(別添2)請求精度調査について 1 2 調査目的 受託業者が行っている診療報酬請求事務について、現場担当者以外の目による監 査を受け、請求精度を高めるために行うものであり、その報告書により、委託者(県) が受託者の質を確認するものである。 調査時期 毎年度、前期と後期の2回。 3 調査対象 (1)前期調査 ア 5月請求(4月診療分)から6月請求(5月診療分)のうち、1 か月分を外来・ 入院(病棟ごと)に全レセプトから、件数ベースで 5%程度抽出したもの イ 当該年度の 4 月通知分から 6 月通知分までの査定・返戻を受けたもの (2)後期調査 ア 10 月請求(9月診療分)から 12 月請求(11 月診療分)のうち、1 か月分を外 来・入院(病棟ごと)に全レセプトから、件数ベースで 5%程度抽出したもの イ 当該年度の 7 月通知分から 12 月通知分までの査定・返戻を受けたもの 4 調査内容 (1)抽出レセプトとカルテ、伝票及び会計カード等との突合 ・問題点を中心に院内関係者に聞き取り調査 ・誤請求、請求もれの原因の分析と集計 ・診療内容ごとの問題点の提起と対策を含む報告書を作成 ・前期の場合は前年度後期、後 期の場合は当年度前期の調査報告書の対策による 改善効果の検証 (2)査定台帳、返戻台帳の分析 ・問題点と対応策の報告書を作成 ・前期の場合は前年度後期、後期の場合は当年度前期の調査報告書の対策による 改善効果の検証 5 調査資料 レセプト(会計カード)、カルテ、伝票、査定台帳、返戻台帳 等 6 調査期間及び調査人員 適宜 7 報告書提出期限 前期調査:当該年度の7月末日、後期調査:当該年度の1月末日 8 報告書作成上の留意点 (1)調査月の全レセプト件数、調査期間(日数)、延べ調査人数を記載すること 。 (2)外来、入院別に、集計と分析、問題点の提起及び対策の提案を行うこと。 (3)調査対象レセプト件数、抽出レセプト件数、抽出した患者番号、抽出レセプト とカルテと伝票との突合結果を記載すること。 (4)問題点を中心に聞き取り調査を行うこと。 (5)問題点は、診療内容ごとに問題提起と対策の提案 を行うこと。
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