秋田県男鹿市風力発電事業への出資決定について

平成 28 年 3 月 31 日
一般社団法人グリーンファイナンス推進機構
秋田県男鹿市風力発電事業への出資決定について
一般社団法人グリーンファイナンス推進機構(代表理事:末吉竹二郎、以下機構)は、RES ジャパン
株式会社(所在地:東京都中央区、代表取締役:可兒 民夫)及び風力開発株式会社(所在地:東京都港
区、代表取締役:塚脇 正幸)の計画する風力発電事業に 8.0 億円の出資を決定致しましたのでお知らせ
します。
本プロジェクトは、秋田県男鹿市において、RES ジャパン株式会社及び風力開発株式会社がこれま
で培った風力発電事業の経験やノウハウを活用し、地元と連携して再生可能エネルギーを導入するも
のです。
機構は、本プロジェクトが秋田県及び男鹿市の環境政策と合致する取組であるとともに、地域との連
携により地域活性化効果が見込まれること、本プロジェクトへの出資が民間資金の呼び水となることに
鑑み、出資決定致しました。
1.スキーム概要
(説明)
① 本プロジェクトの SPC である若美風力開発株式会社に、RES ジャパン株式会社及び風力開発株式
会社が 8.05 億円、機構が 8.0 億円を出資します(融資は、地元金融機関も含め金融機関からプロジ
ェクトファイナンスにより資金調達すべく交渉中。
)
。
② SPC は上記資金を利用し、EPC を活用して、風力発電所を建設します。
2.
出資意義
機構は、主に以下の点を評価し、本件への出資を決定致しました。
① 本プロジェクトは、地方創生を目指し風力発電産業の育成を進める秋田県の取組*に資すること。
*秋田県は、地方創生等の実現に向けて策定した「あきた未来総合戦略」において、地域資源である風況(全国有数
の風力適地)を活用した風力発電産業を県の主力産業と位置付け、当該産業の育成・拡大により地域活性化等を目
指している。
② 事業予定地周辺の地域住民やその他関係者との協力のもと、開発が進められており、一部工事は地
元企業への発注も計画しており、また、SPC から地域への協賛金の支払いを計画していることから
地域活性化効果が見込まれること。
③ 二酸化炭素の排出の抑制・削減に寄与すること(本事業による CO2 削減効果は 19,224t-CO2/年を
想定しています)
。
----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------お問い合わせ先
一般社団法人グリーンファイナンス推進機構 事業部
電話:03-6257-3863・3864 ホームページ:http://greenfinance.jp/index.html
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