別 紙 太陽光発電システムに関する情報の登録に係る協定書

別
紙
太陽光発電システムに関する情報の登録に係る協定書
草加市(以下「甲」という。)と
(以下「乙」という。)は、甲が、
乙所有の太陽光発電システムに関する情報を甲に登録することについて、次のとおり協定
を締結する。
(目的)
第1条
この協定は、地球温暖化防止対策の推進とともに、大規模災害時に利用する
ことができる自立電源の確保及び地域での有効活用のため、甲が乙所有の太陽光発
電システムに関する情報を登録することについて、必要な事項を定めることを目的
とする。
(用語の定義)
第2条
この協定において、次の各号に掲げる用語の意義は、当該各号に定めるとこ
ろによる。
(1)登録太陽光発電システム
大規模災害が発生した際に発電した電力の一部を、
自ら利用するほか、近隣住民に共助の一環として供給するものとして登録された太
陽光発電システムをいう。
(2)自立運転
太陽光発電システムにおいて、大規模災害が発生した際に電力会
社から電力が供給されなくなった場合に、停電用コンセントから電力を使用できる
運転のことをいう。
(登録要件)
第3条
甲は、乙の承諾を得て、次の要件に適合する乙所有の太陽光発電システムを
登録するものとする。
(1)市内にある住宅に太陽光発電システムに係る市の補助を受けて新たに設置さ
れた太陽光発電システム
(2)自立運転機能を有する太陽光発電システム
(用途及び電力供給方法)
第4条
大規模災害時に、乙は、乙が所有する登録太陽光発電システムを自立運転に
切り替え、その電力を自ら利用するとともに、その余剰電力について、甲又は近隣
住民の要請により、近隣住民に対して、携帯電話等の情報通信機器等の用に供する
比較的小規模な電力を無償で、原則、午前10時から午後3時までの間で、自立発
電による発電量に応じて近隣住民への電力供給を行うものとする。
(登録の明示)
第5条
乙は、乙の門柱、塀等外部から見やすい場所に、登録太陽光発電システムを
所有している旨の、登録を示すシールを掲示する。
(登録名簿の作成等)
第6条
甲は、登録太陽光発電システムに関する情報について、所在地及び発電規模
等に関する名簿を作成し、関係機関で情報共有を行う。また、近隣住民からの問合
せを受けた場合及び大規模災害時に緊急を要する場合は、市民に対して当該名簿に
基づき情報提供を行うことがある。
(維持管理)
第7条
登録太陽光発電システムの日常的な維持管理は、乙が行う。
(自立運転機能の確認等事前準備)
第8条
乙は、大規模災害時に、速やかに、登録太陽光発電システムを自立運転させ
ることができるよう、日頃から自立運転への切替え手順について確認を行う。
2
乙は、近隣住民に対して電力の供給が可能な延長コード等の機器を予め準備し、
それにより電力を提供する。
(登録の終了)
第9条
失う。
この協定は、締結した日から起算して、10年を経過した日に、その効力を
(登録の解除)
第10条
次の理由がある場合は、甲又は乙は、本協定を解除することができる。
(1)第3条の要件を満たさなくなったとき。
(2)登録しておくことが適当でないと市長が認めるとき。
(3)その他特別な理由があるとき。
(協議)
第11条
この協定の解釈について疑義が生じたとき、又はこの協定の実施に関して
必要な事項は、甲、乙協議して定めるものとする。
以上、協定締結の証として、本協定書を2通作成し、甲、乙記名押印の上、それぞれ各
1通を保有する。
平成
年
月
日
甲
草加市高砂一丁目1番1号
草加市
草加市長
乙
草加市
㊞