1310 [email protected] 2016. 4. 5 都道府県医師会 社 会 保 険 担 当 理 事 連 絡 協 議 会 と し て、(1) 摘。 そ の 改 善 策 と し て、 に延長になることも考え 認 し た 場 合、「医 療 機 関 では、調剤時に残薬を確 ったことを説明するとと られる。病棟群単位の入 も に、「残 薬 へ の 対 応」 院 基 本 料 も 同 様 で あ り、 へ 疑 義 照 会 し た 上 で 調 て、「次 回 改 定 ま で 続 く 今回の改定では、月1回 措置であり、その際に更 の訪問診療による管理料 経 過 措 置 で 終 わ る の か、 剤」もしくは「医療機関 ベーションを下げるよう 重症度・居住場 へ情報提供を行い、次回 な改定がなされた」と指 所に応じた評 を新設し、同一建築物に 継続するのかは改めて議 医療の推進は極 価、月1回の訪 おいて医学管理を実施し の処方で対応」となった めて重要である 問診療による管 論することになってい れ た こ と を 説 明 し、「こ 支援病院において導入さ 500床以上の地域医療 等 病院・診療所からの訪問 設、十分な看取り実績を 療機関に関する評価の新 こ と を 報 告。「在 宅 医 療 件を設定した上で認めた 充 実、(3) 休 日 往 診、 療機関について、一定要 有する医療機関の評価の 専門医療機関を排除する かりとリハビリを行って 是正のためであり、しっ に、「モ ラ ル ハ ザ ー ド の 計算式を説明するととも たつもりである。先生方 できる限りの対応を行っ ま な 課 題 の 検 討 を 続 け、 段階から中医協でさまざ ト カ ム 評 価」 に つ い て、 定では、例年以上に早い る」 として理解を求めた。 ことなどを報告した。 うした外来機能分化の中 看護の評価の充実 の細分化が実施されるこ 理 料 の 新 設、 ている人数に応じた評価 日医が従来から「かか で、かかりつけ医機能を が行われたと説明。 定機能病院及び一般病床 (2) 在 宅 医 療 専 門 の 医 りつけ医機能の更なる評 強化し、今後の改定で更 更 に、「回 復 期 リ ハ ビ が、「今 回 の 診 療 報 酬 改 最後に、松本常任理事 のではなく、地域包括ケ か」との考えを示した。 ア シ ス テ ム 推 進 の 中 で、 き く は な い の で は な い いる医療機関は影響が大 なお、当日の資料は日 願いしたい」と述べ、協 えて改定内容の周知をお には、本日の説明を踏ま 在宅医療を専門に行う医 また、 (2)では、今回、 リテーション病棟のアウ とになったとした。 価」を強く主張してきた なる評価を求めていきた 「か か り つ け 医 機 能 の 結 果、(1) 地 域 包 括 診 積極的に地域医師会と協 医ホームページのメンバ 機 能 の 評 価、(3) 小 児 か か り つ け 医 の 評 価、 訪問看護の確保」 (1) に 関 し て は、 前 回 改 定 に お い て、「在 宅 力して、地域医療を守っ 一般病棟の「重症度、医 ーズルームに掲載する 更なる評価」 療加算・地域包括診療料 い」と述べた。 医療の不適切事例に対応 療・ 看 護 必 要 度 の 見 直 ─ の 要 件 緩 和、(2) 認 知 することを重視したた て頂きたいという意思表 し」について、新設され 「質 の 高 い 在 宅 医 療・ め、在宅医療に真摯に取 示である」と説明した。 症に対するかかりつけ医 地域包括ケアシステム り組んでいる医師のモチ 考資料等は都道府県医師 他、診療報酬点数表の参 ま た、 松 原 副 会 長 は、 議会は終了となった。 (4) 医 師 の 基 礎 的 な 技 の確立に向けては、在宅 たC項目の「救命等に係 会で開催される説明会等 し ん し 等が行わ ─ 術の再評価 る内科的治療」は、経皮 で配布されることになっ れたと説明。 い て、 松 本 常 任 理 事 は、 とするなどの措置が設け 的血管内治療、経皮的心 (1) で は、 前 回 改 定 られたことには一定の評 筋焼灼術、侵襲的な消化 ている。 療加算・地域包括診療料 「高 齢 化 に よ る 疾 病 構 造 療現場への影響をしっか の 変 化 に 対 応 す る た め、 価 を す る と と も に、「医 器 治 療 と さ れ、「ペ ー ス 「医 療 機 能 に 応 じ た 入 急性期後の受け皿病床へ り検証していきたい」と で創設された地域包括診 入院機能の評価として 転換を促すという趣旨に 院医療の評価」 について、更なる普及を は、(1)7対1入院基本 しょうしゃく 図るため、点数の要件の とができた」と報告した。 (3) で は、 認 知 症 や 小 (2) 病 棟 群 単 位 で の 届 場の混乱で、最終的に不 激な見直しによる医療現 ど、特に診療科の少ない 神科病院や有床診療所な ま た、(6) で は、 精 い」とした。 用して欲し ため、ぜひ活 く適応される テント等、広 メーカー、ス 出、(3)看護職員の月平 利益を受けるのは患者で 率が緩和されたこと等を あ り 国 民 で あ る」 と し、 医療機関に配慮し、控除 した。 均夜勤時間数に係る要件 速やかな検証を求めてい 緩和が行われ、また(2)、 料 の 施 設 基 準 の 見 直 し、 ついては理解するが、急 児のかかりつけ医機能が の 見 直 し、(4) 月 平 均 00億円は改定や制度改 続いて、医療保険担当 新たに評価されることに 夜勤時間数の基準のみを 冒頭のあいさつで横倉 の松本常任理事が、新設 (4) で は、 モ ノ か ら なったとした。 正がないため、支出額の 項目や点数が変更となっ 義武会長(中川副会長代 た項目を中心に、改定の 削減が行えず、平成 年 度に改定が行われる医療 く考えを示した。 報告した。 題 に 対 し て、 期投薬」の問 ま た、「長 費のみが大きく削減され 読)は、今回の改定につ いて、①昨年 月から消 満たせなくなった場合の 症度、医療・看護必要度」 両副会長から追加説明が 1入院基本料における該 中 川 副 会 長 は、「7 対 当 た っ て は、 長期の投薬に し、服薬管理 録として全会員に配布しており 費税率が %に引き上げ ヒトへを主張し、かかり 更 な る 緩 和 措 置、(5) 者 の 他 医 療 機 関 受 診、 特性を評価する項目を見 当患者割合の基準の見直 「病 状 が 安 定 し」について、200床 が可能である 早見表)は本紙第 1309 号の付 概要を説明した。 急性期後の受け皿病床の 直した上で、該当患者割 こと つけ医が行う基礎的な診 ─ 療行為の再評価が行われ 合要件が「 %以上」に り、引き上げ財源の少な 地域に配慮した評価と対 大病院受診時定額負担の (7) 医 療 資 源 の 乏 し い 日を超える 導 入」 に 関 し て は、「外 行われた。 療・訪問看護の確保」 「医 引き上げられたことに関 未満の医療機関では % 認する」とな 旨を医師が確 しては、200床未満で 以上とする経過措置が2 % 以 上」 年間となったことについ 病棟群単位の届出を行わ な い 病 院 は「 28 年 4 月 1 日実施) 」(いわゆる ら れ る 予 定 で あ っ た が、 る恐れがあった 同常任理事は、今回の について、急性期の患者 引き続き、中川・松原 改 定 の 特 徴 と し て、「か 評 価、(6) 入 院 中 の 患 療機能に応じた入院医療 象医療圏の見直し 更に、一般病棟の「重 「そ の よ う な 状 況 に お たと説明。 医療分野への財源投入は が行われたと説明。 などを説明。 かりつけ医機能の更なる 年4月へ延期とな いても、日医では都道府 わが国の経済全体への波 来の機能分化の推進の観 (1) の 7 対 1 入 院 基 ますので、ご活用下さい。 平成 い厳しい条件の中での改 県 医 師 会 の 協 力 の 下 に、 評 価」「質 の 高 い 在 宅 医 財政制度等審議会から診 の評価」が挙げられると 点」から、医療機関相互 本料の要件の厳格化につ 25 更 に、「紹 介 状 な し の 定となった②昨年 月に 療報酬本体について、一 及効果も大きいことを繰 間の機能分担や業務連携 等 定程度のマイナス改定が り返し主張し、その結果、 して、各項目についてそ の更なる推進のため、特 23 ─ 必要との厳しい提言が出 の内容をそれぞれ解説し 定診療報酬点数表の概要(平成 都道府県医師会社会保険担当理事連絡協議会が3月5日、本 年4月からの診療報酬の改定概要を説明するとともに、その内 容を伝達することを目的として、日医会館大講堂で開催された。 当日は、中医協委員である中川俊男・松原謙二両副会長、松 本純一常任理事から、資料を基に改定内容のポイント等につ いて詳細な説明が行われた。 た。 診療報酬本体で0・ % 増のプラスを勝ち取るこ 23 された③医療以外の介 改定内容の概要を記載した「改 10 護・年金その他の約38 お知らせ 10 28 49 11 30 29 ●小森常任理事に聞く 「生涯教育制度実施要綱の 一部改正について」…… 2面 ●医療事故調査制度に関する 医療機関向け研修会…… 3面 ●東日本大震災における JMAT活動終了…… 4面 No. 〔昭和 42 年 3 月 4 日第 3 種郵便物認可〕平成 28 年 4 月 5 日 ス ー ュ ニ 医 日 ( 1 )第 1310 号 今回の制度改正の背 倫理」と「医療倫理:研 究倫理と生命倫理」に分 割し、旧「公平公正な医 療」を「医療倫理:臨床 倫理」に統合した他、旧 ることを目的として、C の仕組みに円滑に適応す に統合しました。 活 動」 を 「予 防 と 保 健」 「予 防 活 動」 と 旧 「保 健 今回の改正は、講習会 C1~ の改訂を行いま 日 医 で は、 本 年 2 月 に「日 本 医 師 会 生 涯 教 育 制 度 実 施 要 綱」 の 一 部 改 正 を 行 い、 4 月 か ら 改 正 さ れ た 実 施 要 綱 に基づき、生涯教育が実施されている。そこで、今号では、 担 当 の 小 森 貴 常 任 理 事 に、 制 度 の 内 容 や 改 正 に 至 っ た 経 緯について話を聞いた。 Q 等において、どの領域を した。新しいカリキュラ 安全」を「医療の質と安 また、旧「医療の質と 何時間学習したか、学習 した時間と内容をより的 景は? 日本医師会生涯教育 全」と「感染対策」に分 新たな専門医の仕組みに 16〉』です。 講 習 会 等 に つ い て は、 A 対応するため、カリキュ リキュラムは、日本医師 割 し、「災 害 医 療」 を 新 の姿勢を自ら律するとい ラムコード(以下「CC」) 会生涯教育制度の礎とし 教育カリキュラム〈20 う、プロフェッショナル の内容変更、CC・単位 確 に 評 価 す る と と も に、 ム名は『日本医師会生涯 オートノミーの理念の の付与の方法を変更した ●単位とCCの付与 設しました。 下、医師の生涯教育が幅 どの領域を何時間学習し 日本医師会生涯教育カ 広く効果的に行われるた て平成4年に作成されて 演題ごとに講演内容に対 す。 ため申告が不要となりま ま た、 生 涯 教 育 on- 利用する講習会等につい で配信しているイン ては、出席が記録される line 応 し た C C を 取 得 で き、 メントにおいて、従来は を受講し、セルフアセス 以来、時代の要請に鑑み、 た か を 明 確 に し ま し た。 ターネット生涯教育講座 常に学習内容の見直しが 行われてきました。 度日本医師会生涯教育推 1単位とし、講演内容に を撤廃しました。1時間 コンテンツにつき、1C 率を %とした上で、1 得していたものを、正答 ようお願いします。 ので、ご承知置き下さる 伺いすることになります の際に医籍登録番号をお 更新の際の共通講習、領 育講座が専門医の認定・ 一部改正は、日医生涯教 されていますが、今回の みのスタートが予定 新しい専門医の仕組 に一言 最後に会員の先生方 ません。 Q なお、研修管理システ A 進委員会」及び「日医生 対応した1CCを演題ご C1単位を取得できるこ ム上、講習会等へご出席 主な改正のポイント とに指定することを基本 ととしました。 %で単位等を取 としては、以下のことが 涯教育制度に関するワー とします〔ただし、講習 姿を、より明確な形で国 医師が不断に学習する を図っています。 挙げられます。 キンググループ」におい 会等の企画の自由度を保 められる際に、円滑に対 域別講習の対象として認 て、更なる学習内容の強 ●カリキュラムの改訂 化と共に新しい専門医の 民 に 見 て 頂 き、 も っ て、 質 の 高 い 医 療 を 提 供 し、 ① 毎 年、『日 医 雑 誌』 応できるように行ったも 研 修 管 理 シ ス テ ム は、 頂 き、 直 近 の 3 年 間 に 者としての質の担保を図 力も得ながら、医療提供 専門学会・団体等のご協 て、行動目標をより明確 の演題には同一CCを付 1時間以上でも同じ内容 うオンラインシステムで ③連続した3年間で単位 内の生涯教育推進委員会 夫・改善を図るため、会 日 医 で は、 引 き 続 き、 に講演内容に対応した1 0・5単位以上の取得が る と と も に、 更 な る 工 のでもあります。 果、『日 本 医 師 会 生 涯 教 CCを演題ごとに指定す ある場合には「学習単位 3月号に申告書を同封す 育カリキュラム〈200 ることも可能とします〕。 都道府県医師会または郡 取得証」を発行すること 化し、講習会を企画する 数とCC数(同一CCは において継続的に検討を す。研修管理システムを 行って参る所存です。 会員の先生方には、日 単位数とCC数の合計が に、制度運営に対するご 極的にご参加頂くととも 行しません) ─ につき ましては、変更はござい いしたいと思います。 紙面を借りて改めてお願 協力を頂けますよう、本 以 上 と な っ て も、「日 と(認定期間の3年間は、 医生涯教育制度にぜひ積 育認定証」を発行するこ 以上の方に「日医生涯教 加算不可)の合計数が 与することとなります。 ことを目的とした改訂作 業が行われました。 改訂の内容は、旧「専 門職としての使命感」と 60 医生涯教育認定証」は発 60 旧「継続的な学習と臨床 能力の保持」を「医師の プロフェッショナリズ ム」に統合、旧「医療倫 理」を「医療倫理:臨床 『日医雑誌』3 月号に同封した 「日本医師会生涯教育カリキュラム < 2016 >」 際にも大いに活用できる ること②年度ごとに申告 9〉』 に お け る 総 論 的 内 等情報及び出欠管理を行 なお、従来とは異なり、 市区医師会等が、講習会 テム)の稼働 ステム(研修管理シス ●全国医師会研修管理シ 80 容(CC1~ )につい 30 30 ●その他 最初にカリキュラムに 正答率 質の担保を図るとともに、更なる工夫・ 改善を図るため、会内の生涯教育推進委 員会において継続的に検討を行う。 つために、最短 分(0・ 1日の取得単位数の上限 ◦日医では、引き続き、専門学会・団体等 の協力を得ながら、医療提供者としての 仕組みに円滑に適応する 年 ◦主な改正点は、講習会等については、ど の領域を何時間学習したかを明確にした こと、全国医師会研修管理システムが稼 働することなどである。 ついてですが、学習内容 ・ ある。 国民の健康に貢献するこ 今 般、「平 成 新たな専門医の仕組みに対応することに 5単位)とし、 分ごと 制度の改正の経緯や ポイントは? 改正の経緯ならびに ものです。 Q 7) 年 に 発 足 し ま し た。 その後、今日まで数次に わたる制度の改正を行 A ◦改正の目的は、講習会等において、どの 領域を何時間学習したか、学習した時間 と内容をより的確に評価するとともに、 方策の検討が行われた結 い、その質的向上と充実 今回のインタビューのポイント 60 として、昭和 (198 めの支援体制整備を目的 制 度 は、 医 師 と し て 15 の見直しと新しい専門医 27 62 とを目指しています。 26 15 第 1310 号( 2 ) ス ー ュ ニ 医 日 平成 28 年 4 月 5 日〔第 3 種郵便物認可〕 小森常任理事に聞く 平成28年度生涯教育制度実施要綱の一部改正について 年度医療事故調 告 書 作 成 に 関 す る 助 言、 前準備の充実度が審議の 談、(2) 調 査 手 法 や 報 の説明は遺族の代表者に 県医師会長)は、遺族へ 平松恵一委員長(広島 ねないものの取 深みを決するとした。 対して行い、説明には当 ⑤遺族への説明 り扱いに注意を (3) 解 剖 や 死 亡 時 画 像 ④院内事故調査報告書の 内」が望ましいとし、事 呼び掛けた。 作成 などを行うこ 診断( )に関する技術 任 理 事 は、「本 制 度 に お 都道府県医師会が調整役 止策」を柱に構成し、診 当 性」「具 体 的 な 事 故 防 の 審 議 結 果」「診 療 の 妥 接の日時、場所、出席者 の心情に配慮しつつ、面 当該医療機関は、遺族 同席も望ましいとした。 との窓口を担う看護師の 等、複数で対応し、遺族 連絡協議会」においては、 の 概 略」「病 態 (死 因) 管理者、メディエーター 的支援 ─ 「医 療 事 故 調 ける院内事故調査は、医 を担うとした。 療の妥当性については委 を決めた上で、報告書を 査等支援団体の 事故発生の報告につい 療機関が主体的に行うも を踏まえて行い、関係者 基に病態(死因)を分か 事者を含む当該診療科の ては、書面とウェブで受 同 常 任 理 事 は、「一 人 の状況や背景を配慮する 産にする」 との観点から、 員会における全体的議論 上 で、 支 援 団 体 と し て、 の経験を医療界全体の財 のである」と前置きした 医療事故が疑わしい症例 余地はないか、看護職も 上野副委員長は、調査 け付けていることを紹介 日医や都道府県医師会な は積極的に報告し、再発 とを説明。支援団体が連 するとともに、センター どの職能団体、地域の大 防止に役立てるよう要請 役割」と題して 医療事故の定義のう 学や基幹病院、病院団体 医師と、幹部、医療安全 を 予 期 し な か っ た も の」 への調査結果報告に内部 ち、「当 該 死 亡 又 は 死 産 資料は不要であるとし が、(1) 制 度 全 般 や 医 りやすい表現で説明すべ 報 告 書 に つ い て、「事 例 に つ い て、 て、ヒアリングのメモや きとし、説明に対する疑 携するための「支援団体 法律の成立 に つ い て は、「患 者 等 へ 委員会の議事録等、個人 含めた関係者の意見を十 問には丁寧に答え、謝罪 講演した今村常 から制度開 事 前 に 説 明」「診 療 録 等 した。 分に聴取してから作成す ズであるとした。 始までの準 に事前に記載」されてい 療事故の判断に関する相 べきであるとの考えを示 が必要な場合は、明確か 条 備期間が十 の責任追及につながりか がるとした。 した。 に基づく届出」とは別制 分ではなか なかったものであると説 組織的に行うべきである ③院内事故調査委員会 理 事 代 読) う も の で、「医 師 法 った点を指 「医 療 事 故 調 査 制 度 の 明した。 とした。 は、医療事 摘した上 引き続き、日医医療安 度であることを強調。 で、「そ の 全対策委員会の委員らに 故調査制度 よ う な 中、 理念と『医療事故調査・ つ早めに意思表示を行う は、全委員に郵送して意 疑問が浮上した場合に 見を求めるとともに、院 小林弘幸委員(東京都 員会について、 「委員長・ もって説明するとともに、 医師会理事)は、調査委 また、遺族には誠意を 病理解剖の承諾を得るこ 支 援 セ ン タ ー』 の 役 割」 よ り、「院 内 医 療 事 故 調 査の具体的方法」が5つ 多くの医療 の段階に分けて説明され 料については、事前に交 日、 あ る 医 療 提 供 者 と 患 者 ・ 療事故防止の普及啓発を の整理・分析を行い、医 歴)に身体所見や検査結 挙げ、特に、臨床経過(病 き 取 り」「論 点 整 理」 を 性の確保にも努めるべき いよう配慮しつつ、匿名 の責任追及の場にならな ターが「速やかな報告で、 せ る こ と が 大 切 だ と し 原因が、 (1)環境、 (2) 安全管理係長は、同セン であるとし、医療事故の 病 院 は 職 員 を 守 り 抜 く」 た。 福岡東医療センター医療 題して講演した馬場文子 院内の医療安全体制」と そ の 後、「日 頃 か ら の 葉を掛けつつ、自ら語ら 療者の心情に配慮する言 デオで示し、尽力した医 例と望ましくない例をビ 重要だとして、望ましい また、報告書や説明資 と題して講演した、木村 外専門委員と医療機関が べきだとした。 壯介日本医療安全調査機 委員・外部委員・当事者 関係者の方 とが重要であるとした。 付することで効率的な面 方が、医療 た。 修正協議を繰り返すこと 構常務理事は、同センタ である医療スタッフで構 の安全と質 ②事故報告後、調査委員 ーは、医療機関から報告 談につながるとし、面談 の向上を図るという制度 が長時間に及ぶ場合には 【院 内 医 療 事 故 調 査 の 書作成の協議が事実究明 家族の信頼関係の構築と 長) は、「医 療 事 故 調 査 や 遺 族 の 依 頼 を 受 け て、 員長(福岡県医師会副会 行う他、医療機関管理者 で未知の病態が明らかに 果等を時系列に記載した 教 育、(3) バ ッ ク ア ッ 委員長に病院管理者が就 いう大きな目標をよく理 院内調査とは別に調査も の心が癒されることもあ 「事 例 の 概 要」 を 作 成 す なり、遺族や医療関係者 ることが事前準備の基本 プ 体 制、(4) そ れ 以 外 具体的方法】 解され、真摯な姿勢でこ 行うことを説明。 る」として、遺族からの であると強調。 上野副委員長は、初期 成 し、 弁 護 士 は 不 要 で、 が重要であるとし、報告 される医療事故調査結果 会開催までの対応 の趣旨や、医療の原点で の制度に向き合って頂い の判断に関する相談に 訴えがない場合であって 本研修会は、平成 年 れた。 上野道雄同委員会副委 「資料の収集と整理」「聞 調査においては、個人 ある」との見解を述べた。 を強調した。 防止策の検討につながり にした「臨床経過一覧表」 るかを検証すると、再発 明。 解を深めてきたことを説 研修を重ねて制度への理 ことを宣言し、医療安全 事故を減らせるとし、早 診療科の応援を得て死亡 報告を受けることで、他 更に、患者が生存中に た。 やすいと指摘した。 月に開始された「医療 と見比べつつ、記録の問 当該事例の病態と関係 仕 切り直すことを提案し ていることを大変心強く は、合議の上、センター も、想定外の死亡事例は の最後の機会であること 法に基づく医療事故調査 「医 療 事 故 調 査 制 度 の 思う」と述べた。 の助言を行うとし、事前 対 応 で 行 う 業 務 と し て、 任するのは避けるべきで 制度」における院内医療 概要について」と題して に、(1) 臨 床 診 断 と 治 ①事故の発生と相談 事故調査への理解を深め 講演した海老名英治厚生 日医会館大講堂で開催さ ることを目的として、日 労働省医政局総務課医療 支援団体への相談や依 題点、空白の時間、不十 のうちどれに該当す 頼は原則として管理者が ─ 事故発生(医療行為)前 行うべきであるとし、診 者の関わりを時系列の表 かけて、宮城県、福岡県、 同制度について、医療事 後の状況、死亡までの経 はなく、何が発生したの 当事者を問い詰めるので た。 の整備が鍵であるとし にも、報告しやすい環境 東京都、岡山県と順次行 を抽出し、聞き取り調査 「セ ン タ ー へ の 報 告 か ら かを明らかにすることが 聞 き 取 り に お い て は、 期報告・早期対応のため 1 ~ 2 カ 月 以 内」「審 議 また、委員会の開催は、 時間は長くても3時間以 分な記載、記載の矛盾等 や資料の追加を図ること 療記録や画像、モニター で、効率的な審議につな 関する説明・記録等の状 等、資料の保存を、医療 に、医療事故を医療機関 安全担当者を中心として ったものである。今回の をまとめておくとスムー 説明や医療事故調査・支 (5) 相 談 内 容 援センターへの報告を行 など 況、(4)推定死亡原因、 記録、チューブ類、機器 参加者は386名。 冒頭のあいさつで横倉 義武会長(今村定臣常任 ─ が自ら調査し、遺族への 過、(3) 死 亡 の 予 期 に し ん し 医が医療事故調査・支援 27 を確保することを目的 医療事故であるか否か センターから委託を受 安 全 推 進 室 室 長 補 佐 は、 療 経 過・ 既 往 症、(2) 届け出るよう強調。 向け研修会が3月 21 け、本年2月から3月に 10 Ai 平成 年度 医療事故調査制度に関する医療機関向け研修会 平成 積極的 な原因究明 で 医療事故 の再発防止 を 27 査制度に関する医療機関 27 北海道、大阪府、愛知県、 故の再発防止により安全 10 〔第 3 種郵便物認可〕平成 28 年 4 月 5 日 ス ー ュ ニ 医 日 ( 3 )第 1310 号 東日本大震災における J MAT活動の終了を決定 療機関への医師派遣等を 仮設診療所や被災地の医 り、岩手県医師会が運営 前高田市長の要請によ 東日本大震災に 閉 鎖 を も っ て、 高田診療所」の 日医では、平成 年3 担う)が1365チーム、 する「岩手県医師会高田 おけるJMAT の活動を終了す 月 日の東日本大震災の 発災直後から、被災地以 年に日 赤救護所、日医提供のト 診 療 所」(平 成 全体では延べ1万262 ることが提案さ 8名が参加しており、日 外の都道府県医師会の協 力の下、JMAT(日本 レーラーハウスを利用し 発災直後から支援活動に 医 師 会 災 害 医 療 チ ー ム) 医 は そ の 活 動 が 評 価 さ ご協力頂き、改めて感謝 れていた。 日 て、日医では、3月 申し上げたい。東日本大 これらの状況を踏まえ て設置)が唯一の派遣先 しかし、本診療所も本 となっていた。 れ、平成 年8月1日付 を組織し、被災地の支援 で災害対策基本法上の そ の 派 遣 状 況 と し て 「指 定 公 共 機 関」 に 指 定 を続けてきた。 に開催された平成 年度 て、JMATの創設を提 とが決まり、これを受け 本件について協議を行 今後も東日本大震災で得 終了となるが、日医では、 動は今回の決定を受けて 日に閉鎖するこ その後、震災から5年 い、その活動を終了する た教訓を基に、災害医療 年3月 が経過した現在では、J ことを決定。3月 日に 研修、訓練その他を実施 された。 Ⅰ(避難所等における医 言した「救急災害医療対 行われた定例記者会見 は、これまでにJMAT 療健康管理活動を中心と MATⅡは、そのほとん 策委員会」からは、同委 で、石井正三常任理事が 回 理 事 会 に お い て、 震災におけるJMAT活 して、主に災害急性期以 どが岩手県医師会の派遣 員会が取りまとめた答申 第 降を担う)が1398チ の 中 で、「岩 手 県 医 師 会 秘書課 活動の更なる質の向上に するとともに、JMAT 東日本大震災における 向けた取り組みを継続し その内容を説明した。 JMAT活動の終了を受 6,057 看護職員 1,775 1,091 2,866 461 1,146 1,607 1,139 190 1,329 534 235 769 6,054 6,574 12,628 体協議会の役員など、 結論を導いて頂 きたい」として、 本検討会の成果 に期待感を示し た。 その後は、日 医から、医業税 制検討委員会が 取りまとめた答 申「 『医 療 に お ける税制上の諸 課題』 および 『安 定的医業経営の ためにあるべき 税制』 について」 の内容等を踏ま えた現時点にお ける日医の考え 方等を説明した後、意見 交換が行われた。 任理事の司会で開会。冒 検討会は、今村定臣常 団体、厚労省が次年度の てもらいながら、各医療 官にも委員として出席し 今後は、財務省の担当 頭のあいさつで横倉義武 予算要望、税制要望を決 税制改正によって医療界 続けていくことになって 指して、集中的に議論を を取りまとめることを目 定する夏頃までに解決策 が望む解決策が実現する いる。 年度の ことを目指して、十分に 日、日医会館 議論を尽くし、解決への 合が3月 で開催された。 本検討会は昨年も設置 されていたが、平成 年 度 税 制 改 正 大 綱 の 中 に、 年 医療機関等の消費税問題 に つ い て は、「平 成 度税制改正に際し、総合 的に検討し、 結論を得る」 と解決の年限が明記され たことを受けて、改めて 設置したものである。日 医役員に加えて、厚生労 働 省、 日 本 歯 科 医 師 会、 画調査室長) 武田 俊彦(厚 労省政策統括官) 谷内 繁(厚 労省審議官) 吉田 学(厚 労省審議官) 三浦 明(厚 労省保険局医療課保険医療企 中村 博治(厚 労省医政局総務課長) 瀬古口 精良 (日歯常務理事) 森 昌平(日 薬副会長) 田尻 泰典(日 薬常務理事) 梶原 優(日 病副会長) 西澤 寛俊(全 日病会長) 伊藤 伸一(日 本医療法人協会会長代行) 長瀬 輝諠(日 精協副会長) 【今村常任理事・年金・税制課】 ―3942―6492・国際課 ―3942―6483/ ―3942―6135・医療保険課 ―3942―6482・医学図書館 ―3942―6486・広報・情報課 ―3942―6140・情報サービス課 ―3942―7027・経理課 日本薬剤師会、四病院団 医療機関等の消費税問題に関する検討会 医療機関等の消費税問 読) は、「平 成 会長(中川俊男副会長代 る。 名の委員で構成されてい 12 題に関する検討会の初会 医療機関等 の 消費税問題 に 関する 検討会初会合 ―3942―6488・日本医学会 ―3942―6477・施設課 ―3942―6139・編集企画室 ―3942―6481・企画課 ※便宜上、平成23年7月15日までに派遣されたチームを「JMAT Ⅰ」と表記 け て、 横 倉 義 武 会 長 は、 ていきたい」との考えを 示した。 3,912 「会 員 の 先 生 方 に は 地 震 2,145 合計 全体 JMATⅠ JMATⅡ ―3942―6487・生涯教育課 ―3942―6493・庶務課 03 ―3942―6491・年金・税制課 ―3942―6494・人事課 介護保険課 ―3942―6490 ―3942―6489 03 03 福島県 275チーム 147チーム するJMAT岩手のみと 03 宮城県 645チーム 108チーム ーム、JMATⅡ(災害 03 03 ・JMATⅡ:1365チーム 29 26 岩手県 461チーム 1110チーム 関 連 死 な ど の 未 然 防 止、 な り 、 岩 手 県 知 事 及 び 陸 日本医師会 03 医師 03 03 2,763 03 28 石川育成岩手県医師会長(右)らが出席して行われた 高田診療所閉所式( 3月20 日) 1,365 登 薬剤師 録 者 事務 数 (名) 臨床検査技師 その他 29 03 23 (~平成23年7月15日) 23 1,398 チーム数 03 ・JMATⅠ:1398チーム 12 (2016年3月21日現在) 東日本大震災におけるJMATⅠ、JMATⅡの参加者数 03 16 23 茨城県 12チーム 03 上段:JMATⅠ 下段:JMATⅡ (平成23年7月16日~ 平成28年3月21日) 03 ※他に、複数県への派遣が5チーム 03 03 20 15 27 日医 11 JMATⅠ・JMATⅡの派遣状況(イメージ) 第 1310 号( 4 ) ス ー ュ ニ 医 日 平成 28 年 4 月 5 日〔第 3 種郵便物認可〕 ダイヤルイン ―3942―6506/ 紘士氏は、正座を中心と 把握するために調査を実 説。「全 国 の 業 務 実 態 を の検討内容について概 した活動ができるよう、警 に 対 し て は、「全 国 統 一 必要があると指摘。日医 道府県警と共に実施する このような研修会を各都 い中ではあるが、引き続 警察庁と協議を進めてい た 事 例」「外 尿 道 口 か ら て は、「財 政 状 況 が 厳 し 「干 し 芋 に よ り 窒 息 死 し ることを説明。②に関し 挿入した異物が腹腔内ま の警察医中村雅英氏は 福島県いわき東警察署 任理事は、 ①については、 われた。 診断された事例をそれぞ 医の解剖により外因死と たにもかかわらず、監察 によって病死と判断され 務室の長崎靖氏は、警察 を、また、兵庫県監察医 大阪府警察医会の河野 症を発症し死亡した事例 施したが活動はさまざま き検討していきたい」と れ報告した。 その他、参加者からは い、得られた所見につい キュラムに検案を盛り込 増 額」「医 師 の 教 育 カ リ に関する協力検討委員会 宮城県医師会警察活動 を報告、今後の地域包括 熱中症死を疑った5事例 の進捗状況を説明。地方 中心に、死因究明等施策 基に6名の医師が報告 引き続き、午後からは 特に孤独死と入浴中浴槽 「在 宅 死 と 死 体 検 案 ~ 学術大会が行われた。 後の大規模災害に際して 内死亡」と題して特別講 等が明らかとなった 化器系疾患が多いこと などを紹介した。 援準備を進めていること し、東南海地震関連の救 法医学派遣チームを編成 検案所見について、確定 の大動脈疾患死亡例での 氏は、急性大動脈解離等 として、①異状死の判断 東京都監察医務院の活動 因を特定するためにも解 因はさまざまであり、死 な問題だと指摘。その原 数の約1割を占める大き のためには『解剖の受け 福岡県警察医会の高宮 検討した結果を説明した。 診断がなされた例を基に と し、「今 後、 孤 独 死 の 基準を作成し、都内の病 剖検査体制の整備が急務 ─ 増 大 が 懸 念 さ れ る 中 で、 本調査の結果を全国でも 参考にして欲しい」とし ま た、「高 齢 者 の 入 浴 た。 中における浴槽内での死 院に配布したこと②医師 「防 ぐ こ と が で き る 死 を 「私 が 酒 で 得 た も の、 しの自宅での死亡」と定 皿 づ く り』『検 案 医 の 身 ―3942―6516・日本医師連盟 ―3942―8181・感染症危機管理対策室 す る 生 活 を 続 け た た め、 ―3942―7050(防災センター ―3942―6138・地域医療第三課 その後は、一般公募演 ―5319―3781・電子認証センター ―3942―6137・地域医療第二課 題として、6名の医師か ―3942―6512・治験促進センター ―3942―6484・地域医療第一課 を求める要 ─ 医師会) 修会(基礎)」の実施など、 の活動費の補助(長崎県 福岡県医師会の活動を紹 下腿に深部静脈血栓が形 は、自身が委員長を務め ら、自身が携わった検案 望が出された。 成され、肺動脈血栓塞栓 介するとともに、各都道 例等に基づいた講演が行 で、全国統一化するには 察庁としっかり話し合い で達し、腹膜炎を惹起し これに対して、松本常 時間がかかる」との考え 死亡した事例」に を行 引き続き行われた協議 をして欲しい」と述べた。 して理解を求めた。 等に係る国の予算の の死体検案体制について む こ と」「検 案 に か か る ケアの構築に向けた課題 では、①「大規模災害時 「 ─全国規模での連携・協 の木下弘志氏は、① の を提起した。また、大阪 朗久氏は、平成 年度に 定」の締結(岩手県医師 拘束時間の短縮化」を求 府警察医会の中間健太郎 て報告。 報告Ⅱでは、細川秀一 会)②「警察活動に協力 導入により検案件数自体 等を挙げた。 愛知県医師会理事が、大 は減少傾向にあること② 連絡協議会は担当の松 で は、 検 案 医 の 高 齢 化、 結したこと等を説明。今 は、ローテーションを組 演を行った福永龍繁東京 んで検案に当たっていき たいとした。 少しばかり二日酔いの や遺族から異状死に関す 都監察医務院長は、まず、 亡」に関しては、全検案 日は、誰が言ったか知ら 介。 防ぐためにも、全国に適 義して行った調査の結 分保障』が不可欠だ」と ることが必要であり、そ 少しばかりの記憶、いく 果、①男性の孤独死の発 めた。 つかの約束と信用、わず (禿) ること②死因としては消 して、その実現を強く求 生頻度は女性の4倍であ 友」 かな知識と知恵、そして 「孤 独 死」 を 「1 人 暮 ら る「孤独死」については、 切な死因究明制度を広げ 社会問題にもなってい その上で、福永院長は、 ないが、以下の酒飲みの かな知識と知恵、そして などを紹 だとした。 言葉を思い出す。 少しばかりの記憶、いく 「私が酒で失ったもの、 ていること ─ る相談を電話で受け付け 大木實福岡県医師会常 ─ する医師の部会(仮称)」 める意見が出された。 した検案医を派遣するこ とを目的として、平成 本純一常任理事の司会で 人材不足、処遇の問題が そんな時間もたまには良 学術大会─検案事例を 規模災害時に検案に特化 取り巻く環境の整備 ─ 織のあり方②協力業務を 課題としては、①部会組 を示すとともに、今後の の 協 力 業 務 検 討 委 員 会」 府 県 医 師 会 に お い て も、 る日医の「警察活動等へ 小林博岐阜県医師会長 ―3942―7215・女性医師バンク ―3942―6514・医事法・医療安全課 ―3942―6136・日医総研 は、中澤貴生内閣府死因 医賠責対策課 総合医療政策課 の動きを加速 化させ、今日 に至ってい る」とすると と も に、「犠 牲になられた 方々の無念な 思いに応える 意味でも、死 因究明に関す る取り組みを 一層本格化さ 究明等施策推進室参事官 月 に 愛 知 県 医 師 会、 開会。冒頭のあいさつで より深刻化しているとす なのですか?」と 03 27 せなければな らない」とし て、引き続き の協力を求め た。 連絡協議会・学術大会が 報告Ⅰで 3月6日、日医会館で開 年 横倉義武会長(松本常任 る と と も に、「施 策 を よ が、地方協議会の状況を 理事代読)は、5年前に 愛知県歯科医師会、愛知 発生した東日本大震災を り推進していくために 県警の三者で協定書を締 振 り 返 っ た 上 で、「こ の は、地方での意識の高ま 年度都道府県医 りが重要になる」とした。 任 理 事 は、「死 体 検 案 研 平成 時の経験が警察活動に協 気に入りの日本 私 も、「チ ロ リ」 で お てしまう。 し、飲めば分かると思っ の言葉が見つからない 言ってしまう。他に返答 師会「警察活動に協力す 行くぞ」と誘い合う、私 る 医 師 の 部 会 (仮 称)」 力する医師の全国組織化 「まあ 飲もう」 付き合いに酒はつきも 最近、後輩から、 のだ。 「まあ 飲もう !」 にとっては当たり前のこ 酒好きの私だけが思って とであり楽しい時間だ。 いるのかも知れないが か「二次会に行かないと Ai ―3942―6485 ―3947―7815) 03 03 03 Ai 03 03 酒 を 「ぬ る 燗」 つかの約束と信用、わず うま につけて、旨い アメリカでは、私は酒好 いもんだが、やっぱりた 「な ぜ 会 議 の 後 な ……? 聞 い た こ と が あ る が、 ど 宴 会 が つ き も の きだと言うと、私は無責 いけませんか?」と聞か 03 03 「アテ」で飲む、 友」 任だと言っているのと同 れる。 ち、失敗もあるが楽しい くさんの人と酒の席を持 じ感覚だそうだ(笑)。 返 事 は い つ も、「い い お酒を飲むのが好きだ。 03 『日医ニュース』は今号(第1310 号)から電子書籍サービス 催された。 03 27 03 03 03 から、まあ 飲もう」と ご覧頂けるようになりました。 警察活動に協力する 医師の全国組織化を目指して 03 「日医 Lib」 12 Ai (日本医師会 e-Library)でも お知らせ 「日医 Lib」 平成27年度 「まあ 飲もう」「じゃ あ 今 度 飲 も う」「飲 み に ブ リ イ チ ニ 電子書籍 アプリ 都道府県医師会「警察活動に協力する医師の部会(仮称)」 連絡協議会・学術大会 27 〔第 3 種郵便物認可〕平成 28 年 4 月 5 日 ス ー ュ ニ 医 日 ( 5 )第 1310 号 平成 年度臨床検査精度管理調査報告会 臨床検査精度の 真人同委員会 素検査(前川 員)、(4)酵 の導入を挙げた。 用や装置)に対する調査 数機器・試薬(緊急検査 マーカー・感 (5) 甲 状 腺 ていることに変わりはな 理 事 が、「採 用 を 推 奨 し とに関しては、羽鳥常任 用基準範囲を採用するこ して、各委員が回答。共 の個別具体的な質問に対 その後は、参加者から 染症マーカー・リウマト い」との日医のスタンス 副 委 員 長)、 準化並びに精度の向上に イド因子(〆谷直人同委 を説明した上で、①日医 更なる向上を目指して 担当の羽鳥 努めていく意義を改めて ーカー(山田俊幸同委員 司 会 で 開 会。 強調。参加者に対しては、 員会委員)、(6)腫瘍マ 裕常任理事の 本報告会で研鑽された結 松純樹同委員会委 会委員)、(7)血液検査 けんさん 冒頭、あいさ 果を、日々の臨床検査の の調査でも、採用してい 更なる向上に反映して欲 ( る施設が6%しかない② つに立った横 員)、(8)測定装置利用 臨床判断値との違いが国 倉義武会長 の動向(金村茂同委員会 民に正しく理解されてい しいと要望した。 引き続き、3199施 についての講 (羽 鳥 常 任 理 事 代 読) は、 ─ 中で全国のど 重要性が増す 査精度管理検討委員会委 検査(高木康日医臨床検 臨床化学一般検査・脂質 査 の 報 告 に 移 り、(1) 要請。調査に便潜血を追 ことを挙げ、その改善を として誤記入が見られた で、集計作業上の問題点 高木委員長は総括の中 る状況の中で、日医の取 加 す る こ と に 関 し て は、 集の動きが活発化してい の考えを示した。 げ、今すぐには難しいと 委員) 評が行われた。 の医療機関で 員長)、(2)臨床化学一 アンケート調査の結果に 回臨床検査精度管理調 設が参加して行われた第 検査をして 般検査(細萱茂実同委員 検 索 料が安くなった段階で調 るを得ないことから、試 ても参加費を値上げせざ ていることを紹介し、理 て、データの収集に努め フォーマット」を作成し 氏は昭和 年高知県の 様。 了となった。 り、報告会は盛会裏に終 参加者は670名であ 解と協力を求めた。 報 しては、同一施設内の複 また、今後の課題に関 を示した。 査に加えたい」との考え 医療健康情報の大規模収 ま た、 同 常 任 理 事 は、 などの課題を挙 も、正確かつ 会委員)、(3)臨床化学 た健康管理の 「生 涯 を 通 じ ─ 同じ結果が得られること ない は、医師はもとより国民 年度臨床検査精 り組みとして、各健診団 平成 度管理調査報告会が3月 も 触 れ な が ら、「便 潜 血 お問い合わせ・資料請求 一般検査・糖代謝・尿検 【仮申込み方法】 「マイページ」に登録すると、ネット上で 医師年金の仮申し込みが可能となります。 からも求められているこ 49 【シミュレーション方法】 トップページから「シミュレーション」 に入り、ご希望の受取額や保険料、生 年月日を入力すると、年金プランが表 示されます。 4日、日医会館大講堂で 医師年金 訃 出身。昭和 年鳥取大学 医学部卒業。昭和 年岡 本医院開設。 事・副会長・会長を経て、 鳥取県医師会常任理 63 ■岡本公男氏(元日医理 事) 11 71 http://www.med.or.jp/nenkin/ 体と共に「日医健診標準 医師年金ホームページでご加入時の の調査を加えるとどうし 医師年金は、日本医師会が運営する医師専用の私的年金です。 日本医師会員で満64歳6カ月未満の方が加入できます(申し込みは64歳 3カ月までにお願いします) 。 査(菊池春人同委員会委 03─3942─6487(直) (平日 9 時半~ 17 時) 日本医師会 年金・税制課 ─ご加入のおすすめ─ とだ」として、検査の標 受取年金額のシミュレーションが できます! 医師年金 44 19 平成 年4月から平成 24 通夜が 日、葬儀が 日 に鳥取市内で執り行われ た。喪主はご子息、欣也 めた。 平成 年に旭日小綬章 を受章している。 27 10 3月8日、死去、 歳。 年6月まで日医理事を務 25 27 27 開催された。 日本医師会 第 1310 号( 6 ) ス ー ュ ニ 医 日 平成 28 年 4 月 5 日〔第 3 種郵便物認可〕 る頃に、線路の切れ端・ ングザックを、うきうき かなり重くなったキスリ の朝は幸せな気分で起き かいて寝てくれると、次 て、お宝中のお宝だった。 つけて、小さないびきを こに自分のおでこを押し も ち ろ ん 喜 ん で 頂 い た。 に上がってきて私のおで 国鉄駅員の制帽・タブレ 鉄道大好き少年にとっ ットを机の上に並べて見 そろそろ多寄駅を離れ ぐに経過した。 多寄駅には若い駅員さ られる。行きつけのレス 前に「多寄」という紛ら んと中年の駅員さんがお しながら背負って、もう トランの猫好きのシェフ わしい駅が存在したのだ け入れ順応し、生きる術 せてくださった。線路の しばらく旅を続けた。 んてとても無理。彼らは を身につけた猛者であ られた。自分が中学1年 切れ端は センチ程でも 厳しい環境の中で一生を る。どこにでもいて、抜 生で、春休みに北海道周 った。 ウだのブタクサだの、興 群の適応力とたくましさ 終えるが、その逆境を受 味のない人にとっては れてしまったようだ。昨 していること、鉄道好き て、大阪からひとり旅を 日間利用可)を活用し 自由席及び青函連絡船を 遊券(鈍行と急行の2等 帽を布製にモデルチェン フェルト製で、国鉄が制 た。駅員の制帽は黒色の ていたのが印象的だっ で処理され、ギザギザし 重く、切断面がバーナー しない。しかし、あの時 在は、今はもうはっきり った鉄道関連グッズの所 ことだ。大阪に持って帰 来していた、 数年前の け、大阪と北海道を行き を乗り継いで、2日間か するもののようだ。カリ きかで個人の性格を判別 出るのは、猫好きか犬好 猫派で検索すると上位に ただ、ネットで犬派か 連絡船」「急行すずらん」 上がるのも楽しいもので 「急行きたぐに」「青函 フォルニア大学の心理学 と、猫あるある話で盛り 雑草 年、懲りもせず「継子の た、とのことだった。タ を知り、駅員さんたちは、 ジしたために不要になっ のSLファンであること ブレットは、単線区間の いぬたで つゆくさ せると「ああ、あれか」。 このやっかいな雑草に惚 ま ま こ 駅と多寄駅を、うたた寝 宗谷本線の信号機導入に な 革 製 の 輪 状 構 造 物 で、 とは、深い懐かしさとと 心理学者が行った研究ま はますげ いか、アレルギーを起こ より不要になった、との も め ん づ る いでしょうと必ず聞かれ で下車してしまった」と さないか。ワクワク半分、 が原因で間違えて、ここ わすれなぐさ る。これらの雑草に近寄 ドキドキ半分の春を迎え の び え しかし、どうやら私は 女日芝、白詰草、狗尾草、 いきおいなじみ深いもの 尻拭い」と「木綿蔓」と 興味深そうに、話し相手 を持って生き続ける。 犬蓼、露草、捩花、浜菅、 に変わる。 いう新しい雑草の種を植 になってくださった。し ある。一つずつ写真を見 鼻炎、結膜炎、呼吸器 えてしまった。どんな花 〝雑 草〟 の ひ と く く り で 症状、口腔アレルギー症 を咲かせるか、お隣さん 診察室で、あなたのア らないようにと言いつ ある。 野 稗、 勿 忘 草 な ど な ど。 状。さまざまな症状が出 研究所やテキサス大学の 澁谷 由江 雪の量がかなり少ないよ 漢字で書くと古風で味わ る可能性を患者さんに説 のほんの数時間のできご えのころぐさ うだ。窓から見えるわが い深いが、ほとんどがア 列車運行制御には不可欠 め ひ し ば 家の小さい庭でも、いつ レルゲンとして有名な植 ばらくして「実は、名寄 ねじばな もの年の半分ほどしか積 のイエローカードは出な レルゲンはこういった植 えない。スズメノテッポ も想像通り、犬派は外交 的、 人 付 き 合 い が 良 い、 猫派は神経質、クリエイ (一部省略) ティブで冒険好きといっ ているような気がする。 ことだった。 「旅行中で、 個性に少なからず影響し 荷物になるけれど持って 行きますか?」と聞かれ、 立ったのは、見渡す限り ずだった。しかし、降り Lが、煙を上げているは ところを撮影できた。 物列車が、駅を通過する った。数本のSL牽引貨 車が来るのは3時間後だ さった。次の下り旅客列 見ないのだが、情報番組 普段私はドラマなどは のを聞いていると、とて いろと理屈を言っている ところで、私が家に帰 も多くいるのだろうか。 親切に気遣いをしてくだ (一部省略) たちは同情し、ますます の原野にポツンと孤立し 急勾配区間でのSL撮 た内容である。他にも犬 た、小さな駅だった。ここ 影は迫力満点で心躍るも 打ち明けると、駅員さん 近寄らないで生活するな つ、 わ が 庭 を 思 い 出 す。 る。ハックション……。 代半ばの自分の情緒と も に 今 で も 覚 え て い る。 であった。結果はどちら しかし、喜んでもいら 物ですよと告げても、す の始まりを意味するから だ。 ではないはず、と駅名の が 行 き 届 い て い る た め、 わ が 家 の 雑 草 は 際 立 つ。 一度は「お宅のタンポポ もなく、腰の高さ程の残 で、そこは駅舎以外に何 ませてくださった。ホー 員さんたちが大いに楽し 空いている時間も、駅 飯にかける。トーストに る。②器でといた卵をご 飯にのせてからかき混ぜ 卵かけご飯の卵は①ご いるので猫派ということ ュフォールドと暮らして 匹の長毛のスコティッシ 私は5年ほど前から2 うも1匹は猫派性格、も 走り寄ってくるかだ。ど うわああんと泣きながら 出 て き て 待 っ て い る か、 もう一方はドアの前まで お気に入りのベッドで寝 ア ナ ウ ン ス が、「な あ よ 雪に取り囲まれていた。 ムの傍らの雪をスコップ バターを塗る時は①バタ になるだろうか。ふわも たまま、そばまで寄って ろ~なあよろ~」と駅名 駅名をもう一度、看板 で掘り進めると、簡単に ーを塗ってから焼く。② こういうどちら派の中 いるため、SLファン(現 を告げているのに気付い に近寄って確かめた。「名 ワサビが顔を出した。駅 でかなり高頻度に出るの てくる。実践している人 う方法などがたくさん出 派の上司とうまく付き合 派の彼氏の落とし方、猫 宗 谷 本 線 の 名 寄 駅 は、 牽引の下り鈍行列車で名 看板に目を向けたが、〝名 った時のうちの猫2匹の キマロキの頃 寄駅へ向かっていた。乗 も楽しいものだ。ちなみ 様子を比べると、一方は の庭があまりにも手入れ り過ごさないよう気を付 で時々あなたはどちら派 に私は全て②である。 犬派と猫派 旭川の北、稚内の南にあ のだが、駅通過時もタブ ですかという特集をやっ 大久保摩利子 る。当時、そこは蒸気機 寄〟と 読 め た。混 乱 し て レット交換や駅員さんと 村田 昌功 見事ですね」とイエロー けてはいたが、客車の座 いる間に鈍行列車は去っ 興味をそそるものだった。 いる。 の や り と り に 趣 が あ り、 ていると、興味深く見て 在の撮り鉄の走り)のメ た。 半 覚 醒 状 態 の ま ま、 寄」(なよろ)ではなく「多 な よ ろ カードを出された。 関車(SL)の撮影名所 席で横になっているうち て行った。ホームに降り 彼らの繁茂はすさまじ ッカの一つだった。冬季 慌ててキスリングザック 寄」(た よ ろ) だ っ た。 舎に持ち帰り、おろして、 焼いたパンにバターを塗 そ う や さあ春と共に、ツナギ である深 名線や名寄本線 たのは、自分ひとりだけ い。雑草のように強く生 の積雪は道内でも群を抜 を背負い、デッキからそ ツゴー。 きろというが、よくもま いており、豪雪時には特 の駅に飛び降りた。 名前を呼んでも小さな耳 あ踏まれても抜かれて 別の除雪用列車キマロキ が、犬派か猫派かである も、実にしぶとく生き抜 編 成 (機 関 車・ マ ッ ク レ 名寄駅は相当大きな駅 は、「た あ よ ろ ~ た あ よ 先ほどの駅のアナウンス 交換したり、3時間はす 写真を撮ったり、住所を くださった。一緒に記念 醤油をつけて食べさせて い質問だが、皆さんいろ もして寝る。たわいもな 寝る。②淡い明かりをと る。寝る時は①真っ暗で とても癒される。ベッド いるのを見ているだけで り、おなかを出して寝て この2匹が歩き回った のだ。 からと単純にくくれない である。猫ですら、猫だ う1匹は犬派性格のよう を か す か に 動 か す だ け。 く。強敵の面々の名前を で、隣接する名寄機関区 い た。「名 寄」 の 数 駅 手 には9600型、C 型、 ろ~」だったのかと気付 ように思う。 知ろうと思い立ち、調べ ー 車・ ロ ー タ リ ー 車・機 た ん ぽ ぽ お お ば こ 雪の残る宗谷本線塩狩 D 型などたくさんのS 57 繁 縷、 蒲 公 英、 豚 草、 関 車 ) が 運 行 さ れ た 。 よもぎ かもがや 鉄 砲、 雀 の 帷 子、 鴨 茅、 峠 で の 撮 影 を 終 え 、 S L かたびら 蓬 、大 葉子、杉菜、雀の 51 は こ べ たことがあった。 しんめい に帽子、ゴーグルにマス 不意に、停車した駅の 奇麗好きなお隣りさん 50 に、寝入ってしまった。 2015年2月号より への中継地であり、規模 527号より の大きな機関区を備えて 千葉県 柏市医師会報 ち「草取り」と「花粉症」 んなりと受け入れてもら れない。それは私にとっ 14 て雑草との格闘、すなわ 40 今年はいつもの年より もっていない。今年の春 明すると、どうしたらよ 10 物である。 第1159号より の訪れはもうすぐ……。 北海道 北海道医報 ク。アレグラ飲んでレッ 長野県 上田市医師会報 〔第 3 種郵便物認可〕平成 28 年 4 月 5 日 ス ー ュ ニ 医 日 ( 7 )第 1310 号 病の診断のポイント、す DV D 『パ ー キ ン ソ ン 病 』 き顔貌の変化、わずかな なわち、視診で注意すべ 目で見て学ぶパーキ 射の異常、歩行障害のと ンソン病に特有な姿勢反 手の振戦を始め、パーキ ンソン病のすべて 監修 法などについて極めて明 近藤智善 確に示したものとなって らえ方、筋固縮の誘発方 けでなく、社会と医療の 関わりについて広い視野 そ の 内 容 は、「医 学 だ のである。 的として、発刊されたも 情報を提供することを目 書籍紹介 日本医師会発行 特別編 DOCTOR-ASE 医学部受験生 FOR 医師への道 病で死ぬな枯れて 死ね プ ラ イ マ リ・ ケ ア の た お母さんを診よう ライマリ・ケア医のため さん〟を敬遠しているプ ができるかを示した実践 く、適切に介入すること 面で、どうすれば無理な 本書は、そんな〝お母 ココに注意! 高 齢者の糖尿病 101歳の整形外科 に、内診台などがない場 のではないだろうか。 老年症候群を考えた めのエビデンスと経験 著 に基づいた女性診療 伊丹康人 中山明子 編 西村真紀 医が語る老後幸福論 編 治療とQOLを高め 厚 る療養指導のコツ 荒木 書である。 そのため、内容は、女 性の健康問題だけにとど いる。 まらず、不妊、妊娠・出 を持って欲しい」という 神 経 内 科 は も ち ろ ん、 故 予 防、 性 教 育 の 問 題、 産に当たっての準備、事 一般内科、老年病に携わ 高 齢 者 の 増 加 に 伴 い、 る方々にも役立つもので 思いの下に、日医が20 著者は大正3年生まれ 産婦人科を専門として 12年に創刊したフリー ペーパー『ドクタラーゼ』 の外科医である。 メンタルヘルス、育児サ 高齢者の場合、加齢に ポートなど、多岐にわた あり、広く利用されるこ どの急性上気道炎、子ど 本 書 は、 そ の 著 者 が、 いない医師でも、かぜな っている。 パーキンソン病患者が増 長い間、医師として医療 もの乳児健診・予防接種 に掲載した内容を再編集 に携わり、自ら実践して などで、妊婦さん・授乳 より身体機能と認知機能 購 入 希 望 者 は、 住 所、 い人の糖尿病とは異なっ きたことや、100歳を と等について 年余りの 繁に遭遇することがあ 母さん〟世代の女性に頻 までにはなかった一冊と 熱い想いの詰まった、今 いたいという、やさしく 婦さんを始めとした〝お 〝お 母 さ ん〟 達 に 寄 り 添 なっている。 と 注 意 点」「合 併 症 の 予 糖尿病患者の診療の基本 章) を 踏 ま え て、「高 齢 齢者ならではの特徴(序 本書では、こうした高 習慣に気をつけたら良い 果たすにはどういう生活 て、人間としての義務を 自分の心身に責任を持っ けず、あの世に逝くまで っても、周りに面倒をか その中では、高齢にな いる医療者は少なくない して、苦手意識をもって ん(特 に 妊 婦 さ ん) 〟に 対 た場合には、 年度分の しかしながら、〝お母さ る。 防 と 治 療」「老 年 症 候 群 か等が具体的に示されて 国民年金保険料と基金 掛金納付は自動的に毎月 なっている。 冊の本にまとめたものに 者は認知症や転倒、骨折、 間に書き留めたものを一 また、高齢の糖尿病患 が低下しているため、若 たさまざまな特徴が表れ とが期待されるDVDと ると言われている。 言える。 氏名、電話番号、希望セ しかし、パーキンソン いるが、医療時事のトピ 病の場合、典型的な病状 ット数を明記の上、FA えている。 本冊子は、これから医 ックスなども分かりやす が揃わないと、しばしば したものが中心となって 師を目指し、医学部受験 く紹介されており、読み Xで左記まで申し込み願 いたい。 定価 10500円(シ うつなどの老年症候群を ナリオ付き、税・送料込) 約2倍起こしやすいとい 人知れず悩んでいる やすい。 を志す高校生・受験生向 超えて初めて分かったこ の症状、あるいは多発性 る ご 子 息・ ご 息 女 に も、 脳梗塞と間違えられるこ 医学部受験を考えてい 見逃され、単なる老人性 け に、「医 学 部 で 何 を 学 び、どんな生活をするの か」 、 ま た 「医 師 と し て 本DVDは、長年、パ とがある。 たい一冊と言える。 と 糖 尿 病 と の 関 係」「患 おり、待合室でも活用可 払いの引き落としに変更 うデータもある。 者一人ひとりの症状と個 年度分 掛金を合算して前納を希 定価 3780円(税込) 発行 南山堂 5 ─ 689 7 ─ 855 性に合わせた治療法(薬 能な一冊となっている。 基金掛金等の前納について 解説している。 について、分かりやすく い。一冊につき送料18 下記まで申し込み願いた 数を明記の上、FAXで 療法)及び患者の指導法」 氏名、電話番号、希望冊 の引き落としとなる。 ため)となり、合算額で 日(4月末日が土曜日の 掛金の引落日は、5月2 き落としとなる。 の保険料と基金掛金が引 され、5月 日に4月分 購 入 希 望 者 は、 住 所、 望した方の平成 医師はもちろん、看護 0円(全国一律)で発送 物療法・運動療法・食事 師や薬剤師を始め高齢者 28 ただし、国民年金保険 なる。 の引落日は、6月1日と 掛金のみを前納する場合 0 1 2 0 ─7 0 0650)まで。 務 局( 問い合わせは、基金事 ◇ 料額が引き上げられたた 引き落としができなかっ その際に、残高不足で ご注意願いたい。 額 が 変 わ っ て い る の で、 め、昨年と引き落とし金 なお、合算せずに基金 31 ど の よ う に 働 く の か」、 ぜひ、ご購読をお薦めし 応募方法 日 医 ホ ームペー ジ(http://www.med.or.jp/ people/chara/004265.html)からご応募頂 くか、同ホームページ上から応募用紙をダウン ロードし、必要事項を記入の上、下記宛てに ご郵送下さい。 その他、詳細は同ホームページをご参照下さい。 03 診療に関わるメディカル 28 する。 03 そして「現在のわが国に 30万円 03 日医では、医師だけでなく国民に、 「医療に関する 専門家集団」である日医をより身近で親しみのある団 体として認知してもらうことを目的として、新キャラク ターを募集することになりました。 募集に当たっては、日医会員のみならず、広く一般 国民(プロ・アマ不問)を対象とします( 11月頃には 新キャラクター 1点を決定する予定) 。奮って、ご応募 下さい。 30 スタッフにもお勧めの一 定価 1620円 (税込) 冊である。 発行 メディカルフィッ 定価 4104円(税込) トネス研究所 発行 羊土社 3 ─ 416 4 ─ 36 5 ─ 282 1 ─ 211 6 03 〒113─8621 東京都文京区本駒込2─28─16 03─3942─6483(直) 応募・ 問い合わせ先 日医広報・情報課 おける医療に関する諸課 賞 金 題としてはどのようなも ※なお、採用作品の著作権(著作権法第 27 条及び第 28 条に定める 権利を含む) 、 商標権、その他一切の権利は、日医に帰属します。 定価 1620円(税込) ーキンソン病の研究を続 発売 臨床医学視覚教材 発売 梧桐書院 け て い る 近 藤 智 善 氏 が、 研究会 豊富な臨床経験から、本 5 ─ 825 3 ─ 620 8 ─ 44 8 ─ 662 4月~ 8月末日(予定) 045 募集期間 のがあるのか」といった 新キャラクター募集! 日医 の 第 1310 号( 8 ) ス ー ュ ニ 医 日 平成 28 年 4 月 5 日〔第 3 種郵便物認可〕
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