群馬ゼロ災協 平成28年度通常総会を開催

群馬ゼロ災協 平成28年度通常総会を開催
群馬県ゼロ災害運動推進協議会(会長:堀口廣政。会員数:330。以下、群馬ゼロ災協
と略。)では、3 月4日(金)午後 3 時より前橋テルサにおいて、平成 28 年度通常総会を
盛大に開催した。出席者は約 70 名。
堀口会長は、挨拶の中で、
「創設以来、KYTリーダー研修を事業の柱として実施し、
修了者は 1 万人以上に。昨年は労災事故は減少したが、引き続き、転倒災害の防止やス
トレスチェックの導入、化学物質のRA等の課題に的確に対応する必要がある。」と述
べ、一層の理解と取組みを求めた。
群馬ゼロ災協の平成 27 年度の事業・収支決算報告、平成 28 年度の事業計画案及び予
算案など、議事について審議の結果、すべて、満場一致で議決された。
群馬労働局健康安全課長の斎田一行氏から来賓代表で祝辞を賜り、群馬ゼロ災協の各
事業のさらなる充実・進展に期待が寄せられた。
総会終了後に行われた特別講演※では、中災防・ゼロ災推進センター所長の畑英志氏
より「人を育て職場を変えるゼロ災運動」と題して 1 時間の講話を得た。
※講演要旨は以下のとおり。
ゼロ災がスタートした昭和 48 年当時は、中身は「みんなで一緒にやっていこう」程度の運動で
あった。その後活動も徐々に広まった。災害件数が徐々に減った反面、新たな課題が続出し今日に
至るが、理念に何ら変化はない。
マクロでは目標として災害の〇○%減等の言い方は許容されようが、ミクロではゼロでなければ
ならずが人命尊重「ゼロ災」の基本。
管理の中でマネジメントシステム、RAを進めても残留リスクは残るが、これへの対処がKYT。
一連の活動が「ゼロ災」の目指すところ。災害のない職場づくりに努めていこう。
同氏の大変わかりやすい、また示唆に富む話に出席者は真剣に耳を傾けた。
総会会場の模様
まずは「ゼロ災でヨシ!!」
挨拶する堀口廣政会長
群馬労働局健康安全課長 斎田一行氏
最後も「ゼロ災でヨシ!!」
審議の模様
特別講演講師 畑
英志氏