別紙1 業務委託仕様書 1 件名 課税資料整理及びデータ入力等業務委託 2 委託期間 平成28年7月1日から平成29年6月30日まで 3 履行場所 中野区役所 4 委託内容 特別区民税・都民税の賦課に必要な課税資料の、郵便物開封・事前補正業務、スキャン業務及びデ ータ補完入力業務、その他入力・検索業務、各種調査業務を委託する。詳細は別紙1-1「委託内容 詳細」に定める。 5 実施方法 (1)業務期間 ① 課税資料ごとに、別紙1-2「業務計画表」に定めるとおりとする。 ② 当初課税期においては、課税資料ごとに集中業務期間を設けるものとする。 ア 給与支払報告書 提出期限内に収受した給与支払報告書は、収受日からおおむね 10 営業日以内に、データ補完入力 までの業務を終了させること。 イ 公的年金等支払報告書 提出期限内に収受した年金報を3月中旬までにデータ補完入力までの業務を終了させること。 ウ 住民税申告書 提出期限内に収受した住民税申告書から7営業日以内にデータ補完入力までの業務を終了させる こと。 エ KSK確定申告書 提出期限内に収受したKSK確定申告書は合算処理日の前々日までにデータ補完入力までの業務 を終了させること。 オ その他課税資料 別紙1-1「委託内容詳細」 (5)その他業務(当初課税期)①チェックカード等各種帳票処理に ついては、合算処理日の前々日までにデータ補完入力までの業務を終了させること。 (2)業務日時 ① 本業務を実施する時間は、土曜日、日曜日、国民の祝日に関する法律に定める休日及び年末年 始(12月29日から12月31日まで、1月2日及び1月3日までをいう。)を除く日の午前8時 30分から午後5時15分までの間とする。 1 ② 受託者の責によらず業務進行に遅延が発生している等必要な場合には、本区と協議のうえ、業務 日時の拡充・延長を行うものとする。 (3)業務場所 中野区役所本庁舎の指定する範囲とする。 詳細は、別紙2「業務場所レイアウト」とのおり。 (4)郵便物の引き取り 本区文書集配室に配達された郵送課税資料は、受託者において引き取り、業務場所まで運搬する。 (5)業務体制 ① 受託者は、業務責任者及び副業務責任者を選任し、文書にて本区に報告すること。業務時は、業 務責任者又は副業務責任者のいずれかを常時配置すること。また、受託業務の進捗状況について、 定例進捗会議(おおむね週 1 回)を開催し、本区への報告を行うこと。 ② 業務責任者及び副業務責任者は、課税資料のスキャン及びデータ補完入力業務に精通しているこ と。また、本区の課税業務支援システムを用いた課税資料のスキャン及びデータ補完入力業務を理 解し、業務従事者へのシステム操作及び運用に係る指導を的確に実施できること。 ③ 業務責任者の職務は以下のとおり。 ・業務従事者への指導及び監督 ・受託業務全体の進捗管理 ・受託業務における個人情報の保護及び管理の統括 ・処理する課税資料の受け渡し管理 ・業務日報及び連絡表の作成、報告 ・受託業務に関する本区担当職員との協議 ④ 副業務責任者の職務は以下のとおり。 ・業務責任者の補佐を行うこと。 ・業務責任者が不在の場合、業務責任者の職務を行うこと。 ⑤業務従事者の職務は以下のとおり。 ・業務責任者の指示に従い、受託業務を行うこと。 ・業務責任者の指導のもと、個人情報の保護及び管理を行うこと。 ⑥ 業務従事者への教育訓練については、各業務が円滑に実施できるよう、必要な研修を実施するこ と。業務遂行や研修に必要なマニュアル及び研修資料は、本仕様書及び本区より提供される各種資 料に基づき作成し、その内容について本区の承認を得たうえで、業務従事者に対して教育訓練を行 うものとする。また、作成したマニュアルの著作権は本区に帰属する。 (6)業務責任者・副業務責任者・業務従事者の服装等 ① 常時名札を着用するとともに、社員証を携行すること。 ② 本区の「身だしなみガイドライン」に準ずる服装をするよう努めること。 (7)中野区課税業務支援システム 中野区課税業務支援システムの概要については、別紙3のとおり。 (8)使用するシステム及び機器、備品等 ① 本業務の遂行にあたっては、本区の調達するシステム及び機器、備品等並びに受託者の調達する 2 備品等を使用する。 ② 本区の調達するシステム及び機器、備品等は、別紙1-3「貸出物品一覧」に定めるものとする。 ③ 本業務遂行に必要な文房具等の消耗品は、本区が調達する。ただし、受託者が調達した備品等の ために必要なものは除く。 ④ 受託者は、本区の指示に従い、善良な管理者の注意をもってシステム及び機器、備品等を取り扱 うものとする。 ⑤ 受託者が故意又は過失により、本区の調達・設置したシステム及び機器、備品等を毀損し、本区 に損害を与えた場合には、受託者は本区に対してその損害を賠償しなければならない。 ⑥ 本区が調達し受託者が使用する物品の維持、修理、保守等のために要する経費は本区の負担とす る。ただし、受託者の責めに帰すべき事由により、貸付物品を修理する必要が生じた場合の当該修 理に要する経費については除く。 ⑦ 受託者は、貸付物品を本契約に定める使用目的に供することがなくなったとき、また、契約期間 の満了又は契約の解除時は、本区の指示の従い、遅滞なく使用物品を本区に引き渡さなければなら ない。 (9)安全注意義務 受託者は、常に業務場所を整理・整頓し、安全に留意して事故の防止に努めるとともに、労働基準 法、労働安全衛生法を遵守して安全の徹底を図り業務を行うこと。 (10)業務スケジュール等の提出義務 ① 受託者は、業務体制図、業務スケジュール、業務責任者・副業務責任者の資格及び業務経歴(過 去に携わった主要な業務の契約年月日、業務内容及び発注者名)、業務従事者の名簿、緊急連絡先 を本区に提出し、本区と協議のうえ承認を得ること。 ② 庁舎内駐輪場の利用については「駐輪許可証交付申請書」を速やかに本区に提出すること。 変更が生じた場合も同様とする。 6 課税資料等件数(見込み) 本業務における課税資料等の件数の見込みは次のとおり。 (1)給与支払報告書(当初課税期) ・総括表 ・個人明細 151,040 件 264,320 件 (2)年金支払報告書(当初課税期) ・総括表 ・個人明細 200 件 2,200 件 (3)住民税申告書(当初課税期) 15,423 件(うち 5,245 件が収入・控除なしの申告) (4)KSK確定申告書(当初課税期) 46,000 件 (5)その他業務(当初課税期) 49,150 件 (6)その他課税資料の入力・整理(通年) 75,350 件 (7)各種調査(通年) 12,691 件 ※スキャン後の課税資料は、本区の指定する資料毎のナンバリング順に保存箱に収納する。 3 7 納入物件等 受託者は、本区の指定する分類による業務日報・月報及び業務完了報告書(履行期間終了後)を本 区に提出すること。 8 業務履行期間満了等に伴う事後の引継ぎ この契約の履行期間が満了するとき(満了後も引き続き本業務を遂行することとなる場合を除く。) 、 又は契約書の規定に基づく契約の解除があるときの業務の引き継ぎは次のとおりとする。 (1)受託者は、本業務の遂行に関する留意事項等を取りまとめた引継書を作成し、本区に引き渡す こと。 (2)受託者は、引継書の内容について、本区から説明を求められたときは、誠実に対応し、説明し なければならない。 9 支払方法 委託料は、各月業務終了し検査合格の後、正当な請求のあった日から30日以内に一括して支払う。 10 個人情報保護 個人情報保護及び情報セキュリティについては、法令等を遵守するとともに、別紙1-4「個人情 報の保護」及び別紙1-5「課税資料のデータ作成委託情報安全対策仕様」による各項目を遵守する こと。あわせて別紙1-6「個人情報の取り扱いに関する誓約書」と別紙1-7「個人情報の取り扱 いに関する誓約事項確認報告書」を提出すること。 11 (1) 情報安全対策、危機管理等 セキュリティに関する資格要件 受託者は、日本工業規格「JISQ15001個人情報保護マネジメントシステム-要求事項」 に適合したプライバシーマーク(一般社団法人日本情報経済社会推進協会が認証する個人情報保護 に関する認証)、又はISO/IEC27001の評価基準であるISMS(情報セキュリティマネ ジメントシステム)の認証を有すること。 (2) 中野区情報安全対策基本方針等の遵守 本区が定める中野区情報安全対策基本方針及び中野区情報システム外部委託標準安全対策(以下 「情報システム外部委託標準安全対策」という。)を遵守すること。 (3) マニュアルへの記載 受託者の作成する業務実施マニュアルに、11(2)の遵守規定を盛り込むこと。特にシステム のパスワードの取扱いについては、別に記載すること。 (4) 内部監査等 情報安全対策に係る内部監査等を定期的に実施すること。 (5) 業務用パソコンの取り扱い 情報システム外部委託標準安全対策に準じ、本区が定める「機器持込み依頼書」に、目的、期間、 作業内容、責任者、持込機器、基本ソフト内容の提出を行い、本区の情報安全保護担当者である区 4 民サービス管理部副参事(税務担当)の承認を得るものとする。 12 留意事項 (1)受託者は、本契約に基づく業務を第三者に委託してはならない。 (2)受託者が、本仕様書に記載した条件を履行しない場合は、本区は契約を解除することができる。 (3)受託者が、本仕様書に記載した条件に違反し、本区に対して損害を発生させた場合は、受託者は 本区に対してその損害を賠償しなければならない。 (4)本契約の履行に当たって自動車を使用し、又は使用させる場合は、都民の健康と安全を確保する 環境に関する条例(平成 12 年東京都条例第 215 号)他、各県条例に規定するディ-ゼル車規制に適合 する自動車とすること。自動車から排出される窒素酸化物及び粒子状物質の特定地域における総量 の削減等に関する特別措置法(平成 4 年法律第 70 号)の対策地域内で登録可能な自動車利用に努める こと。 なお、適合の確認のために、当該自動車の自動車検査証(車検証)、粒子状物質減少装置装着証明 書等の提示又は写の提出を求められた場合には、速やかに提示又は提出すること。 13 その他 この仕様書に定めのない事項及び疑義が生じた場合は、本区及び受託者が協議のうえ、対処方法な どを決定する。 5
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