メールマガジン第11号

メールマガジン第11号
福井県教育研究所
今月の主な内容
■各部より・・・研修部、調査研究部、教育相談部
■研究所からのお知らせ
2016 年3月31日配信
配信元 福井県教育研究所
TEL 0776-36-4850
E-mail: mailto:[email protected]
HP:http://www.fukui-c.ed.jp/~fec/
福井県教育研究所
◆◇新年度にむけて・・◇◆
春の風が大変心地よい季節になりました。先生方にとっては新年度に向けた準備を進め
ておられることと思います。
さて教育研究所では新年度の研修内容も決まり、皆様のお手元にまもなく研修講座案内
冊子が届くことと思います。今回は新しく「通信型研修、基本研修、実践型集合研修対応
表」を掲載しました。通信型研修と集合研修、さらに訪問研修を組み合わせて、より充実
した研修を提供してまいります。冊子をご覧いただき、新年度の研修計画等に是非お役立
てください。また全国学力調査の報告書や分析結果なども参考にしていただき、新年度の
授業改善にお役立ててください。
H27年度のメルマガも第11号で最終となります。たくさんの先生方のご協力をいた
だきありがとうございました。H28年度も皆様のお役に立てるような情報を発信してい
く予定です。新学期に向けて各学校での教科指導、学校改善、情報教育、生徒指導および
教育相談などでお悩みの点があれば、当研究所へご相談ください。訪問させていただき、
先生方と一緒になって課題に取り組んでまいります。
■ 各 部
研 修
よ り
部
○通信型研修講座を100本配信!!
教育研究所では、この3月に「いつでも、どこでも、どんな端末でも受講可能な新しい研
修スタイル」として、デジタル教材100本の講座を配信しています。ぜひご活用ください。
100本の内訳は、以下の通りです。
(1)授業改善に関する研修(各教科)47本
国語、書写、社会、地歴、算数、数学、理科、外国語活動、英語、音楽、美術、図
画工作、技術家庭、道徳、総合、SASA
(2)授業改善に関する研修(授業全般)8本
授業デザイン、アクティブ・ラーニング、ユニバーサルデザイン、授業の見取り
(3)学級経営・教育相談に関する研修 13本
Q-U、学級づくりシリーズⅠ~Ⅴ、保護者との関係づくり、不登校の理解と対応、
アサーション、思春期・青年期の理解、ピア・サポート、相談担当、人権教育
(4)ICTに関する研修
16本
タブレット、動画教材作成、教材提示装置、パワーポイント、Word、Excel、スマ
ホとのつきあい方、ネットトラブル、ホームページ作成、情報セキュリティ
(5)学校改善に関する研修 12本
タイムマネジメント、ファシリテーション、プレゼンテーション、中高一貫、教育
フォーラム、21 世紀型能力育成、ロジカルシンキング、思考力・判断力・表現力の
指導法、効果的な校内研修、キャリア教育
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福井県教育研究所
(6)組織経営に関する研修 4本
目標管理、法律上の諸問題、法令知識、リスク管理
★お勧めの3本
小学校外国語活動、アクティブ・ラーニング、ファシリテーション、どれをとっても現
在の教育に欠かせないキーワードですね。この講座をご覧になれば、基礎的な内容をしっ
かりご理解いただけると思います。
(1)G041 小学校外国語活動の授業づくり
(2)G093 これで納得!アクティブ・ラーニング
~ 能動的な学びの視点と考え方を学ぶ~
(3)G521 ファシリテーションの基礎
~安心と信頼の構築から意欲と力を引き出す支援術~
★学級担任の先生方、これから担任になられる先生方へ(5本)
学級づくりシリーズの5本をご紹介します。ユニバーサルデザイン、エンカウンターな
どを利用し、4月からの新しい学級経営にご活用ください。
(4)G201 学級づくりシリーズⅠ
~ 学級づくりのストーリーを知る~
(5)G202 学級づくりシリーズⅡ
~基盤づくりの実際を学ぶ~
(6)G203 学級づくりシリーズⅢ
~誰にでもできる4月からのストーリー~
(7)G205 学級づくりシリーズⅣ
~ユニバーサルデザインの基礎~
(8)G209 学級づくりシリーズⅤ
~エンカウンターで学級の縦横を育てる~
★最後に、県外から福井県に来られた先生方へ
平成27年11月21日に実施された福井教育フォーラムにおける国立教育政策研究
所の千々布敏弥総括調査官の講演を教材化したものです。ご参考にしてください。
(9)G551 福井教育フォーラム記念講演
~見えてきた福井らしさ~
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福井県教育研究所
○H28年度校内研修を支援します!
H28年度も先生方の指導力、学校のチーム力を向上させる校内研修を支援します。
学校全体の校内研修会だけでなく、教科会などの小グループ、教科の先生の個人的な指導
案検討など、学校の各場面での支援をさせていただきます。また、1回きりの訪問だけで
なく、継続した支援も行っていきます。
まずは、気軽にお電話でご相談ください。
教科指導 に関する支援
○各教科の授業づくり等に関する支援
○実技指導等に関する支援
・国語科書写
・小学校理科実験
・音楽科、図画工作科・美術科 など
学校改善 に関する支援
○授業研究会の在り方に関する支援
○校内研修会の企画・運営に関する支援
○アクティブ・ラーニングに関する支援
○授業のユニバーサルデザインに関する支援 など
情報教育 に関する支援
○授業におけるICT機器の活用に関する支援
○ICTを活用した授業づくりに関する支援
○情報モラル、学校セキュリティに関する支援
○ホームページに関する支援
など
教育相談・生徒指導 に
関する支援
○不登校、いじめ、発達障害等の理解と対応に
関する支援
○Q-Uに関する研修の支援
○構成的グループエンカウンター、アサーション、
ソーシャルスキルに関する研修の支援
など
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福井県教育研究所
調 査
研
究
部
○若狭高校でペアワークを取り入れた公開授業実施
数学指導改善第2グループ
~グループ活動を取り入れた授業~
数学ユニットでは、H26年度から高等学校における数学指導改善を研究テーマとし、3
つのグループで研究協力校の先生方と研究を行っています。2月4日(木)には、第2グル
ープで取り組んでいる「グループ活動を取り入れた授業」について、若狭高校2年生理系ク
ラスにおいて前田瑛士教諭の公開授業が行われました。30名近くの参観者が来られ、授業
後の研究会も活発な意見交換がなされました。
数学Ⅲ「極限」の単元で、生徒の発言やアイディアを生かし、ペアワークを取り入れなが
らクラス全体で証明を完成させることをねらいとした授業でした。前田教諭は日頃からペ
アワークやグループワークを授業で取り入れ、生徒に話し合う意義を理解させていました。
問いかけを工夫して生徒に深く考えさせ、テンポ良くペアワークを入れながら授業を進め
ていました。
「グループ活動を取り入れた授業」に関しては、国立教育政策研究所の白水始総括研究官
にアドバイザーをお願いしており、今回の公開授業にもご参加いただきました。授業研究会
では授業づくりに関することを中心に、アクティブ・ラーニングや知識構成型ジグソー法に
ついてなど、様々な視点からご指導をいただくことができました。また、
「次期学習指導要
領改訂に向けて、高校数学教員は今何をすべきか」についてもご講演いただきました。
今回、白水先生から頂いたアドバイスのうちのいくつかを下記に紹介します。
・アクティブ・ラーニングは、生徒にとって難しいことをさせる授業ではなく、教員が一
生懸命考えて準備をすることで、生徒が自然に考えて自分の力で答えを見つけていく
ような授業をねらいとしている。
・授業づくりでは、まず教えたいことを定めてそれをメイン課題に持っていくことが必要。
そのメイン課題に対して知識の部品を集めて自分たちで考えていく活動を入れる。そ
うすることで、生徒は全体を見渡しながら問題解決のプロセスを自分のものにして、コ
ントロールする力をつけていけるのではないかと思う。
・CoREFが提唱している知識構成型ジグソー法では、必ずメイン課題を最初に提示し
て一度取り組ませる。前回、県内のある高校で見た授業はそうではなかった。福井県で
は、独自の取り組みとしてCoREFとは違うやり方を研究してみても面白い。
・生徒を正しい解答の方向へ「誘導しないと終わらない」のか、
「誘導するから逆に時間
がかかる」のかを考える必要がある。強引に誘導すれば終わるが、翌週にそれが生徒の
頭に残っているかどうかが問題で、残っていない場合は結構ある。
※その他、大学入試改革に関することなど、貴重なお話をしていただきました。
数学ユニットでは、今後とも研究・実践を積み重ねていきます。
このメールマガジンをお読み頂き、興味を持たれた場合には、お気軽に教育研究所調査研
究部数学ユニットまでご連絡ください。
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福井県教育研究所
教 育
相
○平成28年度
談
部
高校教育相談を応援します
教育研究所教育相談部では来年度より、相談担当者の力量アップに協力するために各
高等学校を積極的に訪問させていただきます。
<相談の例>
・初めて教育相談担当になって何からやっていいかわからない?
・不登校の生徒に対してどのように対応すればいいのかわからない?
・スマホのトラブルどうしたらいいの?
・保護者の対応をどうしたらいいの?
・チーム支援ってどうやっていけばいいの?
・どのような専門機関に相談したらいいの?
・発達障害支援法って、学校ではどのようなことをやればいいの?
etc.
.
.
抱えている問題をいっしょに考えていきましょう。ケース会議への参加も可能です。
○2015 フレンド学級(後期の活動)
フィットネス
ハードな動きもあり、ちょっ
とつらいときもあったけど、
楽しく体を動かせました。
先生とのふれあい
学校の先生が参加してくれ
ました。手作りのイチゴ大福
を食べながらの、おしゃべり
やソフトバレー、ドッジボー
ル楽しかったです
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福井県教育研究所
修了式
○2015 フレンド学級(閉級式・修了式)
後期もたくさんの体験を通して、少
しずつ人との関わりができるよう
になりました。そして、様々な活動
に参加する自信がつき、元気になっ
ていく姿をみることができました。
Best Smile With Friends
作詞 フレンド生 作曲 北島 恵美子
1 朝 フレンドにくると 元気になれた
2 朝 みんなの顔を見ると 元気が出たよ
おしゃべり いちばん 楽しいね
いろんな ところへ 出かけたね
勉強 やっぱり 大事だね
いろんな スポーツ 楽しんだね
やっぱり スポーツ
Woo Woo
気持ちいい たくさんの 思い出
日に日に 深まってく 絆 大切な
いっぱい
大切な宝物
Woo Woo
いっぱい 話したね 素敵な 出会い
日に日に 成長する みんな 大切な 大切な宝物
つらいこと 悲しいこと 苦しいこと いろんなことがあったけど
悩んで
一緒に 乗り越えて
みんなで 乗り越えて 今がある 今がある
いつも
一緒
今がある 今がある
一人じゃない つらい時は Smile
フレンドの仲間を思い出して
迷って
苦しんで 立ち止まった時もあったよね
やればできる 一人じゃない つらい時は
どんな時も Fight
フレンドの仲間を 思い出して どんな時も
大切な宝物 ありがとう
自分を大切に ありがとう
Best Smile
Best Smile
With Friends
Smile
Fight
With Friends
ずっと 一緒 一人じゃない
つらい時は
Smile
フレンドの仲間を思い出して
どんな時も
閉級式
Fight 自分を信じてね
Best Smile With Friends
フレンド学級の思い出の歌を作
ありがとう(ありがとう)
りました。一人ひとりの言葉を歌
ありがとう(ありがとう)
詞にし、曲も付けられました。全
ありがとう
員で合唱し、思い出深い閉級式と
Best
Smile
With Friends
なりました。
フレンド学級(適応指導教室)閉級のお知らせ
平成 27 年度をもちまして、福井県教育研究所フレンド学級は、閉級することになりました。
不登校等についてのご相談は、引き続き来所・電話相談にて承ります。
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福井県教育研究所
◆駐車場についてのお願い
研究所へ車でお越しの際は、「研究所本館前駐車場」または「情報教育センター前駐
車場」をご利用ください。運動公園施設改修工事のため「運動公園駐車場」は利用でき
ませんのでご注意ください。
情報教育センター前 駐車場
◆公共交通機関の利用について
H28年3月27日(日)より福井駅西口広場の電車・バスの乗り場が開業します。
運動公園線は福井駅西口広場の「のりば4」が発着場所になります。
詳細は↓をクリックしてください。
http://www.city.fukui.lg.jp/sisei/kohou/kohousi/p000542_d/fil/1456-P08_09.pdf
QRコードでもアクセスできます。
QRコード読み取りアプリを活用していただきスマート
フォンやタブレット等でご覧になってください。
◆通信型研修の受講登録について
教育研究所のホームページから個人でも学校単位の団体でも申し込むことが可能です。
お申し込みがまだの方は、ぜひご登録ください。
http://www.kyoken-fukui.net/tuushin/
◆ID・パスワードについて
○研修講座申込について
各学校長宛に配布しているID・パスワードです。
○教材研究支援システム(研修講座実施要項ダウンロードなど)について
ID・パスワードとも te*****sf**ui です。
○教育情報フォーラムについて
小学校・中学校教育情報フォーラムは義務教育課、高等学校教育研究会サイトは
高校教育課へそれぞれお問い合わせください。
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福井県教育研究所
◆教育研究所HPについて
研修講座の詳細、学習支援教材、各種様式、教育データベース、リンク集など、様々
な教育情報が満載です。アクセスしてみてください。
http://www.fukui-c.ed.jp/~fec/
◆メールマガジンのバックナンバーについて
過去のバックナンバーは↓以下のアドレス
http://www.fukui-c.ed.jp/~fec/merumaga/merumaga_annnai.html
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◆お問い合わせ先
○福井県教育研究所
TEL 0776-36-4850 (代表) FAX 0776-36-4851
E-mail: [email protected]
○ご感想やご意見は、メルマガ担当までご連絡ください。
E-mail: [email protected]
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