みんなで節電!地球温暖化の防止! 「みどりのカーテン」の作り方(ゴーヤ) ❶ 種の準 備 ・種まきの時期は、5月中です。また、発芽には25℃くらいの暖かさが必要 といわれてます。 ・種はカラ(表皮)が固いので、発芽しやすくするために種を水に浸し、発芽 するのを待ちます。 (小皿にティッシュペーパーを折りたたんで敷いて、種が半分浸る位の水を 入れ、その上に種を置きます。水が多すぎると、種が腐ることがあるので 注 意 し て く だ さ い 。) ※芽(根)を出しやすくするために種のとがった方を爪切りや ハサミで尐し切り落とすと効果的です。なお、中身まで切り 落とさないよう注意してください。 種 切落す ・小皿は暖かい場所に置くのが良いのですが、直射日光で高温になりやすい場 所は避けてください。 ・1週間程度で発芽(白い根が出てくる)します。 ❷ プランターの準 備 プランターに培養土を入れ、空気がよく入るようにスコップでよくほぐしてか ら、平らにならして散水し、そのまま1~2日おいておきます。 ❸ 種の植 え付け 「❶種の準備」で発芽している場合は、白い根を下にして植えます。発芽して い な い 場 合 は と が っ た 方 を 下 に し て 植 え ま す 。 植 え る 深 さ は 1.5c m く ら い で す。種は一つのプランターに2個から3個を、間隔をあけて植えます。 植え付けが終わったら、よく水やりを行います。水やりの量は、プランターの 下から水が流れ出るくらいが目安です。 ❹ 支 柱とネットの準 備 支柱は長さの異なるもの(縦2本、横1本)が必要です。 まず、ネットに長いほうの支柱2本(縦に使用)を通します。 次に短いほうの支柱(横に使用)1本を通し、設置する場所 の広さに合わせて、縦・横の支柱をそれぞれクリップやひも で固定します。 出来上がったものをプランターに刺し、台風や強風などで動 かないようにするため、支柱の上部を壁などに固定します。 支柱(横) ネット 支 柱 ( 縦 ) ❺栽培方法 ・土の表面が乾いているようなら水やりを行ってください。真夏の水やりは朝 夕の涼しい時間帯にします。 ・種を植え付けてから、一週間ほどで土から芽が出てきます。 ・芽が成長して苗になったら、ネットにヒモやテープで軽くとめてください。 ・苗(親ツル)が1m位に成長したら、親ツルの先端をハサミなどで切り落と し ま す〔 摘 芯( テキシン)と い う 〕。親 ツ ル に は あ ま り 実 が な ら な い こ と か ら 、摘 芯することで子ツルをたくさん伸ばします。同じように、子ツルが伸びすぎ た場合は子ツルを摘芯し、孫ツルを増やしていき、ネットいっぱいに広がる ように誘導していきます。 ・黄色いかわいらしい花が咲きます。ゴーヤーの花は雄と雌が分かれています ので、受粉する必要があります。基本的には虫などを通じて自然と行われま す が 、マ ン シ ョ ン や ア パ ー ト の 場 合 、自 然 で は で き な い こ と が あ り ま す の で 、 その場合は、雌しべと雄しべをくっつけて受粉させます。 摘芯 親 ツル 子 ツル ❺収穫 ・収穫は 7 月初旬~中旬ごろ始まります。 ・実は種まきから2ヶ月くらい、開花から2~3週間くらいで収穫できるよう になります。表面にイボができた見慣れた姿になると収穫できます。もっと 大きくしようと引き伸ばしていると黄色くなり、やがて割れてしまいます。 ・尐しくらい黄色くなっても、食べられます。
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