仕様書 [PDFファイル/130KB]

三原市清掃工場焼却灰等運搬業務仕様書
第1章 一般事項
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業務名称
三原市清掃工場焼却灰等運搬業務
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履行期間
平成 28 年 6 月 1 日から平成 29 年 3 月 31 日まで
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業務目的
本業務は,三原市清掃工場で発生した焼却灰及び飛灰固化物(以下「焼却灰等」という。
)を
灰積込場又は三原市一般廃棄物最終処分場埋立地より積込し,目的地(出島処分場)まで適切
に運搬することにより,廃棄物の適切な処分及び三原市清掃工場の円滑な運営を図ることを目
的とする。
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業務場所
三原市八坂町~広島市南区
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廃棄物の種類
一般廃棄物(焼却灰及び飛灰固化物)
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運搬条件
運搬に際し,必要な焼却灰等飛散防止措置を講ずること。
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車両条件
焼却灰等運搬車両は最大積載量が 9,000kg 以上のダンプ車(天蓋付密閉型車両又は荷台をシ
ート掛けできるもの)であること。
燃え殻,ばいじんを運搬できる産業廃棄物収集運搬業の許可の際に届出ている車両であるこ
と。
三原市清掃工場の灰積込場に入場できる車両であること。
なお,三原市清掃工場の灰積込場は,平成 28 年 5 月に別紙1に示す改造工事を実施する予定
であるので,留意すること。
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運搬の最終目的地(処分先)
処 分 先 の 名 称 一般財団法人広島県環境保全公社出島地区廃棄物等埋立処分場
(以下「出島処分場」という。)
処分先の所在地 広島市南区出島四丁目及びその地先
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受 付 時
間 午前9時から午後4時30分まで(午後0時から午後1時までを除く。
)
休
日 ・日曜日及び土曜日
止
・国民の祝日に関する法律(昭和 23 年法律第 178 号)に規定する休日
・12 月 28 日から翌年 1 月 3 日までの日
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受注者の条件
入札公告に掲げている入札参加要件を全て満たしていること。なお,産業廃棄物収集運搬業
の許可事項に変更があったときは,受注者は速やかにその旨を発注者に通知するとともに,廃
止・変更届出書の収受後の届出書の写しを発注者に提出すること。
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積替の禁止
受注者は,発注者から委託された焼却灰等の積替えを行なってはならない。
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適正処理に必要な情報の提供
(1) 発注者は,焼却灰等の適正な処理のために必要な情報として,以下の情報をあらかじめ受
注者に提供する。
・焼却灰等の発生工程
ごみ焼却処理工程で発生する焼却灰及び飛灰
(飛灰はキレート処理及びセメント固化後のもの)
・性状及び荷姿
バラ
・腐敗,揮発等性状の変化に関する事項 多少の水分の蒸発
・混合等により生ずる支障
なし
・その他取扱いの注意事項
その都度
(2) 発注者は上記の内容以外にも,受注者の要求に応じて,適正処理に必要な情報を,受注者
に提供する。受注者は,適正処理に必要な情報を発注者に対して要求することができる。
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法令等の遵守
業務を行うにあたっては下記の諸法令及び諸官公庁の命令指示を遵守し,安全かつ円滑な運
搬を行わなければならない。
(1) 労働基準法
(2) 労働安全衛生法
(3) 労働災害補償保険法
(4) 職業安定法
(5) 廃棄物の処理及び清掃に関する法律
(6) 道路交通法
(7) 道路運送法
(8) 一般財団法人広島県環境保全公社一般廃棄物の処分に関する規則及び要領
(9) その他関係法規・通達・指導要綱等
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委託料の請求
本業務委託は単価契約とし,委託料は毎月毎に前月分について請求するものとする。請求金
額は,別紙2単価内訳書に記載した種目毎の単価に,各々の運搬数量を乗じて得た金額の円未
満の端数を切り捨てて得た金額とする。また,本委託の出来高は,契約限度額の範囲内とする。
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その他
(1) 本委託の履行にあたり,必要な機器類は,受注者の負担とする。
(2) この特記仕様書に定めるもの以外に業務履行上特に必要な事項,及び疑義を生じた事項に
ついては,別途協議のうえ決定するものとする。
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第2章 業務
1
業務概要
本業務は,三原市清掃工場より発生した焼却灰等を当工場内の灰積込場又は三原市一般廃棄
物最終処分場埋立地で積込し,処分するために出島処分場へ運搬するものである。
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業務範囲
本業務委託の業務範囲は次のとおりとする。
(1) 三原市清掃工場より発生する焼却灰等を当工場内の灰積込場又は三原市一般廃棄物最終処
分場埋立地において積込。
ただし,積込に使用する灰クレーン又は油圧ショベルの操作は当工場作業員等が実施する。
(2) 当工場トラックスケールにて,積載重量を計測し,過積載でないことを確認。
(3) 積込した焼却灰等について必要な飛散防止対策を講じた後,出島処分場までの運搬。
(4) 上記項目を履行するための人員・器材の調整管理。
3
業務履行計画書
受注者は本業務を履行するにあたり,三原市清掃工場の業務などに支障なく業務を履行でき
ることを示す計画書を提出すること。
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業務履行上の留意事項
(1) 焼却灰と飛灰固化物は混載しないこと。
(2) 受注者は業務履行にあたり,三原市清掃工場の業務などに支障のないよう焼却灰等の積込・
運搬にあたらなければならない。
(3) 受注者は業務履行にあたり,焼却灰等の飛散防止に努める等の現場管理をあわせて行わな
ければならない。また,運搬にあたり車両や荷台,タイヤ等に付着した焼却灰等は,十分に
落としてから運転すること。
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運搬予定数量
焼却灰
2,250t
飛灰固化物
1,440t
(1) 三原市清掃工場より発生する焼却灰等を出島処分場へ運搬する。
(約75km)
(2) 1日あたりの運搬数量は 18~20t/日(9~10t/台×2往復)とする。(最大 2 往復)
上記運搬数量は予定であり,三原市清掃工場の運転状況等により変動を生ずる場合があるが,
数量増減の保障は行わない。また,1台あたりの運搬量を運搬できる車両を手配すること。
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運搬ルート
基本的な運搬ルートは山陽自動車道(三原久井 IC⇔広島東 IC)及び広島高速2号線及び3号
線(福田出入口⇔宇品出入口)を経由するものとする。
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なお,一般財団法人広島県環境保全公社が定めている通行禁止道路は走行しないこと。
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運搬数量の確認
出島処分場へ運搬する焼却灰等の運搬数量については,出島処分場での受入数量で確認する
ものとする。
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日報等
受注者は日報(1部)及び月報(2部)を提出すること。月報は前月分について,毎月,業務
完了届と共に提出すること。
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単価内訳書
別紙2のとおり。
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当日の運搬物を運搬できなかった場合の取扱い
(1) 交通事情等により出島処分場の受入時間に間に合わなかった場合
ただちに,担当職員に連絡するとともに,三原市清掃工場まで運搬物を持ち帰り,三原市
一般廃棄物最終処分場の埋立地に荷下ろしを行う,又は,積載したまま当工場内に駐車して
翌日以降に運搬を行うこととする。
運搬数量の確認は,三原市清掃工場のトラックスケールで行う。
(2) 出島処分場の受入基準を満たさずに持ち帰る場合
ただちに,担当職員に連絡するとともに,三原市清掃工場まで運搬物を持ち帰り,三原市
一般廃棄物最終処分場の埋立地に荷下ろしを行う。
運搬数量の確認は,三原市清掃工場のトラックスケールで行う。
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当日の運搬物を運搬できなかった場合の費用弁償
(1) 出島処分場又はその付近まで運搬した場合
運搬単価は単価内訳書のとおりとする。
(2) 途中で引き返した場合
単価内訳書の運搬単価を走行距離に応じて減額することを基本とし,発注者と受注者の協
議のうえ決定する。
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別紙1
灰積込場改造工事後予定図
2,200
灰クレーン
3,400
3,300
シャッター
3,000
5,100
1,680
1,320
6,000
間
灰ピット
口:4m
前面道路幅員:6m
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別紙2
三原市清掃工場焼却灰等運搬業務(平成 28 年度)
単価内訳書
種別
運搬単価(税込)
運搬予定数量
1
焼却灰
円/t
2,250t
2
飛灰固化物
円/t
1,440t
総額(円)
総合計
うち消費税相当額及び
地方消費税相当額
1.上記運搬単価(円止め)は消費税相当額及び地方消費税相当額を含む金額である。
2.契約は種別毎1t当たりの単価契約とする。
3.委託料は,各月毎に前月分について請求すること。
4.請求金額は,運搬単価(税込)に運搬実績数量を乗じて得た金額の円未満の端数を切り捨て
て得た金額とする。
5.運搬予定数量は予定であり,三原市清掃工場の運転状況等により変動を生ずる場合があるが,
数量増減の保障は行わない。
以上
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