東京労働局事務組合室(280301) 委託事業場の事業主様へ 一括有期事業報告書及び一括有期事業総括表の作成及び記入について 平成 28 年度の年度更新に係る一括有期事業報告書及び一括有期事業総括表の作成及び記入にあ たり、下記にご留意くださるようお願いします。 記 1 平成 27 年度中(平成 27 年 4 月 1 日∼平成 28 年 3 月 31 日)に終了した元請工事のみ記入対 象となります。(元請工事がなければ作成は不要です。) 2 一括有期事業報告書の記入方法について (1)「事業(工事)の種類」ごとに分ける。(詳細は「労災保険率適用事業細目表」を参照) (2)一括有期事業総括表に記載されている「事業開始時期」ごとに請負金額を集計する。 ただし、請負金額については、工事の開始日に応じて消費税の扱い及び暫定措置の適用の有 無により算出します。(早見表参照) ※報告書に記入する請負金額を算出するための早見表 一括有期事業総括表 に記載されている 「事業開始時期」 工事の開始日 ※下記期間に応じて労務費率・保 険料率が設定されています。 ※下記の期間に応じて右①と②を 基に請負金額を算出します。 平成 24 年 3 月 31 日以前 のもの A:平成 25 年9月 30 日以前 平成 27 年 4 月 1 日以降 消費税の扱い ∼平成 27 年3月 31 日 C:平成 27 年4月1日以降 のもの ②暫定措置の 適用の有無 ※消費税8%を5% と見なす措置 消費税(5%) 相当額を含む 平成 27 年 3 月 31 日以前 B:平成 25 年 10 月1日 のもの ①請負金額の 消費税(8%) 相当額を含む 消費税相当額を 含まない な し あ り(請負金 額 に 105/108 を乗じる) な し (3)上記(2)で算出のうえ集計された請負金額に事業開始時期に応じた労務費率を乗じて賃金 総額を算出します。 (賃金総額の算出方法については工事の開始日に応じて下記のとおりとなります。) A:賃金総額=消費税込み請負金額×労務費率 B:賃金総額=消費税込み請負金額×暫定措置 105/108×労務費率 C:賃金総額=消費税抜き請負金額×労務費率 3 上記2で算出のうえ事業開始時期ごとに集計された請負金額と労務費率を乗じて得られた賃 金総額を一括有期事業総括表に転記し、保険料率を乗じて労災保険料を計算します。 4 作成にあたり用紙は3枚複写(「正」「副」「事業主控」)となっておりますので、作成後は、 委託されている労働保険事務組合へ3枚とも提出をお願いいたします。
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