業務用総合電化契約

高(圧選択要綱
平成28年4月1日実施
業務用総合電化契約
500kW
以上
)
中国電力株式会社
079
1
目
的
この選択要綱は,負荷の平準化を促進し,電力設備の効率的な使用に資することを
目的といたします。
2
選択要綱の変更
(1) 当社は,契約期間満了前であっても,この選択要綱を変更することがあります。
この場合には,当社は,変更後の選択要綱にもとづき,需給契約の変更についてお
客さまに申入れを行なうことがあります。
(2) 消費税および地方消費税の税率が変更された場合には,当社は,変更された税率
にもとづき,この選択要綱を変更いたします。この場合,契約期間満了前であって
も,電気料金その他の供給条件は,変更後の選択要綱によります。
(3) この選択要綱を変更するときには,当社は,変更内容のみをお客さまへお知らせ
いたします。
3 適用条件
電気契約要綱(平成 28 年4月1日実施。以下「契約要綱」といいます。)の業務用電
力の適用範囲に該当し,次のいずれにも該当する需要(以下「総合電化需要」といいま
す。)で,お客さまがこの選択要綱の適用を受けることを希望され,かつ,当社との
協議が整った場合に適用いたします。
(1) 契約電力が 500 キロワット以上の需要で,選択要綱の業務用蓄熱調整契約および
業務用電化厨房契約の適用を受けること。
(2) 需要場所における給湯設備,厨房設備,冷暖房設備等に要するすべての熱源を当
社の供給する電気でまかなっていただくこと。
4
料
金
各月の料金は,次の算式により算定された金額から(1)によって算定された金額
(以下「総合電化割引額」といいます。)を差し引いたものに,再生可能エネルギー発電
促進賦課金として算定された金額を加えたものといたします。
契約要綱またはこの選択要綱以外
の選択要綱によって料金として算 −
定された金額
再生可能エネルギー発電促進賦課金
として算定された金額
(1) 総合電化割引額
総合電化割引額は,1月につき次によって算定された金額といたします。ただし,
次によって算定された金額が(3)に定める総合電化割引上限額を上回る場合の総
合電化割引額は,(3)に定める総合電化割引上限額といたします。
- 1 -
総合電化割引額=(2)の総合電化割引対象額×5パーセント
(2) 総合電化割引対象額
総合電化割引対象額は,次によって算定された金額といたします。
総合電化割引対象額
=常時供給分の基本料金
+常時供給分の使用電力量×常時供給分の電力量料金単価
(3) 総合電化割引上限額
1契約につき
5
そ の
216,000 円 00 銭
他
(1) 当社は,総合電化需要であることを確認するため,必要に応じてお客さまから電
気機器に関する資料等を提出していただきます。
(2) 給湯設備,厨房設備,冷暖房設備等の電気機器を取り付けもしくは取り替えまた
は取り外される場合は,当社に申し出ていただきます。
なお,電気機器の変更などにより総合電化需要に該当しなくなったお客さまが,
引き続きこの選択要綱の適用を受け料金の一部の支払いを免れた場合は,契約要綱
44(違約金)に準じ,違約金を申し受けます。
(3) 総合電化割引額は,お客さまの申出にもとづいて当社が総合電化需要であること
を確認した日以降の料金について適用いたします。
(4) 当社は,契約要綱 31(日割計算)に準じて日割計算を行ない,料金を算定いたし
ます。ただし,総合電化割引上限額の日割計算は,別表1(総合電化割引上限額の
日割計算の基本算式)によるものといたします。
(5) 契約要綱 30(料金の算定)(1)ロの場合で,日割計算するときは,料金に変更が
あった日の前後の期間ごとに総合電化割引対象額を算定いたします。
(6) この選択要綱に定めのない規定については,契約要綱および標準料金表ならびに
他の選択要綱の定めるところによるものといたします。
- 2 -
附
則
1 実施期日
この選択要綱は,平成 28 年4月1日から実施いたします。
2
延滞利息の適用開始までの取扱い
4(料金)および5(その他)については,料金の算定期間の最終日が平成 29 年
3月 31 日以降となる料金に適用するものとし,料金の算定期間の最終日が平成 29 年
3月 30 日以前となる料金については,次のとおりといたします。
(1) 料
金
各月の料金は,契約要綱またはこの選択要綱以外の選択要綱によって算定された
早収料金の場合の金額からイによって算定された総合電化割引額を差し引いたも
のを早収料金として算定いたします。
イ 総合電化割引額
総合電化割引額は,1月につき次によって算定された金額といたします。ただ
し,次によって算定された金額がハに定める総合電化割引上限額を上回る場合の
総合電化割引額は,ハに定める総合電化割引上限額といたします。
総合電化割引額=ロの総合電化割引対象額×5パーセント
ロ
総合電化割引対象額
総合電化割引対象額は,次によって算定された金額といたします。
総合電化割引対象額
=常時供給分の基本料金
+常時供給分の使用電力量×常時供給分の電力量料金単価
ハ
総合電化割引上限額
1契約につき
216,000 円 00 銭
(2) そ の 他
イ
当社は,総合電化需要であることを確認するため,必要に応じてお客さまから
電気機器に関する資料等を提出していただきます。
ロ
給湯設備,厨房設備,冷暖房設備等の電気機器を取り付けもしくは取り替えま
たは取り外される場合は,当社に申し出ていただきます。
なお,電気機器の変更などにより総合電化需要に該当しなくなったお客さまが,
引き続きこの選択要綱の適用を受け料金の一部の支払いを免れた場合は,契約要
綱附則5(延滞利息の適用開始までの取扱い)(19)に準じ,違約金を申し受けます。
ハ
総合電化割引額は,お客さまの申出にもとづいて当社が総合電化需要であるこ
とを確認した日以降の料金について適用いたします。
- 3 -
ニ
当社は,契約要綱附則5(延滞利息の適用開始までの取扱い)(13)に準じて日割
計算を行ない,早収料金を算定いたします。ただし,総合電化割引上限額の日割
計算は,別表1(総合電化割引上限額の日割計算の基本算式)によるものといたし
ます。
ホ
契約要綱 30(料金の算定)(1)ロの場合で,日割計算するときは,料金に変更
があった日の前後の期間ごとに総合電化割引対象額を算定いたします。
ヘ
この選択要綱に定めのない規定については,契約要綱および標準料金表ならび
に他の選択要綱の定めるところによるものといたします。
- 4 -
別
1
表
総合電化割引上限額の日割計算の基本算式
(1) 総合電化割引上限額の日割計算の基本算式は,次のとおりといたします。
総合電化割引上限額×
日割計算対象日数
検針期間の日数
ただし,契約要綱 30(料金の算定)(1)ハに該当する場合は,
日割計算対象日数
検針期間の日数
は,
日割計算対象日数
暦日数
といたします。
(2) 電気の供給を開始し,または需給契約が消滅した場合の(1)にいう検針期間の日
数は,次のとおりといたします。
イ
電気の供給を開始した場合
開始日の直前のそのお客さまの属する検針区域の検針日から,需給開始の直後
の検針日の前日までの日数といたします。
ロ
需給契約が消滅した場合
消滅日の直前の検針日から,当社が次回の検針日としてお客さまにあらかじめ
お知らせした日の前日までの日数といたします。
(3) 契約要綱 28(料金の算定期間)(2)の場合は,(1)にいう検針期間の日数は,計
量期間の日数といたします。ただし,電気の供給を開始し,または需給契約が消滅
した場合の(1)にいう検針期間の日数は,(2)に準ずるものといたします。この場
合,(2)にいう検針日は,計量日といたします。
(4) 電気の供給を開始し,または需給契約が消滅した場合の(1)にいう暦日数は,次
のとおりといたします。
イ
電気の供給を開始した場合
そのお客さまの属する検針区域の検針の基準となる日(開始日が含まれる検針
期間の始期に対応するものといたします。)の属する月の日数といたします。
ロ
需給契約が消滅した場合
そのお客さまの属する検針区域の検針の基準となる日(消滅日の前日が含まれ
る検針期間の始期に対応するものといたします。)の属する月の日数といたしま
す。
- 5 -