平成 28 年度足立区環境基金助成募集要項

平成 28 年度足立区環境基金助成募集要項
この事業は、高環境(※)の実現を目指す先導的な活動に対し、足立区環境基金か
ら助成金を交付することで、その活動を支援するものです。
交付対象となる活動は、足立区環境基金助成要綱に基づき広く公募され、足立区環
境基金審査会(以下「審査会」という。)の意見を聞いて決定します。
※高環境とは
次の 1〜3の基本理念に基づき、良好な環境が維持、回復されている状態、
または、より良好な環境が豊かに創造されている状態のことです
1
健全で恵み豊かな環境が、現在の世代の享受するものであるとともに、将来
の世代に引き継がれるべきものであること
2 ⾃然の回復⼒に限界があることを理解することにより、⼈と⾃然とが共⽣
し、環境への負荷の少ない、環境との調和のとれた持続可能な社会をつくる
こと
3 社会経済活動その他あらゆる活動において配慮されなければならず、環境へ
の負荷の低減その他の⾏為が、全ての者の公平な役割分担と連帯の下に積極
的かつ⾃主的に⾏われる社会を実現すること
1
助成の対象者
(1) 足立区内に居住する方
※平成 28 年度に区内に転入する予定の方も含みます
(2) 足立区内の事業者・非営利団体
※平成 28 年度に区内に移転する予定の事業者・非営利団体も含みます
(3) 平成 28 年度に「2 助成の対象となる活動」を足立区内で行う、足立区外の
事業者または非営利団体
※上記(1)∼(3)のいずれかに該当し、助成活動を的確に実施でき、住民税、法人
住民税、事業税等を滞納していないこと
2
助成の対象となる活動
高環境を実現し、区民(区)への効果・貢献度が期待される活動で、次の≪自由
提案型≫または≪課題対応型≫のいずれかに該当するものとします。
また、審査内容や評価ポイントが異なりますので、応募の際、どの部門の活動か
を明記してください。
≪自由提案型≫
(1)先進性部門
先進的な技術開発や研究で、将来的に高環境の実現に貢献する活動。先進性で
評価します。短期的な効果は問いません。
- 1 -
(2)環境負荷の低減部門
エネルギーや環境負荷の低減に関する技術開発や研究、実践活動で、地球環境
の保全に貢献する活動。活動による具体的な環境負荷の低減効果で評価します。
(3)公益的活動部門
公益的な活動で、環境に対する意識の醸成、行動の促進など、区民や地域への
波及効果が期待できる活動。活動の公益性や、地域や区民への波及効果で評価し
ます。
≪課題対応型≫以下のいずれかをお選びください。
課題部門①:食品廃棄物の減量に効果のある取組み
課題部門②:中学生向け環境学習プログラム
3
受付期間
平成 28 年4月 11 日(月)から5月 31 日(火)の午後5時まで
※郵送で応募される場合は、5月 31 日(火)の消印有効です。
4
応募方法
助成金交付申請書に必要事項を記入し、以下の郵送先へ郵送していただくか、直
接、窓口までご持参ください。
※申請書等の書類は、ホームページからダウンロード、または足立区役所南館 11
階の環境政策課窓口で配布しております。
【郵送先】
〒120-8510
足立区中央本町1-17-1
足立区環境政策課 管理係
あて
※申請書等提出書類は返却できませんので、あらかじめご了承ください。
※持参される場合は、環境政策課窓口へお越しください。
※応募多数の場合は、書類審査を行う場合があります。
5
助成の対象となる経費
助成の対象となる経費は、助成に係る活動の実施のために直接必要な経費です。
6ページの「助成対象経費区分表」をご確認ください。
ただし、次の経費は助成の対象となりませんのでご注意ください。
(1) 役員・常勤職員の人件費(賃金、謝金)
(2) 事務所借料(光熱費、水道代を含む)
(3) 団体等の経常的運営に要する経費(機関紙の発行を含む)
(4) 飲食に係る経費
(5) 当該活動以外に使用ができる備品・物品購入費等
- 2 -
また、経費によっては支払単価の上限を定めているものがあります。この上限を
超えた分も、助成対象にはなりません。6ページの「費目別上限単価と留意事項」
をご確認ください。
6
助成金の額
交付される助成金の額は、助成活動を行うことにより直接必要となった経費で、
当該経費の総額の2分の1とします。
ただし、以下の場合で、審査会が特に優秀であると認めたときは、当該経費の総
額の2分の1を超え、全額の助成が認められる場合があります。
(1)助成対象者が大学である場合
(2)経費総額が 100 万円以下の場合
(3)区が設定した課題(課題対応型)の活動を行う場合
いずれも助成金の上限額は 1,000 万円です。また、28 年度助成金交付予定の総額
は、3,000 万円です。
※部門ごとに異なりますが、先駆性、環境への効果、費用対効果、遂行能力、助成
の必要性、区民(区)への効果・貢献度などの観点で審査会が評価します。全額
助成を認める助成活動は、総合的な高評価はもちろんですが、特に「区民(区)
への効果・貢献度」が高く評価されたものとします。
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主なスケジュールと手続き(予定)
(1)申
請:平成 28 年 4 月 11 日(月)から 5 月 31 日(火)まで
(2)審査会:平成 28 年 7 月 8 日(金)
(3)助成決定:平成 28 年 7 月中
(4)活動開始:平成 28 年 7 月下旬または 8 月
(5)実績報告書提出:活動終了時または平成 29 年 3 月末
(6)成果報告会:平成 29 年 4 月頃
※審査会では、申請内容のプレゼンテーション(質疑応答を含めて 15 分程度)
を行っていただきます。審査会の結果に基づき、決定通知を交付します。審査
会の詳細については、後日連絡します。
※助成の対象となった方には、足立区環境基金助成金の交付決定通知を交付しま
す。助成金は活動の終了後に実績報告書を提出し、助成金額が確定した後で支
払われますので、当初は活動に着手するための資金を別途ご用意いただく必要
があります。
ただし、助成金の全部、または一部について、特に必要と認められた時は、
概算払いができる場合もありますのでご相談ください。
なお、助成金の支払いに際しては、提出された領収書類などが助成対象項目
であることや、日付・支払内容・支払先・額面・算出根拠等について厳正な審
査をします。また、必要に応じて資料を提出していただきます。
- 3 -
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複数年度にわたる活動の取扱い
助成活動が複数年度にわたる場合は、申請時当初の審査会の審査で、複数年度に
わたる活動について申請することができます。審査会において翌年度以降の申請の
内定がされた場合、翌年度以降の活動については、翌年 4 月以降に改めて交付を決
定します。
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その他注意事項
(1)申請書類は、助成対象活動の採択にあたっての基本的な審査資料となります
ので、採択後に大幅な内容の変更が生じないように十分検討した上で作成し、
提出してください。変更がある場合は、別途、変更申請が必要となります。
(2)助成金交付決定前に発注、契約等を行っていた経費については、助成金を交
付できません。
(3)区は、助成金の交付の目的を達成するために必要があると認めるときは、助
成対象者に対し報告を求め、または職員にその者の帳簿書類等を調査させ、必
要な措置を指示するほか、不正の事実などが認められた場合には、交付決定の
取消し及び助成金の返還を命じる場合があります。
(4)活動終了後、4 月頃に活動内容を審査委員に報告していただきます。
(5)活動終了後から 3 年間は、毎年 12 月末までに助成活動のその後の状況を、
指定の書式にて報告していただきます。
(6)このほか、助成金の交付は「足立区環境基金助成要綱」に基づいて実施され
ます。足立区環境基金助成要綱をご覧の上、ご応募ください。
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問合せ及び申請書類提出先
〒120-8510
足立区中央本町1-17-1
足立区環境部環境政策課 管理係
電話
03-3880-5935(直通)
または 03-3880-5111(内線 3112)
E-mail [email protected]
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過去の助成実績
(1)27 年度
・環境意識向上を促す小学校デジタル教材開発とその効果
・大学における環境教育の取り組み
・家庭の省エネと健康増進を両立する施策の提案に向けた基礎的研究
・コミュニティーレベルの目標設定による節電プロジェクト
・足立野菜の栽培環境による栄養、呈味成分並びに栽培環境微生物叢について
の変動解析とその結果に基づく栽培環境制御と改善の提案、および体験実験
を通じた子供たちの環境意識の更なる醸成
・国産木材・間伐材を利用したエコ機能ウォールのモデル設置事業
(2)26 年度
- 4 -
・あだち野菜からみる食と環境と健康
・固体高分子型燃料電池用の触媒およびスタック再生の技術開発
・環境配慮行動を促進する心理的要因の検討
・環境意識向上を促す小学校デジタル教材開発とその効果
・大学における環境教育の取り組み
・太陽熱温水器模型キット教材の製作と普及
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助
成 対
象 経
費 目 区 分
①謝金・賃金
経
費 区
費
分 表
の
内
容
外部の講師・専門家等への謝礼
非常勤スタッフ、アルバイトへの賃金
※役員・常勤職員への謝金・賃金は助成対象外
②旅費
交通費:航空機、鉄道(切符とICカードで異なる場合はIC運賃
を適用)、バス、船等の運賃(レンタカー等を利用する場
合の経費は⑤賃借料に計上)
宿泊費:宿泊実費(食費・出張手当・日当は含まない)
その他:高速道路代等
③物品・資材購入 機材、資材、書籍、備品等の購入費、活動に必要な物品購入費
費
※当該活動を遂行するために必要な経費に限ります。
※他の活動に活用できる物品・資材等は原則的に対象外です。
④建築物工事費
建築物の工事費、設備等の設営費
⑤賃借料・役務費 会場借料:会議開催に要する設営費(機材借上・看板設営等)
(活動に要する事務所等を臨時に借り上げる場合を含む)
車両借料:車両借用に係る運転手雇用料・燃料代等
機械等の借料・賃料:リース及びレンタル料
(運転に要する経費を含む)
物品等の運搬費:資材・アンケートの郵送等の経費を含む
(通常の郵便代は事務管理費に計上)
通訳料・翻訳料・原稿料・レイアウト料
報告書・ポスター作成に係る印刷費等
調査等の外部委託費
※その他労働の対価が日数でなく作業量として支払われる場合は
ここに計上
⑥事務管理費
事務用品費:消耗品文具類、コピー代、フィルム代、現像代等
通信費:電話代、ファックス、郵便料金等
※事務所借料、光熱費等の恒常的経費は助成対象外
※事務管理費のうち、費用区分①∼⑤の合計金額の10%を超える
分については対象外
⑦その他の経費
助成活動を行うために直接必要なその他の経費
注)支払単価に上限を設定している場合があります。その場合、超過した分は自己資
金でご負担いただくこととなります。
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費 目 別 上 限 単 価 と 留 意 事 項
区
分
①謝金・賃金
経
費
区
分
謝金
…外部から招聘し
上
限
留
意
事
項
20,000 円/日
(一人一回)
た講師、専門家等
に対する謝金
賃金
8,000 円/日
…アルバイト賃金
②旅費
○合理的な経路に伴う公共
交通費
交通の実費相当分
〇助成活動に伴う交通費が
対象(ただし、通勤に伴う
経費は対象外)
○特急料金は 100 キロメー
トル以上乗車する場合が
対象
○グリーン車等の特別な設
備の料金は対象外
宿泊費
10,000 円/人泊
○宿泊に伴う経費のみが対
象で、飲食費については対
象外
⑤賃借料・役 通訳料
務費
45,000 円/人日
翻訳料
3,000 円/頁
○400 字詰め原稿用紙目安
原稿料・執筆料
2,400 円/頁
○400 字詰め原稿用紙目安
会場費
200,000 円/日
○会議に係る機材借料・ブー
ス設営・看板製作費等会場設
営費は実費相当分対象(飲食
に係る経費・生花等の装飾品
は対象外)
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