当社取締役会の実効性に関する評価結果の概要について

平成 28 年 4 月 1 日
株式会社ベネッセホールディングス
当社取締役会の実効性に関する評価結果の概要について
この度、取締役会の実効性評価を実施いたしましたので、その結果の概要を公表いたします。
1.評価の方法
取締役会の実効性に関する質問票をすべての取締役および監査役に配布し、回答を得
ました。取締役および監査役の回答および外部アドバイザーの評価実施のサポートを踏
まえ、当社取締役会は取締役会の実効性に関する分析および自己評価を行いました。ま
たその結果を、取締役会へ報告のうえ審議いたしました。
2.評価結果の概要
・当社の取締役会の構成は、多様な経験や専門性をもつ社外取締役が半数以上を占め、
各種説明会や事業現場見学会の実施など、社外取締役および監査役に対する十分な支
援が行われること等によって、監査役も含めた活発な議論が行われていることを確認
しました。当社コーポレートガバナンス基本方針に定める経営戦略・経営目標の策定、
経営課題の解決および業務執行者の監督のそれぞれの機能を一定程度発揮していると
評価しました。
・一方、取締役会の運営について、事業成長や競争力向上につながる議論の質を向上さ
せ、社外役員の知見を最大限に活用するためにも、議論の前提となる資料・データの
拡充、事前の資料送付の早期化を求める建設的な意見もありました。
・より本質的な議論を行うための議案の絞込みや、取締役会の審議充実に資する資料作
成・論点整理を行い、取締役会の議論の質の更なる向上を図る必要性を認識いたしま
した。
3.評価の結果を踏まえた今後の対応
評価の結果を踏まえ、当社は、取締役会の更なる多様化を検討し、中長期の視点で
マクロ的な経営課題の議論を増やし、そのモニタリングに時間をかけ、経営課題に関
する議論をさらに充実させてまいります。
以上