東京都内のビジネスパーソンの知力・体力・精神力を向上させる 「日の出

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東京都内のビジネスパーソンの知力・体力・精神力を向上させる
「日の出赤いプロジェクト」
企画提案者 : 日の出赤いプロジェクト実行委員会
自 治 体 : 日の出町
事業実施者 :アールアンドディーアイスクエア
(株)
対象地域 : 日の出町全域
現状・課題
成 果
日の出町は東京 23 区から近く、かつ、自然と文化が溶け合った観光資源が多数存在する強みがある。
しかし、日の出町ならではの特色が打ち出せておらず、近隣の区市町村との差別化が図れずにいるのが現
状である。
そこで、日の出山からの日の出や、特産品の日の出トマト、赤いうどんなどのイメージである「赤」という
色を基軸とした新たな切り口から、日の出町の観光資源に付加価値を付与し、「都内に勤めるビジネスパー
ソン」をターゲットとした着地型旅行商品の企画・商品化に向けたモニターツアーを企画・実施した。
❶参加者にリフレッシュ効果を提供
・紙漉きや忍者、日の出山登山などの非日常体験が、日常の喧噪から離れて、
都心等に勤めるビジネスパーソンにとっての気分転換、癒やし、知的好奇
心の刺激に繋がることを確認
実施内容
❶着地型旅行商品 ( エクストリーム出社モニターツアー ) の企画
・週初めの月曜日に備えて、日曜日の午後から月曜日の早朝にかけて知力・
体力・精神力を高める「新たな日曜日午後からの過ごし方」を提案するツア
ーを企画した。
・一般参加者募集によるモニターツアーのコースは、日曜昼武蔵五日市駅集
合 ∼ 紙漉き体験又は忍者体験 ∼ 日の出山ハイキングコース ∼ 東雲山荘
(泊)∼ 日の出山山頂(日の出)∼ 東雲山荘(朝食)∼ 日の出山ハイキン
グコース ∼つるつる温泉(入浴)∼ 武蔵五日市駅解散
❷体験型、交流型の内容が好評
・自分だけの創作が手軽にできたこと、滅多に体験できないことが体験できた
ことや、参加者同士や地元の人々との語らいが、参加者の満足度を高める
ことに繋がることを確認
❸食事のもてなしが重要
・日の出ならではの食材を使った、地元の人々が昔から食べている食事が参
加者に好評
日の出山からの日の出
東雲山荘での夕食(上)
と
日帰りツアーの
「里山弁当」
(下)
❹広告・宣伝手段としてのちらし・口コミ、Facebook 広告を通じた日の出町の認知度向上
・内容を的確に伝えるちらしの東京都心での配布による口コミや、イベント開催と合わせた Facebook
広告による情報拡散を通じ、日の出町の取り組みの認知度が高まった。
課 題
❷ビジネスパーソン向け体験プログラムの企画
・他地域にない日の出町独自のアクティビティである紙漉きプログラム、忍者
プログラムについて、
①の成果や課題を織り込みつつ、「赤」を切り口として、
ビジネスパーソンをターゲットとした日帰り体験プログラムを企画した。
・紙漉きプログラムについては「雅楽 紙漉き 温泉」をキャッチフレーズと
したプログラムを、また、忍者プログラムについては、将来的に外国人もタ
ーゲットに据えた忍者の歴史・文化も学ぶプログラムを企画した。
❶着地型旅行ツアー(エクストリーム出社)の商品化に向けて
・企画提案時の要素を全て盛り込むと「内容盛りだくさん」となり過ぎてかえって満足度低下。体験プロ
グラムと日の出山登山を分ける、登りの体力的負担の少ない行程とスケジューリング、早朝登山を夏場
に実施するなどの工夫が必要
・手荷物の自宅宅配サービスなどで月曜出社時に手ぶら出勤出来るよう工夫が必要
❷体験プログラムの商品化に向けて
・「日の出で紙漉き、忍者」を体験することの明確なストーリー、メッセージを発信
・季節や対象ターゲットに応じた体験コースの開発、オプションの工夫、おもてなしの工夫が求められる。
❸モニターツアーの実施
・エクストリーム出社モニターツアー(プレツアー)
・エクストリーム出社モニターツアー(一般募集)
・紙漉き体験モニターツアー
・忍者体験モニターツアー
❹「赤い食」の普及啓発
・モニターツアーで提供する「赤い食」(お弁当)開発の一環で、町内4業者
の協力を得てお弁当試食会を開催。参加者からの意見を食事メニュー開発
に反映
・エクストリーム出社モニターツアー(一般募集)に先立ち、料理家の指導の
下で、地元食材を生かしたメニューを開発する検討会と試食会を開催。
宿泊施設として利用する東雲山荘の夕食、月曜日朝に参加者にお渡しする
お弁当として提供。2回の体験モニターツアーで提供する食事にも反映。
❺ビジネスパーソン向けに利用可能な町内施設に関する調査
・会議や研修などに利用可能な施設の現況と今後の利用意向について調査
❸日の出ならではのイメージを定着させる取り組み
・「赤」色のイメージの打ち出しと並行して、
「日の出ならでは」のイメージを浸透・定着させていく取り組
み(例えば都心での自然・文化・暮らし・食の紹介イベントなど)を通じた「日の出ファン」の拡大を
進めていく。
上より
・紙すき体験 ( ブックカバー )
・忍者体験 ( 剣術体験 )
・日の出山荘での雅楽演奏
❶「日の出」と「エクストリーム出社」に的を絞ったツアーの企画・実施
❷四季折々の日の出町を楽しんで頂けるツアーを春、夏にも企画・試行
❸食事メニューの充実と参加事業者の裾野拡大
試食会の様子
❻モニターツアー・体験プログラム等の広報PR
・「ツーリズム EXPO ジャパン 2014」において、エクストリーム出社モニターツアーの模様を紹介
・Facebook ページや、実行委員会メンバーの Web サイトを通じた広報活動を実施。
・モニター募集と日の出町自体の知名度向上も狙いとして、赤を基調とした案内ちらしを制作。
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今後の展開
❹日の出町の知名度向上に向けた広報活動など
・継続的な情報提供活動
・ツアー参加者募集時の都心でのちらし配布・宣伝活動
・地元の人々による東京都心での語りかけ・交流活動の開催
❺ツアーの企画・募集・実施を担う活動母体の組成
・「ワンストップでツアーの申し込みが可能な窓口」を実現する活動組織のあり方を検討
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