現代の企業におけるハイパーコンバージドインフラストラクチャ

モダン エンタープライズの
ハイパーコンバージド
インフラストラクチャ
データセンターの課題とハイパーコンバージド
インフラストラクチャに対する考え方
By Scott D. Lowe, vExpert
ActualTech Media 共同経営者/共同創業者
2015 年 12 月
目次
目次 ............................................................................................................................................................................ 2
図一覧 ........................................................................................................................................................................ 3
はじめに ...................................................................................................................................................................4
主な調査結果 ...........................................................................................................................................................4
データセンターの課題 .........................................................................................................................................6
仮想化の浸透...........................................................................................................................................................8
ハイパーバイザーの使用率 ..................................................................................................................................9
認識されている IT の課題とニーズ ....................................................................................................................11
新進のテクノロジーの適用 .................................................................................................................................. 14
主な調査結果 ......................................................................................................................................................... 15
ハイパーコンバージド インフラストラクチャに対する考え............................................................................ 16
ハイパーコンバージェンスの成果 ...................................................................................................................... 19
ハイパーコンバージドインフラストラクチャに対する懸念 ............................................................................. 21
主な調査結果 .........................................................................................................................................................22
別表 A: 回答者の人口統計 ............................................................................................................................. 23
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モダン エンタープライズのハイパーコンバージド
インフラストラクチャ
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図一覧
図 1: IT 組織とデータセンターに関する回答者の見解 ..................................................... 7
図 2: 回答者の会社における仮想化の浸透 .................................................................... 8
図 3: 回答者の会社におけるハイパーバイザーの選択 ............................................. 9
図 4: 仮想化の浸透別に細分化した回答者の会社における
ハイパーバイザーの選択 ......................................................................................... 10
図 5: 回答者の会社におけるハイパーバイザーの使用数 ........................................... 11
図 6: 回答者の組織が直面する主な IT の課題 ............................................................. 12
図 7: 特定のインフラストラクチャ機能および能力の重要性 ........................................ 13
図 8: 適用の検討におけるデータセンターのトレンド ..................................................... 14
図 9: ハイパーコンバージド インフラストラクチャの配備状況 .................................... 16
図 10: 会社規模別のハイパーコンバージェンスの配備状況 ...................................... 17
図 11: 会社規模別のハイパーコンバージェンスの配備状況
(配備した会社のみ) .................................................................................................. 18
図 12: ハイパーコンバージドインフラストラクチャに期待する成果と
その成果を実現できる確信の度合い ................................................................... 19
図 13: ハイパーコンバージド インフラストラクチャで関心の高いメリット上位 ......... 20
図 14: ハイパーコンバージド インフラストラクチャの欠点に関する考え ................... 21
図 15: ハイパーコンバージドインフラストラクチャに関する課題の
認識された重大性 ....................................................................................................22
図 16: 組織での就業者数 ................................................................................................... 23
図 17: 組織で雇用されている IT スタッフ人数 ................................................................. 23
図 18: 調査回答者の業種 .................................................................................................. 24
図 19: 回答者の基本的な職務 ........................................................................................... 25
エグゼクティブサマリーと主な調査結果
モダン エンタープライズのハイパーコンバージド
インフラストラクチャ
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はじめに
サーバー/ストレージを単一のアプライアンスに統合して管理を合理化する
ハイパーコンバージド インフラストラクチャは 人気を得つつあるテクノロ
ジーであり、皆さんはこのテクノロジーでできること、できないこと、IT 組織へ
の影響を理解しようとしています。
この内容を理解するために、ActualTech Media は HPE と協力して、IT プロフェッショナル約
550 名を対象とした調査を行いました。回答者は、40 以上の異なる業種から集められ、あら
ゆる企業規模を対象としました。CEO、インフラストラクチャ担当副社長から IT ゼネラリストま
で、幅広い職位の皆さんに回答をいただきました。回答者の役割により、興味深い情報を得
たケースもあります。これについてはこのレポートで後述します。
本調査の目的は多岐に渡っていました。既存のデータセンターの課題に加え、ハイパーコ
ンバージド インフラストラクチャやソフトウェア・デファインド・ストレージなどの新進のテクノ
ロジーについての考えを知ること、またはハイパーコンバージェンスに対してどのような認識
を持っているかを調査しました。
主な調査結果
回答者の 29%だけが「当社の IT 環境で、ユーザーが IT の定期的な直接関与を必
要とせずに自分のニーズを満たすことが可能である」という説明に同意していない
ことが示されています。
回答者の 45%がスタッフのスキルの幅と深さの維持に苦心していると答えています。
コストと簡潔さがハイパーコンバージド インフラストラクチャの主なけん引役です。
当社では、この 2 つのデータ ポイントが関連すると考えています。
システムを一切仮想化していない組織もまだあります。これは回答者のわずか 2%
ですが、何らかの形で仮想化を適用する意志や力を持たない限り、こうした組織は
ハイパーコンバージド インフラストラクチャの適用からとは事実上関わりを持たな
いことになります。
ハイパーバイザーの選択は会社の規模と直接相関します。中小企業はみな等しく
vSphere と Hyper-V (それぞれ 32%) を好みますが、大企業は Hyper-V (18%) よりも
vSphere (67%) を好みます。
マルチハイパーバイザー サポートはハイパーコンバージド インフラストラクチャの
主なけん引役ではありません。これは、回答者の 64%が単一のハイパーバイザー
を稼働していることからもわかります。ソリューションが特定のされたハイパーバイ
ザーをサポートするのであれば、他のものをサポートする必要はないのです。
ソフトウェア・デファインド・ストレージとハイパーコンバージドインフラストラクチャの
どちらのトレンドの採用を検討するかについて回答者に尋ねると、それぞれのテクノ
ロジーが回答者の投票総数の 50%以上を獲得したことから、どちらも回答者にとっ
て等しく魅力的なものとなっています。回答者の 26%だけが、将来の方向性として
コンテナの採用を検討すると想定しています。
モダン エンタープライズのハイパーコンバージド
インフラストラクチャ
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回答者の 33%はハイパーコンバージド インフラストラクチャを何らかの形で配備し
ており、46%が配備を検討しています。21%だけがこの選択肢を採らないだろうと述
べています。大いなる成長の機会となるため、これはこの領域のベンダーにとって
良い兆しです。
中小企業はハイパーコンバージドインフラストラクチャを配備してデータセンター環
境全体を置き換えようと考えています。大企業は多くの場合、ハイパーコンバージェ
ンスを単なるデータセンター戦略の一部として検討しています。
コスト削減は、会社がハイパーコンバージド インフラストラクチャの適用を検討する
主な利点です。回答者の約 60%がこれを主なけん引役と識別しています。51%がよ
り簡単な配備を望み、46%がデータセンター環境をより簡単に拡張することを望ん
でいます。これらの結果は、運用費用がより少なく、より柔軟なデータセンター環境
をビジネスが求めるという常識と一致しています。
著者について
Scott Lowe は ActualTech Media の共同経営者で共同創業者でもあります。
Scott は、20 年近くにわたり IT 業界で活動しており、そのうち 10 年間はさま
ざまな組織で CIO の役割を果たしました。Scott は、何年にもわたり何千もの
記事やブログ投稿を執筆し、顧客にとって説得力のあるコンテンツを定期的
に寄稿しています。
543 名の回答者
22 の業種
17 カ国
合衆国 49 州
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インフラストラクチャ
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データセンターの課題
デ
ータセンターは組織のほぼすべてのテクノロジーをつなぐ役割を担って
います。データベースが存在し、ネットワークが集中し、ストレージが稼
働します。何年にもわたり、IT スタッフはこのビジネス上重要な場所にリソー
スとサービスを継続的に追加してきました。最初は、そうした追加はさほど問
題ではなく、IT スタッフは新しいテクノロジーを吸収することができました。で
すが、時間が経過するにつれて、追加による複雑さが増し、場合によっては
費用がかさむようになりました。当社の調査からいくつかの事実を見てみま
しょう。
少なくも、「既存のデータセンター環境は管理しやすく、リソースごとに対象分野の (リソース
に特化した)SME(専門家)を必要としない」という項目に不同意だった調査の回答者の 28%に
よると、データセンター環境は、現状では管理が難しいものです。44%は同項目に対して中
立的でしたが、28%は同意しています。
この統計の数値は次のページの図 1 に示されています。
「当社の IT 環境で、ユーザーが IT スタッフメンバーの定期的な直接関与を必要とせずに自
分のニーズを満たすことが可能である」という項目に対する考えを尋ねたところ、回答者の
29%が不同意でした。従来の多くのデータセンターサービスはセルフサービスをうまく促進し
ていません。とはいえ、このパラダイムを変えようとする傾向が数多く見られるようになって
います。デベロッパーがテスト用の仮想マシンを動かすなど、ユーザーが自分自身でニーズ
を満たし始めるようになり IT スタッフの負担をなくすことで、ユーザーによるセルフサービス
が組織を変革する可能性があります。とはいえ、そうした努力にはインフラストラクチャ向け
ソフトウェアにそれなりの投資が必要となり、すべての組織がこれを優先事項にしているわ
けではありません。そうした投資には、ソフトウェアベースのツール経由で「構成」でき、また
それを可能にする API を含むインフラストラクチャの購入が含まれています。
IT 組織にとって非常によい知らせは、回答者の 56%が彼らの IT 組織が各自のビジネスニー
ズを常に満たしていることに同意していることです。一方でこれは、44%が IT はニーズを満
たしていると思っていないことを意味します。とはいえ、調査は IT プロフェッショナルを対象と
したため、エンドユーザーがこのような調査の対象となった場合は、結果が異なる可能性が
あります。
モダン エンタープライズのハイパーコンバージド
インフラストラクチャ
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共通の懸念事項であるデータセンター環境のコストと拡張は、調査の回答者にとっては重
要な問題ではないようです。10%が自分のデータセンター環境はコストがかかると感じ、14%
がデータセンターリソースを拡張することは単純な作業ではないと述べています。そうは
言っても、その他の 45%と 42%は、現場で改善の余地があると簡単に見なすことができるこ
れらの問題に対して中立的であるとそれぞれ述べています。
「コストがかかる」については、さまざまな解釈の仕方が考えられます。新規ハードウェアの
初期導入費用が高すぎるという意味や、継続的なメンテナンス費用が高すぎるという意味、
またはソリューションにあまりにも多くの IT 専任スタッフが必要であるため、費用が高すぎる
という意味である可能性があります。
当社のIT組織は常に現在の
ビジネス ニーズを満たしています
Disagree
そう思わない
どちらとも
Neutral
当社のデータセンター環境の
コストは手頃です
そう思わない
Disagree
そう思う
Agree
Disagree
そう思わない
そう思う
Agree
6%
どちらとも
Neutral
10%
14%
44%
45%
38%
45%
既存のデータセンターは管理し やすく
SME (専門家) を必要としません
Disagree
そう思わない
どちらとも
Neutral
42%
当社のIT環境はユーザーが自分自身で
ニーズを満たすことを可能にします
Agree
そう思う
そう思わない
Disagree
いえない
28%
28%
44%
図 1: IT 組織とデータセンターに関する回答者の見解
モダン エンタープライズのハイパーコンバージド
インフラストラクチャ
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そう思う
Agree
いえない
いえない
いえない
56%
どちらとも
Neutral
当社のデータセンター環境は、
拡張しやすく、新たなビジネスニーズ
に応じて簡単に拡大できます
どちらとも
Neutral
いえない
29%
そう思う
Agree
29%
42%
仮想化の浸透
興味深いことに、あらゆる種類の仮想化をまだ一切実施していない組織もまだあります。調
査の回答者の 2%が自分たちがこのカテゴリに分類されると述べています。とはいえ、回答
者の組織の 67%は少なくとも 50%は仮想化されています。何年にもわたり、会社によっては
この統計値はスペクトルの下限から 100%に向かって着実に伸びてきています。ハイパーコ
ンバージェンスの話題に関して言えば、この仮想化の浸透の統計値は図 2 では、仮想化
0%から仮想化 100%に進むにつれトレンドラインが増加し、より多くの会社が仮想化を行っ
ていることが確認できます。
御社の現在の環境はどのくらい仮想化されていますか?
30%
25.4%
25%
21.2%
20.8%
20%
15%
12.3%
12.2%
11% to 30%
31% to 50%
10%
6.1%
5%
2.0%
0%
0%
1% to 10%
図 2: 回答者の会社における仮想化の浸透
モダン エンタープライズのハイパーコンバージド
インフラストラクチャ
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51% to 70%
71% to 90%
91% to 100%
ハイパーバイザーの使用率
ハイパーバイザーについては、VMware が最も人気な選択肢であることは少しも驚くことで
はありません。vSphere は、当社の回答者母集団において 68%弱というデータセンターでの
優位性を継続的に維持しています。この後に、占有率約 37%の Hyper-V が続いています。こ
れは、ActualTechMedia が示した以前の調査よりもはる かに高いものです。顕著な成長を
見せている Oracle のハイパーバイザーは 17%で 3 位につけています。Xen は 13%、KVM は
10%をそれぞれ獲得しています。KVM はここでは興味深いケースであり、ハイパーコンバー
ジドインフラストラクチャの恩恵にあやかりちょっとした革命を起こしています。KVM だけをサ
ポートするハイパーコンバージェンスプラットフォームも数多くあります。プラットフォームを提
供するベンダーは、KVM を中心にバックアップ、DR などのインフラストラクチャを構築し、
KVM をプロダクション ワークロードに使用することを可能にしています。
御社の組織でどのハイパーバイザーを使用していますか?
vSphere
68%
Hyper-V
37%
Oracle
17%
Xen
13%
KVM
10%
Other
-10%
4%
0%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
70%
図 3: 回答者の会社におけるハイパーバイザーの選択
回答者全員を調査するにあたり、vSphere が明らかな選択肢であることはさして驚くことでは
ありませんが、仮想化の浸透という観点でデータを検討した場合、状況はより興味深いもの
になってきます。図 4 (次のページ) では、仮想化 50%未満の回答者にとって vSphere と
Hyper-V は 1 位をめぐって接戦を繰り広げていることが確認できます。仮想化 50%以上 に
なると、vSphere の人気が着実に上昇し、仮想化 91%~100%の回答者の場合は 67%になり
ます。あまり仮想化されていない会社にとっては、ハイパーバイザーはコモディティとして見
られている可能性があります。さらに、回答者は複数のハイパーバイザーを選択できたため、
異なるハイパーバイザーが異なる目的を持っている可能性があります。
モダン エンタープライズのハイパーコンバージド
インフラストラクチャ
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回答者によっては、vSphere はプロダクション ハイパーバイザーであり、Hyper-V は実験室
での作業に使用します。とはいえ、一元管理されたハイパーバイザー管理を必要としない多
くの中小企業の場合、とりわけ Microsoft による大々的な製品割引の提供先である教育や
非営利などの業界において、Hyper-V が無料であることとその簡潔さは多くの場合非常に魅
力的です。一般に、vSphere と Hyper-V ともに、包括的な管理、配備、モニターを行い、その
他付属ツールを提供する大型エコシステムから支持を得ており、他の選択肢よりも人気が
高くなっています。
御社の組織でどのハイパーバイザーを使用していますか?
(仮想化の浸透別)
16%
17%
17%
11%
8%
11%
12%
8%
14%
8%
7%
11%
6%
2%
7%
7%
18%
9%
11%
21%
27%
32%
31%
35%
67%
57%
43%
32%
28%
31%
1% TO 10%
11% TO 30%
31% TO 50%
vSphere
Hyper-V
51% TO 70%
Xen
KVM
71% TO 90%
Oracle
図 4: 仮想化の浸透別に細分化した回答者の会社におけるハイパーバイザーの選択
モダン エンタープライズのハイパーコンバージド
インフラストラクチャ
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91% TO 100%
図 5 で確認できるとおり、回答者の 64%が単一のハイパーバイザーを使用しています。これ
は、ハイパーバイザーを使用する回答者の 36%がそれぞれの環境で複数の製品を使用し
ていることを意味します。25%が 2 つのハイパーバイザーを使用し、残りの回答者は 3 つ以
上使用しています。
4
2%
5
1%
3
7%
回答者の組織で使用されている
ハイパーバイザー数
2
25%
1
65%
図 5: 回答者の会社におけるハイパーバイザーの使用数
認識されている IT の課題とニーズ
データセンターの管理を以前よりもさらにシンプルにする必要性に応えて、多くのデータセン
ターアーキテクチャが構築されています。しかしここで疑問が出てきます。データセンターの
複雑さに関する人々の懸念はどのくらい正しいのでしょうか?これは本当の現象でしょう
か?
人々の懸念がどこに根ざしているのかを判断する方法の 1 つは、最も重要な課題について
尋ねることです。そのために、調査の回答者に数々の説明に対する同意レベルを示すよう
お願いしました。回答者が回答するよう依頼された説明は、彼らの組織が「幅広いスタッフ
のスキルと知識の維持に苦心している」かどうかを答えるものでした。回答者の 45%以上が、
この領域での問題を経験していることに同意しています。すなわち、この回答者たちは、
データセンター環境の維持に十分なスキルと知識を備えた適切なスタッフレベルの維持に
努めています。この懸念にはいくつもの理由が考えられます。多くの組織は必要最低限の
IT 運用を行うことを選び、十分なスタッフとスキルを決して持たない可能性があります。他の
組織はコスト削減対策として IT スタッフを縮小し、現在すべての維持に苦慮していることも
考えられます。
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インフラストラクチャ
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この課題には、主に、データセンターの複雑さというスタッフのスキルに直接関係する可能
性の高い課題がさらに続きます。回答者の 34%がリモートオフィス/ブランチオフィス環境を
サポートする上での課題を経験していると答え、33%がデータセンターの複雑さが主な問題
点だと答えています。データセンターに関する「複雑さ」という場合、何を意味しているので
しょうか?一般に、会社が機器やサービス、そして多様性をデータセンターにさらに追加す
るにつれ、それらを維持するための新しいスキル、費用、時間が必要になりました。同時に、
さまざまなサービスを慎重に相互連携し、統合させる必要があります。時間が経過するにつ
れて、こうした統合があまりにも絡まり合った状態となり、新たなビジネスニーズを満たすべ
くこれを明らかにして環境に合わせて調整することは困難かつ費用がかさむ可能性があり
ます。
次の IT の課題は、皆さんの会社に
影響を与えていると思いますか?
課題
Difficulty maintaining wide
幅広いスタッフのスキルと知識
breadth
of staff skills and
の維持に苦心している
課題はない
Dataデータセンター
center complexity
の複雑さ
knowledge
Remote office or branch
リモートオフィスまたはブラン
office
support(ROBO)
challenges
チオフィス
の
サポート面での課題
33%
Data center expense
データセンター費用
27%
33%
45%
55%
67%
67%
Lack of reliable
virtual
ビッグデータ
イニシアチブの
desktop
infrastructure
サポート能力の欠如
Need
to deploy private
プライベートクラウドの
cloud
導入の必要性
79%
図 6: 回答者の組織が直面する主な IT の課題
モダン エンタープライズのハイパーコンバージド
インフラストラクチャ
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Inability to support
big data
ビッグデータ
イニシアチブの
initiatives
サポート能力の欠如
19%
21%
22%
78%
73%
81%
特定された懸念のすべてが、重要なデータセンターのインフラストラクチャを導入および管
理する新しい方法に対する差し迫ったニーズを指しています。これらの重要なニーズに応え
るために、ベンダーは従来のデータセンター製品やアプローチよりもはるかにシンプルな配
備と管理モデルを謳うハイパーコンバージドインフラストラクチャの開発を進めています。
ハイパーコンバージドインフラストラクチャの適用が、特定のインフラストラクチャ能力に関し
てビジネスに妥協を迫るものであってはなりません。当社は、回答者に数々のインフラスト
ラクチャ能力の重要性を特定するようお願いしました。5 ポイントのうち 4.55 ポイントの評価
で高可用性に対するニーズがより重要なインフラストラクチャ能力と認識されました。また当
然ながら、ハイパフォーマンスも 5 ポイントのうち 4.27 ポイントで非常に高く評価されました。
トップ 3 を締めくくる機能は 5 ポイントのうち 4.22 ポイントでビジネスの継続性でした。
認識されたユーザーニーズに市場が対応する様子は、常に興味深いものです。かなり長い
間、複数のハイパーバイザーをサポートする形でハイパーバイザーを選択することがハイ
パーコンバージドインフラストラクチャに関する暗黙の要件でした。とはいえ、回答者の 64%
が単一のハイパーバイザーを使用している事実を踏まえると、複数のハイパーバイザーの
サポートが 5 ポイントのうちたった 2.88 ポイントであったことは驚くに値しません。とはいえ、
ハイパーバイザーの選択が重要でないという思い違いはしたくはありません。つまり、ハイ
パーコンバージドインフラストラクチャを配備するつもりなら、何であれ皆さんが稼働してい
るハイパーバイザーをサポートするソリューションが必要です。すべてのソリューションがす
べてのハイパーバイザーをサポートするわけではありません。
次のインフラストラクチャ機能はビジネスにどれくらい重要ですか?
高可用性
高いパフォーマンス
4.55
ビジネスの継続性
柔軟な拡張性
4.08
4.22
4.27
3.82
統合されたデータ
保護
3.55
混在するアーキテ
クチャのサポート
3.52
データモビリティ
図 7: 特定のインフラストラクチャ機能および能力の重要性
モダン エンタープライズのハイパーコンバージド
インフラストラクチャ
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レプリケーション
3.90
2.88
複数のハイパー
バイザーのサポート
新進のテクノロジーの適用
当社では、いくつかの最新のテクノロジーに対する回答者の全体的な関心度を調査したい
と考えました。そのうちの 1 つがハイパーコンバージドインフラストラクチャです。回答者の
51%がゆくゆくはハイパーコンバージドインフラストラクチャを適用するつもりであると述べ、
52%がソフトウェア・デファインド・ストレージに関して同じ回答をしています(図 8)。26%だけが
コンテナベースの仮想化の導入がロードマップ上にあると答えています。コンテナを本当に
サポートするために必要なアプリケーションの変更を (少なくとも現時点で)を鑑みると、この
低い検討率は驚くに値しません。
どのトレンドの適用を検討していますか?
60%
52.3%
51.0%
50%
39.6%
40%
30%
25.8%
20%
10%
0%
Software-Defined
Storage (virtualizing
Hyperconverged
infrastructure
Webscale ITWeb
(cloud-like
capabilities
for
Containersコンテナ
(operating system
スケール
IT
ソフトウェア定義ストレージ
ハイパーコンバージド
and
abstracting storage)
(combining
servers and compute into
the enterprise)
slicing/running
multiple workloads
インフラストラクチャ
(ストレージの仮想化
(企業向けのクラウドと
(OS スライシング/単一
OS 内で
single nodes)
inside
a single OS, but with workload
(サーバーとコンピューティングを
複数のワークロードを分離した
および抽象化)
同様の能力)
separation)
単一のノードに統合)
形で実行)
図 8: 適用の検討におけるデータセンターのトレンド
モダン エンタープライズのハイパーコンバージド
インフラストラクチャ
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主な調査結果
「当社の IT 環境で、ユーザーが IT の定期的な直接関与を必要とせずに自分のニー
ズを満たすことが可能である」という説明に同意していない 29%の回答者に関して、
当社は、ハイパーコンバージドインフラストラクチャベンダにとってオーケストレー
ションとセルフサービス機能の導入により大きな利益を挙げる大いなる機会がある
と考えています。
回答者の 45%がスタッフのスキルの幅と深さの維持に苦心していると答えています。
コストと簡潔さがハイパーコンバージドインフラストラクチャの主なけん引役です。当
社では、この 2 つのデータポイントが関連すると考えています。これはハイパーコン
バージョンの主なけん引役です。簡潔さ、また少なくともより複雑さの軽減が新製品
の配備にとって不可欠な機能です。
システムを一切仮想化していない組織もまだあります。これは回答者のわずか 2%
ですが、何らかの形で仮想化を適用する意志や力を持たない限り、こうした組織は
ハイパーコンバージドインフラストラクチャの適用とは事実上関わりを持たないこと
になります。
ハイパーバイザーの選択は会社の規模と直接相関します。中小企業はみな等しく
vSphere と Hyper-V (それぞれ 32%) を好みますが、大企業は Hyper-V(18%)よりも
vSphere (67%) を好みます。
マルチハイパーバイザーサポートはハイパーコンバージドインフラストラクチャの主
なけん引役ではありません。これは、回答者の 64%が単一のハイパーバイザーを
稼働していることからもわかります。ソリューションが特定のハイパーバイザーをサ
ポートするのであれば、他のものをサポートする必要はないのです。
ソフトウェア・デファインド・ストレージとハイパーコンバージドインフラストラクチャの
どちらのトレンドの採用を検討するかについて回答者に尋ねると、それぞれのテクノ
ロジーが回答者の投票総数の 50%以上を獲得したことから、どちらも回答者にとっ
て等しく魅力的なものとなっています。回答者の 26%だけが、将来の方向性としてコ
ンテナの採用を検討すると想定しています。
モダン エンタープライズのハイパーコンバージド
インフラストラクチャ
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ハイパーコンバージド インフラストラクチャに対する考え
ハ
イパーコンバージドインフラストラクチャが成長を続ける市場トレンドで
あることは疑う余地がありません。回答者の会社自体のハイパーコン
バージドインフラストラクチャの配備状況について尋ねたところ、回答者の
7%がコンピューティング環境全体をこのテクノロジーに移行したと答えてい
ます。この数字はそれほど重要に思えないかもしれませんが、ストレージ市
場全体を観察すると、この市場の 7%をストレージに対する従来のアプロー
チから解放したことが、本格的な市場再編のきっかけになると考えられます。
26%が彼らの環境の一部をハイパーコンバージェンスに移行したと答え、46%以上が何かし
らのハイパーコンバージェンスの配備を検討していると答えています。21%だけがそうした配
備を決して行わないと答えています。
ハイパーコンバージド
インフラストラクチャを
当社の環境に配備しません
21%
ハイパーコンバージド インフラ
ストラクチャを当社の環境全体
に配備しています
7%
ハイパーコンバージド インフラス
トラクチャの配備に関して、
次のどの説明が御社の現在の状況を
最も的確に表現していますか?
ハイパーコンバージド
インフラストラクチャの
配備を検討しています
46%
ハイパーコンバージド
インフラストラクチャを当社 の
環境の一部に配備して います
26%
図 9: ハイパーコンバージド インフラストラクチャの配備状況
少々掘り下げてみると、図 10 で確認できるとおり(次のページ)、いくつかの興味深いトレンド
が見えてきます。実際、ハイパーコンバージドインフラストラクチャは中小企業とは対照的に
大企業にとって関心があるように思われますが、直線的なトレンドではありません。少し計
算すると、かなり規模の小さい会社の 67%がまだハイパーコンバージド インフラストラク
チャを配備していないことが簡単にわかります。かなり規模の大きい会社の場合、その数字
は 52%です。ハイパーコンバージェンスを配備するつもりがないと述べている会社の大部分
が従業員数 0~499 名の中小企業です。従業員数が 500 名を過ぎると、この新進気鋭テク
ノロジーに対する状況に上向きの兆しが見られるようになります。従業員数 10,000 名以上
でハイパーコンバージェンス トレンドの採用をしないのは 20%未満です。
モダン エンタープライズのハイパーコンバージド
インフラストラクチャ
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会社規模別のHCIの配備
100%
12%
19%
90%
26%
21%
19%
27%
22%
18%
33%
80%
70%
40%
60%
43%
41%
44%
50%
45%
61%
50%
41%
54%
40%
30%
43%
11%
31%
20%
18%
10%
22%
8%
0%
00~49
to 49
50~149
50
to 149
26%
29%
14%
17%
5%
4%
6%
150~499
150
to 499
500~999
500 to 999
1,000~2,499
1,000 to 2,499
7%
2%
2%
2,500~4,999
5,000~10,000
10,000~19,999
2,500 to 4,999 5,000 to 10,000 10,000 to 19,999
We
will not be deployingインフラストラクチャを当社の環境に配備しません
hyperconverged infrastructure in our environment
ハイパーコンバージド
We
are considering deploying
hyperconverged infrastructure
ハイパーコンバージド
インフラストラクチャの配備を検討しています
We
have deployed hyperconverged
infrastructure for some of our environment
ハイパーコンバージド
インフラストラクチャを当社の環境の一部に配備しています
We
have deployed hyperconverged
infrastructure for our entire environment
ハイパーコンバージド
インフラストラクチャを当社の環境全体に配備しています
図 10: 会社規模別のハイパーコンバージェンスの配備状況
モダン エンタープライズのハイパーコンバージド
インフラストラクチャ
Page 17 of 26
36%
6%
20,000
20,000+以上
ハイパーコンバージドインフラストラクチャに関する市場のトレンドから、さらに興味深いこと
がわかります。図 11 で確認できるとおり、データには実際にハイパーコンバージェンスを配
備した会社だけが含まれています。中小企業はすべてに対してハイパーコンバージェンス
を配備する傾向があるのに対し、大企業は多くの場合、はハイパーコンバージェンスをデー
タセンターの装備の 1 つの要素としてのみ使用する可傾向が明らかです。この非常に明白
な事実を実証するためのトレンドラインがこの図にあります。
会社別HCIの配備 (配備した会社のみ)
100%
94%
92%
90%
88%
85%
82%
79%
80%
70%
71%
69%
67%
60%
50%
40%
33%
31%
30%
29%
18%
20%
21%
15%
12%
8%
10%
6%
0%
0~49
0 to 49
50~149
50 to 149
150~499
150
to 499
500~999
500 to 999
1,000~2,499
10,000~19,999
以上
1,000
to 2,499 2,500~4,999
2,500 to 4,999 5,000~10,000
5,000 to 10,000 10,000
to 19,999 20,000
20,000+
We
have deployed hyperconverged
infrastructure for our entire environment
ハイパーコンバージド
インフラストラクチャを当社の環境全体に配備しています
We
have deployed hyperconverged
infrastructure for some of our environment
ハイパーコンバージド
インフラストラクチャを当社の環境の一部に配備しています
図 11: 会社規模別のハイパーコンバージェンスの配備状況 (配備した会社のみ)
モダン エンタープライズのハイパーコンバージド
インフラストラクチャ
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コストの削減
3.99
拡張の
しやすさ
3.90
DP / DRの
向上
3.85
ITスタッフ
の削減
効率の
向上
3.90
可用性の
向上
3.90
配備の
しやすさ
3.80
x86コモディティ
の使用
3.38
3.31
VDIの向上
プライベート
クラウド
3.26
ROBOの
向上
3.10
3.22
ハイパーコンバージェンスの成果
テクノロジーを配備または検討するにあたって、ハイパーコンバージドインフラストラク
チャについての考えや今後どう実現しようとしているかについて知りたいと思いました。
そのために、回答者に一連の期待される成果または達成された成果の重要性を評価
するようお願いしました。5 ポイントのうち 3.99 ポイントを獲得したコスト削減が一連の期
待される成果または達成された成果として最も重要と評価されました。5 ポイントのうち
3.90 ポイントを得た次の 3 つの成果が 2 位の座を分け合いました。
インフラストラクチャの可用性の向上
運用効率の向上
環境の拡張または拡大のしやすさ
どの成果も 3.10 ポイントを下回ることはありませんでした。これは、会社がハイパーコン
バージドインフラストラクチャの配備が多くの成果を上げることを期待していることを示し
ています。3.10 ポイントの評価は、全員が必ずしもサポートする必要のない活用事例で
ある ROBO 運用の向上に対してなされており、それを考えるとこの 3.10 ポイントはさらに
高く評価できます。
当社は、皆さんにこれらの成果をすべて実際に達成できる自信がどのくらいあるのか
質問しました。成果を願ったり期待することは素晴らしいことですが、そうした成果が実
現できると本当に思うか尋ねたところ、さらに大きな知見が得られました。一般に、皆さ
んがハイパーコンバージェンスが拡張しやすさにつながることに関しては確信があるこ
とがわかりましたが、全体のコストを削減するかについてはあまり確信がありません。
また、彼らはハイパーコンバージドインフラストラクチャが組織の効率の向上ならびにイ
ンフラストラクチャの可用性の向上につながることに関しても確信を持っています。
要約すると、期待する成果とこれらの成果に対する確信の度合いは、コストという 1 つ
の例外を除いて比較的均一に足並みがそろっています。コスト削減をハイパーコン
バージドインフラストラクチャの配備の結果として達成したいと願われていますが、実際
にコスト削減を実現できると確信しているのは少数です。
このページの図では、内側の円が希望される成果または実現した成果を表すのに対し、
外側の円は実際に成果を実現できるという信念を表しています。外側の円のほとんど
が内側の円と同じくらいの長さかそれよりも長くなっており、それらの成果に対する確信
の度合いが高いことを示しています。
図 12: ハイ
パーコンバー
ジドインフラス
トラクチャに期
待する成果と
その成果を実
現できる確信
の度合い
モダン エンタープライズのハイパーコンバージド
インフラストラクチャ
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会社が新しいデータセンターアーキテクチャを検討する多くのさまざまな理由があります。そ
して、ハイパーコンバージドインフラストラクチャも同じことが言えます。この場合、回答者の
58%がハイパーコンバージドインフラストラクチャが IT 運用費用の削減に寄与できるのでは
と期待しています。回答者の 51%が挙げた第 2 位は、データセンターインフラストラクチャの
配備を容易にすることです。これで、3 位のアイテムが、必要に応じてデータセンターのリ
ソースの拡大をより容易にするコスト節約対策であると簡単に解釈できます。当社がイン
プットを得たその他の利点が数多くあります。これらは次の図で確認できます。
関心の高いメリット上位は何ですか?
コストの削減
Reduced
costs
58%
配備のしやすさ
Ease of
deployment
51%
拡張のしやすさ
Ease
of scaling
46%
運用効率の向上
Improved operational
efficiency
34%
インフラストラクチャ可用性の向上
Improved
infrastructure availability
24%
高度なデータ保護および
DR
Enhanced
data protection and DR
24%
ITor
スタッフの削減または再配置
Reduced
redistributed IT staffing
17%
VDIoperations
運用の向上
Improved VDI
16%
プライベートクラウド運用の向上
Improved
private cloud operations
コモディティ
x86 ハードウェアの活用
Leveraging
commodity
x86 hardware
12%
10%
ROBO 運用の向上
Improved ROBO operations
0%
9%
10%
20%
30%
40%
図 13: ハイパーコンバージド インフラストラクチャで関心の高いメリット上位
モダン エンタープライズのハイパーコンバージド
インフラストラクチャ
Page 20 of 26
50%
60%
ハイパーコンバージドインフラストラクチャに対する懸念
人々はベンダーロックインを避けたいと考えており、ハイパーコンバージドインフラストラク
チャソリューションの全体のコストに関する懸念があります。それらは現在のテクノロジーの
採用に対する最も深刻な障壁として特定されました。コスト面に関する懸念は認識されたソ
リューションの初期導入費用を中心としているようです。選定したベンダーによっては、こうし
た費用は非常に高くなる可能性があります。とはいえ、節電や冷房の節約、ハードウェアの
必要性の減少、人件費の削減などの形で相殺する運用上の節約がある場合があります。
もちろん、これらの潜在的な節約の源は会社がハイパーコンバージェンスをどのように配備
するかによります。
ハイパーコンバージド
インフラストラクチャ
は検討が必要な重大
な欠点を抱えている
と思いますか?
いいえ
25%
ハイパーコンバージェンスを
よく知らないのでどちらとも
言えません
55%
はい
20%
図 14: ハイパーコンバージド インフラストラクチャの欠点に関する考え
モダン エンタープライズのハイパーコンバージド
インフラストラクチャ
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回答者は、ハイパーコンバージドインフラストラクチャがリソースを直線的に拡張する能力に
対しても懸念を持っていました。例えば、回答者の多くが、CPU と RAM を新規ハードウェアと
して増設し、ストレージ容量を増加することを無駄な出費と見ています。とはいえ、これはベ
ンダーが他と差別化が図られた新規ハードウェアを発売するため、市場で迅速に対処され
ています。例えば、あるノードはコンピューティング資源の増強を必要とする皆さんに適し、
別のノードはストレージの増設を必要とする皆さんに適しているため、さまざまサイズのノー
ドを購入することが可能です。さらに、ベンダーによっては、ユーザーが所有するハードウェ
アのリソースを正確に構成することを可能にするソフトウェアだけのツールを発売していま
す。次の図の赤線は、多くの回答者がその要素に関する深刻な懸念を抱いていることを示
しています。
ハイパーコンバージド インフラストラクチャの課題は
どのくらい重大になる可能性を秘めていると思いますか?
1 - Not
serious
重大ではない
2 - 些少な懸念
Minor concern
Hyperconvergence is expensive 3%
ハイパーコンバージェンスは高くつく
20%
Vendor lock in 4%
ベンダーロックイン
26%
7%
0%
37%
40%
15%
Hyperconvergence is still relatively new to the
ハイパーコンバージェンスはまだ市場にとって
market
比較的新しい
4 - 非常に重大
Very serious
40%
21%
Linear
scaling scaling
resources simultaneously 4%
直線的な拡張
リソースの拡張を同時に行う
Redirecting
existing staff to new roles
既存のスタッフを新たな役割に再配置
3 - いくぶん重大
Somewhat serious
47%
28%
23%
40%
25%
20%
36%
17%
51%
40%
60%
16%
80%
図 15: ハイパーコンバージドインフラストラクチャに関する課題の認識された重大性
主な調査結果
回答者の 33%はハイパーコンバージドインフラストラクチャを何らかの形で配備して
おり、46%が配備を検討しています。21%だけがこの選択肢を採らないだろうと述べ
ています。大いなる成長の機会となるため、これはこの領域のベンダにとって良い
兆しです。
中小企業はハイパーコンバージドインフラストラクチャを配備してデータセンター環
境全体を置き換えようと考えています。大企業は多くの場合、ハイパーコンバージェ
ンスを単なるデータセンター戦略の一部として検討しています。
コスト削減は、会社がハイパーコンバージドインフラストラクチャの適用を検討する
主な利点です。回答者の約 60%がこれを主なけん引役と識別しています。51%がよ
り簡単な配備を望み、46%がデータセンター環境をより簡単に拡張することを望ん
でいます。これらの結果は、運用費用がより少ない、より柔軟なデータセンター環境
をビジネスが求めるという常識と一致しています。
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インフラストラクチャ
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100%
別表 A: 回答者の人口統計
当
社の調査では、あらゆる企業規模から 543 名の回答者を対象としまし
た。図 16 から 19 では、この調査で対象とした回答者グループの概要を
説明しています。
0~49人
9%
20,000人以上
19%
50~149人
9%
10,000~19,999人
8%
御社の従業員数は何人ですか?
150~499人
14%
5,000~10,000人
11%
500~999人
10%
2,500~4,999人
8%
1,000~2,499人
13%
図 16: 組織での就業者数
ITスタッフなし
1%
500人以上
19%
1 ~4人
18%
250~499人
10%
IT部門はどの程度の規模ですか?
5~19人
19%
100~249人
11%
50~99人
8%
20~49人
13%
図 17: 組織で雇用されている IT スタッフ人数
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インフラストラクチャ
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銀行
5%
金融
6%
小売
5%
保険
5%
非営利または
非政府組織
4%
御社の業界は何ですか?
エンジニアリング
3%
メディア
3%
政府機関
6%
通信
3%
エネルギー/
石油&ガス
2%
政府 連邦機関
2%
教育
9%
その他
15%
食品/飲料
2%
不動産
2%
自動車
1%
製造
10%
交通 (トラベル)
1%
テクノロジー
16%
医療
12%
消費者製品
1%
コンシューマー
サービス
1%
オンライン 0%
図 18: 調査回答者の業種
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インフラストラクチャ
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次のどの職位があなたの職責に最も近いですか?
エンドユーザー
またはその他の職種
11%
サーバー管理者
16%
ビジネス上の意思決定者
11%
仮想化環境の管理者
9%
インフラストラクチャ
担当副社長
13%
開発者
8%
ITジェネラリスト
29%
ストレージ管理者
3%
図 19: 回答者の基本的な職務
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情報
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