協同タイムズ - 協同プランナー

発行
協同タイムズ
損保ジャパン日本興亜リスクマネジメント
スマホ活用した音声による睡眠チェックサービスを開発
損保ジャパン日本興亜リスクマネジメントは、アニモ社と協働
で、日本国内初となるスマートフォンアプリを活用した企業向け
「音声による睡眠チェックサービス」を開発。試行提供を経たう
えで今年6月以降、有料で本格提供を始める予定。
最近の交通事故の要因として、運転者の健康状態に起因する
事故の増加が指摘されるなか、運転者の健康維持は、自動車
を業務で使用する企業には不可欠な取り組みとなっています。
健康起因事故の要因となりうる「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」
においては、早期に発見し適切な治療を行うことで健康な人と
同じように安全運転を続けることが可能となることから、国土交
通省が運輸事業者に対してSASスクリーニング検査を推奨する
などSAS対策の必要性を示しています。しかし、費用面や手間
の問題から、検査に踏み切ることができない事業者も多くいま
す。
こうした状況を踏まえ、SASスクリーニングの対象となる運転者の
絞り込みに役立つサービスの開発を開始。アニモ社が開発し
た、いびきをチェックするスマホアプリ「ZooZii(ズージー)」によ
り、運転者の睡眠中の音(いびき)を最低3時間自宅で録音し、
いびきの有無や、いびき区間に挟まれた無音区間を「無呼吸区
間」として検出し、その結果をもとに損保ジャパン日本興亜リスク
が企業に定期的レポートを作成・提供します。SASの予兆を可
視化し、SASの早期発見の第一歩として活用することができま
す。
一般的なSASスクリーニング検査は1回数千円程度の検査費用
が掛 かるが、スマホ を利用 する ことで身 体に直接触れ ずに
チェックできるため、企業は安価で何回でも手軽に日々の睡眠
の状況を確認することが可能。
総合保険コンサルタント
横浜市中区弁天通3-43-1
TEL 045(212)2022
FAX045(212)9400
認知症の運転者が引き起こした自動車事故
ここ数年で増加している、認知症の運転者による道路の逆走
とそれに伴う交通事故。このような、認知症を患う運転者が発
生させた被害者への賠償、または運転者本人のケガは、加
害車両が加入している自動車保険などで補償されるのでしょ
うか。
自賠責保険や対人賠償保険の趣旨は被害者救済にありま
すので、認知症の人が法律上の賠償責任を負うか争点となり
ますが、事故の被害者の方に対しては、加害車両が加入し
ていた自賠責保険および自動車保険の対人賠償保険から
補償される可能性は非常に高いと思われます。
一方、運転者本人のケガをカバーするのは、自動車保険の
人身傷害保険や搭乗者傷害保険です。ただし脳疾患・疾病
または心神喪失により運転者本人がケガを負った場合、保
険金は支払われません。認知症はこのうちの脳疾患に該当
しますので、認知症が原因で発生した事故では保険金が支
払われないことになります。(認知症の方が運転する事故全
てが支払われないのではありません。 認知症の運転者が単
純に前方不注意により追突してしまい自身がケガをした事故
など、事故原因に関係なければ支払われます。)
高齢化にともなって、認知症が原因で発生する交通事故は
今後、増えていくと予想されます。また、正常な判断ができな
いために、無保険の状態で運転して、事故を起こすケースも
多くなっているように思います。
このような状況で、個人レベルで対応できることは、必ず自動
車保険などに加入することで、最低限の補償を受けられるよ
うにしておくことです。
店舗移転のお知らせ
サービス本格提供開始時の予定価格(年間利用契約の場合、
税抜き)は、利用者20人までが10万円から、100人までが40万 平素は格別のお引立てを賜わり厚く御礼申し上げます。
円からとなっています。なお、同社では年間50社、2000人への さて、来る5月23日(月)より、下記に事務所を移転することと
相成りました。これを機に更なる業務の拡大と販売の促進を
サービス提供を目指しています。
図ると共に、皆様のご期待に添えますよう社員一同精一杯努
お問合せに付きましては弊社までご連絡お願いいたします。
めて参る所存でございますので、これまで同様ご支援ご愛顧
を賜りますようお願い申し上げます。
新事務所開設:平成28年5月23日(月)
移転先 〒231-0005
横浜市中区本町4丁目43番地 セボン関内ビル8階
電話番号 045-212-2022(代表)
FAX番号 045-212-9400
※電話番号・FAX番号は今までと変更はございません。
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