学振助一第1号 平成28年4月1日 関係各研究機関代表者 殿 独立行政法人日本学術振興会 理 事 長 安 西 祐 一 郎 平成28年度科学研究費助成事業(科学研究費補助金)の交付内定について(通知) 独立行政法人日本学術振興会(以下、「日本学術振興会」という。)が交付を行う平成28年度 科学研究費助成事業(科学研究費補助金) については別紙1の日程により交付内定・交付決定を行 います。今回、下記Ⅰに掲げる交付の内定を行う研究課題について、別添「平成2 8年度交付内定 一覧」(以下、「内定一覧」という。)のとおり交付内定をしましたので通知します。 また、今 回交付内定をしなかったものは不採択となりましたので、併せて通知します。 ついては 、内定 一覧に基 づく審査 結果を 各研究代 表者に通 知する とともに 、研究代 表者が これに より補助金の交付を希望する場合には、下記の関係書類を提出してください。 記 Ⅰ 対象課題 1.新規の研究課題 新学術領域研究(研究領域提案型)の継続の研究領域(公募研究)、基盤研究(A) 、基盤研究(B) (※審査区分「特設分野研究」を除く)、若手研究(A) 2.継続の研究課題 新学術領域研究(研究領域提案型) 、基盤研究(S・A) 、研究活動スタート支援 基盤研究(B) (※平成24年度から平成26年度に採択された研究課題、平成27年度以降に採択さ れた審査区分「特設分野研究」の研究課題を除く) 、 若手研究(A) (※平成24年度から平成26年度に採択された研究課題を除く)、 基盤研究(C)及び若手研究(B)の平成22年度以前に採択された研究課題 Ⅱ 提出書類及び提出期限 別 紙2「科 学研究 費助成事 業-科研 費-科 学研究費 補助金の 使用に ついて各 研究機関 が行う べき 事 務等(平 成28 年度)」 の内容を 確認し た上で、 下記の提 出書類 を別紙4 の方法に より取 りまと め、研究助成第一課(次頁Ⅲ 参照)に、それぞれの提出期限までに提出してください。 提 出 書類 作成者 提出期限 (1)必 ず提 出す る書 類 ① 交 付申 請書 の提 出書 (様式 A-1) ② 交 付申 請書 (様 式 A-2-1) ③ 交 付請 求書 (表 紙) (様式 A-3) ④ 交 付請 求書 (様 式 A-4-1) 研 究 機関 研 究 代表 者 研 究 機関 4月22日(金) 研 究 代表 者 (2)必 要に 応じ 提出 する 書類 ⑤ 交 付申 請の 辞退 届 (様 式 A-7) ⑥ 研 究代 表者 の転 出報 告書(様 式 A-8) ⑦ 育 児休 業等 に伴 う交 付申請 留 保届 (様式 A-10) ⑧ 間 接経 費の 辞退 届 (様 式 A-11) ⑨ 研 究成 果報 告書 未提 出者に 係 る交 付申 請留 保届 (様式 A-13) ⑩科学研究費助成事業(科学研究費補助金)における産前産 後の休暇又は育児休業の取得に伴う研究実施計画の変更願 (様 式 A-14) 研究機関 4月15日(金) 研究代表者 Ⅲ 提出先 〒102-0083 東京都千代田区麹町5-3-1 独立行政法人日本学術振興会 研究事業部 研究助成第一課 TEL Ⅳ 03-3263-0164,2148,1870,2146 FAX 03-3263-9005 提出書類について ■電子申請システムによる提出書類の作成 今回交付内定を行う研究種目の交付申請手続きについては、電子申請システム等により申請書類の作成 を行ってください(別紙5参照)。 各様式については、別紙3「提出書類一覧」のとおり、電子申請システムに入力し作成する書類及び日 本学術振興会ホームページ(http://www.jsps.go.jp/j-grantsinaid/index.html)掲載の様式をダウンロ ードし作成する書類があります。なお、交付申請書、交付請求書は、電子申請システムにより作成、送信 するとともに、出力した書類について、内容の確認、押印等の必要な処理を行った上で提出する必要があ りますのでご注意ください。 また、提出書類の作成に当たっては、同ホームページにおいて、「科学研究費補助金交付申請書・交付 請求書チェックリスト(研究機関用)」を掲載していますのでご活用ください。 Ⅴ 次年度以降の「交付予定額」について 「 内定一 覧」に記 載してい る次年 度以降の 交付予定 額につ いては、 研究計画 の計画 的な実施に 資することを目的として通知しているものです。 一 方、 科学研 究費 補助金は 、毎 年度、 交付 申請書に 基づ き、予 算の 範囲内に おい て交付 する も の であ り、次 年度以 降の交 付予 定額に ついて は、予 算措 置がな されな い場合 をはじ めと して、 内 定一覧に記載している次年度以降の交付予定額どおり交付しないことがあり得ます。 (参考)交付予定額どおり交付しないことが考えられる例 ○ 継続の研究課題について、科学研究費助成事業-科研費-公募要領(以下「公募要領」という。)に おいて応募書類の提出が必要とされているにもかかわらず、所定の期間に応募書類の提出がなかった 場合 ○ 継続の研究課題について、公募要領に基づき提出された応募書類が科学研究費委員会(新学術領域 研究については科学技術・学術審議会)において審査に付された結果、 「不採択」又は「交付予定額を 減額して採択する」とされた場合 ○ 継続の研究課題について、科学研究費助成事業(科学研究費補助金)取扱要領(平成 15 年 10 月 7 日規程第 17 号)第 5 条の規定により「科学研究費補助金を交付しない」こととなった場合 ○ 継続の研究課題について、 「調整金」を活用した前倒し使用を行った場合 Ⅵ 留意事項 1 . 本年度に 適用すること を予定して いる補助条件 は別紙6 の とおりですの で、内容を 研究代表 者 に周知 してくだ さい。な お、平 成28年 度の補助 条件等 の主な変 更点につ いては 別紙7とし て添付しておりますのでご確認ください。 2 .交 付申請 にあた っては 、電 子申請 システ ム上で 「研 究活動 の公正 性の確 保及び 適正 な研究 費 の 使用 につい て確 認・誓約 すべ き事項 」( 別紙8) につ いて、 研究 代表者に 確認 を求め てお り ま す。 この確 認事 項におい て、 研究代 表者 と研究分 担者 が既に 研究 倫理教育 の受 講等を 行っ た ことを確認することとしています。 また、本内容は本会のホームページ(http://www.jsps.go.jp/j-grantsinaid/15_hand/index.ht ml)に掲載しておりますので、研究代表者の責務として、本内容を研究分担者、連携研究者等にも 必ず周知し、理解してもらうよう研究代表者に周知してください。 3 .新 規の研 究課題 につい ては 本件通 知日以 降、継 続の 研究課 題につ いては 4月1 日か ら、そ れ ぞ れ研 究を開 始し 、必要な 契約 等を行 って 差し支え あり ません ので 、各研究 代表 者に周 知願 い ま す。 (必要 な経 費は、補 助金 受領後 に支 出し、又 は研 究機関 等が 立て替え て補 助金受 領後 に 精 算し てくだ さい 。)また 、間 接経費 につ いては、 公正 ・適正 かつ 計画的・ 効率 的に使 用し て ください。 4.直接経費の交付請求額が300万円以上となる場合には、前期分(4月~9月)、後期分(10 月 ~3月 )に分け て送金し ますの で、交付 請求書に は前期 分と後期 分の内訳 を記載 してくださ い。ただし、直接経費の交付請求額が300万円未満の研究課題については前期に一括して送金し ます。なお、後期分については10月頃に送金を行う予定です。 5 .交 付申請 書及 び交付請 求書 に含ま れる 個人情報 は、 補助金 又は 助成金の 交付 等業務 のた めに 利 用( データ の電 算処 理及 び管 理を外 部の 民間 企業 に委 託して 行わ せる ため の個 人情報 の提 供 を含む。)するほか、府省共通研究開発管理システム(e-Rad)に提供するとともに、政府標準 利用規約 ※ に準拠して取り扱い、国立情報学研究所の科学研究費助成事業データベース(KAKEN) に収録し公開する予定です。 ※ 【参 考: 内閣 官房 政 府 標準 利用 規約 ホー ムペー ジ 】 URL: https://www.kantei.go.jp/jp/singi/it2/densi/kettei/gl2_betten_1_gaiyou.pdf 6 .「 研究計 画最終 年度前 年度 の応募 」とし て平成 28 年度公 募にお いて、 新規応 募を 行った 研 究 代表 者の研 究課 題が採択 ・内 定され た場 合や、研 究活 動スタ ート 支援の継 続の 研究課 題を 有 す る研 究代表 者が 平成28 年度 公募に おい て新規応 募を 行った 研究 種目に採 択・ 内定さ れた 場 合には、継続の研究課題の内定は行いません。 7 .交 付申請 書の提 出後か ら交 付決定 までの 間に研 究代 表者に 異動等 があっ た場合 、及 び研究 分 担者を変更する必要が生じた場合には、速やかに前頁Ⅲに連絡してください。 8 .不 採択と なった 応募研 究課 題の研 究代表 者のう ち、 第1段 審査結 果の開 示を希 望さ れてい る 方には、別途4月下旬頃までに電子申請システムにより開示を行う予定です。 9 .不 採択と なった 応募研 究課 題の一 部につ いては 、年 度途中 におけ る交付 の辞退 、廃 止等の 状 況により、追加採択分として新たに交付の内定を行うことがあります。 10.本通知の交付内定の対象課題ではありませんが、特別推進研究の平成28年度新規採択課題 からは、国庫債務負担行為による複数年度交付を取り止め、補助金により措置されている他の 種目と同一に扱うこととしておりますので、あらかじめご承知おきください。 (添付書類) 別 添「平成28年度交付内定一覧」 別紙1「平成28年度科学研究費助成事業の交付内定・交付決定の日程(予定)」 別紙2「科学研究費助成事業-科研費-科学研究費補助金の使用について各研究機関が行うべき 事務等(平成28年度)」 別紙3「提出書類一覧」 別紙4「交付申請書等の取りまとめ方法」 別紙5「科研費電子申請システムを利用した交付申請について」 別紙6「科学研究費助成事業-科研費-科学研究費補助金研究者使用ルール(補助条件) (平成28年度)」(予定) 別紙7「平成28年度科学研究費助成事業における補助条件等の主な変更点について」 別紙8「研究活動の公正性の確保及び適正な研究費の使用について確認・誓約すべき事項」
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