1戸建て住宅地計画の事例とその評価2 1街並みと住宅のスタイル はじめに 前回は住宅地の街区レベルでの様々な手法 を紹介し、その評価をこころみた。幹線道路 をコミュニティ道路として住む人々に復権さ せたり、住宅地に小広場をもうけて身近なア メニティ空間を創設した事例などである。街 並みに変化と潤いをあたえるこうした装置も、 その周辺に配置される住宅によってさらに魅 力的なものとなる。逆に、こうした計画の意図 写真1無表情な街並み 。 と調和しない住宅があると、せっかくの試み も色あせたものとなる。前回紹介した事例は、 街並みと住宅のスタイル 同一事業者による基盤整備から住宅建設まで 区画整理手法によってできた大規模団地に の一体型であったので、基本的な計画は統一 細切れにされた従前の地権者の用地にはアパ がとれており、全体的には調和されたものであ ートが建ったり、それぞれの好みにあわせた った。しかし必ずしもこうしたケースばかり 百花練乱のスタイルの家が建ち、はなはだし ではない。例えば住宅・都市整備公団や大手総 く街並みを混乱させている例や、有力デベロ 合建設業者（ジェネコン）などによる大規模開 ッパーによる計画的開発地にデベロッパー自 発では、その開発手法にもよるが、大半は住 身による建売り住宅が並ぶ魅力的な街並みの 宅建設はビルダーにまかせるなどして、住宅 例（写真一2）などを見ると、基盤整備もさる 地のプランニングやデザインに関心はしめす ことながら、街並みは結局は家並みであると思 ものの、たいしたコントロールをしない場合が わざるをえない。それは、見る者にとってはま 大半である。たまたま集合換地や保留地をス ず向こう三軒両隣の家並みが目に入るし、特 ーパーブロックでデベロッパー（住宅建設販売 に敷地規模もさほど大きくなく、まだ緑の育 会社）に卸し、デベロッパーが改めて住宅地を っていないニュータウンでは他の要素に比べ 計画し細造成した例には瞠目するものがいく 住宅が圧倒的に視界に入ってくるからである。 つかあるが、そうしたケースはまれである。 したがって、その住宅地のとりわけ街並みの善 住宅生産振興財団がコーディネーターとなり、 し悪しは、最終的には住宅とそれらが群として ビルダー各社が参加して行う住宅祭もこのケ 並ぶ家々のスタイル（デザイン）そのものによ ースに属するが、ビルダー各社の事情もあり、 る。例えば「和風住宅の並ぶ素晴らしい街並み ある限界がある。街づくりは、ハードな面だけ でも基盤整備から住宅や外構までのトータル な計画が必要であり本来一体でなければなら ない。特に街並み形成を考えたとき、住宅の外 観は大きな要素であるが、無国籍といわれる ほど混乱しているか、無表情といわれるほど 単調である場合が多い。（写真一1）本稿ではこ うした現実を踏まえ、前回と視点を変え、住 36 宅地の街並み形成と住宅のスタイルについて 写真2 鳩山ニュータウン ティンバースタイルの街 事例をまじえながら述べたいとおもう。 並み 家とまちなみ37 1998．3 い だ」（写真一3）とか、「ヨーロッパをおもわせる 灘i秦ii、i シックな街並みだ」といった話をよく聞くが、 つ、1 、 大半は住宅の外観（デザイン）を指している場 合が多い。 今、ちまたに流布している住宅のスタイル を列挙すると、そのオリジナルは西欧生まれ の直輸入か、あるいは北米経由の場合が大半 b F講 ．︽野 ハ、 写真5 輸入住宅設計、施工、資材、すべて北米輸入 街並みを混乱させたことは大かたの認めるこ とであろう。 ニュータウンにおける事例 ㌦二八織蟻 最近、比較的住宅のスタイルを意識し、街 づくりをした例を紹介しよう。ここでは特に、 写真3 佐倉そめいの 大型の和風住宅が並ぶ街並み 街づくりのなかで、どう導入したか、次の4 つに分けてみた。①街全体を1つのスタイル o である。これらは、ログハウスにみられる北 の住宅でまとめたもの、②スーパーブロックを 欧風、ティンバースタイルのイギリス風、コ 1つのスタイルで特化したもの、③それぞれの ーナーストーンのあるフランス風、白い塗り 街区単位で統一し全体として混在させたもの、 壁と赤い瓦の地中海スタイル、サイデングの ④区画ごとにいろいろなスタイルの住宅が混 壁にシングルぶきのコロニアルスタイルなど、 合したものである。 住宅展示場や首都圏の団地を幾つかまわれば ①〈全体統一型〉ウッドパーク四季の丘成田神崎 お目にかかることができる。もちろんこうした （写真一6、7） ／ 住宅地全体をひとつのスタイルとしてまとめ ／ た例は数十八単位の小規模開発では多々ある が、500戸を越す大規模なものはきわめて少な 写真4 季美の森 フランス風住宅 いわゆる洋風住宅だけでなく民家風、数奇屋 風などの和風住宅もある。なになに風という 写真6 ウッドパーク四季の丘 緑道から見たポイン 響きが示すように、このような住宅のスタイル トハウス は「まがい物」であり、住宅の構成やデザイン の質、あるいは材料の選択などはオリジナル とはいささかかい離しており、一部の丸ごと 輸入住宅（写真一5）を別とすれば大かたは折 衷的今風の住宅である。 デベロッパーやハウスメーカーは、商品戦略 の名のもとに安逸にスタイルの特徴となる部 品デザインをどん欲に移入し、ドーマーがは ㌔．」 やればどの屋根にも、ベーウインドウがはや ればどの居間にもといった具合で、こうした 写真7 ウッドパーク四季の丘 家と同じスタイルの 一般のニーズとメーカーの思惑が今日さらに 集会所 家とまちなみ37 19983 37 い。興和物産のウッドパーク四季の丘成田神崎 は、千葉県成田市から北へ10km、利根川沿い ののどかな丘陵地帯にある開発面積20ha、 600戸の団地である。この団地は全ての家が 素焼きのスペイン瓦に白いスタッコの壁の地 中海風でできている。事業主のデザインアイ デンティティと周辺住宅との差別化がテーマ になり、こうしたスタイルで統一された。歴史 や気候風土との脈絡は特段にないが、購入者 写真10 逗子アーデンヒル 急勾配の屋根とドーマに はこのスタイルの善し悪しよりも、統一されて よる「ヨーロピアンスタイル」 いる美しさを評価している。 ②〈ブロック統一型〉ワシントン村（写真一8、9） 1薩 写真11 逗子アーデンヒル ランバー材にop仕上げ 毒臨、 轍総慧． 写真8 ワシントン村 アメリカンスタイルの家と外構 ● のアメリカンスタイル 受けしたサブデベロッパーがその街区をひと つのスタイルでまとめた場合もよくみうけら れる。逗子の高台にある、奈良建設と丸紅によ 灘 る逗子アーデンヒルは、540戸の大規模団地で あるが、事業主は自社で住宅建設する以外に ・鉱 も、宅地を街区単位でデベロッパーやビルダー に卸し、その結果様々なスタイルの住宅が建 っている。ティンバースタイル、スペイン風、 アーリーアメリカン調などはっきりとスタイ ルをみせているものから、今風折衷住宅や完 写真9 兵庫村 和風で統一した街並み o 全なプレハブまで、とにかく街区単位でみごと にまとまっている。基盤整備がしっかりして おり緑も多いので、全体としてさほどの違和感 辺の住宅地と差別化した事例はよくみられる。 はない。むしろある種の楽しさがある。 兵庫県三田市にあるカルチャータウン、その一 ④〈混合型〉金沢太陽ヶ丘（写真一12） 角にある兵庫県によるワシントン村は、ランド 首都圏のニュータウンとしては、40年代以 プランと輸入住宅とが調和のとれた街並みを 降建売りが主体になってからは混合型はあま 見せている。各宅地は200坪前後と大きく、 りない。しかし地方のニュータウンでは建売 スレートぶきの屋根とサイデング壁のアメリ りは少なく、外構までふくめていろいろなスタ カンスタイルに統一されている。ある意味で イルの住宅におめにかかる。バブル期に話題 は、周辺との関係をたちきったニュータウン開 になった、東急不動産（株）による超豪華な住宅 発の中におけるいわば企画住宅地であるが、 地ワンハンドレットヒルズなども混合型では エキゾチックな街並みは人気を博した。ちな あるが、全体が北米のスタイルに統一され、 みに、幹線道路をはさんで反対側には、和風住 秀逸なランドプランに1戸の敷地が500坪以 宅で統一した兵庫村がある。 上あるので、場違いではあるが全体としては ③〈街区単位統一型〉逗子アーデンヒル（写真一 魅力的な団地となっている。ここには北米の 10、ll） デザイナー、ワルター・リチャードソンとデニ ニュータウンに変化をだすために、一部を ス・テーラーによる現代高級アメリカ住宅のほ 差別化した商品として提供したり、宅地を卸 とんどのスタイルがある。また、ヨーロッパの 家とまちなみ37 1998．3 φ 38 大規模団地の一角（スーパーブロック）を周 、 伝統をうけついだスパニッシュやティンバー 一ダー様式の住宅として有名である。このス スタイルはもとより、モダンタイプやライトの タイルは日本の伝統的工法に通じるものがあ プレリー住宅を模したものもある。総じて混 り、落ち着いた色彩や切り妻が変化のある表情 在型は宅地が広く外構などをコントロールす をみせる形態が「日本人好み」である。 れば楽しさがあり魅力的である。しかし50坪 ②〈メディタレニアン〉（写真一14）（図一2） 台の首都圏の住宅地では無理がある。 今ひとつは地中海風住宅である。赤い素焼 きのスペイン瓦ののっている緩勾配屋根。軒 の出は少なく破風は3層に塗り込められてい る。白いスタッコの壁。アーチ状のロジア（1 階がコロネードで2階がバルコニー）や玄関ポ ーチ。開口部は日差しをうけて陰影が深く奥 』1eCpl＞PI【じhCd gal，lc durn爬r、 overl司PPIn呂琴∼bles 出 回 overhangin窟 8盆bles 画 写真12 金沢太陽ヶ丘 3nd 5e〔ond 5【ories 口 b’【demヒn【5 。 つのスタイルについて紹介しよう。大半は部 freq巳len【ly きるだけ踏襲しようとしたものである。 1田 mder main rOGr｛，〔hOl∬e cas【 51one 【r1「n 品を輸入した折衷住宅であるが、スタイルそ のものに人気があり、すくなくとも外観をで 。画 εnd por⊂hes ロ目 ここで、ニュータウンで比較的人気のある2 圖 ロ田ロ 皿 チューダーとメディタレニアン 》3r聖ed cavc一linc hcigh【s muk匹plC I【剛cr隅1」 P3【にr膠1￠d 5【〔mcw・rk。r h「1ckw。rk TYPICALEI AHORATIONS 図1 チューダースタイルの特徴 ①〈チューダースタイル〉（写真一13）（図一1） イギリスやドイツで良くみかける住宅で、と ．幽／ んがり屋根に屋根裏部屋があり、軸組の柱や 梁が表されており、構造材の間の壁がシック イやレンガによって埋められている住宅であ る。なかには1階よりも2階が、さらに3階や 屋根裏が張り出しているもの（ジェッティー） もある。イギリスではルネッサンスも始まろ うとしている中世末期、チューダー王朝のとき このスタイルが確立したことからチューダー 様式と呼ぶ。シェークスピアの生家があるス トラスフォード・アポン・エイボンはこのスタ イルの家並みが美しいことで知られている。 写真14 地中海風住宅 素焼の瓦、白のスタッコアーチ 日本でもこのスタイルは明治時代にいち早 の入口などで雰囲気を出す く輸入され、戦前まで著名人の住宅として数多 くつくられた。アメリカ人ヴォーリスの設計 した京都に建つ翼下村議などは、本格的なチュ り 監、謡藤麟融幽 写真13 ガーデンシティー湖南 チューダースタイル の美しい街並み 図2 スパニッシュスタイルの特徴 家とまちなみ37 19983 39 行きを感じさせる。また鋳鉄製の花台や格子 た中近東やアフリカなどでは日干レンガでつ などの金物が建物をいうどる。こうした地中 くられた。強大な権力が形成されたヨーロッ 海沿岸のラテン諸国とりわけスペイン風住宅 パ文明では、アフリカの奴隷をつかって組石造 は、むかしから人気があった。一時期赤い屋 の建築がつくられた。チューダー様式のティ 根と白い壁の家は建売り住宅の代名詞のよう ンバースタイルは木材の節約のためはやった になっていた。この開放的スタイルは多くの し、ロンドンの町のレンガ造りの家は大火に リゾート施設に見られるように人の心を明る よって奨励された。北米の今日流布している くする。日本の伝統的な街並みにみる瓦はグ 2×4住宅は、移民の連中が容易に家が造れる レーが大半だが、戦後新しく建てられた住宅 ために考案された工法である。もちろん茶室 の大半の屋根は赤や青であることからも、日 から発達した数奇屋造りなど、文化そのものか 本人の好きな色であることは間違いない。 ら発達した形式もあるが、むしろそうしたもの ニュータウンでこれらのスタイルがはやり は少ない。 だしたのは、多くの人達が海外旅行をし、欧米 今日の日本の住宅をみると、産業と様々な法 の美しい住宅地に接するようになってからで 規制の影響が色濃く出ているのがわかる。日 ある。チューダーやメディタレニアンスタイ 本の住宅スタイルは国籍不明といわれるが、 ルは、憧れやイメージの中で直接あるいは北米 スタイルに共通しているのは、法規制と工業 を通して間接的に移入されたが、諸々の条件 製品である。狭小なしかも傾斜地に建つ多く の違う中で外観のデザイン、厳密にいえばそ の住宅は、斜線制限や日影規制により北側が のピースだけが先行して使われている。 斜めにカットされたり、採光制限や防火規定 本来イギリスの住宅の庭はフロントヤード により窓の大きさや種類が決まる。外壁に下 とバックヤードからなり、スペインの住宅は 見板仕上げは都会ではほとんど不可能になっ 中庭（パティオ）があって建物が道路に面して た。仕上げ材や造作材などは出来合いの集成 おり、ティンバースタイルの家にはバルコニ 材が大半だし、開口部のサッシュやバルコニ ーがない。地中海スタイルにはロジアがあり ーなどはアルミ製品によって席巻されている。 屋外との触れ合いができるようになっている。 画一的な4LDK間取りも、戦後の平準化した教 育やライフスタイルと軌を一にしている。そ スタイルの歴史と形成 こには日本の伝統的な生活は否定された。一 現在の一般庶民の住宅の原型は、鎌倉時代か 方、大量生産によって性能の良い製品が安く世 ら室町時代に発展し江戸時代に完成した書院 の中に出回り、だれしもが夏涼しく冬暖かい 造りとされている。もちろん京都にある町屋 生活を得ることができた。伝統や因習から解 に代表されているように都市住居、職人たち き放たれた人々は、メーカーの売り込みに、特 があつまって住んだ棟割り長屋、地方や田舎 段考えることもなくその中に埋没していく。 にまだ現存する田の字プランの民家や、支配階 しかも高度経済成長による生活や情報の豊か 級の茶室などにみられる数奇屋住宅など、様々 さが、法規制と生産性といった論理だけのし なスタイルの住宅があった。多くの文化が大 ばりで推し進められ、伝統的な様式はもとよ 陸から移入され独自の文化としてそしゃくさ り戦後の質素が故の合理性などは捨て去られ、 れてきた日本文化も、明治維新による欧米文化 各人のイメージとそれに迎合する造り手によ や太平洋戦争以後のアメリカ文化の影響で大 って今日の住宅は造られていく。 きくかわることになる。 40 ここで住宅のスタイルはどう形成されたか おわりに をちょっと述べてみよう。住宅のスタイルは 今述べたように住宅のスタイルは様々の要 単にデザインとしてのはやりだけでなく、必 因から形成されてきた。しかし文明が発達し 然的な様々な背景があり、長年のあいだ歴史 て環境が機械的にコントロールされ、高度な にさらされ変化し今日にいたっている。気候 工業化によってあらゆる建材が市場に出回っ 風土、宗教、科学技術、産業、法規制、税制、 ている日本において、表層的にあらゆるスタ 軍事、社会風俗、などの要因で時代や場所の イルを真似るのは容易なことである。過去の 要求に合わせてつくられてきた。流通の発達 文化や伝統からたちきられた戦後世代の人々 していない昔は、当然のことながら地場で取れ は、海外の情報があふれるいま、生活様式さえ た材料を使った。森林資源の豊富な日本や北 欧米化している。こうしたなかで、無節操とお 欧は木造の家が大半だったし、砂漠で覆われ もわれるほどいろいろなスタイルが、そっくり 家とまちなみ37 1998．3 「「 o あるいは部品として表層的にとりいれられて、 現するかといったデザイン的テクニックが問 街並みを混乱させている。 題であり、建物がどういつだスタイルのもの 商品企画としてすぐれており、居住者の満 かはさほど問題ではない。来るべき21世紀。 足度も高く、街並みとしても評価の高い団地 住宅のユーザーの大半は単調かあるいは混と も、住宅がティンバースタイルであったり、 んとした街並みを原風景として育った。交通 地中海風である必然性はまったくない。ある 手段が発達し情報化が進むなか、彼らは知識 とすれば顧客のイメージにあっていたという としてさまざまな住宅や街を冷静にみてきて 事実である。今一番影響をうけているアメリ おり、幸か不幸か我々の世代ほど思い入れや カの住宅も、もとはそれぞれの移民が母国を 嫌悪感を持っていない。 思い、様々の家を建てたのだ。もちろん気候 戦後、経済復興と大量生産が時代の要請で 風土や文化的背景が異なっていたので、当初は あった。こうした要請が満たされた今、憧れ いろいろな不具合があったが徐々に改良され やイメージのなかでばらばらに移入された ていった。 様々なスタイル。グローバル化のなか日本独 こう考えると、地場で長年培われた工法やス 自の規制が撤廃され、深刻な環境問題が産業 タイルとは別に人々のあこがれやイメージに 構造の変換を強いている今、再び住宅を地場 よって移入されたスタイルが改良されて根付 産業として再構築しょうとした動きがある。 く例は多い。とくにニュータウンにおいては、 いままで獲得してきた技術の上に立脚しなが 独自の環境が新たにつくられ、地域とは特段 ら環境や地域を視点にいれた、住宅や住宅団 にかかわりのない新住民が住むことを考えれ 地が望まれる。そうしたなかで自ずとつくら ば、少なくとも住宅のスタイルにおいては別 れるスタイル（外観）があたらしい街並みを形 段に周囲との脈絡をしん酌する必要はないの 成することになるだろう。もともとは住宅の かもしれない。むしろ街並みを考えれば、統 スタイルは時代の要請によって培われ確立し 一された美しさや個性的なポイントをどう表 ていったはずである。 住宅生産振興財団 まちづくりに 「まちなみ大学」は、 主として財団参加企業の職員を対象に、 K要な幅広い知識、 Z術を、系統的、総合的に習得する場と ｵて平成8年 第2期は平成9年7月から下記のように開講していま曳 第2期まちなみ大学研修概要 に創設されました． 講習内容 講師 7月3日 開校式 田園都市の系譜と英国の倥宅地計画 連健夫 建築家、運健夫建築石競室主宰 2 7月10日 ニュータウンのデザイン 土肥博至 神戸芸術工科大学環境デザイン学科教授 3 9月8日 籾ン謎讐麟糖撒を考え、 麟馳諾二一舗性デザ、。工学科綴 4 9月26日 戸建て住宅地の設計実務 藤田淑宏 アーキ・アイ計画事務所代表取締役 10月3日 住宅地のランドスケープデザイン 宮城内職義；姦ア｝キ耕 現地見学（関西方面優良住宅地現地調査） コーディネーター山中秀実 積水ハウス株式会社特需工事部課長 ら 日時 1 6 2310月 日 24 11月6日 WELCOME LIGHT（ウエルカムライト〉 初志勉糊デ帽牡 8 11月27日 戸建て住宅地の環境設計一宮脇檀の住宅地設計 二瓶正史 アーバンセクション 12月5日 オいプン講座環境と共生する住まい・まちづくり 岩村和夫建築家、岩村アトリエ代表取締役 10 1月10日 設計演習1（現地調査：下谷、根岸） 二瓶・連 11 1月22日 世界のまちなみどコミュニティ 陣内秀僑 法政寒学工学部建築学讐教授“’ § 7 r 逢 り 12 2月5日 設計演習・1錨琵識力亡三プ発表 二瓶・連 13・ 2月19日 設計潰習環「住宅地計画國」のグループ肇表 ご瓶・連 14 3月13日 住宅地の住まわれ方と住宅地の管理 齊藤広子 岐阜女子大学家政学部住居学科助教授 1燈 4局3H オープン講座ランドスケープからみた住宅地の環境づくり 進士五十八鯨鹸大学地獺囎報琴・糊騨轍授こ 4月16日 地域と人とまちづくり・考修了式 三井所清典 建築家、芝浦工業大学工学部教授 海外研修（米国東：海岸及び西海岸の住宅地視察）詳しくは本誌おページ参照 現塊コ騨ディネ一三ー平山1良一 レックズ。デシシ土まツ祉社良 16 、6月17B、∼28日 17、 家とまちなみ37 19983 41
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