⽬次 1.事業内容 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・p1 (平成26年10⽉7⽇ 第1回 岐⾩市⾼島屋南地区公共施設整備基本計画策定委員会) 2.施設の整備⽅針 ・・・・・・・・・・・・・・・p2 (平成26年10⽉7⽇ ⾼島屋南地区公共施設整備事業 基本計画 概要版 第1回 岐⾩市⾼島屋南地区公共施設整備基本計画策定委員会) 3.施設の内容と役割 ・・・・・・・・・・・・・・p3 (平成26年11⽉14⽇ 第2回 岐⾩市⾼島屋南地区公共施設整備基本計画策定委員会) 4.施設の効果 ・・・・・・・・・・・・・・・・・p4 (平成27年10⽉2⽇ 第3回 岐⾩市⾼島屋南地区公共施設整備基本計画策定委員会) 2016(平成28)年3⽉ 5.運営⽅法と概算運営費 ・・・・・・・・・・・p5 (平成27年10⽉2⽇ 第3回 岐⾩市⾼島屋南地区公共施設整備基本計画策定委員会) 6.留意事項 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・p6 (平成27年10⽉2⽇ 岐阜市 第3回 岐⾩市⾼島屋南地区公共施設整備基本計画策定委員会) 1.事業内容 ⾼島屋南地区第⼀種 市街地再開発事業 ■⽬的 ー ⾼島屋南地区 公共施設整備事業 柳ケ瀬地区の「活性化」と「にぎわいの創出」を⽬標 とし、⾼島屋南地区第⼀種市街地再開発事業により整備 する施設内に公共施設の整備を⾏う事業です。 ■役割 ■役割 ー 事業の概要 ー ■施⾏者 ⾼島屋南市街地再開発組合 ■施⾏地区 岐⾩市徹明通2丁⽬、神室町2丁⽬、⾦町4丁⽬ ■主な施設 住宅、公益的施設、商業、駐⾞場 ■事業主体 岐⾩市 ■事業場所 ⾼島屋南地区再開発ビル内 ■主な施設 公益的施設 (⼦育て⽀援施設、健康・運動施設を予定) ■⽬的 本再開発事業は、柳ケ瀬にある岐⾩髙島屋の南側の地区 において、地域の⽅が主体となり、市街地の⼟地の合理的 かつ健全な⾼度利⽤と都市機能の更新を図るため、建築物 及び建築敷地の整備を⾏う事業です。 本再開発事業により新しく住宅や商業、公益的施設(以 下、「公共施設」と略称)が整備されることで、まちなか 居住の推進や新たなにぎわいの創出、さらには周辺での新 たな店舗の⽴地により、柳ケ瀬のまちの魅⼒が⾼まり、に ぎわいの波及が期待できます。 事業の概要 ー 近年、柳ケ瀬地区は、相次ぐ⼤型店舗 の撤退や、⻑引く不況の影響により、地 区の魅⼒が⼗分に発揮できていない状況 にあります。岐⾩市の顔ともいえる柳ケ 瀬の活性化は、岐⾩市にとっても重要な 課題です。 このような中、岐⾩市では、柳ケ瀬の 再⽣を図るため、多くの市⺠の⽅に利⽤ され、柳ケ瀬ににぎわいを創出する公共 施設を整備し、官⺠⼀体となった事業の 推進に取り組んでいます。 にぎわいの回遊 ⾼島屋南地区 市街地再開発事業 中⼼市街地 住宅 商業施設 協⼒・連携 公共施設 ⾼島屋南地区 公共施設整備事業 ⼦育て⽀援施設 岐⾩駅周辺 みんなの森 ぎふメディアコスモス 地域・ 商店街 交流 健康・運動施設 協⼒・連携 ■これまでの経緯 みんなの森 ぎふメディアコスモス ⾦華⼭ 柳ケ瀬地区 市街地再開発事業 公共施設整備事業 準備組合設⽴(平成14年) 「岐⾩市中⼼市街地活性化基本計画」に再開発事業と公共施設整備事業が位置づけられる(平成19年5⽉) 「再開発事業の都市計画決定」に公益的施設(公共施設)が位置づけられる(平成23年12⽉) ⾼島屋南地区 「2期岐⾩市中⼼市街地活性化基本計画」に再開発事業と公共施設整備事業が位置づけられる(平成24年6⽉) 組合設⽴(平成26年10⽉) 名鉄岐⾩駅 JR岐⾩駅 各種パブリックインボルブメントを経て「基本構想策定」 (平成26年8⽉) 基本計画策定委員会の開催 (第1回 平成26年10⽉、第2回 平成26年11⽉、第3回 平成27年10⽉、第4回 平成28年2⽉) パブリックコメントの実施(平成27年11⽉ 12⽉) 1 2.施設の整備方針 基本コンセプト ⼈もまちも元気になれる場の創出 本公共施設は、「⼈もまちも元気になれる場の創出」を基本コンセプトとし、多くの市⺠の 皆様の利⽤促進と中⼼市街地への来訪を促し、さらには、まちなかの回遊性向上など、「⼈の 元気」と「まちの元気」の相乗効果・循環による新たなにぎわいの創出を⽬指します。 整 備 方 針 ⼦育て⽀援施設 「遊び」を通じて⼦どもの「⽣きる⼒」を養い、 の 整 備 ⽅ 針 次代を担う⼦どもを育む施設 ○子育て支援施設が目指す3つの方向性 ① 遊びを通じて⼦どもの「⾝体」、「創造⼒」、「感性」を育む施設 ② ⼈とのふれあい、体験を通じて「社会性」、「⾃主性」を育む施設 基 本 方 本公共施設は、「⼦育て⽀援施設」と「健康・運動施設」の2つの主要施設と、これらの施 設を繋ぎ、多様な世代の交流を促進する「交流機能」の3つの⽤途によって構成されます。 各⽤途の施設整備に関する基本⽅針は下記のとおりです。 ⼦育て⽀援施設 の 基 本 ⽅ 針 ③ ⼦どもの成⻑や⼦育ての喜びが実感できる「⼦育て⼒」を育む施設 針 ⼦どもの⼼豊かで健やかな育ちと⼦育てを⽀援します 健康・運動施設 健康に対する「意識」や「知識」を育み、 の 整 備 ⽅ の 基 本 ⽅ 針 運動を通じた「健康づくり」を⽀援する施設 ○健康・運動施設が目指す3つの方向性 ① ⼀⼈ひとりの⽬的に合わせた運動を促進し、「健康増進」を図る施設 運動や遊び、交流を通じて、健康な⾝体と精神、社会性などの育成を図るとともに、⼦ 育て世代の親を⽀援します。 健康・運動施設 針 ② ⾃⼰の健康をチェックでき、健康の「維持管理」をサポートする施設 ③ 健康づくりや運動を通じて「コミュニティの形成」を促進する施設 豊かな⼼と⾝体の健康増進を⽀援します ⽣活の基礎となる体⼒・運動能⼒を保ち、⽣涯にわたって豊かな⽣活を送るために運動 環境の充実や様々な健康に関する情報を発信することで、運動を始めるきっかけや運動習 慣づくり、健康度の向上、⼼と⾝体の健康増進等を⽀援します。 交 の 流 整 機 備 ⽅ 能 地域や商店街と共ににぎわいを創り、 針 多様な世代の⼈々の交流を促進する施設 ○交流機能の役割 交 の 流 基 機 本 ⽅ 能 針 市⺠交流を促進するとともに、地域や商店街等との 連携により柳ケ瀬のにぎわいを創出します 公共施設や再開発ビルへの来訪者の相互交流を促進するとともに、地域や商店街と連携 した多様な世代の⼈々の交流促進により、にぎわいの創出と波及を⽬指します。 ① 地域や商店街と連携した多様な世代の⼈々の交流を促進する施設 ②「⼦育て⽀援施設」と「健康・運動施設」の利⽤者が相互交流できる施設 2 3.施設の内容と役割 機能 体 ⼒ の 育 成 ⽀ 援 子どもの支援 遊びを通じた 子育て家庭 の支援 子育て支援施設の内容 遊びを通じた ⼈と関わる⼒ の 育 成 ⽀ 援 役割 「子育て家庭の支援」 子育てに関する簡単な相談や情報提供、一時預かり を実施し、保護者の育児不安や負担を軽減する。 「遊びを通じた体力の育成支援」 遊びを通じて健康な心身を育む。 「遊びを通じた創造力・感性の育成支援」 遊びを通じて豊かな創造力や感性を育む。 遊びを通じて社会性や自主性を育む。 創造⼒・感性 の 育 成 ⽀ 援 その他 など 役割 機能 健康増進 個々にあわせた機器を利用した運動を行う。 「健康づくり」 目的に合ったプログラムで、体を動かす。 「心と体のリラクゼーション」 健康チェック 健 康 相 談 健康相談 健康管理 「健康相談」 健康・運動に関する相談。 「健康チェック」 その他 健康づくり ○アスレチック ○ネット遊具 ○キッズスタジオ ○秘密基地 等 約900㎡ ○芸術遊び(お絵かき等) ○ものづくり ○体験・発見 約300㎡ ○読み聞かせ ○ごっこ遊び ○木育 ○自然素材遊び 約100㎡ 事務室、廊下、ロビーなど 約500㎡ 2,000㎡ ⼼ と 体 の 交 流 機 能 の 内 容 ○シャワー室 ○リラクゼーション ルーム など 流 交流機能 交 施設の内容・設備 役割 「地域や商店街との交流」 各施設 規模 ○機械式ジム 約600㎡ ○フィットネススタジオ 約500㎡ ○シャワー室、パウダールーム 約300㎡ 規模 約 2,000㎡ ○健康相談コーナー ○情報発信コーナー ○健康セルフチェックコーナー ○体力測定コーナー 事務室、廊下、ロビーなど 年間目標利用者数 機能 地域や商店街・ 多様な世代との 約80,000人 運動後の心と体の疲労回復(リフレッシュ)を行う。 ○リラクゼーションルーム 健康状態のセルフチェック。 ⽬的に合った 約200㎡ 年間目標利用者数 「体力づくり」 体⼒づくり ○子育て相談 ○子育てに関する情報提供 ○一時預かり ○研修室 規模 ○⼦育て相談 ⼦育て家庭の ○⼀時預かり ⽀ 援 健康・運動施設の内容 個々にあわせた 各施設 規模 約 「遊びを通じた人と関わる力の育成支援」 遊びを通じた 施設の内容・設備 約100㎡ 約500㎡ 約58,000人 施設の内容・設備 ○多目的室 各施設 規模 規模 約200㎡ 約 「多様な世代の交流」 ○交流サロン 約150㎡ 350㎡ 3 4.施設の効果 子育て支援施設の効果 ⼦育て⽀援に関する取り組みは、本市をはじめ、全国の⾃治体で様々な取り組みが⾏われて おります。その取り組みの中では、将来を担う⼦どもたちの創造⼒や社会性を育む健全育成、 ⼦育て世代への⽀援を充実させることで、少⼦化対策の推進や⼈材育成へとつながります。 ⼦育て⽀援施設を設置した場合、次のような効果が期待できます。 効 果① ⼦どもの健全育成、⼈材育成 ⼦どもの創造⼒や探究⼼の醸成、社会性や責任感の認識など、岐⾩市の未来を担う⼈材 の育成や、いつでも気軽に安⼼して楽しく遊び、学びができる場を創出するなど、⼦ども の健全育成に貢献します。 効 果② 少⼦化対策の推進、多世代交流促進 ⼦育て世代の育児不安の軽減や、各種情報発信など、⼦育て環境の充実により少⼦化に ⻭⽌めをかける効果や、⼦育て⽀援団体等の⼦育て⽀援ネットワークを強化することで、 ⼈とのつながりや交流による育児不安の解消に貢献します。 効 果③ 地域活⼒の向上、⼈材育成 中⾼⽣をはじめとしたボランティアによる社会参加機会の拡⼤や、市⺠ボランティアの 育成など、地域で育む⼦育て⽀援施設の拠点づくりに貢献します。 効 果④ 新たなにぎわいの創出、まちなか居住の推進、中⼼市街地の活性化 ⼦育て⽀援施設は、⼦どもだけでなく、家族での集客も期待できます。さらに、柳ケ瀬 商店街とは需要層が異なる施設を整備することにより、新たなにぎわいの創出や⼦育て世 代の居住が期待できるなど、中⼼市街地の活性化に⼤きく貢献します。 健康・運動施設の効果 健康・運動活動の効果は、⼀⼈ひとりの⾝体に表れるものであり、効果の感じ⽅も⼈それ ぞれとなります。⼀⼈ひとりの状態に応じた健康・運動活動は、健康度を着実に向上させ、 健康寿命の延伸や⽣活の質の向上へとつながります。 健康・運動施設を設置した場合、次のような効果が期待できます。 効 果① ⽣活の質の向上 健康づくりに取り組み、運動習慣を⾝につけることで、⼼⾝の健康度が向上し、あわせ て⽣活の質の向上に貢献します。 効 果② 健康⻑寿社会の実現 超⾼齢社会にむけた健康づくりに取り組むきっかけとなる施設を利⽤することで、⽣活 習慣を改善し、健康寿命の延伸や早死の減少へとつながり、健康⻑寿社会の実現に貢献し ます。 効 果③ 医療費削減 ⽣活習慣の改善を含めた健康づくりを効果的に推進し、継続して健康づくりに取り組む ことで、⼀⼈ひとりの健康度が向上し、将来的には医療費の削減に貢献します。 効 果④ にぎわいの回遊性の創出 2期岐⾩市中⼼市街地活性化基本計画の主要施策のひとつに「にぎわいの創出」があり ます。様々な都市機能や施設が集積した中⼼市街地の中⼼に位置する健康・運動施設で、 ⽇々の体の変化を感じとり、運動する機会を増加することで、「健やかで幸せ」に暮らせ るまちの創造や、ソーシャルキャピタルを向上させ、JR岐⾩駅周辺やぎふメディアコスモ スなどといった新しいにぎわい拠点への回遊性やにぎわいの創出に貢献します。 4 5.運営方法と概算運営費 運 営 方 概 算 運 営 費 ( 推 計 値 ) 法 本施設に適⽤できる運営⼿法は、直営⽅式と指定管理者⽅式があり、各運営⼿法の概要及び ⻑所、短所を下記に⽰します。 岐⾩市内にすでに整備された公共の健康・運動施設の管理・運営においては、指定管理者制 度を導⼊し、⺠間事業者の専⾨性や経営⼿法を活かした管理・運営を⾏っております。児童 館・児童センターの運営においても、健康・運動施設と同様に指定管理者制度が導⼊され、⺠ 間事業者の活⼒を活かした運営を⾏っております。 本公共施設においても、市⺠の皆様にいつまでも使⽤していただける施設となるよう、公共 サービスの向上を⽬指すとともに、市の主体性が発揮できるような効率的な運営⼿法を検討し ます。 方 式 直営方式 概 要 ■自治体が自ら管理運営を行 う方式 ■自治体の方針等を運営 に直接反映しやすい ■運営や施設の維持管理の一 部を民間に業務委託する場 合もある (清掃、警備等、施設の維 持管理業務を民間委託する 場合も多い) ■自治体内部の連携や、 他の公共施設等との連 携を図りやすい ■公の施設の維持管理・運営 を自治体の指定する法人、 その他の団体が一定期間実 施する制度 指定管理者方式 長 所 ■事業の安定性、継続性 を担保しやすい ■民間事業者などの専門 性やノウハウ、柔軟性 を活かした事業展開、 サービス向上を図るこ とができる 短 所 ■人事や会計などの行政 制度により、柔軟な運 営がしにくい場合があ る ■収入・支出に対するコ スト意識が働きにくい ■市民ニーズや社会状況 に応じて変化する事業 内容に合った人材の確 保が難しい ■指定管理者の公募、選 定業務など自治体側の 負担が増える場合があ る ■指定管理期間が通常3~ ■1事業者による場合のほか、 5年であることを踏まえ、 ■民間事業者等の経営ノ 複数事業者によるコンソー 中長期的な事業展開や ウハウにより、事業の シアム(企業連合、資金連 事業の継続性、安定性 効率化が期待できる 合等)が指定管理者となる の担保に留意する必要 ことも可能 ■集客の見込める施設に がある おいてはインセンティ ■公の施設の設置・管理につ ■事業の現場のノウハウ ブ(有料施設において いては設置する自治体の条 が自治体内に蓄積され 利用料金の増収時に指 例で定める必要がある にくい 定管理者の収入増加や、 ■指定管理者の指定には、議 指定管理料に上乗せし 会の議決を必要とする て支払う報奨金等)を 与えることで導入効果 ■一般的に、指定管理期間は3 が期待できる ~5年である 本基本計画に⽰した「⼦育て⽀援施設」と「健康・運動施設」の概算運営費を以下に⽰しま す。 各施設の概算運営費は、岐⾩市柳ケ瀬健康ステーションや他都市の類似施設等を参考に推計 したものであり、利⽤料⾦の収⼊は⾒込んでおりません。また、概算運営費は、今後の管理・ 運営体制の検討や実際の運営⽅法等により変更となる場合があります。 ■ ⼦育て⽀援施設 項目 年額(千円) 備 考 人件費 42,000 事務費 3,000 通信や消耗品等事務に係る費用 事業費 8,000 広告宣伝、イベント、運営事務等に係る費用 施設費 20,000 合計 スタッフの人件費等 光熱費、建物管理費等に係る費用 約73,000千円/年 ※上記費⽤は推計値であり、施設計画や管理・運営⽅法等により変更となります。また、初期投資費⽤は含んでおりません。 ■ 健康・運動施設 項目 年額(千円) 備 考 人件費 48,000 事務費 3,000 通信や消耗品等事務に係る費用 事業費 7,000 広告宣伝、イベント、運営事務等に係る費用 施設費 41,000 合計 スタッフの人件費等 光熱費、建物管理費等に係る費用 約99,000千円/年 ※上記費⽤は推計値であり、施設計画や管理・運営⽅法等により変更となります。また、初期投資費⽤は含んでおりません。 ■ 交流機能 項目 事業費 合計 年額(千円) 1,000 備 考 イベント、講座の開催に係る費用 約1,000千円/年 ※上記費⽤は推計値であり、施設計画や管理・運営⽅法等により変更となります。また、初期投資費⽤は含んでおりません。 5 6.留意事項 施設整備及び管理・運営の 留 意 事 項 今後の施設整備を実施するに際し、留意すべき事項を下記に⽰します。 施設 項目 内容 共通事項 子育て支援施設 健康・運動施設 ユニバーサルデザイン 子どもから高齢者、さらには身体障がい者の方など、幅広い方に利用していただけるよう、 施設や備品等にユニバーサルデザインを採用し、利便性・安全面への配慮、障がい児、妊 婦、車いす、ベビーカーの利用者などに配慮した動線・共用部の確保など、施設全体のバ リアフリー化を図る必要があります。 効率的な床配置 公共施設の詳細な計画は、再開発ビルの進捗と合わせ計画することになりますが、利用者 目線の機能と内容に応じた施設の適正配置や「子育て支援施設」と「健康・運動施設」、 その他再開発ビル内に整備される商業施設等との連携や動線を踏まえた床配置計画を実施 する必要があります。 地域・商店街との連携 地域や商店街等と連携し、柳ケ瀬地区の回遊促進に向けた協力体制づくりを行う必要があ ります。 ・ 商店街と一体となった広報・販促活動の実施 ・ 多様なイベントや体験プログラムの共同開発及び企画・運営 等 情報発信 子育て世帯などが、施設に来たくなるよう、保護者向けの新しい情報を発信する施設にす る必要があります。 人材確保と育成 コーディネーターやファシリテーター等の人材確保と育成をする必要があります。 運営体制・運営方法 効率的な運営体制や運営手法を市民目線で検討し、市民の皆様が利用しやすい開館日、開 館時間、利用料金等を設定する必要があります。 個人情報の取り扱い 利用者名簿や会員証の発行など、個人情報の取り扱いに関する規定を明確化し、個人情報 等の漏洩がないように指定管理者を含め、検討する必要があります。 施設の名称 好感かつ親しみのある施設の名称を公募等により募集し、より多くの市民の皆様の利用が 促進できるようにする必要があります。 アクセス 利用者が来館しやすい交通環境づくりをする必要があります。 持続性ある施設 子どもたちが継続して遊べるように、設備・備品の更新計画を立案し、持続性かつ特長あ る運営を行う必要があります。 ・ 民間事業者と連携した遊具等の開発 ・ 地域、商店街と連携した運営プログラムの企画 等 コミュニティ形成 一定程度の時間を過ごしていただけるように、親子で利用しやすいコミュニティカフェを 整備する必要があります。 乳幼児への配慮 乳幼児連れの親子の利用に配慮した施設計画を行う必要があります。 ・ ベビーカー置き場 ・ 授乳室、おむつ交換室 等 セキュリティ対策 子どもが安心・安全に利用できるように、不審者対策や事故防止対策を行う必要がありま す。 利用料金 適正な料金で利用が可能な最新の運動機器や健康チェック機器の導入と適正配置をする必 要があります。 効果的な運営 多様な世代の方が利用できるように、持続可能なリピートプログラムと健康づくりプログ ラムの策定やサービスメニューを検討するなど、利用者確保に向けた取り組みを行う必要 があります。 安全管理 トレーニング機器の保守管理の徹底、利用者への運用方法の指導など、安心・安全に利用 できる環境づくりを行う必要があります。 高島屋南地区公共施設整備検討会議 (事務局) 岐阜市 子ども未来部 子ども政策課 電話 058-214-2397 E-Mail [email protected] 6
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