沖縄国際物流ハブ ∼ア ジ ア 主 要 都 市 へ の 最 速 物 流 を 実 現 ∼ 沖縄県東京事務所 〒102-0093 東京都千代田区平河町２丁目６-３ 都道府県会館10階 TEL.03-5212-9087 FAX.03-5212-9086 沖縄県大阪事務所 〒530-0001 大阪府大阪市北区梅田１丁目１-３-2100 大阪駅前第3ビル 21階 TEL.06-6344-6828 FAX.06-6346-1784 沖縄県名古屋情報センター 〒460-0008 愛知県名古屋市中区栄4-1-1 中部日本ビルディング4階 TEL.052-263-3618 FAX.052-263-3619 沖縄県北京事務所 北京市朝陽区東三環北路3号幸福大厦B座619号室 TEL.+86-10-6466-8679 FAX.+86-10-6466-6693 沖縄県上海事務所 上海市黄浦区漢口路 398号 華盛大厦1603B室 TEL.+86-21-6351-0231/2962 FAX.+86-21-6350-7368 沖縄県香港事務所 Unit 1211,12/F,Prosperity Millennia Plaza,663 King’s Road,North Point,HK 香港北角英皇道663號泓富産業千禧廣場12樓1211室 TEL.+852-2968-1006 FAX.+852-2968-1003 沖縄県台北事務所 台北市中山区松江路 148号4階Ｅ室 TEL.+886-2-2521-0376 FAX.+886-2-2542-7075 沖縄県 商工労働部 国際物流推進課 〒900-8570 沖縄県那覇市泉崎 1-2-2 TEL.098-866-2340 FAX.098-866-2526 http://okinawahub.com/ H25.10 物流拠点としての沖縄の歴史 02 充実した国際輸送ネットワーク 沖縄国際物流ハブを活用した 輸送モデル 06 沖縄国際物流ハブを活用した ビジネスモデル 沖縄ならではのリゾート＆ビジネス ■ 琉球王国の主要交易ルート （14∼16世紀） 22 諸国など海を隔てた遠くの国々と交流・交易してき 北京 た海洋交易国家でした。 釜山 兵庫 堺 これらの諸国との交流・交易を通じて、様々な文 08 化、文物を伝播するとともに、紅型等の工芸品、豚 南京 明 肉料理などの食文化、武芸などの新たな琉球・沖 10 アジアレベルのメリットを実現 12 各種支援制度の削減試算 14 国際競争力のある物流インフラ 16 立地拠点としての沖縄県の魅力 18 広州 琉球王国 シャム王国 アユタヤ 安南 沖縄的な価値と文化の創出が沖縄のキーワードと CONTENTS 那覇 泉州 マカオ アジアの中心に位置すること、交易・交流による繁 栄、様々な海外文化を吸収・混ぜ合わせた独自な 坊津 （シャム） チャンバ いえます。 ルソン 太平洋 Support 日本で唯一の物流特区 博多 福州 縄的な価値を創り出してきました。 Support 東シナ海 04 沖縄は、日本と中国、東南アジアの中間に位置し、 「琉球王国」として、日本、韓国、中国や東南アジア advantage 沖縄国際物流ハブの強み 海洋交易国家としての琉球王国 Logistics Logistics 20 HISTORY Network HISTORY 南シナ海 物流拠点としての沖縄の歴史 アジ ア 諸 国との 交 流 の 中 で 育 まれてきた 歴 史 パタニ ■ 進貢船 （中国との交易・使節派遣等に使われた琉球王国の官船） パサイ マラッカ （スマトラ） パレンバン カラパ グレシク （ジャワ） 高良倉吉著『アジアのなかの琉球王国』を基に作成 沖縄が日本とアジアをつなぐ架け橋になる 古くから、沖縄はアジア諸国を相手に交易・中継貿易を行い、万国の津梁（＝世界の架け橋）としての役割を担い、 nettWORK 2 1世 紀 の 万 国 津 梁 を め ざ して （スンダ） マジャパヒト王国 繁栄してきました。そして、アジアの経済発展にともない、沖縄の地理的優位性が今再び、注目されています。 沖縄県では舞台を海から空へ拡げて、アジアの中心に位置するという地理的優位性を活かし、沖縄のみならず、日 本全体とアジアの発展に貢献する「21世紀の万国津梁」をめざしています。 ■ 万国津梁の鐘 （15世紀に鋳造、首里城本殿に掲げられていた） Advantage ■ 泡盛 ■ 琉球漆器 ■ 三線 泡盛はタイ米を原料とする蒸留酒 であり、 タイ、 中国・福建などから伝 わったとの説がある。 16世紀末より輸出品となり、琉球 王国から薩摩や将軍への献上品、 中国への朝貢品などに使われた。 14世紀に中国から沖縄に伝わり、 作られ るようになったもの。 その後 「琉球漆器」 として独自に発展し、 海外へも輸出される様になる。 14 ∼15世 紀に中国から沖 縄に伝 わった楽器。 日本本土の三味線の原型であり、沖 縄と中国・アジアの交流の中から育っ た楽器。 アジアの中心に位置する地理的優位性∼20億人の巨大マーケットの中心∼ HISTORY 深 夜 出 発・翌 朝 到 着 の 高 速 物 流 を 実 現 高速輸送に最適な運航ダイヤによって、日本を含むアジア主要都市を24時頃に出発、 「沖縄国際物流ハブ」を経由 し、翌朝5時∼8時に各目的地に到着する高速物流を実現しました。 ★月・火・水・木・金・土出発 中国 13億人 北京 大連 広州 ハノイ 沖縄 台北 マニラ バンコク 沖縄から 4時間圏内 ジャカルタ 2時間25分 2時間20分 2時間15分 1時間50分 2時間10分 2時間50分 沖縄→上海 沖縄→台北 沖縄→香港 沖縄→バンコク 22:30 01:30 06:10 08:35 成田 06:15 08:05 （名古屋 経由） 沖 縄 02:05 05:40 07:30 名古屋 00:05 02:20 05:40 07:30 青島 上海 01:00 04:05 03:20 04:25 上海 香港 00:10 03:35 05:05 06:40 香港 台北 23:25 01:50 06:25 06:55 台北 ソウル 23:25 01:30 05:45 07:55 ソウル バンコク 21:35 04:00 05:25 07:50 バンコク （2013年9月現在） 2 4 時 間 対 応 が 可 能 な 沖 縄 貨 物 ハブ 事前申告（特定輸出申告制度）を活用した那覇空港での通関により、素早い輸出手続きが可能になるとともに、 最大2日間のリードタイムの短縮が可能です。 内 貨 外 貨 出荷日 締切時間 19：00 翌日 搬入時間 7：00 2日後 出発 22：30 4 到着 17：00 出発 6：00 配達最短 午前中配達 香港空港 香港 物流支店 香港 物流センター 輸入通関 到着 仕分け 配達 成 田 国 際 空 港 Narita Airport Terminal 本申告、 輸出許可 輸出申告 ASEAN 6億人 那覇空港を基点に、貨物専 用 機をアジア主要 都 市へ 深夜運航 3日後 出発 16：00 到着 6：55 成田空港 成田施設 物流会社支店 発送 2時間5分 1時間30分 2時間35分 4時間25分 関西 ※沖縄→青島は、2013年10月より新設予定。 沖縄通関フロー 沖縄→成田 沖縄→羽田 沖縄→名古屋 沖縄→関西 沖縄→ソウル 沖縄→青島 成田 内 貨 外 貨 出荷日 締切時間 19：00 物流会社支店 発送 翌日 出発時間 24：00 到着 2：35 羽田空港 那覇空港 本申告、輸出許可 出発 5：05 到着 6：55 出発 11：00 到着 12：00 出発 13：00 配達最短 14時∼配達 香港空港 香港 物流支店 香港 物流センター 輸入通関 到着・仕分け 配達 5 Advantage シンガポール 羽田 00:05 従来のフロー クアラルンプール 07:00 関西 日本 1.3億人 人口20億人の 巨大マーケットの中心 04:40 nettWORK 香港 02:30 02:20 関西 名古屋 上海 00:00 Support 成田 羽田 羽田 21:20 ソウル 青島 ★火・水・木・金・土・日出発 Logistics 沖縄国際物流ハブの強み 沖縄は発展する東アジアの中心に位置するという地理的優位性に加え、那覇空港 は24時間運用が可能となっています。 これらの利点と、豊富な国内線・国際線ネットワークを活用し、これからのビジネス に求められる輸送ニーズに的確に対応します。 沖 縄中 継 モデル HISTORY 沖 縄 在 庫モデル Logistics 15:00 受注 北京 北京 17:00 搬入 大連 ソウル 青島 関西 成田 羽田 大連 ソウル 19:00 新千歳空港 発 青島 関西 上海 羽田 上海 配送 台北 ハノイ 沖縄 香港 ハノイ 那覇空港 着 香港空港 着 バンコク 台北 （深夜） 通関 沖縄 香港 00:00 受注（海外、国内） 午前中 配送 バンコク （深夜） 通関 ホーチミン・シティ 那覇空港 発 午前中 各地 着 沖縄に物流拠点を設け、様々なビジネスモデルを展開 ■24時間通関・中継機能により、圧倒的に有利なリードタイム、カットタイムを実現し、日本⇔アジア間、 アジア⇔アジア間の翌日配送を可能にします。 ■アジアの中心・沖縄に物流拠点を確保することにより、 深夜受注でも翌日配送が可能となる画期的な物流モデルが 実現できます。 ■那覇空港及び羽田・成田・関西との豊富な航空ネットワークとの接続により、地方都市からアジア都市への翌日配 ■アジアのニーズに対応しながらも、 日本品質での受注・輸送が可能です。 送が実現できます。 ■各地の在庫拠点を沖縄に集約することで物流が効率化できます。 ■地震の少ない沖縄拠点の活用でリスクを分散し、BCP(事業継続マネジメント）に貢献します。 ■ 羽田に次ぐ第２位の国内航空路線数 空港名 具体的なモデル 具体的なモデル たとえば、こんなビジネスモデルにおすすめです ①翌日配送の国際宅配便 ②生鮮食料品等のアジア向け輸出 運用時間 路線数 便/日 羽田 24時間 49 那覇 24時間 27 1,082 福岡 7：00∼22：00 26 175 24時間 26 164 7：00∼22：00 24 158 中部国際 24時間 16 67 関西国際 24時間 12 59 6：00∼23：00 11 287 新千歳 例：日本全国の物産が、翌日には香港のレストランに 伊丹 ③電機・精密製品など高付加価値製品の アジア⇔日本、アジア⇔アジア間の迅速輸送 例：就業時間後に荷受けし、翌日昼までに海外の工場に 配送 ■ 那覇空港の航空ネットワーク 成田 仙台 137 資料： （社） 全国空港ビル協会 「平成24年度版 全国ターミナルビル要覧」 6 札幌 ソウル 北京 広島 新潟 中部 成田 関西 羽田 福岡 具体的なモデル 具体的なモデル たとえば、こんなビジネスモデルにおすすめです ①緊急輸送が必要な修理パーツの配送拠点 ②通販・Ｅコマース商品の保管・配送拠点 ③ＰＣなどの小型・高付加価値製品のリペアセンター ④保税加工による組立・配送拠点 上海 台北 沖縄 台中 ⑤全国の食料品の流通加工・配送拠点 ⑥輸入製品の全国への保管・配送拠点 香港 7 Advantage 24時間通関・中継機能を活用し翌日配送を実現 nettWORK 早朝 那覇空港 発 ホーチミン・シティ Support 沖縄国際物流ハブを活用した輸送モデル 沖縄国際物流ハブを活用することにより、リードタイムを圧倒的に短縮し、アジア主 要都市間の翌日配送が可能となりました。 沖縄を中継基地とする新たな輸送モデルとなる「沖縄中継モデル」、在庫型の「沖 縄在庫モデル」が構築されました。 HISTORY 全 国 特 産 品 の 輸 送モデル アジ アのリペアセンター モデル 日本全国の特産品をアジア各地へ、沖縄経由で翌日配送 迅速なメンテナンス、修理が可能 鮮度が求められる特産品にも適した輸送モデルです。 アジア各地をカバーする沖縄リペアセンターでは、迅速な修理、配送が可能です。 航空輸送 航空輸送 仁川 青島 福岡空港 関西国際 空港 仁川 特産品 小松空港 静岡 空港 成田空港 成田空港 羽田空港 羽田空港 関西国際空港 上海 Support 中部 国際空港 上海 Logistics 補修部品・製品 那覇空港 香港・バンコクなど 全国特産品について 那覇空港経由・翌日配送 台湾 香港・バンコクなど 台湾 沖縄にて最速修理、 那覇空港から翌日配送 那覇空港 nettWORK 沖縄国際物流ハブを活用したビジネスモデル 日本国内とアジアの各地域を短時間で結ぶ沖縄国際物流ハブにより、アジアとの 様々なビジネスモデルが実現します。 アジ アへ の 緊 急 パーツ 輸 送 モ デル ア ジ ア 向 け の e コ マ ース 拠 点 モ デ ル 夜間の発注にも柔軟かつ迅速に対応 アジア各都市の顧客へ翌日配送を実現 緊急対応が求められる高機能部品等の小ロット配送に適した輸送モデルです。 沖縄にストックしてある日本製品を、オンラインで受注後、翌日の配送が可能なモデルです。 航空輸送 海上輸送 仁川 羽田空港 関西 国際空港 成田空港 成田空港 東京港 博多港 上海 高機能部品 那覇港 香港・バンコクなど 台湾 那覇空港 8 海上輸送 仁川 沖縄在庫により 深夜対応が可能 那覇港 香港・バンコクなど 台湾 大阪港 羽田空港 中部 東京港 関西 国際空港 国際空港 化粧品、アパレル、医薬品等 日本製品を調達・在庫 那覇空港から翌日配送 那覇空港 那覇空港 9 Advantage 大阪港 上海 航空輸送 HISTORY 国際物流拠点産業集積地域 物流業だけではなく、製造業や機械修理業、通信販売業を対象とする国際物流拠点産業集積地域（国際物流特 区）は、沖縄だけに認められた特区制度です。 Logistics 日本で唯一の物流特区 沖縄県では、国際物流拠点産業集積地域を中心に、物流インフラの整備や企業集 積を進めています。 ★国際物流拠点産業集積地域 ：那覇市（一部地域）、うるま市（一部地域） ★情報通信産業特別地区 ：那覇市、浦添市、名護市、宜座野市、うるま市 ★金融業務特別地区 ：名護市 那覇地区 ─ 那覇空港に隣接、 車で1分の最速・最短アクセス 国頭村 今帰仁村 大宜味村 本部町 東村 Support 那覇空港に隣接する那覇地区は、 空港から車で1分の距離にあり、 最短・最速の物流モデル構築には最適の場所です。 ★★名護市 沖縄自動車道 那覇空港自動車道 那覇空港地区 ─ 那覇空港貨物ターミナル内の貨物上屋 恩納村 那覇空港貨物ターミナル内にあり、保税蔵置き場として国際航空 ★宜野座村 金武町 貨物を効率的に扱うことができます。 うるま地区 ─中城湾港に隣接する国際物流・製造拠点 中城湾港に隣接するうるま地区は、賃貸工場等も備え、 日本・アジア向けの国際物流・製造拠点の立地に適した ★うるま市 嘉手納町 場所です。 沖縄市 那覇港地区 ─ 那覇港国際コンテナターミナルに隣接 北谷町 北中城村 宜野湾市 那覇港国際コンテナターミナルに隣接し、那覇空港まで車で10分 と好位置にあり、海上輸送・航空輸送を組み合わせた物流モデル ★浦添市 ★ 那覇市 に最適な場所です。 nettWORK 読谷村 中城村 うるま地区 西原町 与那原町 豊見城市 南城市 Advantage 指定地域 南風原町 八重瀬町 糸満市 那覇港地区 那覇空港地区 ■ 国際物流拠点産業集積地域の概要 地区（面積） 那覇地区 那覇地区（26,691㎡） （農水産品、 食料品、 アパレル、 精密機械、 電気機械等の輸入・製造・卸売業、 および物 流事業者などが立地） アクセス 那覇空港から約2km、那覇港 新港ふ頭から約7.6km 那覇空港地区（20,285㎡） 航空貨物上屋 那覇空港内 那覇港地区（85,678㎡） 那覇港新港ふ頭地区内 うるま地区（約122ha） 10 施設・用途（立地企業） 倉庫・工場施設・野積場・税関出張所 物流センター （予定） 分譲用地、 賃貸工場 （精密機械、 金属機械、 食品、 その他の製造業、 輸入・卸売業の事業者が立地） 11 那覇空港から約27km （車で45分）
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