「みどりのカーテン」の作り方 (PDF 197.2KB)

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「みどりのカーテン」の作り方(ゴーヤ)
❶ 種の準 備
・種まきの時期は、5月中です。また、発芽には25℃くらいの暖かさが必要
といわれてます。
・種はカラ(表皮)が固いので、発芽しやすくするために種を水に浸し、発芽
するのを待ちます。
(小皿にティッシュペーパーを折りたたんで敷いて、種が半分浸る位の水を
入れ、その上に種を置きます。水が多すぎると、種が腐ることがあるので
注 意 し て く だ さ い 。)
※芽(根)を出しやすくするために種のとがった方を爪切りや
ハサミで尐し切り落とすと効果的です。なお、中身まで切り
落とさないよう注意してください。
種
切落す
・小皿は暖かい場所に置くのが良いのですが、直射日光で高温になりやすい場
所は避けてください。
・1週間程度で発芽(白い根が出てくる)します。
❷ プランターの準 備
プランターに培養土を入れ、空気がよく入るようにスコップでよくほぐしてか
ら、平らにならして散水し、そのまま1~2日おいておきます。
❸ 種の植 え付け
「❶種の準備」で発芽している場合は、白い根を下にして植えます。発芽して
い な い 場 合 は と が っ た 方 を 下 に し て 植 え ま す 。 植 え る 深 さ は 1.5c m く ら い で
す。種は一つのプランターに2個から3個を、間隔をあけて植えます。
植え付けが終わったら、よく水やりを行います。水やりの量は、プランターの
下から水が流れ出るくらいが目安です。
❹ 支 柱とネットの準 備
支柱は長さの異なるもの(縦2本、横1本)が必要です。
まず、ネットに長いほうの支柱2本(縦に使用)を通します。
次に短いほうの支柱(横に使用)1本を通し、設置する場所
の広さに合わせて、縦・横の支柱をそれぞれクリップやひも
で固定します。
出来上がったものをプランターに刺し、台風や強風などで動
かないようにするため、支柱の上部を壁などに固定します。
支柱(横)
ネット
支
柱
(
縦
)
❺栽培方法
・土の表面が乾いているようなら水やりを行ってください。真夏の水やりは朝
夕の涼しい時間帯にします。
・種を植え付けてから、一週間ほどで土から芽が出てきます。
・芽が成長して苗になったら、ネットにヒモやテープで軽くとめてください。
・苗(親ツル)が1m位に成長したら、親ツルの先端をハサミなどで切り落と
し ま す〔 摘 芯( テキシン)と い う 〕。親 ツ ル に は あ ま り 実 が な ら な い こ と か ら 、摘
芯することで子ツルをたくさん伸ばします。同じように、子ツルが伸びすぎ
た場合は子ツルを摘芯し、孫ツルを増やしていき、ネットいっぱいに広がる
ように誘導していきます。
・黄色いかわいらしい花が咲きます。ゴーヤーの花は雄と雌が分かれています
ので、受粉する必要があります。基本的には虫などを通じて自然と行われま
す が 、マ ン シ ョ ン や ア パ ー ト の 場 合 、自 然 で は で き な い こ と が あ り ま す の で 、
その場合は、雌しべと雄しべをくっつけて受粉させます。
摘芯
親 ツル
子 ツル
❺収穫
・収穫は 7 月初旬~中旬ごろ始まります。
・実は種まきから2ヶ月くらい、開花から2~3週間くらいで収穫できるよう
になります。表面にイボができた見慣れた姿になると収穫できます。もっと
大きくしようと引き伸ばしていると黄色くなり、やがて割れてしまいます。
・尐しくらい黄色くなっても、食べられます。