったことを示している(OR 0.46, 95%CI 0.16~1.29)(非常に低 いエビデンス:非直接性、異質性、バ イアスのリスクによりグレードダウ ン)。 重要なアウトカムとしての梗塞サイズ については、2件のRCTがあり、274名 において酸素をルーチン投与する群 と比較して酸素を投与しない群で梗 塞サイズはわずかに減少したことを 示している(非常に低いエビデンス: バイアスのリスク、非一貫性、非直接 性、不精確さによりグレードダウン)。 3件目のRCTにおける梗塞サイズの 増大を示唆するデータは、不完全な 報告および確立していない方法のた め公式には活用されない。 24頁、29行目から このトピックに関する3件の試験の報 告が待たれる。最初の試験である AVOID 試験(NCT01272713, clinicaltrials.gov)は成人のSTEMI患 者においてプレホスピタルからPCI実 施までに酸素毎分8リットル・マスク投 与と酸素投与なし(動脈血ヘモグロビ ン酸素飽和度<94%を除く)を比較す るもので、すでに研究は完了してい る。この試験では梗塞サイズ(心筋逸 脱酵素およびMRI)、ピークCK、トロポ ニン、STの改善、そして6か月後の臨 床転帰(死亡、再梗塞、血行再建術、 脳卒中)が報告される予定である。 CoSTR 2015作成時には、本研究は 抄録の発表のみで、論文はまだ出版 されていない。 25頁、6行目 ACS患者における酸素投与の利点と ACS患者における酸素投与の利点と 安全性に関する3件の試験の結果が 安全性に関する3件のうち残り2件の試 待たれる。 験の結果が待たれる。 62頁、11行目 心原性が疑われる院外心停止ROSC 心原性が疑われる院外心停止ROSC 後にECGでST上昇を認めない患者の 後にECGでST上昇を認めない昏睡患 うち限られた成人 者のうち限られた成人 62頁、16-17行目 ST上昇を認めない研究の全てにおい ST上昇を認めない研究の全てにおい て昏睡状態の患者だけが登録されて て昏睡患者が除外されていた。 いた。 63頁、11行目 心原性が疑われる院外心停止ROSC 心原性が疑われる院外心停止ROSC 後にECGでST上昇を認めない患者の 後にECGでST上昇を認めない昏睡患 うち限られた成人 者のうち限られた成人 63頁、16-17行目 ST上昇を認めない研究の全てにおい ST上昇を認めない研究の全てにおい て昏睡状態の患者だけが登録されて て昏睡患者が除外されていた。 いた。 第5章 このトピックに関する3件のうち残り2件 の試験の報告が待たれる。最初の試 験であるAVOID 試験(NCT01272713, clinicaltrials.gov)は成人のSTEMI患者 においてプレホスピタルからPCI実施し 入院するまでに酸素毎分8リットル・マ スク投与と酸素投与なし(動脈血ヘモ グロビン酸素飽和度<94%を除く)を比 較するもので、すでに研究は完了して いる。この試験ではルーチンの高流量 酸素投与は梗塞サイズ(急性期のpeak CK、6か月後のMRI)を増大すると報告 した。 第5章 63頁、34行目 ROSC後のCAGが有利あるいは不利と なる特定のサブグループを同定する詳 細な研究が必要である。 ROSC後のCAGが有利あるいは不利 STEMI以外では昏睡患者のエビデンス となる特定のサブグループを同定す に限られているため、ROSC後に る詳細な研究が必要である。 NSTE-ACSと判断した覚醒患者に関し (あとに追加) ては、通常のNSTE-ACSの治療方針 に従うことになる。今後はデータの蓄積 による治療方針検討が必要である。 9頁、下から10行目 20頁、10行目 病型前救護 abixaban 病院前救護 apixaban 42頁、11行目 脱力発症から入院までの日数(4提唱 日: 1点, 3日以下: 2点)、顔面及び球 麻痺の有無(いずれかが入院時にみ られれば1点)、四肢の筋力による MRC (Medical Research Council) sum score (50nc1: 1点, 401: 1su点, 301: 1su点, 20未満: 4点)に基づいて0から 7にスコア化し、 脱力発症から入院までの日数(7日以 上: 0点, 4~7日: 1点, 3日以下: 2点)、 顔面及び球麻痺の有無(いずれかが 入院時にみられれば1点)、四肢の筋 力によるMRC (Medical Research Council) sum score(60~ 51: 0点、50 ~41: 1点, 40~31: 2点, 30~21: 3点, 20以下: 4点) に基づいて0から7にスコ ア化 し、 6頁、下から5行目 《欠落》 側臥位回復体位を仰臥位と比較 19頁、9行目 血糖測定器がなければ、KPSS、 血糖測定器がなければ、LAMS、 LAMS、MDPSよりもFASTかCPSSの MDPSよりもFASTかCPSSの 23頁、下から5行目 血糖測定器がなければ、KPSS、 血糖測定器がなければ、LAMS、 LAMS、MDPSよりもFASTかCPSSの MDPSよりもFASTかCPSSの 28頁、2行目 アスピリンの早期使用に対して後期 使用が アスピリンの後期使用に対して早期使 用が 1頁、4行目から 最新のエビデンスは、院内および院 外における心停止例の救命率にかな りのばらつきがあること、それ故に、 より多くの命を救う相当の機会がある ことを示している。心停止からの生存 率を最大にするには、良質の科学、 市民救助者と医療従事者への教育、 および救命の連鎖を機能させる必要 がある。心停止患者(傷病者)に医療 を提供する組織は、チームに求めら れるレベルに応じて、医療従事者を チーム内でトレーニングする必要が ある。合わせて、そのような組織は データに基づいた継続的な質の向上 といったシステムレベルの評価と改善 のプロセスを普及するべきである。 最新のエビデンスは、院内および院外 における心停止例の救命率にかなりの ばらつきがあること、それ故に、より多 くの命を救う相当の機会があることを 示している。 (下線部を削除) 2頁 17行目 BLS再トレーニングのタイミング EIT634 BLS再トレーニングのタイミング EIT628 2頁、18行目 教育的資源の乏しい状況でのトレー 教育的資源の乏しい状況でのトレーニ ニング ング EIT634 第6章 第7章 第8章 第8章 62頁、11-12行目 図差し替え 章 訂正箇所 第1章 7頁 第4章 6頁 5頁 第5章 25頁 44頁 別図① POLSTの普及により、患者にとって 無益と思われる終末期の医療処置を 回避し納得いく最期を迎えてもらうこ とも可能となる。 患者の意思と尊厳を最重要視しつ つ、家族らと医療チームの共通の理 解のもとで本人にとって最適な医療を 選択するための手段として、POLST を用いることは妥当である。POLST の普及により、患者にとって無益と思 われる終末期の医療処置を回避し納 得いく最期を迎えてもらうことも可能と なる。 POLSTの普及により、患者にとって無 益と思われる終末期の医療処置を回 避し納得いく最期を迎えてもらうことも 可能となる。 患者の意思と尊厳を最重要視しつつ、 家族らと医療チームの共通の理解のも とで本人にとって最適な医療を選択す るための手段として、POLSTを用いる ことは妥当である。 (下線部を削除) 訂正内容 図2を下の別図①に差し替え 図1を下の別図②に差し替え 図1を下の別図③に差し替え 図4を下の別図④に差し替え 図8を下の別図⑤に差し替え 別図② 別図③ 別図④ 別図⑤
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