(参考)CLTの普及に向けた主な取組

(参考)CLTの普及に向けた主な取組
1.告示内容等のマニュアル化と設計・施工実務者向けの講習会
○ 今回公布・施行する告示の解説等を 28 年5月目途に、設計施工マニュアルを 28
年9月目途にとりまとめ、それぞれとりまとめ後に講習会を実施予定。
((一社)日本CLT協会(以下「CLT協会」という。
)と(公財)日本住宅・木材技術セン
ター。国も支援予定。
)
2.CLTの普及の取組
① CLT活用連絡会議の設置
建築物の企画・計画に関係する団体(不動産、設計等)から構成する標記会議を
設置し、事業者への情報提供や意見交換を実施。
(国交省・林野庁の共催)
28 年 2 月 17 日に準備会、3 月 2 日にCLT活用連絡会議(第 1 回)を開催済。
今後、情報や認識の共有化を図るべく適宜開催予定。
② 一般向けパンフレットの作成
CLTを一般向けに分かりやすく紹介するパンフレットを 28 年3月末に作成予
定。広く配布していく。(CLT協会、住木センター。国は作成等へ支援。)
③ CLT首長連合による普及事業を支援
高知県、真庭市等のCLT首長連合が行うCLT等木材利用推進普及事業が地方
創生加速化交付金の交付対象に決定(28 年 3 月 18 日公表 内閣府)。今後、大都市
圏でのフォーラムやPR展示会、CLT建築物の視察会等を開催予定。
3.CLTの性能検証、用途の多様化に向けた取組
① CLT実験棟を建設し、28 年 4 月 7・8 日に完成見学会を予定。施工性の検証、
温熱環境・遮音性能等を研究。
(CLT協会と建築研究所等との共同研究)
② 部分利用に係る技術開発を推進。
(林野庁が支援)
※ 別途、簡易な設計法(一般認定)を整備。
(CLT協会)
4.先導的な技術を用いた木造建築物等の整備への支援
① 実証的CLT建築の整備・検証に対して支援。27 年度補正予算では 10 件程度採
択予定、28 年度予算の取組は5月頃公募を予定。
(林野庁)
② CLT等先導的な技術を導入した木造建築物の設計・整備に要する費用の一部
を支援。28 年度は5月頃第1回公募、秋頃第2回公募を予定。
(国土交通省)
5.生産体制の構築
○ 国内初の量産工場が4月に岡山県内で竣工予定。
(林野庁支援)
【問い合わせ先】
国土交通省住宅局住宅生産課 木造住宅振興室 澁谷、佐々木(内線 39-422)
電 話:03-5253-8111(代表)
、03-5253-8512(直通)、FAX:03-5253-1629
林野庁林政部木材産業課 木材製品技術室 香月、坂(内線 6105)
電 話:03-35-2-8111(代表)
、03-6744-2294(直通)
、FAX:03-3591-6319