2. 洪水・土砂災害用防災マップ 土砂災害の種類 洪水・土砂災害ハザードマップ 大雨などにより、地中に浸み込んだ水分が増加すると、大きな土砂災害につながることがあります。 あらかじめ災害の仕組みを理解し、私たちの周りに起こりうる土砂災害に備えましょう。 土砂災害警戒区域・土砂災害特別警戒区域 土砂災害警戒区域及び土砂災害特別警戒区域は、 土砂災害防止法※に基づいて調査を行い、 指定・公示された区域です。 ※正式名称「土砂災害警戒区域等における土砂災害防止対策の推進に関する法律」 土砂災害警戒区域(通称:イエローゾーン) 土砂災害が発生した場合に、住民等の生命または身体に危害が生じる恐れがあると認められる区域であり、危険 の周知、警戒避難体制の整備が行われます。 土砂災害特別警戒区域(通称:レッドゾーン) 土砂災害が発生した場合に、建築物に損壊が生じ住民等の生命または身体に著しい危害が生じる恐れがあると 認められる区域で、特定の開発行為に対する許可制、建築物の構造規制等が行われます。 土砂災害の種類 土砂災害は、主なものとして 「急傾斜地の崩壊」 「土石流」 「地すべり」があり、 以下のような場所が警戒区域の 対象となります。 また、土砂災害が発生するときには、いくつかの特徴的な前兆現象があります。前兆現象が見 られたら、速やかに避難しましょう。 P13 ~ P14 墹之上、 谷戸、仲之台、 鳥打、珍野、 町屋、大北、千代田、 長塚 2 P15 ~ P16 古奈、天野、長岡、小坂、 富士見、 長瀬、戸沢、花坂 3 P17 ~ P18 吉田、中島、神島 4 P19 ~ P20 大仁、吉田、中島、神島、 三福、田京 5 P21 ~ P22 山木、多田、奈古谷、 大仙、 長崎、 原木、四日町、土手和田 急傾斜地の崩壊 このマップに洪水・土砂 災害時の避難経路等の 情 報を書き込んでくだ さい 土石流 ・雨が降り続いているのに川の水位が下がる 地すべり 斜面の一部分、 あるいは全部が、地下水の影響と重力に よりゆっくりと斜面の下方に移動していくことをいいま す。範囲が広く移動する土砂の量が大きいので、 大きな 被害を及ぼす場合があります。一度動き出すと、 これを完 全に停止させることは非常に困難です。 ・地面にひび割れができる 前兆 ・沢や井戸の水が濁る 現象 ・池や沼の水の量が急に変化する 11 P23 ~ P24 7 P25 ~ P26 立花台、 田京、御門、 白山堂、守木、 宗光寺、 立花、星和 8 1 2 3 4 P35 ~ P36 13 P37 ~ P38 14 P39 ~ P40 小松ケ原別荘地 浮橋、田原野、長者原 P29 ~ P30 みどり、 小松ケ原別荘地、 富士見ニュータウン 10 12 浮橋 P27 ~ P28 9 P33 ~ P34 田中山、 下畑、浮橋、 田原野 金谷、山木、四日町、寺家、中條、 南條、中、内中、 土手和田 15 P41 ~ P42 田原野、 長者原 P31 ~ P32 高原、富士見ニュータウン、 田中山、 浮橋 洪水土砂災害ハザードマップとは この地図は、 国が公表している狩野川が概ね100年に1回程度起こる洪水によりはん濫した場合に 想定される浸水の状況を示しています。 また、静岡県が公表している土砂災害警戒区域等や危険区域等の情報に基づき、大雨や地震のと きなどに土砂災害の恐れのある箇所を示しています。 なお、地図に示した箇所以外のところも、状況によっては洪水や土砂災害が発生することがありま すので、 注意してください。 9 12 5 ・小石がバラバラ落ちてくる 前兆 ・斜面から水が噴き出す 現象 ・斜面にひび割れができる 集中豪雨や長雨などによって、 山や川の石や土砂が一気 に下流に向けて押し流されることをいいます。 規模によっ てその流れの速さは違いますが、 時速20~40kmという 速度で一瞬にして人家や畑などを破壊してしまいます。 6 三福、田京、田中山、 下畑 地中に浸み込んだ水分が土の中に溜まり、雨や地震を きっかけに一気に斜面が崩れ落ちることをいいます。急 傾斜地の崩壊はいきなり発生するので、人家付近で起き ると逃げることが難しく、被害者の割合も高くなります。 前兆 ・山鳴りがする 現象 ・川の流れが濁り流木が混じりはじめる 11 1 10 6 11 7 8 13 14 15 12
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