金沢市緑地等維持管理業務委託共通仕様書 【共通編】 【 1】 目的 ( 1) 金 沢市 緑 地 等 維持 管 理 業 務委 託 共 通 仕様 書 ( 以 下「 共 通 仕 様書 」 と い う 。) は 、 金 沢市 が発注 す る 公 園 維持 管 理 業 務委 託 ( ブ ロッ ク 管 理 )及 び 街 路 樹維 持 管 理 業務 委 託 ( ブロ ッ ク 管 理 )、 公 園 維 持 管理 業 務 委 託、 公 共 施 設緑 地 の 維 持管 理 業 務 委託 に 係 る 適正 な 履 行 の確 保 を 図 るた め の も の であ る 。 ( 2) 本 共通 仕 様 書 以外 の 事 項 につ い て は 、「石 川 県 土 木工 事 共 通 仕様 書 」、「 石川 県 土 木 工事 施工管 理 基 準 」、 「金 沢 市 植 栽工 事 仕 様 書 」、 「 金 沢 市都市 樹 木 害 虫防 除 事 業 薬剤 散 布 作 業マ ニ ュ ア ル」 に よ り 実 施す る こ と 。 【 2】 提 出書 類 ( 1) 業 務契 約 後 、 速や か に 次 の書 類 を 提 出す る こ と 。 ①業 務 計 画 書 業務概要、現場組織表、主要資材、現場作業環境の整備、安全管理、主要機械、施工方法、 (記載内容) 施工管理計画、緊急時の体制及び対応、安全管理、環境対策、再生資源の利用の促進 等 ②現 場 責 任 者選 任 届 ( 様式 - 1) ③業 務 工 程 表( 様 式 - 2) ④使 用 材 料 確認 願 ( 様 式- 3) ⑤使 用 材 料 数量 根 拠 書 (様 式 - 4) ⑥委 託 業 務 下請 人 通 知 書( 様 式 - 5) ( 下 請 金 額の 大 小 に かか わ ら ず 、下 請 業 者 があ る 場 合 には 、 必 ず 提出 す る こ と 。) ( 2) 毎 月、 月 間 業 務工 程 表 ( 様式 - 6) を 提出 す る こ と。 ①月 間 業 務 工程 表 ( 翌 月分 の 予 定 表) ・・・・・ 月末締切 ②月 間 業 務 工程 表 ( 当 月分 の 実 績 表) ・・・・・ 翌 月 の 5 日締 切 、 最 終月 は 月 末 締切 ( 3) 中 間支 払 い 時 及び 委 託 完 了時 に 、 次 の書 類 を 提 出す る こ と 。 ①委 託 業 務 結果 報 告 書 (様 式 - 8) ②業 務 写 真 ③請 求 書 ④月 間 業 務 工程 表 ( 実 績表 ) ⑤年 間 業 務 工程 表 ( 予 定表 ・ 実 績 表) 【 3】 中 間検 査 ①監 督 員 か ら指 示 の あ った 期 日 に 業務 中 間 検 査を 実 施 す る。 ②業 務 中 間 検査 は 、 書 類検 査 と 実 地検 査 と す る。 ・ 実 地 検 査は 、 業 務 作業 中 の 状 況と 業 務 完 了箇 所 を 確 認す る 。 ・ 書 類 検 査は 、 実 地 検査 実 施 日 まで に 終 了 して い る 業 務に つ い て 確認 す る 。 ― 1 ― 【 4】 業 務箇 所 の 確 認と 報 告 ①業 務 箇 所 及び 内 容 に 不明 な 点 が ある 場 合 に は、 監 督 員 と立 会 い の うえ 確 認 す るこ と 。 ②業 務 箇 所 の状 況 ( 樹 木の 生 育 状 況や 施 設 の 状況 ) を 報 告す る こ と 。 ・ 月 間 業 務工 程 表 ( 様式 - 6) に よる 定 期 報 告。 ・ 異 常 箇 所報 告 書 ( 様式 - 7) に よる 緊 急 報 告。 ③自 然 災 害 (台 風 や 異 常乾 燥 、 積 雪な ど ) 時 に、 監 督 員 から 指 示 が あっ た 場 合 は、 業 務箇所 の 巡 視 を 行い 、 樹 木 の生 育 状 況 や施 設 の 状 況を 報 告 す るこ と 。 ④業 務 中 に 市民 か ら 要 望や 苦 情 が あっ た 場 合 は、 む や み に回 答 せ ず 、市 民 の 氏 名、 連 絡先、 要 望 内 容 を速 や か に 監督 員 に 報 告す る こ と 。 ⑤業 務 中 に 事故 や 問 題 が発 生 し た 場合 は 、 速 やか に 監 督 員に 報 告 す るこ と 。 【 5】 安 全管 理 ① 業 務 中 は 、業 務 委 託 看板 を 掲 示 する こ と 。 公園維持管理業務 街路樹維持管理業務 委 託 名 : 公 園 維 持管 理 業 務 委託 委 託 名 : 街 路 樹 維持 管 理 業 務委 託 (○ ○ ブ ロ ック ) (○ ○ ブ ロ ック ) 委託期間 : 平成 年 月 日から 委託期間 : 平成 年 月 日から 平成 年 月 日まで 平成 年 月 日まで 請負業者 : 業 現 者 場 責 任 名 請負業者 : 業 者 現 連 絡 先( 会 社 の 電話 番 号 ) 場 責 名 任 者 連 絡 先( 会 社 の 電話 番 号 ) 発 注 者 : 金 沢 市 都市 整 備 局 緑と 花 の 課 発 注 者 : 金 沢 市 都市 整 備 局 緑と 花 の 課 連 絡 先 076-220-2356 【 6】 者 連 絡 先 076-220-2356 その他 公 園 ・ 街 路樹 単 価 代 価表 は 緑 と 花の 課 で 縦 覧す る こ と がで き る 。 ― 2 ― 【 公 園 編 (公 共 施 設 緑地 )】 公 園 維 持管 理 業 務 委託 は 、 利 用者 及 び 地 域住 民 が 、 安全 で 安 心 して 、 快 適 に公 園 等 を 利用 で きるよ う 管 理 を 行う も の で ある 。 【 1】 除 草清 掃 工 ( 1) 作 業工 程 ①3 回 / 年 の場 合 ・・・・・ 1 回 目 は、 5 月 10 日か ら 6 月 上旬 ( 市 祭 前日 ) ま で 2 回 目 は、 7 月 1 日か ら 7 月 20 日 ま で 3 回 目 は、 9 月 1 日か ら 9 月 30 日 ま で ②4 回 / 年 の場 合 ・・・・・ 1 回 目 は、 5 月 10 日か ら 6 月 上旬 ( 市 祭 前日 ) ま で 2 回 目 は、 7 月 1 日か ら 7 月 20 日 ま で 3 回 目 は、 9 月 1 日か ら 9 月 30 日 ま で 4 回 目 は、 3 月 1 日か ら 3 月 20 日 ま で ③そ の 他 の 場合 ・・・・・ 作 業 時 期は 、 監 督 員と 協 議 の うえ 、 決 定 する 。 ※中 心 部 ( まち な か 区 域) で は 、 1 回 目 を 4 月下 旬 ( 黄 金週 間 前 ) に実 施 す る 場合 が あ る 。 ( 2) 作 業内 容 ①機 械 除 草 及び 刈 払 機 除草 の 刈 揃 え高 さ は 2cm 内 外 に 行 うこ と 。 ②人 力 除 草 は、 除 根 ( 抜根 ) す る こと 。 ③除 草 ゴ ミ は、 速 や か に集 積 し 、 処理 す る こ と。 ④公 園 内 の 土砂 及 び ゴ ミ( 紙 屑 、 煙草 の 吸 殻 、空 缶 や 空 ペッ ト ボ ト ル等 ) と 落 葉も 清 掃し、 処 分 す る こと 。 ( ※ タ イ ヤ ・ 電 化 製 品 等 ・ 大 型 ゴ ミ は 公 園 出 入 口 付 近 に 集 積 し 、 監 督 員 に 連 絡 す る こ と 。) ⑤公 園 内 の 排水 施 設 ( U型 側 溝 、 L型 側 溝 、 集水 桝 等 ) に堆 積 し て いる 土 砂 及 びゴ ミ は、清 掃 し 、 処 分す る こ と 。 ⑥公 園 施 設 (樹 木 、 支 柱、 構 造 物 等) 周 辺 は 、人 力 除 草 を行 う こ と 。 ⑦高 中 木 の やご ・ ひ こ ばえ も 併 せ て除 去 す る こと 。 ⑧機 械 及 び 刈払 機 を 使 用す る 時 は 、小 石 等 が 飛散 し な い よう 十 分 注 意す る こ と 。 【 2】 芝 生管 理 工 ( 1) 作 業工 程 ( ⅰ) 芝 刈 工 ①3 回 / 年 の場 合 ・・・・・ 1 回 目 は、 6 月 10 日か ら 6 月 30 日 ま で 2 回 目 は、 8 月 1 日か ら 8 月 10 日 ま で 3 回 目 は、 9 月 20 日か ら 9 月 30 日 ま で ②そ の 他 の 場合 ・・・・・ 作 業 時 期は 、 監 督 員と 協 議 の うえ 、 決 定 する 。 ・・・・・ 作 業 時 期は 、 1 回 目の 芝 刈 工 と同 じ ・・・・・ 作 業 時 期は 、 1 回 目の 芝 刈 工 と同 じ ・・・・・ 作 業 時 期は 、 3 月 10 日 か ら 3 月 20 日 ま で ( ⅱ) 人 力 除 草工 ・1 回 / 年 ( ⅲ) 施 肥 工 ・1 回 / 年 ( ⅳ) 目 土 工 ・1 回 / 年 ― 3 ― ( 2) 作 業 内容 ①芝 刈 り 機 の刈 揃 え 高 さは 3cm 以 内に 行 う こ と。 ②芝 耳 を 構 造物 内 側 で 切り 揃 え る こと 。 ③人 力 除 草 は、 除 根 ( 抜根 ) す る こと 。 ④芝 刈 り ゴ ミや 除 草 ゴ ミは 、 速 や かに 集 積 し 、処 理 す る こと 。 ④公 園 内 の 土砂 及 び ゴ ミ( 紙 屑 、 煙草 の 吸 殻 、空 缶 や 空 ペッ ト ボ ト ル等 ) と 落 葉も 清 掃し、 処 分 す る こと 。 ( ※ タ イ ヤ ・ 電 化 製 品 等 ・ 大 型 ゴ ミ は 公 園 出 入 口 付 近 に 集 積 し 、 監 督 員 に 連 絡 す る こ と 。) ⑤公 園 内 の 排水 施 設 ( U型 側 溝 、 L型 側 溝 、 集水 桝 等 ) に堆 積 し て いる 土 砂 及 びゴ ミ は、清 掃 し 、 処 分す る こ と 。 ⑥公 園 施 設 (樹 木 、 支 柱、 構 造 物 等) 周 辺 は 、人 力 で 刈 込を 行 う こ と。 ⑦芝 刈 り 機 を使 用 す る 時は 、 小 石 等が 飛 散 し ない よ う 十 分注 意 す る こと 。 【 3】 園 内 清掃 工 ( 1) 作 業工 程 ① 3 回 /年 の場 合 ・・・・・ 作 業 時 期は 、 そ の 公園 の 除 草 清掃 工 と 同 時期 と す る 。 ② 4 回 /年 の場 合 ・・・・・ 作 業 時 期 は、 そ の 公 園の 除 草 清 掃工 と 同 時 期と す る 。 ③ そ の 他 の場 合 ・・・・・ 作 業 時 期は 、 監 督 員と 協 議 の うえ 決 定 す るこ と 。 (2) 作 業内 容 ① 除 草の 必 要 が ない 園 路 、 広場 の 土 砂 (苔 類 含 む )及 び ゴ ミ (紙 屑 、 煙 草の 吸 殻 、 空缶 や ペット ボ ト ル 等 )と 落 葉 を 清掃 し 、 処 分す る こ と 。 ( ※ タ イ ヤ ・ 電 化 製 品 等 ・ 大 型 ゴ ミ は 公 園 出 入 口 付 近 に 集 積 し 、 監 督 員 に 連 絡 す る こ と 。) ② 除 草 の 必 要 が な い 園 路 、 広 場 の 排 水 施 設 ( U 型 側 溝 、L型側溝、集水桝等)に堆積している土 砂 及 び ゴ ミは 、 清 掃 し、 処 分 す るこ と 。 ③ 機 械 を 使用 す る 時 は、 小 石 等 が飛 散 し な いよ う に 十 分注 意 す る こと 。 【 4】 樹 木管 理 工 ( 剪定 工 ) ( 1) 作 業工 程 ( ⅰ) 常 緑 樹 剪定 工 ・作 業 時 期 は、 6 月 10 日か ら 9 月 20 日 ま で ( ⅱ) 落 葉 樹 剪定 工 ・作 業 時 期 は、 12 月 10 日 か ら 3 月 20 日 ま で ( ⅲ) 不 要 下 枝等 除 去 ・作 業 時 期 は、 6 月 10 日か ら 7 月 20 日 ま で ( ⅳ ) 中 低木 ・ 生 垣 刈込 工 ①ツ ツ ジ 類 ・ 5 月 下 旬か ら 6 月 下旬 ( 花 芽 分化 期 に 注 意し 、 花 期 終了 後 と す る 。) ②ツ バ キ 、 ツゲ 類 ・ 5 月 中 旬か ら 6 月 中旬 ③そ の 他 中 低木 ・ 生 垣 ・ 作 業 時 期は 、 監 督 員と 協 議 す るこ と 。 ― 4 ― ※ 常 緑 樹 剪定 工 は 夏 期剪 定 、 落 葉樹 剪 定 工 は冬 期 剪 定 を基 本 と し 、こ れ 以 外 の場 合 の 作業時 期 は 、 監 督員 と 協 議 のう え 、 決 定す る こ と 。 ( 2) 作 業内 容 ①樹 形 、 樹 姿の 美 観 と 調和 に 留 意 する こ と 。 ②樹 木 の 良 好な 生 理 状 態を よ く 把 握し 、 作 業 する こ と 。 ③作 業 着 手 時に 監 督 員 の立 会 い を 求め 、 指 示 を受 け る こ と。 ④剪 定 枝 が 公園 利 用 者 に接 触 し な いよ う 、 十 分留 意 す る こと 。 ⑤隣 接 境 界 を越 境 し た 枝は 、 除 去 する こ と 。 ⑥剪 定 高 さ や刈 込 高 さ は、 監 督 員 と協 議 す る こと 。 【 5】 樹 木管 理 工 ( 雪吊 工 ) ( 1) 作 業工 程 ( ⅰ) 雪 吊 り 取付 け ・作 業 時 期 は、 11 月 中 旬か ら 12 月 7 日 ま で ( ⅱ) 雪 吊 り 取外 し ・作 業 時 期 は、 3 月 中 旬か ら 3 月 下旬 ま で ※取 付 け ・ 取外 し の 日 程に つ い て は、 監 督 員 の連 絡 指 示 後に 作 業 実 施と す る 。 ( 2) 作 業内 容 ①積 雪 に よ る樹 木 の 折 損、 倒 伏 、 傾斜 等 の 被 害防 止 を 図 るた め 、 樹 形を よ く 把 握し 、 作業す ること。 ②補 充 用 真 竹( 購 入 材 )は 、 全 体 必要 量 の 半 分( 5 割 ) とす る 。 ③作 業 前 に 補充 用 真 竹 (購 入 材 ) の使 用 材 料 確認 願 及 び 使用 材 料 数 量根 拠 書 を 作成 し 、監督 員 に 数 量 を確 認 す る こと 。 ④新 規 受 託 者は 、 前 受 託者 よ り 雪 吊り 用 資 材 (真 竹 等 ) を引 継 ぐ こ と。 ⑤バ ー ル 、 鉄棒 等 で 事 前に 打 込 み 孔を あ け 、 支柱 材 ( 真 竹) を 打 込 むこ と 。 【 6】 樹 木管 理 工 ( 施肥 工 ・ 薬 剤散 布 工 ) ( 1) 作 業工 程 ( ⅰ) 施 肥 工 ・作 業 時 期 は、 対 象 樹 木の 性 質 と 施す 肥 料 の 種類 に 応 じ 、監 督 員 と 協議 す る こ と。 ( ⅱ) 薬 剤 散 布工 ・作 業 時 期 は、 対 象 樹 木の 性 質 と 散布 す る 薬 剤の 種 類 に 応じ 、 監 督 員と 協 議 す るこ と 。 ( 2) 作 業内 容 ①樹 木 の 生 育促 進 、 病 害虫 防 除 を 図る た め 、 樹木 の 生 理 状況 を よ く 観察 し 、 作 業す る こと。 ②対 象 樹 木 や植 栽 帯 以 外に 、 飛 散 ・散 乱 し な いよ う 作 業 する こ と 。 ③設 計 書 に 定め ら れ た 肥料 や 薬 剤 を使 用 す る こと 。 ― 5 ― 【 7】 花 壇管 理 工 ( 1) 作 業工 程 ( ⅰ) 草 花 植 付工 ・4 回 / 年 ・・・・ 6 月 、 9 月 、11 月 、 3 月を 標 準 と する 。 作 業 時 期 は、 監 督 員 と協 議 の う え、 決 定 す る。 ( ⅱ) 人 力 除 草工 ・作 業 時 期 は、 監 督 員 と協 議 す る こと 。 ( ⅲ) 灌 水 工 ・作 業 時 期 は、 監 督 員 と協 議 す る こと 。 ( ⅳ) 花 柄 摘 み工 ・作 業 時 期 は、 監 督 員 と協 議 す る こと 。( 2) 作業 内 容 ①花 壇 に 使 用す る 草 花 (苗 ) の 種 類・ 数 量 表 を作 成 の う え、 植 付 計 画図 を 提 出 し、 監 督員の 承 認 を 得 るこ と 。 ②植 付 前 に は十 分 地 拵 え( 前 季 の 花苗 撤 去 含 む) を 行 い 、土 壌 の 状 況を 確 認 し 、必 要 に応じ て 土 壌 改 良を 行 う こ と。 ③植 付 後 、 花苗 の 状 況 を観 察 し 、 生育 促 進 と 病害 虫 防 除 を図 る た め 、花 柄 摘 み を行 う こと。 作 業 は 、 監督 員 の 承 認を 得 る こ と。 ④植 床 ( 土 壌) の 状 況 に応 じ 、 灌 水を 行 う こ と。 作 業 は 、 草花 を 損 傷 させ な い よ うに 行 う こ と。 【 8】 安 全管 理 ・業 務 中 は 、利 用 者 の 安全 と 作 業 効率 向 上 の 為、 出 入 り 口に 業 務 委 託看 板 ( 1 箇所 ) と作業 表 示 板 ( 必要 箇 所 ) を掲 示 し 、 作業 範 囲 内 に利 用 者 が 立ち 入 ら な いよ う 十 分 な安 全 管 理 を 行うこと。 ・小 規 模 な 公園 の 場 合 、公 園 全 体 を一 時 閉 鎖 して も よ い 。 ・公 園 内 行 為許 可 申 請 によ る 公 園 利用 ( 団 体 使用 ) が あ るの で 、 予 約状 況 を 確 認す る こと。 ・業 務 内 容 に関 わ ら ず 、ヘ ル メ ッ トを 着 用 す るこ と 。 ま た、 状 況 に 応じ 、 安 全 ベス ト を着用 すること。 ・高 所 作 業 (剪 定 工 ) の際 は 、 必 ず、 命 綱 を 着用 す る こ と。 ・隣 接 道 路 上を 作 業 範 囲と す る 場 合に は 、 道 路使 用 等 、 必要 な 許 可 を得 て 、 作 業す る こと。 公園利用者の皆様へ お願い 現 在 、公園 維 持 管 理業 務 の 作 業 (除 草 ・樹 木 剪定 ・芝 刈 り 等)を 行 ってます。 公 園 利 用者 の 皆 様 には 、大変 危険 で す の で、作 業範 囲内 に 立 ち 入 ら な い よう ご 協 力 をお 願 い し ます 。 請負業者 : 業 者 名 発 注 者 : 金 沢 市 緑と 花 の 課 連 絡 先 076-220-2356 ― 6 ― 【 9】 写 真管 理 ①作 業 前 と 作業 後 は 、 でき る 限 り 広範 囲 ( 全 景的 ) に 撮 影す る こ と 。 ②撮 影 場 所 と撮 影 時 間 帯は 統 一 し 、対 象 物 の 背景 に は 目 印と な る 施 設( 看 板 、 建物 、 構造物 等 ) を 入 れる こ と 。 ③業 務 看 板 を用 い 、 作 業内 容 が 判 別で き る よ う撮 影 す る こと 。 (記 載 事 項 :委 託 名 、 作業 箇 所 名 、作 業 名 、 回数 等 ) ④撮 影 項 目 は、 別 表 ( 公園 維 持 管 理作 業 別 写 真撮 影 表 ) のと お り と する 。 公園維持管理作業別写真撮影表 作業工種名 除草清掃工 作業前 作業中 作業後 使 用材 料 備考 1 業務当 り 1 公園当り ○ ○※1 ○※2 ○ ○ ○※2 ・ 作 業 中 は、 全 て の 工程 芝生管理工 ・芝刈工 ・ 人 力 除 草工 ○ ・施肥工 ○ ○ ・目土工 ○ ○ ○ 園内清掃工 ○ ○※1 ○ ・ 常 緑 樹 剪定 工 ○ ○ ○ ・ 落 葉 樹 剪定 工 ○ ○ ○ ・ 不 要 下 枝等 除 去 ○ ○ ○ ・ 中 低 木 ・生 垣 刈 込 工 ○ ○ ○ 清掃工 ○ ○ ○ ・取付け工 ○ ○ ○ ・取外し工 ○ ・ 材 料 は 、使 用 後 の 空袋 写 真 も ○ 剪定工 雪吊工 ○ ○ 施肥工 ○ ○ ・ 材 料 は 、使 用 後 の 空袋 写 真 も 薬剤散布工 ○ ○ ・ 材 料 は 、使 用 後 の 空袋 写 真 も 花壇工 ・ 草 花 植 付工 ○ ○ ・ 人 力 除 草工 ○ ・灌水工 ○ ・ 花 柄 摘 み工 安全管理 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ・ 業 務 委 託看 板 掲 示 状況 ( 写 真 提 出毎 ) ・ 作 業 表 示板 掲 示 状 況 ※ 1) 5 公 園以 上 の 工 程( 機 械 ・ 刈払 機 ・ 人 力) 写 真 を 撮影 す る こ と。 1 回目 、 2 回 目、 3 回 目 は極 力 異 な った 公 園 を 選択 す る こ と。 ※ 2) 出 来 形( 刈 揃 え 高さ ) を 計 測し た 写 真 も撮 影 す る こと 。 ― 7 ― 【 街 路 樹 編】 街 路 樹 維持 管 理 業 務委 託 は 、 街路 樹 の 美 観、 機 能 の 維持 、 形 状 寸法 の 調 整 等を 行 い 、 街路 樹 が健全 に 生 育 す るこ と と 、 通行 人 や 通 過車 両 及 び 地域 住 民 が 、安 全 で 安 心し て 通 行 でき る よ う 街路 樹 管理を 行 う も の であ る 。 【 1】 除 草清 掃 工 ( 1) 作 業工 程 ①3 回 / 年 の場 合 ・・・・・ 1 回 目 は、 5 月 10 日か ら 6 月 上旬 ( 市 祭 前日 ) ま で 2 回 目 は、 7 月 1 日か ら 7 月 20 日 ま で 3 回 目 は、 9 月 1 日か ら 9 月 30 日 ま で ②4 回 / 年 の場 合 ・・・・・ 1 回 目 は、 5 月 10 日か ら 6 月 上旬 ( 市 祭 前日 ) ま で 2 回 目 は、 7 月 1 日か ら 7 月 20 日 ま で 3 回 目 は、 9 月 1 日か ら 9 月 30 日 ま で 4 回 目 は、 3 月 1 日か ら 3 月 20 日 ま で ③そ の 他 の 場合 ・・・・・ 作 業 時 期は 、 監 督 員と 協 議 の うえ 、 決 定 する 。 ※中 心 部 ( まち な か 区 域) で は 、 1 回 目 を 4 月下 旬 ( 黄 金週 間 前 ) に実 施 す る 場合 が あ る 。 ( 2) 作 業内 容 ①植 栽 帯 並 びに 植 栽 桝 は人 力 で の 除草 で あ り 、必 ず 、 除 根( 伐 根 ) する こ と 。 ②中 央 分 離 帯は 、 刈 払 機で の 除 草 であ り 、 刈 揃え 高 さ を 2cm 以 内 と する こ と 。 ③中 央 分 離 帯並 び に 街 園の 一 部 に 芝地 が あ る 場合 、 芝 刈 り機 の 刈 揃 え高 さ は 、 3cm 以 内に行 い 、 芝 耳 を構 造 物 内 側で 切 り 揃 える こ と 。 ④中 央 分 離 帯の 樹 木 ・ 支柱 ・ 構 造 物等 の 周 辺 は、 人 力 除 草を 行 う こ と。 ⑤機 械 及 び 刈払 機 を 使 用す る 時 は 、小 石 等 が 飛散 し な い よう 十 分 注 意す る こ と 。 ⑥除 草 ゴ ミ は、 速 や か に集 積 し 、 処理 す る こ と。 ⑦植 栽 地 内 (植 栽 帯 ・ 植栽 桝 ・ 中 央分 離 帯 ) の土 砂 及 び ゴミ ( 紙 屑 、煙 草 の 吸 殻、 空 缶や空 ペ ッ ト ボ トル 等 ) と 落葉 も 清 掃 し、 処 分 す るこ と 。 ( ※ タ イ ヤ ・ 電 化 製 品 等 ・ 大 型 ゴ ミ は 、 監 督 員 へ 連 絡 し 、 指 定 場 所 へ 搬 入 す る こ と 。) ⑧街 園 内 の 排水 施 設 ( U型 側 溝 、 L型 側 溝 、 集水 桝 等 ) に堆 積 し て いる 土 砂 及 びゴ ミ は、清 掃 し 、 処 分す る こ と 。 ⑨高 中 木 の やご ・ ひ こ ばえ も 併 せ て除 去 す る こと 。 【 2】 樹 木管 理 工 ( 剪定 工 ) ( 1) 作 業工 程 ( ⅰ) 常 緑 樹 剪定 工 ・作 業 時 期 は、 6 月 10 日か ら 9 月 20 日 ま で ( ⅱ) 落 葉 樹 剪定 工 ・作 業 時 期 は、 12 月 10 日 か ら 3 月 20 日 ま で ( ⅲ) 不 要 下 枝等 除 去 ・作 業 時 期 は、 6 月 10 日か ら 7 月 20 日 ま で ― 8 ― ( ⅳ ) 中 低木 ・ 生 垣 刈込 工 ①ツ ツ ジ 類 ・ 5 月 下 旬か ら 6 月 下旬 ( 花 芽 分化 期 に 注 意し 、 花 期 終了 後 と す る 。) ②ツ バ キ 、 ツゲ 類 ・ 5 月 中 旬か ら 6 月 中旬 ③ア ベ リ ア ・ 3 回 / 年を 標 準 と し、 作 業 時 期は 、 除 草 清掃 工 ( 3 回/ 年 ) と 同時 期 と す る。 ・ こ れ 以 外の 場 合 の 作業 時 期 は 、監 督 員 と 協議 の う え 、決 定 す る 。 ④シ モ ツ ケ ・ 2 回 / 年を 標 準 と し、 作 業 時 期は 、 6 月 中旬 ( 花 期 開始 前 ) に 弱剪 定 、 9 月 下 旬 (花 期 終 了 後) に 強 剪 定と す る 。 ⑤ そ の 他 中低 木 ・ 生 垣 ・ 作 業 時 期は 、 監 督 員と 協 議 す るこ と 。 ( 2) 作 業内 容 ①樹 形 、 樹 姿の 美 観 と 調和 に 留 意 する こ と 。 ②樹 木 の 良 好な 生 理 状 態を よ く 把 握し 、 作 業 する こ と 。 ③作 業 着 手 時に 監 督 員 の立 会 い を 求め 、 指 示 を受 け る こ と。 ④剪 定 枝 が 通行 人 や 通 過車 両 に 接 触し な い よ う、 十 分 留 意す る こ と 。 ⑤隣 接 境 界 を越 境 し た 枝は 、 除 去 する こ と 。 ⑥高 木 の 剪 定高 さ は 別 図( 街 路 樹 剪定 基 本 図 )の と お り とす る 。 特 に、 建 築 限 界線 ( 車道側 は 、 車 道 舗装 面 か ら 4.5m 。 歩 道 側は 、 歩 道 舗装 面 か ら 2.5m 。) に 注意 す る こ と。 ⑦ 低 木 の 刈込 高 さ は 、別 図 ( 街 路樹 剪 定 基 本図 ) の と おり と す る 。た だ し 、 交差 点 ・ 坂道付 近 の 低 木 や寄 植 刈 込 (手 刈 ) に つい て は 、 刈込 高 さ を 0.5m 内 外 と する 。 2.5m 4.5m ※剪定基準位置 幅は縁石の内側 0.6m (交 差 点 、 坂 道 で は 0.5m 内 外 ) 1.2m 1.0m ⑧防 犯 灯 や 道路 照 明 灯 、交 通 標 識 等の 安 全 施 設に 支 障 と なる 枝 は 、 除去 す る こ と。 ― 9 ― 【 4】 樹 木管 理 工 ( 雪吊 工 ) ( 1) 作 業工 程 ( ⅰ) 雪 吊 り 取付 け ・作 業 時 期 は、 11 月 中 旬か ら 12 月 7 日 ま で ( ⅱ) 雪 吊 り 取外 し ・作 業 時 期 は、 3 月 中 旬か ら 3 月 下旬 ま で ※取 付 け ・ 取外 し の 日 程に つ い て は、 監 督 員 の連 絡 指 示 後に 作 業 実 施と す る 。 ( 2) 作 業内 容 ①積 雪 に よ る樹 木 の 折 損、 倒 伏 、 傾斜 等 の 被 害防 止 を 図 るた め 、 樹 形を よ く 把 握し 、 作業す ること。 ②補 充 用 真 竹( 購 入 材 )は 、 全 体 必要 量 の 半 分( 5 割 ) とす る 。 ③ 作 業 前 に補 充 用 真 竹( 購 入 材 )の 使 用 材 料確 認 願 及 び使 用 材 料 数量 根 拠 書 を作 成 し 、監督 員 に 数 量 を確 認 す る こと 。 ④新 規 受 託 者は 、 前 受 託者 よ り 雪 吊り 用 資 材 (真 竹 等 ) を引 継 ぐ こ と。 ⑤バ ー ル 、 鉄棒 等 で 事 前に 打 込 み 孔を あ け 、 支柱 材 ( 真 竹) を 打 込 むこ と 。 ⑥構 造 物 ( 特に 占 用 看 板等 ) に 縄 を結 束 し な いこ と 。 【 5】 樹 木管 理 工 ( 施肥 工 ・ 薬 剤散 布 工 ・ 灌水 工 ) ( 1) 作 業工 程 ( ⅰ) 施 肥 工 ・作 業 時 期 は、 対 象 樹 木の 性 質 と 施す 肥 料 の 種類 に 応 じ 、監 督 員 と 協議 す る こ と。 ( ⅱ) 薬 剤 散 布工 ・作 業 時 期 は、 対 象 樹 木の 性 質 と 散布 す る 薬 剤の 種 類 に 応じ 、 監 督 員と 協 議 す るこ と 。 ( ⅲ) 灌 水 工 ・作 業 時 期 は、 監 督 員 と協 議 す る こと 。 ( 2) 作 業内 容 ①樹 木 の 生 育促 進 、 病 害虫 防 除 を 図る た め 、 樹木 の 生 理 状況 を よ く 観察 し 、 作 業す る こと。 ②対 象 樹 木 や植 栽 地 ( 植栽 帯 、 植 栽桝 、 中 央 分離 帯 ) 以 外に 、 飛 散 ・散 乱 し な いよ う に作業 すること。 ③設 計 書 に 定め ら れ た 肥料 や 薬 剤 を使 用 す る こと 。 【 6】 安 全管 理 ・業 務 中 は 、所 轄 の 警 察署 に よ る 『道 路 工 事 又は 作 業 に 関す る 協 議 につ い て 応諾 書 』を常 に 携 帯 す るこ と 。 ・業 務 中 は 、通 行 人 や 通過 車 両 の 安全 と 作 業 効率 向 上 の ため 、 業 務 委託 看 板 ( 1 箇 所 )や作 業 予 告 表 示板( 必 要 箇所 )、車 線 規制 の 方 向 表示 板・徐 行表 示 板 を 掲示 し 、作 業範 囲 を バ リ ケ ー ド で 囲う な ど 、 十分 な 安 全 管理 を 行 う こと 。 ・業 務 内 容 に関 わ ら ず 、ヘ ル メ ッ ト・ 安 全 ベ スト を 着 用 する こ と 。 ・ 高 所 作 業( 剪 定 工 )の 際 は 、 必ず 、 命 綱 を着 用 す る こと 。 ― 10 ― 【 7】 写 真管 理 ①作 業 前 と 作業 後 は 、 でき る 限 り 広範 囲 ( 全 景的 ) に 撮 影す る こ と 。 ②撮 影 場 所 と撮 影 時 間 帯は 統 一 し 、対 象 物 の 背景 に は 目 印と な る 施 設( 看 板 ・ 建物 ・ 構造物 等 ) を 入 れる こ と 。 ③業 務 看 板 を用 い 、 作 業内 容 が 判 別で き る よ う撮 影 す る こと 。 (記 載 事 項 :委 託 名 、 作業 箇 所 名 、作 業 名 、 回数 等 ) ④撮 影 項 目 は、 別 表 ( 街路 樹 維 持 管理 作 業 別 写真 撮 影 表 )の と お り とす る 街路樹維持管理作業別写真撮影表 作業工種名 除草清掃工 作業前 作業中 作業後 使用材料 備考 1 業務当 り 1 路 線 (街 園)当 り ○ ○※3 ○ ・ 夏 期 剪 定工 ○ ○ ○ ・ 冬 期 剪 定工 ○ ○ ○ ・ 不 要 下 枝除 去 ○ ○ ○ ・中 低 木・生 垣 刈 込 工 ○ ○ ○※4 ・取付け工 ○ ○ ○ ・取外し工 ○ ・ 主 要 交 差点 毎 に 1 路線 と す る ・ 作 業 中 は、 全 て の 工程 剪定工 雪吊工 ○ ○ 施肥工 ○ ○ ・ 材 料 は 、使 用 後 の 空袋 写 真 も 薬剤散布工 ○ ○ ・ 材 料 は 、使 用 後 の 空袋 写 真 も 灌水工 ○ 安全管理 ○ ・ 業 務 委 託看 板 掲 示 状況 ( 写 真 提 出毎 ) ・ 安 全 施 設状 況 ※ 3) 5 路 線( 街 園 ) 以上 の 工 程 (機 械 ・ 刈 払機 ・ 人 力 )写 真 を 撮 影す る こ と 。 1 回目 、 2 回 目、 3 回 目 は極 力 異 な った 路 線 ( 街園 ) を 選 択す る こ と 。 ※ 4) 出 来 形( 刈 込 高 さ) を 計 測 した 写 真 も 撮影 す る こ と。 ― 11 ― 剪定の管理目標と手法(1) 1.街路(公園)樹の管理目標とする樹形のタイプ 切返剪定により樹木本来の自然樹形に近づける 維持管理とする。 2.剪定の手法 剪定は枝抜き剪定と切詰剪定の組合せによる「切返剪定」 を基本とする。 (1)枝抜き剪定 主枝(一番枝)から先を切り透かす「大透かし 剪定」と副主枝(二番枝)から先を切り透かす 「中透かし剪定」の組合せを標準とする ① 定芽がある若い枝の切り詰め 【対生の場合】 【互生の場合】 剪定後の枯れ 込み部位 ①最適 ②適 ③不適 ④不適 ①不適 ②最適 (2)切詰剪定 ・側枝(三番枝)の先端を切り揃える「刈込剪定」 も切詰剪定に含まれる 伸ばしたい方向の定芽に沿って 斜めに切除する 定芽から伸びた新生枝 ・本年生枝や前年生枝の若い枝で、定芽のはっきり している枝を切り詰める際には、新たな枝を伸ば したい方向の定芽の直上部で斜めに切除する ・副主枝より太い枝には一般的に定芽がない。 再生する枝のバランスをみて切り口を内側に向け た斜めに切り、ぶつ切りの印象を与えないように する。新しい萌芽は、切り口周辺にある不定芽か ら不規則に伸びてくるため、必ず翌年には伸ばし たい方向の枝を残して他の枝を整理する ②定芽のない古い枝の切り詰め 不定芽 ・コブがある場合は直下で切除し、不定芽からの萌 芽枝を整理する管理を行う。(図-③参照) ・切り詰める枝が主枝や幹に及ぶ場合、切り口の 直径が3㎝以上を目安に樹木用等の防腐剤の塗装 を原則とする。 出典:街路樹剪定ハンドブック(財団法人 日本造園建設業協会) 剪定の管理目標と手法(2) ⑤ 参 考 資 料 ③コブのついた樹木の剪定 (管理目標樹形)自然樹形 切除の対象となる不要枝 [ 【コブの全部を切除する場合】 自 然 樹 形 萌芽枝を切返剪定(枝抜き と切詰の組合せ)によって 目標樹形をつくる 【コブの一部を切除する場合】 ] 切除後に萌芽した枝で 副主枝と側枝を再構成 コブの切除 内 枝の呼び方 生 理 面 か ら の 枝 容 徒長枝 本年生枝、前年生枝の中で他の普通の枝より異常に長く伸びる枝 土用枝 夏以降に伸びた枝。徒長枝になりやすい。 ひこばえ 根元または根元に近い根から発生する小枝 胴吹き枝 樹木の衰弱が原因で、幹から発生する小枝 枯れ枝 形 態 面 か ら の 枝 からみ枝 一本の枝が他の主な枝に絡みついたような形になって発生する枝 さかさ枝 樹木固有の性質に逆らって、下方や樹冠内方に伸びる枝 ふところ枝 主な枝の比較的内側にある弱小な枝 平行枝 同じ方向に伸びる上下二つの枝 立 枝 幹に平行して立ち上がって上に伸びる枝 徒長枝 切り替える枝を決めてコブを除去する 枯れ枝 からみ枝(交差枝) 平行枝 ④適切な枝おろし剪定 適切な切断位置 ふところ枝 立 枝 さかさ枝 胴吹き枝 やご(ひこばえ) 不適 最適 不適 ブランチカラー 枝おろしをする場合、枝の組織と幹の組織が混じり合う ブランチカラーを傷つけないよう注意すること。 出典:街路樹剪定士必携(財団法人 日本造園建設業協会)
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