学校法人合併のお知らせ

各位
平成28年4月1日
学校法人星美学園
理事長
鈴 木
裕 子
学校法人星美学園は、平成27年10月15日付けで、文部科学大臣の合併認可を
受け、平成28年4月1日合併いたしました。この度の学校法人合併に関し、下記の
とおり概要をお知らせいたします。
記
1 学校法人合併の概要
(1)合併法人
・存続法人 学校法人星美学園
・解散法人 学校法人目黒星美学園
(2)合併後の法人名称
・学校法人星美学園
(3)合併期日
平成28年4月1日
2 学校法人について
(1)学校法人星美学園の設立理念と沿革
学校法人星美学園は、教育基本法及び学校教育法に従い、この法人の設立母体
である扶助者聖母会の創立者聖ヨハネ・ボスコの教育理念である「予防教育法に
よる全人間教育」、すなわち、理性・宗教・慈愛に基づき、家庭的教育環境の中で、
青少年の全人間育成を目指す、カトリック・ミッション・スクールとして教育事
業を行うことを目的に設立されました。
学校法人星美学園の沿革は、扶助者聖母会の会員が昭和4年に来日し、宮崎県
宮崎市に活動の根を下ろして以来の歴史的背景を持っております。小学校(昭和
22年1月開設)、中学校(昭和22年4月開設)及び高等学校(昭和23年3月
開設)を開設し、昭和26年に東京都知事の認可を受けて学校法人星美学園を設
立し、昭和28年に幼稚園を、昭和29年に目黒第二小学校を設置しました。そ
の後、昭和31年に東京都知事の変更認可を受け、学校法人星美学園から学校法
人目黒星美学園が分離しました。また、学校法人星美学園は、昭和35年に星美
学園短期大学家政学科の設置認可を受け、数次の改組転換を経て、短期大学に幼
児保育学科を設置する文部科学大臣所管の学校法人として、存続して参りました。
(2)学校法人の合併
平成28年4月1日をもって、従前の学校法人目黒星美学園と合併し、新たに
目黒星美学園高等学校、目黒星美学園中学校及び目黒星美学園小学校を併設する
学校法人として、現在に至っています。
1
3 学校法人合併の経緯等
(1)学校法人合併に至る経緯
学校法人合併のきっかけは、我国における少子化及び経済低迷の現状を鑑み、
現在のところ、私学として経営的に安定している両学校法人でありますが、将来
を展望した場合における私学としての経営上の危機感から俯瞰すると、両学校法
人は、小規模学校であるが故に、人材面及び財務面で限界があり、生き残るため
に更なる教育面の充実と財務体質の強化を図ることが喫緊の課題であります。こ
の課題に対処するためには、教職員の協力を得て教育改革、教職員の意識改革、
募集改革及び財務強化などを一つの理事会、一人の理事長のリーダーシップのも
とで早急に行うことが必要との認識から合併したものであります。
平成27年6月30日に東京都経由文部科学大臣に合併認可申請書を提出し、
平成27年10月15日付けで、文部科学大臣の学校法人合併認可を受けたもの
であります。
(2)学校法人合併の目的・意義
両学校法人の合併の目的は、少ない人材及び資産を集中し、学校法人の経営改
革を行うことで、今後の社会の期待に応えられる女子教育を提供することであり、
さらには、今後の学校法人星美学園の発展に寄与することであります。
学校法人合併の意義は、合併後の学校法人としての管理・運営機能の向上及び
理事会の議決により意思決定することで学園の経営改革が着実に実施されること
が期待されること。それにより当学園の教育事業が中長期的に展開することが可
能な学校法人として、今後も存続できると考えられることです。
(3)学校法人合併の主な理由
今後の募集状況を考えますと、出生人口は、昭和46年頃の209万人から減
少を続け、平成25年度は、103万人と半減しており、それに加えて競争校は
増加しており、私学を取り巻く状況は益々厳しくなるものと認識しております。
建学の精神に基づき女子教育を継続するためには、現在の教育を常に見直し、そ
れを提供し、児童・生徒等及びその保護者から認められる実績を残さなければな
りません。そのためにも、学校法人星美学園が知恵を出し、経営改革に取り組ま
なければなりません。
4
学校法人合併後の学校法人運営について
(1)理事会及び評議員会
学校法人合併後の理事会及び評議員会の運営については、理事・監事及び評
議員の構成を、合併前のそれぞれの学校法人からのバランスを考慮した選任に
配慮し、学校法人としての管理・運営機能を保持したものとしました。
(2)学校運営
学校法人合併後の学校運営は、各学校長の方針に委ねることとし、当分の間、
学校運営に関する方針に変更がないものとしました。
2
(3)教職員の処遇
学校法人合併後の教職員の処遇については、当分の間、合併前のそれぞれの
学校法人の就業規則及び給与規程等を適用し、従来どおりとしました。また、
学校法人合併後においても、両学校法人の教職員を引き続き全員雇用すること
としました。
5
問合せ先
学校法人の合併に関するお問い合わせは、下記担当窓口で承ります。
TEL 03-3906-7448
FAX 03-3906-0096
3」
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法人事務局
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(福岡)